物間くんは最強です。   作:ハッタリピエロ

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告白と選手宣誓

雄英体育祭当日、会場は大盛り上がりを見せていた。

 

会場には何十人ものプロヒーローたちも姿を見せていた。まあ将来のサイドキックを見極めに来たんだろう。

 

だがこんな盛り上がりとは裏腹に、今年に関しては批判的な声もあったらしい。

 

まっ、そりゃそっか。敵襲来直後にやるんだもんな。

 

よく決断したもんだよ。先生たちも。

 

「コスチューム着たかったなー」

 

「公平を期すために着用不可なんだと」

 

控え室では皆が和気藹々と話している。

 

そんな時、

 

「物間くんいる?」

 

扉がいきなり開いてねじれ先輩が姿を見せる。

 

「何ですか?ねじれ先輩「モノマく〜ん!」うわっ!?ちょっ!やめてください!こんなところで!「あっ、一佳ちゃん!ちょっと物間くん借りてくね〜!」

 

有無を言わさずに連れられた僕

 

そして控え室にいた皆は

 

「誰だあの可愛い先輩!?」

 

「物間と随分と親しかったけど……まさか彼女!?」

 

「チックしょ〜!物間のやつ羨ましいぜ〜!」

 

「あれ……一佳!ちょっと!目が死んでるんですけど!」

 

「なんだ……このカオス……」

 

・・・・

 

「話ってなんですか?ねじれ先輩……」

 

ゆっくりとだがねじれ先輩な抱きついてきた。

 

「心配したんだから……」

 

上目遣いで見てくるねじれ先輩は誰よりも美しく見えた。

 

「物間くんが……敵と戦っていたってのに……なにも出来なくて……助けてあげたかったのに…」

 

「ねじれ先輩……」

 

僕はねじれ先輩をもっと強く抱きしめると

 

「物間くん……」

 

「……僕は負けませんよ。その気持ちがあれば……大好きな人からの想いがあれば……僕は誰にだって負けません」

 

「ふふっ!物間くんってば〜!大好きだって………………え?」

 

あれっ……?

 

ねじれ先輩の顔がドンドン赤くなっていく。

 

ヤバっ……「つい本心を口にしてしまったー!ああああああああ……!僕のバカ、僕のバカ、僕のバカ、僕のバカ……「物間くん」ヒャイッ!?」

 

ねじれ先輩は真っ直ぐに僕を見上げると

 

「私は……物間くんが好きです」

 

「ハイ?」

 

ヤベッ……ねじれ先輩が告白された!?いや嬉しいんだけど!嬉しいんだけど!こういうのは男がやるもんじゃないかな!?やっべ〜……恥ずかしい……

 

まあ今更取り繕ってもしょうがないか

 

「ハイ、僕も好きです」

 

「物間くん……嬉しい!」

 

そして再び抱きついてくる。

 

僕はそれを……深く……深く抱きしめた……

 

そしてお互いが離れると

 

「ねえ……?」

 

「はい?」

 

「体育祭……優勝してね!」

 

「勿論、ねじれ先輩も優勝してくださいね」

 

「うん!」

 

「あとそうだ!」

 

「……何ですか?」

 

「物間くんのこと〜名前で呼ばせて!」

 

「いいですよ」

 

「いいの!?ありがとう寧人くん!」

 

こうして僕はねじれ先輩の恋人となった。

 

・・・・

 

そして控え室に戻ると

 

『物間あ!』

 

「……なにかな?」

 

「なにかなじゃねえよ!誰だよあの可愛い先輩!」

 

「……僕の彼女だけど?」

 

「ハッ!言っちまったよ!コイツ!」

 

「羨ましいぜ〜!この野郎〜!」

 

「モノマ……」

 

「拳……藤……なに……かな……?」

 

後ろを振り返ったがそこには目に光のない拳藤がいた。

 

「ねえ……」

 

「なに……?」

 

「彼女って……ホント……?」

 

「まあさっきなったばっかりだけどね」

 

「ソウ……だったら、私はこの体育祭でアンタを倒すから!」

 

それだけ言って拳藤は控え室の外れに行ってしまった。

 

「なにがしたかったんだ……?アイツ」

 

「物間……お前それ、本気で言ってんのか?」

 

「?」

 

「ダメだこりゃ……」

 

円場と回原が落ち込んだ様子だがなにかあったのか?

 

「皆そろそろ時間だ。行くよ」

 

そしてプレゼントマイクの実況で選手たちが入場する。

 

A組が引き立つような実況だったので僕のクラスメイトや他の科の者たちはやや不満気味だった。

 

『選手宣誓!』

 

そして壇上に立つのは18禁ヒーローミッドナイトだった。

 

会場からは黄色い声援があがる。

 

『選手代表!B組!物間寧人!』

 

僕か……

 

僕は壇上にあがると

 

「宣誓……?」

 

『そうよ!』

 

「せんせー……僕はこの体育祭で一位になります」

 

『ハッ!?ちょっ物間あ!?』

 

「調子乗んなー!」

 

周りからはブーイングがあがるが

 

グワッ!

 

僕が覇気を放つと一瞬で静かになった。

 

「はぁ……スポーツマンシップとかは関係なく皆が一位をとる権利を平等にあることだからさ?この程度で怯むなら諦めろ」

 

その僕の言葉に触発されたのか

 

「やってやろうじゃねえか!」

 

「負けない……」

 

「上等だ!スカし野郎!」

 

「負けねえ……」

 

『ああああああああ〜!物間くん最っ高にいいわ!』

 

そして壇上から降りると

 

「ちょっ物間あ!?」

 

「ゲハフッ!?なにするんだい拳藤!」

 

「なんだって皆を巻き込んだんだよ!」

 

「この体育祭……馴れ合うつもりは毛頭ないからさ。ここにいる皆が主人公でライバルなのさ」

 

「物間……」

 

「熱いぜ物間あ……!お前の気持ち伝わった!俺は負けねえ!」

 

「鉄哲くん。恨みっこはナシだよ?」

 

「おうよ!」

 

こうして雄英体育祭はいよいよ始まった!

 

 

 

 

 

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