「異議あり!」
叫ぶだけ叫んで、ぼくはそこで硬直してしまった。ムジュンは、確かに存在する、だけど、これを指摘するということは……。
「……ついにたどり着いてしまいましたね、弁護人」
「…………」
検事席から声が飛んできたが、返すべき言葉が思いつかなかった。
「見つけたのでしょう? お得意の“ムジュン”を。指摘すればよいではないですか」
「…………」
「……しかし、今のあなたはそれを指摘するのをためらっているようです。当然です。なぜなら、これを指摘した瞬間……あなたの負けが確定するのですから」
「…………」
どうする……どうすればいい? 尋問した結果、目の前にムジュンが現れた。普段のぼくなら、迷うことなくそれを指摘する。でも……今回ばかりはそう簡単に指摘できない。ここでムジュンを指摘してしまえば最後……そのムジュンは、こちらにとって致命的なムジュンを呼び込むことになる。
つまり、四季検事の言う通り、このムジュンを認めた瞬間……弁護側は敗北を喫することになってしまう!
「今ならば……今ならば、この証言・尋問をなかったことにしてあげても構いません。そうすれば、あなたはわずかに残った勝ち筋にまた追いすがることができる……。どうでしょうか、悪くないと思います」
悔悟の棒をこちらにつきつけられた。最後の最後に、情けをかけているつもりのようだ。
だがしかし、その情けを受けた先に待つのも、恐らく敗北。現状、手元にある証拠だけでパルスィさんが真犯人だと証明し切るのは、不可能に等しい。
……なら、もう残された道は一つしかないのではないか? ムジュンを指摘した結果、新たにムジュンが生まれる。よく考えれば、今までだってそうだったじゃないか。そして、ぼくは何度もその窮地を脱している。新たに表れたそれを突き崩すことで。
そうだ、何も恐れる必要はない。今はただ目の前の、見過ごすことのできない決定的なムジュンを指摘するんだ。
後の事は、その時考える。怖気づいて退いてしまえば、その先にあるチャンスを掴み取れない。前に進むんだ! 引き下がることは、もう許されない!
「……弁護人。諦めなさい。この提案に乗ることこそが、あなたが進むべき……」
「異議あり!」
勝ち誇る四季検事の鼻先めがけて、指をつきつける。
「四季検事。何を言っても、もうぼくの耳には届きません。一度前に進むと決めた以上、ぼくはもう逃げない。弁護側は、只今の証言にムジュンがあると主張します!」
「……愚かな。なぜ前に進もうとするのです? ……理解に、苦しみますね」
四季検事は、眉をひそめて解せぬと言いたげだ。どう思われようが関係ない。これが、ぼくのやり方だ!
「瑠夏さん。あなたは、パルスィさんが口内を怪我していなかったことを理由に、彼女が欠けた風のお猪口を使っていなかったと証言しました」
「そうさね。私が見た限りだと、そうだったと思うさね」
「……ところが。その発言は、ムジュンしているのですよ」
ぼくは法廷記録からメモ用紙を取り出すと、それを見ながら続ける。
「そもそもの話になりますが……あの日パルスィさんは、唇に怪我を負っていたのです」
「え。私が見た限りだと、特に痛そうにしてなかったさね」
「ですが、本人の証言があります。なんなら、本人に直接確認しましょう」
パルスィさんのほうに目線を送った。それを感じた彼女は、一瞬びくりと体を跳ね上げた後、こちらを少しにらんできた。またなにか癪に障ることをしたのかもしれない。
「な、なによ。……確かに怪我はしたわ。気が付いたら、お猪口のふちに血がついていると思ったら、少し切っていたの。傷が口の内側にあったから、それで見えなかったのね」
「……とのことです。そして瑠夏さん。あなたの証言によると、宴会でふるまわれた料理の中には、口の中を傷つけてしまいそうなものはない、とのことでした。つまり……」
……言葉が喉の奥でつっかえるような感じがする。
この証言にムジュンがあると主張した瞬間、即ち新たな事実を弁護側が認めると発言したその時……この裁判は一気に有罪判決へと傾く。
……でも、もう止まるわけにはいかない!
