我が手には星遺物(誤字にあらず) 作:僕だ!
『ドルべ有能、「僕だ!」無能』……もはや判りきったことなので、もう二度とこの言葉は使いません! というか、使わないように努めます……そうじゃないと本当にダメだ。
はいっ! というわけで「ツヴァイウィング」解散危機!?
心情や情景を描き表したくて、説明的になり過ぎたくなくて……で、話の中の要所要所を落としどころにちゃんと落としたくて、四苦八苦した結果の最新話です。
結論から言うと……それは、あとがきで!!
「あたしは――――「ツヴァイウィング」は、ここまでみたいだ」
聖遺物の暴走とノイズの襲撃……2年前の惨劇の現場となったライブ会場が見える高台で、あたしはその言葉を口にした。
チラリと視線を横に向ければ、おそらくバイクに乗ってここまで来たからなんだろう――ライダースーツを身に纏った翼が。あたしと並び立ち同じようにあのライブ会場を見つめるその
「そう、それが奏の選ぶ道なのね」
「ああ……」
――――よかった。
泣いてほしかったわけじゃなった。
引き止めてほしいわけでもなかった……むしろ逆だ。
ただ、凛と立っていて欲しかった。
あたしが居なくても大丈夫だと――あたしの役目は終わったのだと、思わせてほしかった。
この胸の内にこびりついている未練を、迷いを断ち斬って欲しかっただけだ。
翼の横顔から視線を戻し、あたしは改めて、夕日に照らされた街中に在るあのライブ会場へと目を向ける。
あの惨劇の起きたライブ会場……あぁ、まだ諦めがつかない。
戦いたい、どんな方法を使ってでも。
だって、まだあたしは復讐を遂げられてはいない。むしろこれからなんだ、ノイズを操る
恐い。
――他の誰かが傷つくのが恐かった。それが自分のせいなのだと思えばなおのこと恐ろしく身体が震えてしまいそうだった。
自分が傷つくのはどうでもよかった。痛いのだっていくらでも我慢できた。目指すものがあったから、支えてくれるものがあったから。
でも、それらさえも自分のせいで壊してしまう――――あのライブの時だってそうだ。
楽しませようとし、悲劇をうみだした。
守ろうとし、守られた。
自分を犠牲としてでもなそうとし、逆に犠牲を強いてしまった。
いや、ライブの時だけじゃない、葵が「ネフシュタンの鎧」の奴に襲われたあの夜だって……。
結局、あたしに何ができただろうか?
あたしは、諦める理由が欲しかった。弱いあたしが逃げることが出来る理由が。
そう。あたしが安心したいがために、翼にこんなことを言ってしまってるんだ。……否定してほしくない肯定してほしいと勝手に思い、それが自分がこの胸の苦しみから救われるのだと思い……。
だから、もうこのまま――――
「
「っ」
あのライブで、ステージへ向かう時繋がれた手と同じ手が、隣に立つ翼に握られた。
「「ツヴァイウィング」は何も終わりなんかじゃない」
言葉に釣られ顔を向け、同じく顔をあたしの方へと向けてた翼と目が合った。
その表情はさっきと変わらず穏やかなものだった。夕日に照らされたその微笑みに目を奪われ、その迷いの感じられない眼にあたしの中の「何か」が揺さぶられた。息をするのを忘れるほどに――――
「私たちの歌う舞台は戦場だけじゃない。あのライブ会場にあるステージだって「ツヴァイウィング」の歌う舞台……そうでしょ、奏?」
一瞬、何を言われたのか分からなかった。
けど、そのかけられた言葉で現実に引き戻らせられ、一度大きく息をしてから答えを返した。
あたしたちはふたりで一つ「ツヴァイウィング」。それは装者としてだけではなくアーティストとしてのあたし達の事でもある。翼はその後者を指して、まだやれるのだと言いたいんだろう……けど、それはあたしのただの未練だ。
「……ぁっ、確かに歌えはするだろうけど――いや、歌えるかどうかじゃない。翼は知ってるだろう? もう歌う理由が無いんだ、戦えなくなったあたしには……」
そうだ、あたしの「歌」の始まりは、あの「皆神山」での事件で家族を奪ったノイズへの復讐を誓ったあの時から始まったモノ……復讐のためのチカラを得るための手段だ。
だから、
「……ねぇ、奏。憶えてる? あのライブの日の事を」
「っ!!」
観客が、ノイズが、入り乱れる阿鼻叫喚の地獄絵図。
悲鳴・助けを求める声・断末魔、合わさる不協和音。
それらが消えていったのは、あたしが振るった槍のおかげか?
