バーニングレスキューID06の隊員のお話。

全人類プロメア見て!そして二次増やして!

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解釈違いは許してください。
多分にネタバレを含みますので見る予定の方はご覧になってからにしてください。
見たよって方や見れない・見ないという方はどうぞ。
まだ間に合うところもあるので興味持ってくだされば嬉しいです。


バーニングレスキューID006

 「バーニングレスキュー出動だ!」

 

 鳴り響くサイレンの中バーニングレスキューの隊長イグニスが号令を放つ。

 

 即座に消防服に着替えレスキューモービルに乗り込み私達は出動する。

 バーニッシュ火災の現場まで猛烈な速度で進んでいき5分以内に到着する。

 

 「火元は29階よ!」

 

 ルチアが解析して情報を齎してくれる。

 早速、私もレスキューモービル02メガマックスからレスキューギアに乗り込みバーニッシュフレアの元へと射出される。

 Gを耐え抜き着地した私はただちに消火作業に取り掛かる。私が駆るのは消火救助用レスキューギアTYPE-F。

 

 レミーとバリスは共に要救助者の居る階へ射出されていく。それぞれレスキューギアTYPE-Rと、レスキューギアTYPE-Vに搭乗している。TYPE-Rは凍結弾の装備に特化していてTYPE-Vはパワー特化型だ。

 

 アイナはレスキューモービル03スカイミスを操り屋上に避難した要救助者を運んでいく。

 

 隊長はレスキューモービル01アイスブレイカーから陣頭指揮をとってくれる。

 

 そうして鎮火してきた頃に1人の人物が現れた。

 

 「へいへい、せっかく燃やしたのに何してくれちゃってるんですか?」

 

 私の目の前に登場したこいつはマッドバーニッシュなのだろう。バイクに跨がり炎を撒き散らしている。

 

 「あんた、消火作業用の機体で戦闘力は低いんだろう?いっちょ燃やされてくれや!」

 

 そう言ってやつは私の周りをぐるぐると回る。だが私もただでやられるわけにはいかない!

 凍結弾をバイクの進路を予測して撃つ。凍結弾が当たり凍結させることに成功するもそう時間の経たない内に解凍されてしまう。

 どうすればいい……。

 

 「メガマックスの凍結弾を使えばいいんじゃな~い?」

 

 ルチアが通信でそう伝えてくれる。それならばやることはひとつだ。

 

 「スクラップになっちまいなぁ!ひゃっほぉぉぉう!」

 

 叫びながらやつが向かってくる。これはピンチではないチャンスだ!

 ぎりぎりのところで避けバイクの後輪を両手で掴む。引き摺られるが全力で踏ん張り持ち上げようとする。

 

 「このぉ!持ち上がれぇぇぇ!」

 

 肘の辺りまで破壊されてしまったが持ち上げることは出来た。

 

 「なにぃぃぃ!?」

 

 困惑するやつをよそに私は叫ぶ。

 

 「今です!」

 

 「りょ~か~い!」

 

 その言葉と共にメガマックスから凍結弾が発射され、その弾頭はマッドバーニッシュを完全に凍結させることに成功した──。

 

 「今回も任務を完了し、マッドバーニッシュの下っ端を捕らえることが出来た。皆お手柄だったが特にフランマはよくやった!この調子で全員捕縛しよう。」

 

 そう隊長が締めくくり今回の任務も終了した。

 

 

 

 世界の半分を焼き尽くした未曾有の事件の引き金となったのは、突然変異で誕生した炎を操る人種【バーニッシュ】の出現だった。それから29年。攻撃的な一部のバーニッシュは【マッドバーニッシュ】を名乗りプロメポリスを燃やす。それに対抗すべく対バーニッシュ用の高機動救命消防隊(バーニングレスキュー)に所属する隊員ID006のお話。

 

 

 

 「買い出し行ってきて~」

 

 唐突にルチアに声を掛けられる。

 

 「私でいいなら引き受けましょう」

 

 「あんがとさん。じゃ、これ買い物メモ。よろしく~」

 

 告げられ、メモを渡される。内容を見るに彼女の趣味である開発の材料のようだ。

 

 「それでは行ってきます」

 

 「行ってらっしゃ~い」

 

 見送られ本部を後にする。それでは向かうとしましょう。

 

 《燃えたい。燃やしたい。燃え盛りたい。》

 

 どこからかそんな声が聞こえてくる。バーニングレスキューの隊員である私が燃やしたいなどと笑えない冗談だ。そう思い無視していたのだが。

 

 《燃えたい!燃やしたい!燃え盛りたい!》

 

 声は次第に強く大きくなっていく。

 

 《燃えたい!燃やしたい!燃え盛りたい!》

 

 一体私に何が起こっているんだ?

