おかしな人間がブラック鎮守府に着任する話   作:古明地響

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第2話 人を殺める提督と朝潮

地獄、、、そこは生前に悪事を働いた者たちが罰を受ける場所である。その中に死者達を天国行きか地獄行きかに分ける裁判所のようなところがあり、そこでは翔の姉の一人であり、翔の名付け親の上司 四季映姫(しきえいき)が今日も死者達を分けていたのだが、、、

映姫「なるほど、貴殿方はいきなり額を撃ち抜かれ、首を落とされたと。そんなことになるような悪事を貴殿方は働きませんでしたか?」

罪人Aいえ、私たちは国のために尽くしてきました。どんなに疲れていても、国が平和になるために戦ってきたのです!!そんな私たちが悪事を働いたと思いますでしょうか?」

今、映姫の前に立たされている罪人は舞鶴鎮守府のクソゴミ提督。そして、その後ろに舞鶴鎮守府の職員達がいる。

映姫「ほう、国のためにですか。ですが、貴殿方を殺した者のもそれ相当の理由があるのでしょう。では、この浄玻璃の鏡で見てみましょう。」

映姫は浄玻璃の鏡で彼らが殺された時の様子を見た。

映姫「これは、、、、、はぁー、、、。貴殿方の罰が決まりました。赤鬼、青鬼。その者達を無限地獄に落としなさい。」

赤鬼青鬼「承知いたしました。」

罪人改めクソゴミ提督「はぁ!?なんで私たちが地獄に落とされなくてはならないのですか!?理由を教えてください!」

映姫「理由?そんなもの貴殿方の方がよっぽど詳しいでしょう。後は、そうですね。彼、小野塚翔を怒らせたことが一番の原因ですね。それではさようなら。貴殿方ゴミとはもう二度と顔を会わすことはないでしょう。」

罪人達は鬼達に連れていかれた。

映姫「はぁー、まさか外の世界に行って真っ先にやったことが大量殺人とは。これは、閻魔と見逃してもいいのでしょうか?貴女はどう思いますか?小町。」

映姫は柱にもたれ掛かっている赤髪でツインテールの女性 翔の名付け親であり姉の小野塚小町(おのずかこまち)に問いかけた。 

小町「そうですねぇー。あたい的に別に殺しをしようがしまいがどうでもいいです。ただ、あたいは翔が鎮守府で仕事をこないして行けるかが心配ですかねぇー。」

映姫「その事に関しては、問題ないでしょう。私たちも向こうで暮らすことになりましたから。」

小町「えっ!マジっすか?!じゃあ、船頭の仕事をしなくていいんですか?!」

映姫「そんなことはありませんよ。八雲紫(やくもゆかり)に頼んで常時こちらと向こうをスキマで繋いでますので仕事はいつも通りお願いしますね。」

小町「ウゾダドンドコドーン!!」

小町の叫びは、誰にも届くことはなかった。

 

 

 

 

 

 

 

窓が血塗られた執務室。だが、少女は未だに翔の存在に気づかない。

翔「おーい。もしもーし。俺の声聞こえてますかー?」

翔は少女に問いかけた。

少女の体がピクッ!と、反応し恐る恐る顔を上げて翔を見る。その目は恐怖で怯えてるかのようだった。

少女「どちら様でしょうか?」

翔「俺は今日からこの鎮守府の提督になった小野塚翔だ。えーと、君の名前は?」

少女「私は、駆逐艦朝潮型一番艦の朝潮といいます。恐れ入りますが、司令官様どちらに。」

翔「司令官様?あぁ、あのクソゴミ野郎なら首落としてあの世に送ってやったよ。ほら、その証拠に窓一面が血で染められてるだろ?」

朝潮はやっと気が付いた。窓一面を染めている紅い紅い血に、

少女改め朝潮「ヒィッ!!」

翔「まぁ、怯えるのも無理はないか。そろそろ聴こえてくるぜ。俺がこの世で一番聞きたくない音が。」

すると、

キャーーーーーーーーー!!!!

