ラッキーナンバーっぽい7!
何で7っていい数字の印象があるんだろう?
カジノ?基督教?
日本固有のものではないはず。
基督教を見たとき、きていきょうって呼んだのは作者だけじゃないはず。
流れ変わったな(推奨BGM:UNICORN)
█月█日
ギリシャ神話の腐れ外道、マッチポンプの神ヘルメスが訪ねてきた。
控えめに言って死ねば良いのに。
僕の部屋に勝手に入った事や箱を開けようとした事を謝罪しつつも、その目的と方法は頑なに話さないどころか、僕の罪悪感を煽るように話しながら中身を探ろうとする屑と、その関係者のために渡すものなど一切ない。
僕の部屋に侵入者なんていなかったし、誰も見ていないから、いきなり病気や毒の話をされても困ると突っぱねた。
あの薬はポーション製作の一環で出来た薬で、生物の免疫を強くする一種の予防薬だ。
使用時には水で薄めて使うのだが、罠に仕掛けてあったのは原液。
まあ、免疫過剰反応で飲めず食えず触れず、そんな三重苦の状態になっているのだと思う。
見せしめには十分だと思っている。
今回の罠にはまた別の経路で効果を出す薬品を使用してあるので、対策が取られる可能性も低い。
今日の晩御飯はじゃがバターとサイコロステーキ。
腐れ神の不幸で、今日もメシが美味い!
それとは関係なく、ミアさんの腕前が凄いからなんだけどね!
█月█日
色々あって、ミアハファミリアがイシュタルファミリアにいくつかの薬を定期的に売る契約の橋渡し役になった。
イシュタルも相当自分勝手で神らしい神なのだが……ギリシャ神話の悪辣さと比べると……ね?
ミアハはアレだ。キングボンビーを超えたキングボンビー。
カイザーボンビーとでも呼ぼう。
今回の件の始まりは、街中でヘルメスファミリアに絡まれた事から始まった。
いきなり難癖をつけられて追いかけまわされた僕は、気づけばイシュタルファミリアの歓楽街近辺に隠れていた。
この時匿ってくれたのが狐人の春姫さんと、アマゾネスのアイシャさん。
ホッと一息をついたときに襲いかかってきたのが、アイシャさんと同じアマゾネスとは思えない、フリュネという戦闘娼婦だった。
どうやら僕のことが気に入ったと言いながら手を伸ばしてきたのだが、本能的な危険を感じて拒否しながら回避。
そしたら逆上して襲いかかってきたので……冒険者って逆上する人多いな、牛乳飲んでる? ……戦闘が始まってしまった。
といっても、実際は逃亡だったのだが。
武器もなしでレベル5とか相手してられるか! 僕は逃げたぞ!
家屋や壁を破壊しながら追ってくる、モンスターのような奴から逃げ続けた。
幸運にもその前日僕は魔液を服用していたので、相手の動きを予測して何とか逃げきった。
最後は一瞬視界から外れた隙にシンダー・エラを発動、服ごと他人に化けてやり過ごした。
這々の体で、何とか2人の元に戻り、生存報告。
このままでは普段の生活も木っ端微塵にされそうなので、武器と薬物、魔剣まで携えた全力の戦闘態勢を整え、広場で待ち構えた。
そこから先は最早薄ぼんやりとしか覚えていない。
無事なのは片腕と片脚だけで、何とか剣を支えに立っているといった有様だったが、何とか勝った。
命の危機を感じた戦いは久しぶりだったが、おかげで精神力を一部分に集めることにより、単純な強化と自己治癒力強化が行える事や、精神力の滑らかな操作、無詠唱魔法の可能性などなど、様々な発見が得られた。
その場で倒れそうになった僕はアイシャさんに抱えられ、お抱えの薬師の元に運ばれたらしい。
ポーションによる治療を受け、1時間くらいで目覚めた僕は謝罪のためという事でイシュタルに会うことになった。
そのとき勧誘されたが、冒険者にも男娼にもなる気は無いのでと拒否。
何故かびっくりしたような顔をしていたけど……
その後僕が使っていた戦闘中に使った薬品について聞かれた。
感覚鋭敏化薬から幻惑香、発火液などを使ったのを見ていたそうで。
別に隠すような物は使っていないので、自作の薬であり、神の恩恵のアビリティである調合や神秘という補正を必要としない、化学に基づいた作品と説明。
すると売って欲しいと頼まれたのだが、共同開発者のナァーザさんに許可なく商売はできないので後日……と言った30分後、ナァーザさんが連れてこられた。
商売人として全力を振り絞ったナァーザさんにより、継続して購入することと研究費用を負担すること、カイザーボンビーに手を出さないことなど……いくつかの条件のもと取引が成立した。
研究費用は僕8ナァーザさん2だが、販売額は僕2ナァーザさん8で概ね纏まった。
もしかして今日起きたこの騒動で勝ったのは、借金返済のアテもでき、今後の安定した収入も確定したナァーザさんなのでは……?
つまり僕は敗北者だった……!?
それと春姫さんのレベルアップ魔法を殺生石という石に入れ、誰でも使えるようにするという計画があったらしいのだが、フリュネとの戦闘で殺生石が粉砕。
そして恩恵を受けていない僕がレベル5のフリュネを倒してしまったことにより、レベルアップしても勝てないのでは……という不安を抱えたことにより、何故かその責任を僕が負うことになった。
具体的には眷属に指導しろとのこと。
ナァーザさんが、リリルカさんという僕の指導を受けた冒険者が急に強くなった。なんて話をするから……!
とりあえず、指導対象全員分のデータを見てから決めること、成長しなくても文句は言わないこと、ちょっとトラブルに巻き込まれているので、その時は味方してもらうことを条件に受けることにした。
被験体が増えれば、研究も進むと思うことにする。
今日の晩御飯は肉と牛乳。
肉は傷ついた肉体を修復し、牛乳は骨をより強靭にするのだ。
銀の腕の借金に完全勝利したナァーザUC
感覚鋭敏化薬……
それは過剰摂取すると、五感全ての感覚を過剰に上昇させる劇物……
眩しすぎて何も見えず、匂いは強すぎて何もわからず、味蕾は強すぎる刺激に自壊し、三半規管は余りの大音量に耐えきれず弾け、空気や服との接触でさえ身体を抉られたような激痛が疾る……
耐異常アビリティ持ち(オリ設定)だとしても、この状態でまともに戦えたフリュネを褒めてあげて下さい
むしろここまでデバフ積んでも、勝てるか怪しいと思えるあたり……