約15年前に発見された半重力子、通称アンチグラビトンによって限定的ながら人は自ら空を飛ぶことを覚えた。

そのために使われるのがアンチグラビトンシューズ、略してグラシュで、それを履くことによって自由に空を飛べる。
その技術がスポーツへと応用されたのもある意味では必然だった。フライングサーカス、300メートル四方で設置されたブイをタッチ、もしくは相手選手の背中をタッチすることで得点を稼ぎ、それを競うイギリス発祥の新しい競技だ。

日本でも仇州の四島と呼ばれる地域で最も盛んに行われ、日本国内でも人気は高まりつつある。
スカイウォーカーと呼ばれるフライングサーカス選手………特に現役高校生の世代の皆が憧れ、彼を目指したスカイウォーカー、日向晶也。彼は彗星の如く現れ彗星の如く消えた幻の選手となってしまった。
これはそんな彼と1度だけ対戦したこともあり、日向晶也が消えた後に頭角を現し、プロに最も近いスカイウォーカーと言われるようにまでなった少年の物語である。
  第0話 俺は空が好きだ()
  第1話 燃えてきました!2019年06月21日(金) 11:19()
  第2話 驚いた………2019年06月26日(水) 14:11()
  第3話 煉獄………完食???2019年07月09日(火) 16:55()
  第4話 スピーダーの人なのかな2019年08月28日(水) 14:09()
  第5話 ぇ?100周がいい?
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