 そう考えた瞬間だった。突如として私の体から炎が溢れだし目の前の建物を焼いたのだ!

 

 「どういうことだ!?」

 

 困惑する私を置いて建物から聞こえてくる悲鳴と怒声。

 それと共に私の体からは炎が消えた。周りに今の光景を見ていたものは居なかったが罪悪感に苛まれる。

 何てことをしてしまったのか。建物を燃やし、もしかしたら犠牲者も出てしまったかもしれない。私のバーニングレスキューとしての活動で償えるのか?いや、到底償えるものではない!絶望が心の内を支配する。

 

 そうしている私に通信が入る。

 

 「フランマ!今どこに居る?バーニッシュ火災だ!」

 

 「私はその現場に居ます」

 

 「直ぐに向かう!」

 

 そう言って通信は切れました。今は私に出来ることを!

 

 「どうやらマッドバーニッシュは逃走した後のようだな。」

 

 「そうみたいですね。」

 

 「まだ被害が小規模でよかったぜ」

 

 そんな会話を隊長達がしているが私はそれどころではない。すると何かを察したのかアイナが。

 

 「フランマ大丈夫?」

 

 「実は今回のバーニッシュ火災──。」

 

 「ちょっと待ってくれ。フランマ、フォーサイト財団から呼び出しだ。」

 

 「……了解です。」

 

 

 

 フォーサイト財団に向かった私を待っていたのはこの自治共和国プロメポリスの司政官、クレイ・フォーサイトだった。

 執務室に連れられた私に司政官は唐突に語り始めた。

 

 「バーニッシュとは、時空断裂で地球にやって来た平行世界の住人であるプロメアが宿った人間の事だ。

地球は後1年半で地球に宿っているプロメアにより爆発する。

私は人類を救うために宇宙船を開発し4光年先にある星へと移住する計画を立てた。

ただ、そこへとワープするためのプロメテックエンジンを作っているのだがまだまだ研究が足りなくてね」

 

 「どうしてその話を私に?」

 

 「何、その研究にはバーニッシュの検体が必要でね」

 

 まさか、まさかまさかまさか

 

 「そう、君のようにね。今回君が炎を発するところを捉えることが出来た。現場に着いているとは珍しいこともあるものだと思っていたがこういうからくりだったのだね。納得したよ。何か言い残すことはあるかな?」

 

 「いくつか聞かせて下さい。その宇宙船で全人類は救われるのですか?」

 

 「いや宇宙船に乗れるのは選別された市民1万人だけだ」

 

 「たったの1万人ですか!?それ以外の人々は!?」

 

 「地球に置いていくことになる」

 

 「そんな!?プロメアをどうにかすることは不可能なのですか!?」

 

 「現状の科学では不可能だね」

 

 「そうですか……では次に今まで一体どれだけのバーニッシュを実験台に?」

 

 「524人だ。人類を救うためだ。」

 

 その数字はこの29年間の内に捕まったバーニッシュのほぼ全数だった。

 

 「くそったれが!私のように望まずしてなってしまったバーニッシュも居た筈だ!犠牲になっていい筈がない!」

 

 「仕方のないことだ。私はたとえどんな非難を受けようとも構わない。人類が生き残れるのならば。」

 

 「……。」

 

 「もう構わないかい?」

 

 「えぇ。」

 

 「連れていけ!」

 

 「君のお陰で人類を救うパルナッソス計画の完成にまた一歩近付いたよ」

 

 他に誰も居なくなった部屋でクレイは告げる

 

「私は絶対に人類を救ってみせる」




バーニッシュがバーニングレスキューに所属していたらという案を頂いて書いてみました。初期案とは大分形が変わってます。
蛇足とか裏話とかそんな何かを活動報告に上げていますのでよければそちらもどうぞ。
プロメア二次増えて…。

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