改めて机を叩くと、その先の言葉をぼくは紡ぐ。
「……つまり! パルスィさんは欠けたお猪口を使っていた! よって、あなたの証言はムジュンしているのです!」
再び訪れる、水を打ったような静寂。そして、その静寂を破るのも先ほどと同様に、四季検事なのであった。
「……ついに。ついに、それを認めてしまいましたね。成歩堂弁護士」
「…………」
「……裁判長」
「はい、何かしら?」
「……今この瞬間、当法廷は一つの結論に達しました。その結論とは即ち、検察側の……」
嫌味そうに話す四季検事であったが、ここで一度言葉を止めると、ニヤリと笑うと、続けて、「……いえ、弁護側のゆるぎなき“敗北”です!」とわざわざ言い直したのだ。
……いやな奴!
「弁護側の敗北……?」
紫さんはややわざとらし気に小首をかしげる。
「今回の法廷における論点は、“鳥のお猪口を使っていた真犯人は誰か?”というものでした。そしてこちらが用意した証拠品を元に、弁護側はその人物の特定に成功しています」
「あら。それなら問題ないじゃない」
「ええ。その通りです。四人目の証人への尋問が終了していた時点で、既に鳥のお猪口の使用者は判明していました。しかし、愚かな弁護人はさらに先に進み、無用な尋問を行いました。そして……その結果、弁護側にとって致命的なムジュンが生じたのです」
四季検事は続けて、「係官!」と声を上げる。すぐに待機していた小町さんが大きな模造紙と共に現れた。紙には5×5の表が書かれている。
「あれって……私が作ったのと、おんなじものだ!」
横にいた真宵ちゃんが叫んだ。どうやら向こうもまったく同じものを作っていたようだ。
四季検事は悔悟の棒で紙を指しながら説明を続ける。
「先ほど申し上げた通り、四人目の尋問が終了した時点で、鳥のお猪口の使用者は確定していました。表を見れば一目瞭然です。鳥のお猪口を使っていたのは水橋パルスィさんだったのです!」
名前を呼ばれたパルスィさんは、また驚いて身を跳ね上げると涙目になって、「ち、違う。私は犯人じゃない!」と弁明した。
弁明を受けた四季検事は、ニコリとパルスィさんの方に微笑むと、「ご安心ください。あなたは犯人ではありません」と言って、再び早見表の方を指す。
「弁護側が陽皐瑠夏氏に尋問した結果、水橋パルスィさんは欠けた風のお猪口を使用していたとも判明しました。鳥のお猪口を使っていたはずの人物が、同時に別の柄のお猪口を使っていた……あの宴会の場において、お猪口は参加者の人数分しか用意されていません。つまり、一人が二つのお猪口を使っていたという状況は発生しえない。また、持ち物検査によって、お猪口の代わりとなりえるものを彼女が持っていなかったことも判明しています」
うう……真綿で首を絞められながら、じわりじわりと滝つぼに追い詰められている心地だ。
「そして、この事実を認めたのは他でもない弁護人自身です。彼は自らの手で致命的なムジュンを……鳥のお猪口の使用者の存在を否定するそれを生み出してしまった」
四季検事は、おしまいとばかりに机をぶち叩く。
「冒頭でもお話しした通り、検察側はお猪口に関する全ての証拠、証言について既に提出済みです。それでもなお、弁護側は鳥のお猪口の使用者の特定……言い換えれば、真犯人の存在の証明に“失敗した”のです。真犯人が存在しない……つまり、被害者に毒を盛ることができた人物はただ一人。……被告人、メディスン・メランコリー。この事件の犯人は、彼女以外にありえない!」
四季検事は今日一番の大声を張り上げた。
「裁判長! 検察側は以上のことから、改めて被告人の有罪判決を求めます!」
その言葉と共に、傍聴席は大騒ぎとなった。紫さんが木槌を打ち鳴らして、制止しようとするが、中々収まらない。
「ど、どうするの、なるほどくん!? このままじゃ負けちゃうよ!」
「大丈夫。何とかする」
「な、なるほどくん……」
落ち着け……慌てたら向こうの思うつぼだ。冷静になるんだ。
一旦、今の状況を整理しよう。現状、五人の証人からお猪口に関する話を聞いた結果、特定できたはずの鳥のお猪口の使用者を否定するような情報が飛び出してきた。……これは何を意味する?