否、人が塵となって消えていっただけ。
一歩踏み出し、加勢に来てくれた葵。
あたしは呆けて吹き飛ばされ、いらない傷を負うあたし。
ひとり孤立しながらも奮闘する翼と、それを助けようと駆け出す葵。
あたしの背後で飛び散る、
笑みを浮かべたその口で、声に出せない声を紡ぎながら光と散る葵――――
――――目を瞑れば、その光景がありありと浮かんできやがる!!
葵の
まだ幼さの残る翼のそばにいることを
強くなろうとすることを
二課の仕事と復帰したアーティスト活動の両立を
新たな装者として現れた響を
その響の指導を
「憶えてるさ、忘れられるわけがない」
「ええ、私だってそう。叔父様や緒川さんが「対策を怠った大人側の責任だ」などフォローを入れてくれたとしても、あの時感じた自分の弱さと未熟さは――それが引き起こしてしまった事態は――今でも時に夢に見てしまうほど」
「なら、どうして――」
――そんな顔をしていられるんだ。
口から出かけた言葉は、飲み込んだ。疑問ではあった、けれどその答えを知っているような気がしたから。
そうだ、翼はあたしがそうあれと望んだように……出遭ったころの幼く脆い時と違い、あたしがいなくても一人で立てるような、しっかりと心に一本
「だからこそ私はあの夜、奏と葵の足を引っ張りたくなくてノイズを一手に引き受けた。
だからその隣には、あたしはもう必要無い。
それは戦場だろうと、ライブステージだろうと……
「
繋がれた手に込められたモノが、ギュッと強くなった。
自然と、あたしの視線が握られた手と手へ、そして、そこからまた腕を伝って翼の顔へと移る――けど、今度は視線が交わることは無かった。今日にて初めて曇った翼の表情……うつむく
「確かに、護れたものはあった。だけど、私は
なんだよ、その「せいかい」ってやつは?
翼が愚か者だっていうなら、今のあたしはなんだって言うんだ? それ以下か?
いや、なんであたしはそんな答えを求めてるんだ……っ。
執着を迷いを断ち斬りたいんじゃなかったのか。ダメなヤツだってわかってそれでいいんじゃないか。同情や情けで、居座りたいだなんて思っちゃいない……足を引っ張って、惨めに縋りつくなんて…………
「ねぇ奏、憶えてる? あのライブの惨劇
あぁ、
なんでまた、そんな顔が出来るんだ。
憶えてるさ、あの良くも悪くも落ち着かない感覚。けど、それがなんだっていうんだ。
「ライブ開演前に、葵が来るって意識した私がガッチガチに緊張してしまったあの時……奏が言ってくれた言葉――――」
――――熱狂する観客の中で全部忘れて馬鹿みたいに声をはりあげたくなる、そんな楽しいライブを見せつけてやろうな? それこそあの葵が「一緒に歌いたい!」って思えるくらいにさ――――
「――――
「ねぇ、奏。ノイズへの復讐――今の
――――お前は何故躍るんだ?
「――――っ」
ここにいないはずの人――葵の声が、聞こえてきた。
どこかにいる? 違う。
通信機や携帯越しに? 違う。
そうだ……あの時の、葵の言葉。
解らなかった。気にも留めてなかった。通り抜けてしまっていた。
それが今、あたしに届いた……あたしの中でズッシリと音を立てるかのようにして。
あの時の葵は、あたしを見て何を思ったんだろう。
――――なんだその目はっ!?
