我が手には星遺物(誤字にあらず) 作:僕だ!
でも、更新は別に早くならなかったよ!
前回のイヴちゃんに続き、あの人がある種の「キャラ崩壊」をします。
また、奏と翼の私生活とかそのあたりに「捏造設定」が含まれています。ご注意ください。
あと、今回を含め3回ほどで原作第一話の時間軸に行く予定です。
ようやく退院である。
いや、これを退院と言っていいのだろうか? だって、ワタシが収容されてたのはあくまでトッキブツ本部であって、病院ではないのだから。
そう、あれから数日間ワタシはトッキブツ本部での生活を強要されたのだ。いや、まぁ一緒に暮らしているというかほぼ保護者なカナデがボロボロだったことを考えると仕方ないのかもしれないけど。
その間はといえば、行動制限がかけられ、一日に2,3回精密検査を受けさせられ、さらにはカウンセリングも数度行われるという厄介極まりない至れり尽くせり状態だった。
特にカウンセリングはヤバかった。主にカウンセリングをしてくれる職員が。
考えても見てほしい。真剣にカウンセリングしても相手から返ってくる言葉が意☆味☆不☆明なことばかり……そんなの怒り狂うか、頭がおかしくなるかだろう? ……
では、実際はどうだったか。
まともな会話になってなかったはずなのにいきなりどうしたのかと最初は思ったが、職員が泣きながら何か言っているのをよくよく聞いてみれば――
「あんなに良い子だった葵ちゃんが、どうしてこんな目にあわなくちゃいけなかったの……」
また、別の人は
「ううっ……キミが周りからどんな目でみられていようと、俺たちは絶対にキミの味方だからね!!」
etc……。
簡単に言えば、トッキブツの職員さんたちの頭の中にあるこれまでのワタシというものが変に美化されたのか、ワタシの奇妙な言動はそのまま受け取られること無く「悲劇の少女」的なフィルター越しに見られるようになってしまっていたのだ。……そんな感情的な人が多数いて大丈夫なのだろうか、
そして、泣き落としとは果たしてカウンセリングだろうか?
結局、まともにカウンセリングを出来てそうなのはリョーコさんくらい。
けれど、そのリョーコさんも「ランダム? いえ、3割くらいはこの子の意思通りの言葉になってるっぽいかしら?」とか見当外れなことを言い出す上に、他の人の目がないと以前と同じように
……えっ? カウンセリングの必要性?
思ったように喋れないこととか現状に困っているのは間違い無いのだけれど、それももうすでに自分の中で折り合いを付けている。つまりはあんまり必要無い。
新たなカードが登場すれば、それを組み込んだ新たなデッキを作り上げ……。
ワンキルのキーカードが禁止カードとなったら、新たなループコンボを編み出し……。
ルール改変でこれまで出来ていたことが思うようにできなくなっても、新たな展開ルートを確立し満足する。
カテゴリなど細かい部分を見れば栄枯盛衰はあれど、何らかの形で残っていき
というか、そもそもワタシをカウンセリングしたいのなら、デュエルでやれって話だ。……ワタシ、未だにカード持ってないけれど。
あー……話を戻そう。
そう、このたびワタシはトッキブツ本部での検査生活から解放され、元通りの生活に戻ることとなったのだ。
――が、ここでひとつ問題がある。
しかし、当然ながらワタシの扱いは「
だからと言って、トッキブツの人たちはワタシをこのままトッキブツ本部で生活させる気が無いようだ。小耳に挟んだ話だと「ストレスが~」とかそういったワタシを想っての判断らしい。……ゲンジュウロウさんが特にそういった傾向にある気がするが、気遣いしまくるというか、身内には特にだけど情に厚いよね
じゃあ、ゲンジュウロウさんたちがどういう判断を下したのか?
それは――――
―――――――――
「それじゃあ、頼んだぞ
「はい、司令。葵のことは、おはようからおやすみまで私がしっかりと面倒をみます!」
そんなに気合入れることなのか?
