物間くんは最強です。   作:ハッタリピエロ

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遅くなりましたぁ!!

後この回は他作品のモンスターが出ますがご容赦ください……


騎馬戦

障害物競走が終わり上位42名がに二種目目進出というのが発表された。

 

落ちた人にもこの後のレクリエーションで見せ場があるらしい。

 

そしてミッドナイトが鞭を振るって

 

「さあ!第二種目は何かしら!?私は知ってるけど!第二種目は~!これ!騎馬戦よ!

 

騎馬戦……ね。個人種目じゃない以上なにかしらの要素が絡んでくると思うが……さっきの順位も関係あるのか?

 

「参加者は2~4人によるチームの騎馬を作ってもらうわ!そして普通の騎馬戦と違うのは……先ほどの結果に従ったポイントが振り分けられること!」

 

「つまり組み合わせによってポイントも違ってくるということね!」

 

「私が喋ってんのにすぐ言うわね!アンタら!ええそうよ!そしてポイントは下から順に5P……10Pと5ずつあがっていくわ!」

 

普通に見てみるとただの騎馬戦に見えるが……雄英のことだから……1位の僕にたいしてなにかあるな。

 

「ただし1位の子!物間寧人君には1000万ポイントよ!」

 

……やっぱりね。

 

「そう……上位の子ほど狙われちゃう下克上のサバイバルよ!」

 

ミッドナイトはそう言っているが皆の心境は

 

(いや!無理だろ!あいつから取れるわけねえ!)

 

(どうやってとるんだあ!?)

 

(ていうかまたなにかやらかさないかが怖いわ!)

 

といった感じだった。

 

・・・・

 

僕は1000万ポイントを所有している。

 

つまり僕と組んだ者は格好の標的になるってことだ。

 

まあ組んでくれる人がいるのかな?と思っていたんだが

 

『物間!俺(私)と組んで(ください)くれ!』

 

といった感じで爆豪、轟、拳藤、鉄哲くん緑谷くんに普通科の心操くんを除いた予選通過者全員が僕の元にきた。

 

「あー……とりあえず落ち着いてくれ。話が進まない」

 

(うわあ……マジでどうしよう……実質一人でも事足りるんだがな……でも人数合わせのためだけだとはいえないし……)

 

だったら

 

「麗日さん、僕と組もう」

 

「え!?ウチでいいの!?」

 

「知ってる人が一緒の方がいいしね」

 

「う、うん……そうだね……」

 

こうして僕と麗日さんの二人による騎馬が出来上がった。

 

あ、あと騎馬戦でシーフの使用が禁止になった。

 

そして騎馬戦始まりの時、

 

『さあさあ行くぜ!残虐バトルロワイアル!』

 

『3!』

 

「狙いは……」

 

『2!』

 

「一つ……」

 

『1!スタート!』

 

一斉に騎馬が動き出したがそれらは僕たちではなく爆豪や轟などに向かっていった。

 

だが例外というものはあるもので

 

「物間あ!1000万いただくぜ!」

 

鉄哲くんと心操くんの騎馬が僕に向かってやってきた。

 

「いきなり襲来か……でもね!」

 

僕が指を鳴らして亜空間からアイツを呼び出す

 

『GYAUUUUUUUUUUU……!!!』

 

『なっ……!!?』

 

「頼むよアジダハーカ」

 

僕が呼び出したのは体育祭の前にバディファイトの世界へ行って契約したモンスターアジダハーカだ。

 

正直契約するのは大変だったが僕を認めてくれたのかバディとなってくれた

 

『なんだなんだぁ!!?物間の前にいきなり三つ首の巨大な龍が現れたぞお!!?物間の仕業なのかあ!!?いやお前以外いなかったわ!!ていうか最早なんでもありだなあ!!』

 

『……物間、後で話があるからな』

 

「はい……」

 

「な、なんだよこりゃあ……」

 

鉄哲くん、骨抜くん、塩崎さん、泡瀬くんたちチームだけでなく他のチームもアジダハーカを見上げて口をパクパクさせていた

 

『我の前に立てる者なく我の後にいける者なし…恐れよ…崇めよ…跪けぇ!!』

 

口上とともに咆哮で威嚇するアジダハーカを前に

 

「ダメだ……勝てっこねえ……」

 

「そんなんわかりきってたことだろ!さっさと逃げるぞ!」

 

他のチームは逃げていったが

 

