おかしな人間がブラック鎮守府に着任する話   作:古明地響

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第27話 目的地に向けて

夕立「[霧島]ってどんな人っぽい?」

翔「うーん。どんな人か聞かれてもなー。そうだなー。頭脳明晰で優しいお姉さんみたいな人だな。時々恐ろしいけど。」

青葉「まぁ、お姉さんみたいなのは間違いではないですね。確かに時々恐ろしいですよね。」

涼風「なんか会う気が失せるような事言ってるぞ。」

白露「時々ってのが不安だな。行ったときにその時々ってのになってたら、、、。」

青葉「可能性はありますよ。職業柄。」

時雨「頭脳明晰で時々恐ろしい、、、。僕もなんだか嫌な予感がするよ。」

翔「そうだな。会って最初にやった事が勇義姉をぶん殴るだったからな。」

時雨「勇義ってドックの設備を元に戻してくれた人だよね?」

翔「そうだぜ。」

青葉「えっ!舞鶴に勇義さんがいるんですか!?」

翔「あぁ、そうだが、何か問題でも?」

青葉「まぁ、あれですね。いきなりお酒を飲まされたのが今でも記憶に残っていて。」

翔「あれか。お前の言いたいことはよくわかるよ。でだ、早速[霧島]に連絡してくれ。」

青葉「はい!わかりました!」

青葉はスマホ取り出し電話をする。

青葉「もしもし、こちら青葉でーす!少し[霧島]さんに会って頂きたい方がいまして、、、。はい!今すぐ行きます!」

電話を切りスマホをしまう。

翔「で、どこに行けばいいんだ?」

青葉「京都の南区と言うとこにひときわデカイ和風のお屋敷があるんですよ。そこに[霧島]さんはいますよ。」

翔「ひときわデカイ和風のお屋敷か。わかった。じゃあ、早速行くぞ。」

時雨「ねぇ、白露。僕、[霧島]って人がどんな職業してる人かわかった気がするよ。」

白露「奇遇だな。俺もだ。」

涼風「なんだ?姉貴達もか?」

夕立「楽しみだっぽい!」

涼風「おい、夕立の姉貴の頭のネジが数本抜けてるぞ。」

翔御一行を乗せた車は南区にあるお屋敷に向けて走り出した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

同時刻 舞鶴鎮守府 食堂

長門「なんとか、あの二人は無事だ。ブラック鎮守府、、、。ここ以外の所だな。」

藍「一体どんだけブラック鎮守府があるのやら。調べたところブラック鎮守府では無いのはここを除いて二つしかなかった。」

朝潮「お二人とも重傷でした。それを助けて頂きありがとうございます。えーと、、、。狂花さん?でしたっけ?」

狂花「アァ、ソウダ。私ハ大シタコトハシテイナイ。」

川内「でも、どうして深海棲艦の貴女が彼女達を助けたの?」

狂花「理由等無イガ、強イテ言エバ[オ父様]の教エダ。[オ父様]ハ、弱キ者ヲ助ケ強キ者ニ挑メト言ッテイタ。ダカラ、私ハアノ二人ヲ助ケタ。」

幽香「ふーん。それにしても、その貴女の父親は一体何者なかしら?幻想郷の事を知ってるなんてただ者ではないわよ。」

狂花「ソウダナ、、、。ソノ前ニ聞キタイガ、ソコデサッキカラ隠レテル月兎ハ何ヲシテイル。」

鈴仙「へぇ!いや、その、私は、、、。てっ!なんで私が月兎ってわかったんですか!!」

狂花「別ニ大シタコトデハナイダロ?[月の都]ニモマタ行キタイモノダ。[ツクヨミ]サンニマタ、頼ンデミヨウカシラ。」

鈴仙「なんで![ツクヨミ]様の事まで、、、。その言い方、、、。まさか![月の都]に行ったことが!あり得ない!月の方々は穢れを嫌うはず!」

咲夜「、、、。幻想郷の事を知っていてなおかつ[月の都]にまで行ったことがある。早く貴女の父親について教えて。」

狂花「ソウダナ。デハ話ストスルカ。」

ドガーーーン!!

テキシュウダー!!

妖夢「このタイミングで!!」

狂花「報復ニデモ来タノカ?」

幽香「勇義は今ドックね。いいわ。私が出るわ!」

美鈴「幽香さん。待ってください。」

幽香「どうしたの?美鈴。」

美鈴「私一人で行かせてください。」

幽香「貴女が?珍しいわね。貴女が戦闘に出るなんて。何かあったのかしら?」

美鈴「単純な話ですよ。先ほどドックに連れ込まれた二人の怪我の様子を少し見させて貰いました。あれは砲撃だけの傷じゃなかった。日常的に暴力を受けていたのでしょう。それに追い討ちをかけたのが深海棲艦達による砲撃。その深海棲艦達を幽香さんと勇義さんが倒しましたが、更にあの二人を傷つけここを襲撃する深海棲艦達が来たのならば、私が潰します。彼女達がいた鎮守府のゴミまとめて私が潰します。だから、皆さんは待ってくださいね。あっ、そうだ!咲夜さん。この帽子だけ置いて行きますね。」

帽子を置き美鈴は食堂を出ていく。

川内「一人で大丈夫なの?あの人寝てばっかりだったけど。」

咲夜「大丈夫よ。美鈴は翔を含めて[この鎮守府で一番強い]から。」

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