「『えらいハリキリボーイがやってきたじゃねえか』」*1
おっ、今回は比較的マッチしたセリフが出てきたな。年齢的にも性別的にも、どっちもボーイじゃないけど……あれ? これって、ワタシの判断基準が低くなってるだけ?
指令室にて向かい合ったツバサとゲンジュウロウさんが、無駄に真剣な顔をしてそんなやりとりをしている。
そう。ワタシはこれから数日間、ツバサと共に生活をすることになったのだ。
両脇に松葉杖を携えたカナデが、ふたりのやりとりを見てまるでゴーヤを丸かじりでもしたかのような顔をしているのは、いったい何故だろう?
「では、
「えっ、ちょっと待て、翼っ!!」
……なんでカナデはそんなに慌ててるんだ?
別に
「ああ、そこに関しては既に緒川に手配してもらっている。そろそろ
「はぁっ!?」
いいのか、それで? いやまあ、マネージャーだし、あのシンジさんだから良からぬことはしでかさないだろうけど……例のライブの一件があったとはいえ、国内屈指の女性アーティストの「ツヴァイウィング」の家だぞ?
えっ? ワタシはいいのかって?
別に問題は無い、今のワタシは《
そんな中で「では迎えに行ってきます!」と指令室を後にするツバサ。ずいぶんと
突っ走るツバサを、カナデも松葉杖ついて追いかけて行った。きっとシンジさんに一言物申しに行ったんだろう。
「おっと、そうだ、葵にも話がある。なに、そんなに難しい話でもない。ただ単にこれからは定期的にこづかいを支給しようって話だ」
なんと、それは普通に嬉しい。
「『踊れぇ、遊星! 死のダンスを!』」*2
おいコラ、変なこと言うんじゃない、気を悪くさせてしまいかねんだろう!? ゲンジュウロウさんならそんなことは無いとは思うが、前言撤回されてしまってはたまったものじゃないんだから!
「「死」と「ダンス」……アニメーション映画の題材になってそうだな。今度探してみるか」
スルーするどころか斜め上の受け取り方をしたよ、この人。
いや、怒られるよりは数倍マシなんですけど……なんだか釈然としない。
そうして渡されたおこづかいだが……中々の額だった。今現在小学生レベルのちびっ子ボディのイヴちゃんにしてはだが。それでもあのライブ前に貰った額とは大幅に違った。
なんでも、ワタシがトッキブツにいる時に度々している職員さんたちのお手伝いへのお駄賃も含まれているそうだ。
「なぁ、葵」
そんなおこづかいを受け取りホクホクとしていたワタシだったが、しゃがんで顔を寄せてきたゲンジュウロウさんに耳元で呟かれ、少し驚いてしまった。即座に「むっ、すまない」と謝られたが……まあ別にいいか。何故このタイミングなのかはわからないが、
「翼のこと、頼んだぞ。俺たちが思っていた以上に根を詰め過ぎているみたいでな……元の生真面目な性格が災いしてしまったようだ」
えっ? さっきワタシのこと翼に頼んでたんじゃぁ……というか、それってワタシに頼むようなことなのか? もっと慎重に扱うべきでは?