単純に考えるならば、瑠夏さんの証言が間違っている、ということになるだろう。
しかし、彼女の元の証言にはムジュンが存在していた。つまり、ムジュンを指摘してもしなくても、どこかに決定的な食い違いが発生することになる。……一体何が起こっているんだ?
うう……ダメだ。冷静になろうと努めているのに、頭を動かしているうちにどうしてもオーバーヒートしてしまう。マズいぞ、これは……。
「けけけ。弁護士さん、大分参ってるみたいさね?」
「る、瑠夏さん……」
法廷のざわめきがまだ収まらない中、瑠夏さんはいたって冷静だ。頭を抱えるぼくの姿が目に留まったのか、風車をクルクルと回しながら、ケタケタと笑う。
「どうやら、今の弁護士さんはいわゆる“ループ”って奴に陥っているみたいさね。さながら、メビウスの輪」
「め、メビウスの輪?」
「そ。表を辿っていたはずが、いつの間にか裏に行き、裏を辿っていたと思ったら、表に戻ってきてしまう。グルグルと一生抜け出すことのできないループさね」
表に出たと思ったら裏に出て、裏に出たと思ったら表に出るメビウスの輪……。言いえて妙だ。今のぼくは、決して抜け出すことのできない、メビウスの輪の中にいる。
そしてぼくはそのメビウスの輪を壊し、そこから抜け出さないと……待てよ。……そうか、これだ!
「……ありがとうございます。瑠夏さん。おかげで、突破口が見えました」
「ふぇ? なんかよく分かんないけれど……まあ、どういたしまして……さね?」
今のぼくは、瑠夏さんの言う通り、メビウスの輪の中に閉じ込められている。
では、そこから抜け出すには……メビウスの輪を壊すためにはどうすればいいのか。
やり方は簡単だ。メビウスの輪にある、決して会うことのない表と裏が重なった、まさしく“ムジュン”と言えるポイントを切り離す。
そうすれば、表と裏が同時に存在するというムジュンは解消され、一本の線が出来上がる。
この難所を突破するには、五人全員の証言が、一つの大きな証言を形成していると捉えなければならない。証言一つ一つを、個々の物と捉えているから、本当に大事なものが見えなくなっているんだ。
そして現状、この大きな証言はどこかで捻じれて、メビウスの輪を形作っている。
このメビウスの輪を一つの線に戻した時……つまり、ムジュンを解消することができれば……この窮地を脱することができる!
五人の証言によって形成される大きな証言の中に、ムジュンがある。これが何を意味するか? 答えは一つ。……今までの証人の中に、まだ“嘘をついている”人物がいる。それ以外考えられない!
瑠夏さんの些細な一言で、一気に解決策が思い浮かんだ。……まだ勝負は終わっていない!
