車内
翔「で、なんで涼風が助手席に乗ってんだ?」
涼風「あたいがここに乗っちゃ悪いのかよ!」
翔「いや、悪くないんだが、、、。白露達を見ろよ。」
涼風「へぇ?」
涼風は後ろを振り向く。
夕立「ガルルルルル。」
時雨「涼風、君には失望したよ。」
白露「お前ら、落ち着け。」
涼風「なんだよ!時雨の姉貴も夕立の姉貴もそんなに助手席が良かったのかよ!」
翔「アハハ、微笑ましいな。そうだ、京都までまだ時間があるからニュースでも見ようか。」
翔はカーナビでニュース番組をつける。
アナウンサー[おはようございます。最新のニュースをお知らせします。]
夕立「ニュースってなんだっぽい?」
時雨「色々な情報を伝える番組の事だよ。」
アナウンサー[それでは、一つ目のニュースです。フランスで21世紀の革命が起こるかもしれません。]
白露「革命だって?なんでまたそんなことが、、、。」
時雨「さぁ?ニュースの内容を聞かないと。」
アナウンサー[フランスの現首相 レオナルド・モーガン氏による独裁政治が原因だと考えられており、モーガン氏は軍事力増加に力を注いでいます。その為、12才以上の男性を強制で軍隊に入隊しています。その理由を聞こうにも記者の取材を一切受け付けないようです。]
涼風「取材を受け付けないとかおかしくないか?」
翔「確かに取材を受け付けなこともおかしいが、もっとおかしいことがあるぞ。」
時雨「翔、それはなんだい?」
翔「それはだな、何故艦娘でなく人間で軍事力を増加させているかだ。今の世の中深海棲艦によっての被害ばかりだ。それに対抗できるのは艦娘のみ。なのに何故人間で軍事力を増加させるんだ?」
白露「確かに変だな。」
アナウンサー[それでは次のニュースです。]
夕立「次のニュースにいくみたいだっぽい!」
アナウンサー[ドイツで魔女狩りです。今ドイツでは17世紀に行われていた魔女狩りが再び行われているそうで、今まで百人を越える女性が捕らえられているそうです。]
翔「ドイツか。[ビスマルク]は無事かな?」
涼風「ん?どうしたんだ?」
翔「なんでもない。」
アナウンサー[次のニュースです。またしても京都で誘拐事件です。]
白露「京都で誘拐事件?」
アナウンサー[ここ数ヶ月の間に少なくとも三十件以上の同様の事件が多発しており、犯人は未だに見つかっておりません。]
翔「京都で誘拐事件か、、、。[夢美姉さん]無事かな?」
時雨「ん?翔にはお姉さんがいるのかい?」
翔「あぁ、約20人の姉がいるんだ。」
白露「20人って多すぎだろ!」
翔「まぁ、俺が姉さんって呼んでるだけなんだけどな。元々俺、捨て子だったし。姉さん達が俺を拾ってくれてなきゃ今ここに俺はいねぇ。だから、その点では姉さん達感謝してるんだが、、、。」
夕立「どうしたんだっぽい?」
翔「誰一人として姉さん達は料理の腕が壊滅的だったんだ。」
白露「じゃあ、何で料理できんだよ!」
翔「独学で学んだ。因みに俺の戦闘スタイルも独学だ。」
涼風「翔の兄貴って努力家なのか!?」
翔「翔の兄貴って、、、。まぁいいか。それ以外の学問とかは姉さん達から教えてもらったよ。」
時雨「学問が出来ても料理は出来なかったんだ。」
夕立「じゃあ、お兄さんは妹はいないっぽい?」
翔「妹か?俺が妹みたいに扱ってるのなら約45人かな?」
涼風「妹の方が多かった!」
時雨「これは僕も驚いたよ。」
白露「オレもだ。で、他になんか驚くような話はないのか?」
翔「そうだな。強いて言えば重婚してるぐらいかな?」
白露ズ「は?!」
涼風「その歳で結婚してんのもビックリだけど重婚だなんて!!」
時雨「翔、、、。君にも失望したよ。」
白露「法律って知ってるか?」
夕立「結婚してても、お兄さんは夕立のお兄さんっぽい!」
翔「法律なんて知らん。俺のいたところの法律はだいたい姉さん達が決めてたからな。おっと、そうこうしてるうちに、京都に着いたぞ。」
夕立「ホントだっぽい!」
時雨「まずは何処に行くんだい?」
翔「桂川イオンモールってところが一番大きなショッピングモールらしいから、そこを目指すぞ。」