少女の悲痛な叫びを少女目線で書いた作品です
日記に近いようなものです
1年前のこの日 医師の余命宣告だと私は死んでいた。
しかし、死んだのは毎日のようにお見舞いに来てくれた彼だった。
彼はとても明るくて、一緒にいるとこちらも温かい気持ちになるような人だった。そして、私のことを1番に考えてくれる人だった。
私は彼と話している時が1番幸せだった。ここが本当に病院なのかな?って思うくらい楽しかった。そして、本当に優しかった。私が少し体調を崩すたびに駆けつけてくれた。だけど、その優しい性格ゆえにあの日のようなことが起こってしまったんだね...
1年前の今日、私は急な心臓の痛みで緊急手術を受けた。
当然のように彼は駆けつけてくれた。いや、運ばれてきたと言った方が正しい。
彼は私の入院している病院に駆けつける途中に交通事故にあった。搬送された時には、もう心臓が止まっていたらしい。私は手術から数日後にその出来事を知った。声にならないような叫びが込み上げてくる。そして、それは涙となって、頬を通る。絶望と喪失、それらが同時に私の心を蝕んでいく。
それからは、時間の流れが早く感じた、ただ、起きて食事と薬を取り寝る毎日。彼との会話はもうない。
一年後の今日も毎日のように貴方のことを思い出すよ。貴方との楽しかった会話。貴方は学校でのことをよく話してくれたね...
私は貴方の話の中で、文化祭の話が好きだった。貴方の文化祭の話をしている時の一つ一つの表情や仕草... 今でも思い出すよ...
文化祭の話をしている時の貴方と同じくらい好きだったのは、クリスマスの時の貴方だよ。生まれて初めての貴方と過ごしたクリスマス 私は病院から抜け出して駅のクリスマスツリーは見ることはできなかったけど、貴方はその写真を撮って私のところまで来てくれたね... 私か「クリスマスなんだから、こんな病弱な私と過ごすんじゃなくて、好きな人とか学校の友達と過ごしたら?」って聞いた時は、貴方は少し照れ臭そうに「好きな人が君なんだ」って言ってくれたね。私はとっても嬉しかったよ。だって、今まで1度も異性から告白されたことなんてないんだから。
そして1年前の今日、どうして貴方は私より先に行ってしまうの...? 私を残して行かないでよ... これからは、どう生きればいいの?
あの日、本当だったら、私が死ぬはずだったのに...
私が貴方を殺したようなものだよ...
貴方という存在を失った私の中は空っぽだよ...
私の余命はマイナス365日だ...
最後まで読んでいただき、本当にありがとうございます。
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