――――そんな捨てられた飼い犬のような目をしているから、キリュウに敗北したんだ!!
あたしはあの時、どんな目をしていただろうか?
――――キサマがどうすべきか教えてやると言ってるんだ!
いきなり殴りつけてきた葵が、本当に伝えたい
――――ワクワクを思い出すんだ
あの時、葵が伝えようとしていたものは……
――――ねぇ奏、憶えてる? あのライブの惨劇ではなくて、ライブの前の事。ドキドキとワクワクが混ざった、あの高揚感が煮詰まっていく時間を
翼が思い出させてくれた、あの時のあたしの言葉は……
――――熱狂する観客の中で全部忘れて馬鹿みたいに声をはりあげたくなる、そんな楽しいライブを見せつけてやろうな? それこそあの葵が「一緒に歌いたい!」って思えるくらいにさ
ライブの時、あたしの内にあった想いは…………!!
******
憎きノイズ共を一匹残らずぶっ潰したい。そのチカラを得るため己の身を命を削り、血反吐を吐いた。そして得たチカラでノイズを倒すために歌を歌いだした……それらは紛れも無い事実。
でも――――
けど、今のあたしにはこの身体がこの歌がそれだけのためのモノじゃなくなってた。
最初に気付いたのは命張って民間人の避難指示とノイズの誘導をしていた「特異災害対策機動部一課」の人達に感謝されたときだっけ? けど、一度気付ければ、思い返してみればそれ以前にいくらでも気付けるはずの
その
あたしの歌で、誰かの日常を護り、誰かを勇気づけ、誰かを幸せにしてみせる。
きっとそれが――――先に逝った
******
「……はははっ」
「奏?」
「なんだよ、なんなんだよぉ……」
答えはとっくの昔に見つけていたんだ、あたしは。
装者だからこそ出来ることがあっても、装者じゃないと出来ないことだけじゃないことも――わかってるはずだったんだ。
苦しいから、辛いからとイヤなことから目を逸らした……その中に胸の内にあった答えも自分で隠してしまっていたのか。
――――お前は目をそらさずにちゃんと向き合って話さなければいけないんだ。まずは、葵君とだ。手始めにあの時言われたこと思い出すところから始めて見るといい……葵君は、おそらく奏が思っているほど自分の意思とは関係のないことを言ってるわけではなさそうだった。故に、ちゃんと向き合いさえすればそこに答えは出てくる。
弦十郎の旦那が言ってたことが、嫌と言うほどよくわかった。
ただ……答えは、旦那が後回しにしておくべきと言ってた「自分自身」の中にあったんだけどさ。いや、葵たちのことと向き合ったからこそ気づけたから、まちがいじゃあなかったのかも。
でも……ああ、そうか……
「……馬鹿だな、あたし」
得ていた答えの通りに出来ていたなんて言えない。あのライブでの惨劇で成せなかったからこそ、あたしは自分で自分の答えを握りつぶしてしまってたんだから。
「誰かの日常を護り、誰かを勇気づけ、誰かを幸せにしてみせる」それが、何一つ成せなかった……そんな弱く不甲斐ない自分を隠した。
どことなく自負に駆られているように見えた翼に、大変な目にあい精神的に不安定な葵に、襲撃や聖遺物の強奪の後処理に追われる二課の皆に……そして、あたしのせいで本来の日常を失ってしまいこっちに足を踏み入れざるを得なくなってしまった響に、不安を心配をさせないためにと、強い
翼も、葵も、響も……誰も彼も、あたしが勝手に思ってたほど弱くないってのに。独りよがりにもほどがあるだろ、我ながらさ……。
頬に伝うモノと繋いだ手の感覚を確かに感じながら、滲む夕焼けの街を、あたしはひとしきり……眺めた。
「……いいのかな。戦えないあたしがあそこにいても……」