「あんなんでビビッてどうすんだよ!!俺たちだってやれるって見せてやろうぜ!!」

 

鉄哲くんがチームを鼓舞すると

 

「ああ、ここまで来たらなにも怖くねえ!」

 

「やりましょう……!」

 

「死ぬ覚悟でやってやらあ!」

 

再びアジダハーカに向かっていった

 

『ほぅ……我を前に怯まぬとは……なかなかの精神力を持つ人間ぞ……我が半身よ。こやつの相手は我にさせてもらえぬか』

 

「ん?いいよ」

 

『かかってこい!我に挑む者たちよ!』

 

「上等だあ!!」

 

「物間くん……」

 

「なに?麗日さん」

 

「あんな化け物……どうやって仲間にしたん?」

 

「うん?チョちょいと戦ってね」

 

「うわぁ……」

 

引かないでよ……自分でも最早人外レベルになってるって自覚してるんだからさ……

 

とその時氷結が迫ってきたので

 

「ふっ!」

 

ヘルフレイムで氷を溶かす

 

「来たか……」

 

「獲るぞ……!」

 

轟君が指示を出すと八百万さんが恐らく絶縁体シートと思われるものを出し、上鳴くんに電気が溜まっていくのが見えたので

 

「無差別放電!!130万V!」

 

バリアで電撃を逸らさせる

 

「ちいっ!!」

 

轟君が氷結を放ってきたので今度は吸収で防ぐ

 

「くそっ!飯田!」

 

飯田くんのエンジンで迫ってきたが麗日さんに体重をゼロにしてもらって空中浮遊で空に逃げる

 

「そう上手くいかせねえよ!スカし野郎!」

 

爆豪が爆破で突っ込んできたので僕は

 

「ダークシャドウ!」

 

『アイヨ!』

 

ダークシャドウを出して爆豪を弾き飛ばした。

 

着地すると

 

「物間!」

 

「拳藤……」

 

「頂くよ!アンタの1000万!」

 

「そうかい。じゃあ!」

 

僕は指を鳴らして再びモンスターを召還した。そいつは

 

「出てこい!レックウザ!」

 

『(鳴き声)』

 

『また物間がやりやがったあ!!なんだなんだぁ!?今度のはドラゴンというより東洋の龍といった感じの奴だあ!』

 

「更に来いっ!カイオーガ!」

 

『(鳴き声)』

 

『今度出てきた奴はクジラみたいなやつだあ!ていうか急に雨が降り出したぞ!!さっきまで晴れだったってのに!!』

 

『恐らくあのモンスターの特性のようなものだろうな』

 

『マジかよ!!?天候をも操るとか半端ねえー!!』

 

レックウザとカイオーガも僕がポケモン世界に行って契約したモンスターだ

 

「レックウザは僕を囲むように守れ。カイオーガは波を起こせ」

 

レックウザがとぐろを巻くように僕の周りを囲み、カイオーガが波を起こすと

 

「きゃああああっ!!」

 

「ぐっ……!!」

 

「近づけないっ!!」

 

一方鉄哲たちの方は

 

「くそっ!ビクともしねえっ!」

 

「どうした?その程度か?」

 

「私のツルをもものともしないとは……」

 

「まだだ!そうだ!塩崎!」

 

そして鉄哲が作戦をこっそり伝えると塩崎も実行に移す

 

塩崎がツルで鉄哲を持ち上げて振りかぶってアジダハーカに投げつけると

 

「全身硬化ぁ!!食らいやがれえっ!!」

 

『ぬ……!!グホッ!!』

 

『決まったあー!!アジダハーカに初のダメージが!鉄哲よくやったぞおおぉ!!』

 

『もう完全に競技変わってんな』

 

『見事だ……鋼鉄の戦士よ……名前は……』

 

「俺ぁ鉄哲徹鐵だ!!」

 

『徹鐵か……おまえの覚悟しかと試させてもらった!ならば我も答えよう!』

 

そしてアジダハーカが攻撃に移ろうとした時

 

『終了~!!』

 

「『は……?』」

 

『これにて騎馬戦を終了するぜぇ!一位!やっぱというか物間チーム!二位!爆豪チーム!三位!轟チーム!四位!鉄哲チーム!五位!緑谷チーム!以上が決勝進出チームだ!』

 

 

 




爆豪チーム
・原作通り

轟チーム
・原作通り

緑谷チーム
・緑谷と心操に尾白と庄田の中で前者二名が決勝に進出

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