おかしな人間がブラック鎮守府に着任する話   作:古明地響

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第24話 鳳凰会

京都市 車内

翔「で、さっきのはなんだったんだ?」

青葉「彼らはここ伏見を支配している[鳳凰会]と言う組織の者です。」

翔「ほー、ヤクザと言う奴等か。それしても、伏見を支配しているだけであんなに恐れられるのか?誰も助けようとも警察に通報しようともしていなかったが、、、。」

青葉「通報しても意味がないんですよ。今の伏見の警察は[鳳凰会]側なんです。」

翔「なら、他の警察はどうなんだ?伏見以外にもいるはずだが、、、。」

青葉「実は他の警察も見てみぬふりなんです。それも、[鳳凰会]は小さな組織なのにもかかわらずかなりの力を持っているんです。兵力も財力も、、、。」

翔「なるほどねぇー。その話とさっきの出来事はどう繋がるんだ?」

青葉「実は聖刃さんのお父さんは元々[鳳凰会]の構成員だったのですが、、、。ある日を境に行方不明なってしまったんです。それも、[鳳凰会]のとんでもない情報を盗んで。」

翔「とんでもない情報?一体なんだそりゃ?」

青葉「青葉達にもよくわかりません。今のところ[霧島さん]や[龍驤さん]が捜索しているのですが成果は0です。」

翔「つまり、青葉は[霧島]と[龍驤]の二人と連絡が取れるんだな?」

青葉「えぇ、そうなりますね。」

翔「そうなると連絡が取れないのは[ビスマルク]と[卯月]だけになるな。」 

青葉「あれ?響さんはどうされたのですか?」

翔「響なら、俺の鎮守府にいる。」

青葉「なるほど。だから、艦娘を連れていたんですね。ここから近い鎮守府だと、、、。舞鶴ですか?」

翔「あぁ、そうだ。それにそいつらも能力持ちだ。」

青葉「マジですか(゜_゜;)」

翔「さて、もうすぐ[洛海高校]に着くが、何処で降ろしたらいいんだ?」

聖刃「このまま校内に入ってもらって構いませんよ。」

青葉「そうだ!翔さん達も聖刃の所属する部活を見に行きませんか?」

翔「いいのか?」

聖刃「別に構わないと思います。」

翔「そうか、お前らはどうする?」

夕立「面白そうだから行くっぽい!」

涼風「あたいもいいぜ!」

白露「まぁ、暇潰しにはなるんじゃないか?」

時雨「みんなが行くなら僕もいくよ。」

翔「そうか。じゃあ、行くか。」

 

 

 

 

 

 

同時刻 網走刑務所 特別収容室

?「あーーーーーーー!!!早くこの漫画の続きを持ってこいよ!このバカ元帥!」

元帥「バカはお前だ!それにその漫画の最新刊はまだてでない。だから待て!」

?「嫌だ!早く読みたいんだーーーーー!!!」

元帥「我が儘言うんじゃない!それでも父親で深海の王なのか?」

?「当たり前だ!この俺をなんだと思っている!」

元帥「くそバカ我が儘野郎。」

?「貴様!女性に向かってそんなことを言っていいのか!」

元帥「都合のいいときに女性になるな!早く息子と娘達に会いに行けようつけ者が!」

?「うっ、、、。うわぁーーーーーーーん!!!みづいでぇーーーーーー!!元帥がいじめるよーーーーー!!!うわぁーーーーーーーん!!!」

?「元帥さん!!貴方が[信長様]を泣かせたのですか!?許せません。お覚悟を!」

元帥「おい!やめろ[光秀]。それにお前今までどこに行ってたんだ?その火の玉状のお前じゃうろうろできないはずだが?」

光秀「その心配は大丈夫です!最近になって人形になることが出来るようになったんです!!あっ、[信長様]泣き止んでくださいよ。」

信長「じゃあ、光秀。よしよして。」

光秀「はいはい。わかりましたよ。よしよーし。」

信長「あぁ~~~。光秀は優しいなぁー。」

光秀「お褒めに預かり光栄ですよ。そうだ![信長様]が会いに行かれないのでしたら、この[明智]が行って参りましょうか?」

信長「うーん。じゃあ、宜しく~。」

光秀「わかりました!この明智光秀(あけちみつひで)行って参ります!それでは元帥さん。[信長様]のことお願いしますね。」

元帥「あぁ、わかった。あっ!待ってくれ光秀!」

光秀「なんでしょうか?」

元帥「もし、彼らが舞鶴ではなく京都にいたならば[鳳凰会]に気を付けてくれ。」

光秀「、、、。了解しました。」

 

 

 

 

 

 

 

 




はい!では今回からキャラ紹介を再開します!

名前 織田信長(おだのぶなが)

種族 人間?

能力 蘇る程度の能力

特徴 黒のロングヘアーの中性的な顔立ちの両性有具。

詳細 第六天魔王 織田信長張本人。本能寺の変で一度死にその後も何度も蘇り最後は深海棲艦の王として君臨し、今では北海道の網走刑務所の特別収容室で優待遇な扱いを受けておりかなりだらしない生活をしている。両性有具なので性別不明。翔の父親だとか、、、。生きている娘は13人と言っているが実は何人いるか把握してないただのバカである(名前は覚えているらしい)

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