「ええ。それに、今の奏の目を見たら、きっとそう遠くないうちに……また歌えるわ。もっとも、そこからまた何処へ進むかは奏次第だけど」
「そう、か……」
翼の言う「歌う」という意味は、いわずもがなそういうことだろう。
あたしにはとてもじゃないけど、
けど、纏えなくてもいいと思えるようになったけど……それでも「翼が言うなら、きっとそうなんだろう」とか思ってしまってる自分がいた。
……というか、ココでそう言ったってことは、なんだかんだで翼が「装者としてもまた隣にいてほしい」って本音がどこかに思ってるんじゃないか? ……カッコ悪いけど、少しだけ嬉しく思ってしまってた。
「なにより、あの子たちは待っているわ、奏のことを」
「……自分で言うのもアレだけどさ? とんでもないぞ、今のあたしは。装者じゃなくなったとかそれ以前に絶対嫌われてるだろ、葵や響に……」
弱くなった
不格好だろうと他人のためにと戦おうとした響を自らの手で傷付けた。葵を否定し、一生懸命の言葉は聞き入れずに一方的に怒鳴り散らした。
翼からの答えは……一層輝かしい微笑みだった。
「装者としての奏でも、アーティストとしての奏でもない……あなたを
翼に手を引かれ、あたしは歩き出す――――
―――――――――
用意周到に準備されてたヘルメットを被らされ、翼の後ろにくっついて乗ったバイク。
風を切って向かった先は――――翼の生活してる借家。つまりは、今翼と一緒に生活している葵がいるであろう場所だ。……いくつかの窓からは、中からの光が漏れ出している。
もう日も落ちてきた時間だし、リディアン音楽院の学生寮にいる響に会うのは難しい。さらに本部は葵や響がいない時を見計らって行ってるから優先順位は低い。
だからこその、翼の
翼と並んで立つあたしは、玄関前で大きく深呼吸をして……んん。
っていうか――
「どんな顔して会えばいいんだ……?」
「そうね……思った通り、感じたままでいいんじゃないかしら?」
「いやいやッ!? それはそれで、あたしがまたワーワー言って喧嘩っつーかその……なんかなっちまうかもしれないだろ!?」
「奏なら大丈夫だと思うけど……? それに、人をいきなり殴ったりしたことは一度奏からちゃんと叱っておかないと、葵のためにならないわ」
「色々と思うところはあるけど、それはそれで別問題! また後で!!」
叱る? いや、それよりもまずあたしから謝るべきことが色々あるだろ?
本当、何から話を切り出せば……第一、葵はあたしとちゃんと話をしてくれるのか……?
と、あたしの耳に「ガチャ」っという玄関戸の開く音が入ってきた。
「ちょ、翼、待って! まだ、心の準備が……!?」
止めようとして……固まった。
翼は未だに、あたしの隣に立ったままで一歩も動かず、戸のノブに手をかけてなど――触れてなどいない。
つまり、戸を開けたのはあたしでも翼でもない第三者。
他でもない、あたしたちがいる外ではなく、内側にいた人物――――葵。
いつかあたしがプレゼントして着せてあげたエプロンを身に付けた葵が、開いた戸の向こう側にいた。
「あお…………っ!」
あたしが何か言い出すよりも先に、葵に手を握られた。
続いて反対の手で、隣の翼の手も握る葵。
そしてそのまま、家の中へと引っ張る葵。
「って、ちょ、待てよ!?」
「ふふっ……」
「いや、なんで翼は笑ってるのさ!?」
慌てるあたしを他所に、葵は引っ張り続ける。
バタバタになりつつなんとか玄関で靴を脱ぎ散らかして上がり、そのまま話も出来ぬまま引っ張られて…………
「……って、ここって洗面台?」
連れて行かれた先は、風呂場横の洗面台。
いったいどういう……って、葵がいなくなった!?