「静粛に! 静粛に!」
先ほどまでの騒めきではないものの、まだひそひそと話す傍聴人たちの声が聞こえる。紫さんが再度木槌を鳴らすと、今度こそ話し声が止んだ。
「さて……検察側から、有罪判決の要請が出たわ。話を聞く限りだと、検事の発言は筋が通っている。鳥のお猪口の使用者を否定する情報が出てきた以上、弁護側の証明は失敗に終わったと言えるわ」
「その通りです。もはや大勢は決した。ここが諦めどころです、弁護人。もう、あなたには勝ち筋など欠片も残っては……」
「異議あり!」
嫌味な顔をかき消さんとばかりに指をつきつけてやった。面食らった四季検事は、抵抗に辟易としているのか、眉をひくつかせる。
「裁判長! 弁護側の証明は、まだ終わっていません!」
「異議あり! 無駄な抵抗はよしなさい。これ以上足掻いても、あなたが惨めな思いをするだけですよ!」
「異議あり! これは無駄な抵抗などではありません! 弁護側は、これまでの証言の中に、まだムジュンが潜んでいると主張します!」
「ムジュン……確かに残っています。鳥のお猪口を使っていたはずの者が、同時に別のお猪口を使っていた、というあなたにとって致命的なそれが、ね。しかし、それがどうしたというのですか? 陽皐瑠夏氏の証言にムジュンがあると主張し、新たな事実を認めたのはあなた自身です。今更それを否定しようとは……あなたは、自分の行動に責任を持たないというのですか!」
「異議あり! 四季検事。弁護側が主張するムジュンはそんな小さなものではありません!」
「小さなもの……? 意味が分かりませんね」
「これまでの五人の証言を、一つの大きな証言だと考えるのです。現在問題となっているムジュンは、大きな証言の中にあるムジュンが影響して発生したと考えられます。……つまり! 五人の証人の中にはまだ嘘つき……いえ、天邪鬼が潜んでいる! これが弁護側の主張です!」
「しょ、証人の中に……」
「天邪鬼、ですって!?」
紫さんと四季検事がほぼ同時に声を上げた。傍聴席からは再びざわめきが起こる。
本当は、嘘つきだけでも事足りるのだろうが、つい幻想郷的な単語が口をついてしまった。
……だが、もしかしたら、嘘の証言をしているのは本当に天邪鬼なかもしれない、と一人思う。
「異議あり! 証人たちの中に、天邪鬼……冗談もたいがいにしなさい! 証人たちに尋問をし、それを問題なしと片付けたのは他でもないあなたです! 今更そんなことを言うなど、厚顔無恥も甚だしい!」
「異議あり! しかし、既に状況は変わっています! あるムジュンを解いた結果、新たなムジュンが発生した。これは、どこか違うところに別のムジュンが存在していないと起きえない現象なのです! 検察側は、ムジュンを残したまま判決に移ってもいいと言うのですか!」
「ぬうう……屁理屈を……!」
四季検事は、頭を抱えて苛立ち始めた。余裕を失いつつある。よし、いいぞ!
「……ここで、私の意見を述べるわ」
木槌を打ち鳴らし、法廷が静粛を取り戻したところで、紫さんが発言する。
「検察側の主張を聞く限りでは、確かに弁護側は証明に失敗したと思っていたわ。けれど……今の弁護側の主張も、一理ある。思えば、今回の法廷は、尋問がいつもよりも短かったように思えるわ。弁護側の主張する大きな証言に潜んだムジュン……存在しているかどうか、検討する余地があると判断するわ!」
「ぐううっ……!」
四季検事が唸り声をあげた。思いもよらない角度からの攻撃に怯んでいる。体勢を立て直される前に、ここで押し返す!
「ただし! 一応とはいえ、弁護人は全ての証人に尋問を行っているわ。そして、検察側の言う通り、それを問題なしとして尋問を打ち切ったのも弁護人自身。それを今更ひっくり返して、まだムジュンがあると言うのは、少し問題があると言えるわ。よって、検討の結果、新たなムジュンが発見できなかった場合、本法廷は議論を尽くしたものとして判決へ移ることにするわ」
……どうやら、あまり悠長にはしていられなさそうだ。だが、せっかく手に入れたチャンスだ。ここで無駄にするわけにはいかない!