執務室の外から艦娘達の悲鳴が聞こえてくる。さらに朝潮は怯える。そんな朝潮に対して翔は腰を屈めて朝潮と目線を会わせて優しく言葉を発する。

翔「大丈夫、安心してくれ。俺はここの職員とクソゴミ野郎を殺した。だけど、君達には手を出さない。もし、手を出したらその時は、俺を殺せばいい。」

翔は朝潮と目を会わせて話す。話終えてからも暫くの間見つめあっていたが、朝潮が目をそらした。

朝潮「わかりました。貴方を司令官様として接しますが、他の皆さんは貴方が新しい司令官様だと知れば殺しにかかります。それでもよろしいんですか?」

翔「愚問だな。その事も承知でこの鎮守府に着任したんだ。それと、その司令官様ってのやめてくんない?俺には小野塚翔てちゃんとした名前があんだ。だから、翔って呼んでくれないか?無理ならさん付けでもいいけど。」

朝潮「、、、、、。わかりました。翔さん。何か命令はありませんか?」

翔「命令か?そうだな。、、、、。俺に付いてきて手伝ってくれればいいさ。あっ!そうだ。これって放送用のマイクだよな?」

朝潮「そうですが、、、。」

朝潮からそれを聞くと潮はマイクのスイッチをONにした。

翔「あーあー、、、、。聞こえてるか?俺は新たにこの鎮守府の提督になった。小野塚翔と言う者だ。先に謝っておく。そこら辺に転がっているゴミを作ったのは俺だ。もし、ソイツらの血で汚れてしまっているならすまない。とりあえず、ちゃんと挨拶をしたいから二時間後、食堂に集まってくれ。それまでの間は、自室待機とする。以上だ。」

マイクのスイッチOFFにして翔は、執務室から出ようとするが朝潮に止められる。

朝潮「待ってください!どこに行く気ですか?」

翔「食堂だ。この様子じゃあ、まともな空間じゃねぇだろうがな。」

[キラキラ~ダイヤモンド~輝く~星のように~♪]

突然、翔のポケットから音楽が鳴り出して二人とも驚いた。その正体は、翔の持つスマホからだった。

翔「一体誰だ?俺に電話なんて。はい、もしもし。あっ!紫姉さん?!なんか用?えっ!マジで?そうだなぁー。勇義姉さんと後は料理できる奴等を連れてきてくれねぇか?あぁ、頼んだ。」

翔は電話を切る。

朝潮「今のは誰から?」

翔「今のは俺の姉の一人だ。それよりもだ、料理できる子と建築が得意な子を連れてくるよう頼んだから。まずは、食堂に行かねぇとな。行くぞ、朝潮。」

朝潮「えっ、あっ、はい!」

二人は執務室を出て廊下をあるいていった。




今回も読んでただきありがとうございます。今回は二人ほどキャラ紹介をさせていただきます。
(ここだけの独自設定などありますのでご了承ください。)

名前 小野塚小町(おのずかこまち)

種族 死神

能力 距離を操る程度の能力

特徴 紅い髪にツインテール、大鎌を持つ巨乳の女性

詳細 翔を拾った張本人で名付け親で姉。仕事は三途の川の船頭をしているが、よくサボる。その為よく上司の四季映姫から説教を食らっている。翔を拾った頃は死神として真面目に働いていたが、翔を育て始めて翔が10歳頃になった頃からサボり始めた。(その分翔が働いていた。)こんな性格だが、翔が怪我や病気になれば親バカならぬ姉バカを発揮する。更に意外なことに人を見抜く観察眼を持っており、翔や映姫、自身の友人に危害を加える者だと分かれば大鎌で切り捨てる。(艦娘は切り捨てないもよう。)外の世界の舞鶴鎮守府では、憲兵として働く。

名前 四季映姫(しきえいき)

種族 閻魔

能力 白黒はっきりつける程度の能力

特徴 緑髪で帽子?のようなものを被っている。背が小さい。

詳細 幻想郷の閻魔で小町の上司。翔の姉第2号。説教魔で堅物として有名だが、翔に対してはかなり甘い。例えるとケーキより甘い。仕事の合間には翔に文字の読み書きや計算などを教えていた。外の世界の舞鶴鎮守府では、小町と同じく憲兵になる。幻想郷では、仕事の疲れを翔に癒してもらていたが、それを射命丸に激写され次の日の新聞の一面を飾ったこともあり、またそのようなことが起きぬよう甘えるのを控えている。(射命丸と似たようなことをしている青葉をよく避けている)
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