第16話 京都へ、、、。
翔「よっこいしょっと!おーい!白露ー!」
白露「うわぁっ!なんだよ!翔!もう傷は大丈夫なのか?!」
翔「生まれつきキツイ環境で過ごしたからな!これぐらいの傷、大丈夫さ!」
夕立「まさか!お兄さんもここと同じような所で育ったのかっぽい!?」
翔「いや、俺が育ったところはな。毎日毎日深海棲艦より強い化け物で溢れかえっててな。まぁ、そんなことよりだ。鎮守府の食料が明日の分しかなくて買いに行かねぇといけねぇんだが、一人で行くのも虚しいだけだし、誰か誘おうかと思ってな。君ら三人とそこに寝てる涼風の四人を誘おうかとね。どうだい?」
夕立「お買い物っぽい!夕立は行くっぽい!」
白露「オレは行くが、時雨と涼風はどうすんだ?」
時雨「僕かい?僕も行くよ。涼風も行くと言うと思うよ。」
翔「そうか。じゃあ、明日の朝4時に門前に集合してくれ。」
白露「早くねぇか?まぁ、いいや。じゃあな。」
夕立「お休みっぽい!」
時雨「それじゃあね。そう言えば、君の事はなんて言えばいい?」
翔「俺のことか?別に名前でいい。提督とか司令官とか言われたくないからな。」
時雨「そうか、それじゃあお休み。それとごめんね。」
翔「別に謝る必要はねぇさ。それじゃあお休み。」
白露達は、涼風を背負いながら寮へ戻っていった。
響「で、どうやって吹き飛んだ執務室と移動手段はどうするんだい?」
翔「移動手段は車で大丈夫だろ。で、執務室だけどあれ邪魔だったし別にいいや。俺はもう寝る。3時ぐらいに起こしてくれ。」
響「まさか!ここで寝るのかい?わかった。3時前には起こしに来るよ。じゃ、お休み。」
翔「あぁ、お休み。」
響も寮へと入っていく。
翔「はぁー、空には満天の夜空に地上を照らす月明かり。幻想郷と変わんねぇなぁー。これが都会に行くと見えなくなっちまうのか。悲しいもんだな。さてと、明日は早いから早く寝るとするか。」
翔はその場に横になり眠りにつくのだった。
翌日
翔「えーと、今から点呼をとる!番号!」
白露「1」
時雨「2」
夕立「3だっぽい!」
涼風「4」
響「5だよ。全員揃ってるよ。」
翔「よし!じゃあ、鎮守府の事は響達に任せて京都に行こうか。」
時雨「京都まで行くのかい?」
翔「あぁ、ここら辺じゃあ余り買い物できる場所がねぇからな。だから、こんな時間に出発すんだよ。さて、早く乗りな。」
翔は車のドアを開ける。
涼風「そう言えば、免許持ってんのか?」
翔「あぁ、それなんだが、免許は少し前に取った。」
みんなは車に乗る。
時雨「うーん。車なのはいいけど、買い物しても乗せられるのかい?」
翔「あぁ、それなら考えがあるから大丈夫だ!」
時雨「そ、そうかい?」
翔「じゃあ、出発するぞ。響、あとは任せた。」
響「わかった。じゃあ、いってらっしゃい。」
翔「あぁ、行ってくる。」
翔は車を発進させ鎮守府を出て京都へ向かった。
京都市内 とあるマンションの一室
ここは新聞記者 青葉の部屋。今は朝4時。そんな朝早くからスマホの着信音が部屋に響く。
青葉「うぅ、一体誰ですか?はーい。もしもーし。こちら青葉でーす。」
?「おはようございます。青葉さん。こちら[霧島]です。」
青葉「うーん。[霧島]?えっ![霧島]!どうしたんですか?!こんな朝早くから。」
霧島「実はね、今京都で幼い子を狙った誘拐が多発してるのは知ってるわよね?」
青葉「えぇ、警察もお手上げ状態ですよ!で、それがどうされたんですか?」
霧島「それが、私の組でも調べてみたらだんだんと頻度が上がってきてるのよ。もしかするとこの事件、、、。人間以外もしくは人智を超えた力を持つ者の犯行かもしれないのよ。」
青葉「なるほど、それで青葉に協力して欲しいと。」
霧島「えぇ、そうよ。貴女なら仕事をしながらでも出来るでしょ?」
青葉「はいはい、わかりましたよ。」
霧島「ありがとうございます。それじゃあ。」
電話はそこで切れる。
青葉「はぁー、これはとんでもないスクープが舞い込んで来ましたねぇー。さてと、目が覚めましたし、起きますか。」