紫さんは、改めて木槌を鳴らす。
「では、弁護側に問うわ。証人たちの中に潜む天邪鬼……それは一体誰なのかしら?」
ここは重要なポイントだ。
考え方は単純。誰かが嘘つきだと仮定し、再度全ての証言を検討する。
そうすればいずれ、ムジュンが発生しないで、かつ五人の使っているお猪口がきれいに特定できるパターンが現れるはずだ。
きっとどこかにあるはず。探すんだ、何が何でも!
―つきつける― 証人の中に紛れた天邪鬼と真犯人を指摘しろ!
※選択肢は、天邪鬼・真犯人の順番で並んでいます。
(例:「矢張・山野」と書かれている場合、矢張が天邪鬼で山野が真犯人)
《link102:start》【鬼灯鈴・名琴為人】《/link》
「天邪鬼の正体……そして真犯人の正体は、彼らだったのです!」
「……そうなのかしら。私にはそうは思えないわ」
「え、あれ、そうですかね?」
「弁護側の主張は認められないわ」
紫さんはけげんな顔つきで木槌を叩く。
「そこまで! 弁護側の主張するムジュンはどうやら発見されなかったようね。先ほど宣言した通り、本法廷はこれをもって全ての議論が尽くされたものであると判断するわ」
「ま、待ってください! まだ弁護側の説明は……」
必死に説明するが、紫さんは木槌を打ち鳴らす。
「残念だけれど……これ以上の審理は不要。それが本法廷の判断よ。従って、判決に移るものとするわ」
「ふっ……残念でしたね。成歩堂弁護士。あなたの挑戦は……ここまでのようです」
「そ、そんな……」
「では、被告人メディスン・メランコリーに判決を言い渡すわ」
一瞬の沈黙ののち告げられた判決。それは……。
「有罪」
ぼくは、メディスンさんを救い出すことができなかったのであった。
どうも、タイホくんです。
いよいよ今話の作者的最難関ポイントがやってきました。ここを作るために色々試行錯誤しましたねえ一カ月くらい悩みましたね。…あれももう二年位前というね。4話はやく書けよって話ですはい。
さて、今回のつきつけるのコーナーでは、証人たちの中に紛れ込んだ嘘つき、もとい天邪鬼を探し出してもらいます。いわゆる嘘つきパズルというやつですね。
この嘘つきパズルが解けると、同時に真犯人が特定できるようになっているため、今回は天邪鬼と一緒に真犯人が誰なのかも指摘していただきます。
パズル自体は作者が思っているよりも簡単だと思います。一部キャラは消去法で消せるはずなので、それでおおよその見当はつくはずです。
…もしも解けないようになってたらごめんなさい。何度も確認したのでちゃんと解けるはずなのですが…もしも解けない状態になっていたら教えてください。
その場合は、やむを得ないのでパズルが解けたという体で物語を続けます。
2話の時と違って天邪鬼と真犯人候補が複数いるので絞り込む大変さがあるかもしれませんが…皆さんもう大体予想はついていますよね?w
解答項目にはそれぞれ、天邪鬼・真犯人の順に名前を書いておきます。
(例:「矢張・山野」と書かれている場合、矢張が天邪鬼で山野が真犯人)
いよいよ3話も正念場。今で大体裁判の丁度真ん中を少し過ぎたあたりです。
もう少々お付き合いください。
次回投稿予定日は、6月11日です。
まじで4話がいよいよ危ういのでもしかしたら今後投稿間隔をさらに開けることになるかも…その時はごめんなさい。
では。
―つきつける― 証人たちの中にまぎれた天邪鬼と真犯人を指摘しろ!
【証人リスト】
・水橋パルスィ
・名琴為人
【挿絵表示】
・東雲璃月
【挿絵表示】
・陽皐瑠夏
【挿絵表示】
・鬼灯鈴
【挿絵表示】