とはいえ、ツバサとは立場的にもこれからもよろしくしていくわけだし、個人的にも嫌いではないから全然OKだ。
「『嫌だ…オレは負けたくないぃぃぃぃ!!』」*3
ワタシのお口は断固拒否らしい。そして、後半はいつもの会話通じてない系。ただ、ワタシの意思に関係無く叫んだために周りの職員さん達はビックリしてしまっている。
……大声で(決闘者以外には)わけわからないことを叫びだすとか、客観的に考えると本当に嫌になるなぁ……。
そんな事を考えていると、ゲンジュウロウさんがワタシの肩に手を置いて大きく頷いてきた。
「なに、あくまで俺たちが用意している別のアプローチと並行して、生活環境の改善の試みをってだけの話だ。それに、いざという時の補助として緒川を近くに待機してもらっているから、何かあったらすぐに補助を受けられるぞ」
……大丈夫なのか、それは。プライバシー的にも、シンジさんのお休みも。
―――――――――
しかし、ワタシの認識も予想も……何もかも甘かったのだ。
それを思い知らされたのは、緒川さんがまとめて持って来てくれた荷物――ご丁寧に厚紙製の自作のカード(白紙)と試作デュエルディスク(デッキホルダー部分だけ)もちゃんとあった――を持ってツバサの家に上がらせてもらった時……
ワタシの荷物の置き場所を決めてから、お風呂等の設備の場所の確認のため一通り案内してもらった。それが一段落したところで、お手洗いを借りたのだが――――
グチャ~
――――リビングダイニングにもどってきた時の様子がコレである。
本当に人が住んでいるのか疑問なくらい小奇麗だった部屋が、ものの1,2分ほどで空き巣に入られたかのような凄惨な場へと一変してしまっていた。
ワタシの荷物あたりにはギリギリ触れられていないみたいだが……なんだこれ。本や筆記具、小物などはもちろん、衣服など下着をはじめとしたありとあらゆる種類が散乱していた。この量、散らかっている物だけで着替え一式がいったい何セットできるだろうか?
それにしてもこれは酷い、ツバサのファンが見たら何と言うか……。
「『彼はもう終わりですね』」*4
「あ、葵っ!? これは、その、探し物をしていてそれで……そうだ! もうじきお腹が減ってくるころじゃないかしら? ワタシが葵のために考えた夕食の献立を作ってくるわ。少し散らかっちゃってるけど、好きなところでゆっくりしてて!」
少し……少しってなんだっけ? まさかとは思うが、これ以上に散らかっていることがあるのか……?
初めて来た家で勝手がわからないし、物のそもそもの配置もおおよそでしかわからないが……結局ワタシは、ツバサがキッチンで料理をしているうちに散らかった衣服を分別して畳んだり、わかる範囲だけでも片付けることにしたのだった……。
―――――――――
そして今現在、一通り片付け終えたわたしはひと息ついた。
あの時、カナデがあんな顔をしていたのかようやくわかった気がする。知っていたのだろう、ツバサのこの致命的な欠陥と言っても過言ではない悪癖を。何かしら理由はあったっぽいが、ほんのわずかな時間であれだけちらかされてはたまったものじゃないだろう。
例外? もちろん、ノイズと妹である。両親に関しては、目の前にいる相手がワタシだからかこれまで中々話題に出てこなかったからわからない。
思い返せば、ツバサが家に来た時にカナデはいつもワタシの相手をするようにしむけたり「今日の
……あれ?
そういえば、カナデってツバサをキッチンに入れた事も無かったような……? うん、皿洗いをするって申し出にすら、ワタシの世話を押し付けてそれを理由に断っていたような……。
そんなツバサが、ひとりで料理とかできるのか?
いやいや、まさかそんな。ここで一人暮らししてるっぽいのに料理の一つや二つ出来ないわけがなかろう!