「まあ、そうね。こんな時間だし、先に、ね」
って、なんか呟きながら翼が手を洗い出して――
「ほら、奏も。家に帰ってからの手洗いうがいはちゃんとしないと。葵も台所で改めて手を洗ってるはずだし……」
「え、えぇ?」
よ、よくわかんないけど、言われるがままに手を洗ってそのまま翼の後をついて行き……行き着いた先は、ダイニングルーム。
並べられたイスとテーブル。その大きなテーブルに途中まで並べられているのは、
……え? 3人分?
「なぁ、翼? いつの間にあたしが来るって連絡したんだ?」
「してないわよ? あそこで会った後、そんなことしてるところ見た?」
そう言われればそうだよな。連絡してりゃそこをあたしが見えるはずだし。
じゃあ、あたしを連れてこれるって確信してて……? それとも、緒川さんあたりがこっそり見てて……?
「ずっとよ」
「は?」
「いつ帰ってきてもいいように、って。朝も晩も、葵は家にいる時はいつも奏の分も用意してたわ」
「……ホントか?」
「ええ。特に夜なんて二人で食べた後に、寝てしまうまでずっとこの部屋にいたわ」
……つまり、葵はあたしの帰りを待っていたのか?
脳裏に浮かんだのは、作っても誰にも食べられずにテーブルに残った食事。それを見ながらも、自分のイスに座り続け……しだいにそこで船をこぎ始める葵の姿だった。
いや、いつ帰ってくるなんて確証は無いんだし、そんなことしてても……でも、そうしてでも待っていたかったってことなのか? あたしを?
「……その食事ってどうしてたんだ?」
「捨てるわけにも、私がふたり分食べるわけにもいかなかったから……葵が出掛けたり、寝てしまった後に緒川さんを呼んで食べて貰ったわ……ついでに、食器の方の片付けも」
最後にポソリと言った事は別の意味で気になるけど……それは、また後で翼に色々聞くことにしよう。
と、トタトタと足音が近づいてきた。
現れたのは湯気の立つ料理を3人分、大きなお盆に乗せて運ぶ葵だ。アレは……確か「ビーフストロガノフ」とかいう料理だっけ? いつか出たテレビ番組で見た気がする。
それを持ってくる葵の表情は、あたしがよく知るイイ笑顔だった。
あたしは必死に悩んでたってのに、まるでそんなことを感じさせないような葵に少しモヤモヤしつつ……気づけば、あたしは笑ってしまってた。
「……たっく、仕方ないなぁ本当に」
「……?」
「っと、こうでいいか?」
首をかしげる葵から料理を取り上げ、あたしが配膳して聞いてみる。
どの皿が誰のと言うわけでもなかったようで、「大丈夫」と言う風に頷いてきた。
そうしてから、改めて葵に向きなおった。
「謝ったり、叱ったり、色々言わなきゃなんない事……話したい事があるんだ。あたしは葵の言いたいことをすぐには分かってやれないから、きっと葵に苦労させるだろうし嫌な思いだってさせてしまうと思う。……でも、付き合ってくれるか」
「『だって当然だろ? デュエリストなら』」
頷きと共に返ってきた葵の言葉を、なんとかわかってやれないか考えつつも、あたしはあたしの素直な気持ちをぶつけることにした。
「でも、今はまず葵が作ってくれたものを久々に食べたいんだけど……いいか?」
言いながら、自分で照れくさくなって笑ってしまいつつも言い切った言葉。
葵は勢い良く何度もブンブン頷き、真っ先に自分の席についた。
その様子を笑う翼やあたしもそれに倣って、いつもの自分の席に座った。
そして、手を合わせて……
「「いただきます」」
「おかえり」
……ばっか。いただきますじゃなくて、なんでこのタイミングで……
「ああ……ただいま」
・
・
・
結論
答えはすでにあった。けど、間が悪かったり、まだ未熟な部分があったりでこじらせて話が厄介になってた。
尤も、残りの原因の半分くらいは他でもない、色々勝手にやらかしたり意☆味☆不☆明なこと言ったり殴りかかったりした
……絶対許さねぇぞ! ドン・サウザンドぉッ!!(いつもの)