「おい物間……あのバリケードどうにかしろ。第一種目が終わらん」
「はいはい……わかりましたよ」
僕が指を鳴らすとバリケードは黒い穴に落ちた。
ブラックゲートで宇宙に転移させたのだ。
するとゲートから選手たちが一斉に出てきた。
まあ僕がぶっ壊したせいで障害物がほとんど無くなってしまったんだけどね
こうなると機動力の高い飯田が有利になると思われたがそこは他の選手がそうはさせないと集中攻撃で飯田を妨害する。
そうなると泥仕合だ。
暇になったので僕はプレゼントマイク先生の元にテレポートすると
「うおっ!物間あ!?なんのようだ!?」
「ちょっと暇になったので実況させてもらえないでしょうか?」
「おい……」
「いいぜいいぜ!ノリがわかってるな!リスナー!というわけで俺と物間で実況アーンド解説をするゼェ!」
というわけで実況開始。ここは九条貫利矢さんのごとくノリノリでやっちゃおうぜ!
『ヘイヘイヘーイ!ここからはプレゼントマイクと!この僕!物間寧人の実況ダゼェェ!!盛り上がってコイヨー!!リスナータチィィィ!!』
『イェーイ!!!』
『プレゼントマイクもノリノリになっちゃってるし……派手にかましちゃいましょう!勿論!選手たちの妨害はしないがな!!さてさーて!一番は……爆豪勝己だああああ!!!これは僕の予想が外れました!僕が予想した爆豪くんと轟くんの一位の割合は六・四の割合でしたがね……』
『誰が没個性の半分野郎に負けるか!!テメェ!!ふざけた予想するんじゃねえぞ!!』
『おーっと爆豪選手口が悪い!彼はそうです。黙ってれば優良物件なんです。女子の皆さん!!口が悪くてもいいならどうぞ!!』
『っ!勝手にセールスしてんじゃねえ!殺すぞ!』
酷え……煽ったのは僕だが……
だが予想に反して女子たちの反応は
「いや……口が悪いのも案外いいかも……!」
「顔も漢らしいし……クールだし……!」
『おおーっとお!!爆豪選手!!僕の予想とは裏腹に意外に反応がいいようだあ!!』
『誰が意外だ!!殺すぞスカし野郎!!』
『キャー!!!』
一部の観客から黄色い声援が飛ぶ。
『そして第2位は……やはり轟選手です!!個性!『半冷半燃』!だが轟選手!何故かはわかりませんが!右だけしか使っていません!それでも他の選手たちを圧倒ー!!次々と凍らせていきます!!』
その後も僕による実況は続き
『おおっとおお!!鉄哲選手と切島選手の個性だだかぶり組コンビ対決はドローぉ!!見事な漢気を見せました!!』
『第一関門を突破しようとした青山選手のパンツが芦戸選手の酸に巻き込まれて溶けてしまったああ!!これはカッコ悪ィィィィィ!』
そして泥仕合を制したのは
『おおおおお!!一番は……爆豪勝己だあああ!!そして次が轟選手!!』
そして泥沼試合のなかでもヒーロー科全員は一回戦を突破した。
おっ?緑谷くんも通過しているぞ?
それを確認し終わると僕はアナウンス席から離れて会場に戻る。
「このスカし野郎……次は俺が勝つ!」
「できるといいね?僕も負けるつもりはないよ」
そして二回戦が始まろうとしていた。