それにあれだ。カナデだってできるんだ。「最近上手くなってきた気がするんだよなぁー」とか本人は言ってたが、元から普通においしかったんだ。まぁ、確かに一緒に生活するようになった当時のカナデの料理は、おいしい料理って言うよりはコスパ重視のサッと作れてサッと食べれる感じのモノが多かったのは多かったが、それくらいだ。
だからきっとツバサも大丈夫……と思いながらも、一休みを早々に切り上げたワタシはキッチンへと足を向けていた。
―――――――――
「奏ぇ……」
両手と両膝を床につき
何故だろう……あのあたりだけ暗くなっているように見える。
キッチンの様子は、さっきのリビングダイニングに負けず劣らずのヒドイありさまになっていた。……いや、取り返しのつかなさを考えれば、コッチのほうが一段とヤバいだろう。
フライパンの上でマルコゲになった頭の付いた魚……形的にイワシか? しかし、姿焼きにするとしても、コンロの下にグリルがあるんだから、そっちのほうが簡単なのでは……。
まな板の周囲には大小様々、細切れまである形に統一性がみられない「野菜クズ」としか表現しようの無いものが散らばっている。ついでに言えば、まな板は傷だらけなうえ真っ二つに割れている。
ゲンジュウロウさんから「
だったらワタシに任せるってどうかと思う。根を詰め過ぎてるなら、ワタシがそばにいてワタシに付き合わせる形でほどほどに休ませればいいんだから。けど家事は……そりゃあまあ人並みには出来てると思うよ? でもさ、今のワタシは推定小学生レベルのちびっ子ボディのイヴちゃんだよ? 大丈夫?
というか、シンジさんはどうした? この惨状を前にしても見て見ぬふりなのか!?
それとも、そばで待機してるってだけで実は監視も何もしてない状態でコッチからの救助要請待ちとか? プライバシーは守られてるけど、それはそれで……いや、それ以上に待ち時間中は何してるんだ?
もうシンジさん呼ぼうかな? 家事の世話でも教育でも、ギリギリワタシがやってあげられる範疇ではあるけど、どうにもなぁ……。
「私は……私はぁ!
このアーティスト、ガチ泣きである。
サキモリって料理と何が関係あるの? あと、その妙な責任感は……?
……うん? もしかして、これがゲンジュウロウさんが言ってた「根を詰め過ぎてる」ってやつなのか?
なるほど、確かにおかしい気がしなくも無い。自責の念が強過ぎるというか、それでいて自分だけでどうにかしないといけないと思い込んで、それで空回りしてる感じ……あと、気のせいか「
しかし、どうしたものか……?
とりあえず、ツバサを泣き止ませることから始めようか。
この物理的にカオスなキッチンへと意を決して入る。その足音で気づいたのか、ツバサが顔をあげてワタシと目があった――――するとどうだろう、ツバサはより一層ボロボロと涙を零し始めたではないか。
「ごめんなさい……! 奏と暮らしてる時は奏がやってくれて、奏と離れてからは緒川さんに頼りっきりで……でも、強くならないと、一人でできるようにならないとって頑張って、葵の前だからと見栄を張ってしまって……! 結果、このような無様をさらし、葵の抱く理想をマモレナカッタ…………私はっ無力だ……!!」
なるほど。以前は――きっとワタシが来る前だろう――カナデとツバサは一緒に生活していたのか。だから、カナデはツバサのこの残念さを知ってたんだな。そして……今はシンジさん頼りだと。
私生活の改善と強さの関連性、それとワタシのツバサへの理想像云々はひとまず置いておくとして……むしろ力は有り余ってるんじゃないだろうか? じゃなきゃまな板は割れないだろう。
「『力及ばず何の結果も残せませんでした、許してくださいってかぁ?』」*5
「ごふぅ!?」
「事実だけど改めて言われると、凄まじく胸が痛む……ううぅー!」
うわっ、どうしよう、ツバサがまた俯いて泣き出した!! これじゃぁ泣き止ませる所の話じゃぁ……待てよ? さっきのセリフ、まだ続きがあったような――――
「『許してやるよぉ!』」*6
――――ほらきた! 今日はこのいうこと聞かないお口も、けっこう調子いいのかもっ!
「あおいっ!!」
許されたのがそんなにも嬉しかったのか、感極まった様子でツバサはワタシに跳びつき抱きついてきた。
ツバサの涙とかで濡れた服は、
……それにしても、ツバサってもしかしなくてもワタシが意思とは違うこと口走るようになってるってこと、忘れてないかな?
ツバサが落ち着くまで待ち、火元の確認をしてからこの悲惨な状態となったキッチンをツバサの手を引いて後にした。理由は簡単、シンジさんへのヘルプコールだ。
その為に、一旦荷物の中にある無線機を取りにリビングダイニングのほうへと行くことにしたのだ。
以前に持っていた無線機は
待てよ? カナデやツバサのマネージャーなのだから、ツバサがシンジさん個人への連絡先を知ってそうだし、手慣れてそうだから任せたほうが良いのかもしれない。
しかし、さっき片づけをした時にツバサのケイタイは見かけなかったし、ツバサに言葉で伝えようにもワタシはこんな状態だし……やっぱり、ワタシの無線機で何とかしたほうが良いかな?
さて、確かコッチのカバンのこのあたりに……って、あれ? 視界の端に映ったツバサがなんだかキョロキョロしてる?
不思議に思って振り返ってみると、ワタシが見てきたことに気付いたツバサもコッチに視線をとめた。
ツバサは1,2度口をもごつかせてから、ようやく喋りだした。
「ねぇ、葵……? さっきよりも少し、いえ、そのー綺麗になってないかしら? まるで、何時も完璧な緒川さんとは違う誰かがやったような。まさか……」
んん? それってどういう……ああ、なるほど。来た時にあんなに綺麗だったのはシンジさんが掃除したからだったのか。道理でこんなツバサの家なのに綺麗なわけだ。
「『オイオイこれじゃ…Meの勝ちじゃないか!』」*8
「ああ……うあぁぁ~!」
ツバサが、膝から崩れ落ちてしまった……。
―――――――――
その後、どうなったか……簡単に説明しよう。
駆けつけた緒川さんが、キッチンをちょちょいと片付けてあるモノで夕飯を作ってくれることに――――だが、事前に言われていたこととはいえ、いきなり呼びつけたことは流石に悪い気もしたので、ツバサがごちゃごちゃに切った野菜を有効利用したカレー作りを、以前カナデと作った時のようにシンジさんを手伝った。
何故かツバサに泣かれた。
少し目元が赤いままのツバサと一緒にお風呂に入り、いつもカナデとやっていたように髪や背中を互いに洗いっこしあった。癖っ気のあるカナデと違い、ワタシと似てストレートな髪質だったツバサの頭はとても勝手がよく、我ながら過去最高に上手く洗ってあげられたと思った。
もちろん、あがってから髪をしっかりと乾かしあい、その後、カナデの時と同じようにツバサの髪の毛のケアをしながら、寝るのにじゃまにならないようにその髪を軽くまとめ上げた。
何故かツバサに泣かれた。
お皿はシンジさんが洗ってから出ていったらしく、綺麗に片付けられていた。そこに感謝しながらもツバサをなんとかなぐさめようとしつつ、寝る準備をし、ほど良い時間になってからワタシの方から手を引いてツバサと一緒の布団で寝ることに。
何度も謝ってくるツバサに、カナデがそうしてくれたように、優しく抱きしめて、背中をトントン優しく叩いてあげた。
何故かツバサに泣かれた。
感想。「思ってた以上にツバサのメンタルがヤバいんじゃない?」と、流石のワタシも嫌というほど察した。
そして、日が昇り翌日。
今、トッキブツ本部にいるワタシの目の前では――
「奏。私、私ね……葵に家のこと全部負けてたのっ」
「……知ってた」
「かなでぇーっ!!」
――神妙な顔をして頷くカナデと、昨日ぶりに膝から崩れ落ちていくツバサの姿があった。
「『なにこれぇ?』」*9
翼が泣く理由。
①まだ幼さが残っているから。
②家事ができない自分が不甲斐なく思えたから。
③家事その他諸々がイヴちゃん(葵)にすら劣っていたから。
④擬似的だが家族の温かさを感じたから。
⑤略された部分でも名言・迷言で煽られたりしてたから。
正解は~……全部!