七年前 幻想郷 妖怪の山
?「アハハ。翔さん、私はもうダメみたいです。」
翔「おい!何言ってんだよ!お前はアッチの世界に帰るんだろ!?こんな所で死ぬなよ!」
?「確かにアッチの世界には帰りたかったですよ。でも、私が弱いから悪いんです。それに、私は幸せです。大好きな人に看取られて死ぬんですから。、、、。翔さん、もし、来世で私と巡り逢えるならその時、、、。」
翔「おい!その時なんだよ!答えてくれよ!」
少女はそれっきり言葉を発することはなかった。
翔「おい、嘘だろ?死んじまったのかよ!」
?「フハハハ!!哀れな少女だな。庇いそして死ぬとは、、、。なんて哀れで無様な事なのだろうな。フハハハ!!」
翔「テメェ、、、。許さねぇ!!殺してやる!!魂も残らず、殺してやる!!」
?「殺すか。この俺をか?フハハハ!!面白いことを言うな!俺を殺すことは出来るだろうが、俺は何度でも蘇る!!フハハハ!!」
現在 大江山中腹
翔「、、、。まさか、こんな形で再会するなんて思わなかったぜ。あの時死んだお前がなぜ生き返ってこんな悪事をしているのか。俺にはわからねぇよ。お前に何かがあったんだ?」
?「貴方には関係の無いことです。」
翔「関係大有りだ!俺は提督であり死神代理でもあり執行人だ。生きている大罪人を消すのが俺の役目だ。今のお前は大罪の一歩手前。俺はお前を大罪人にしたくない!」
?「別に大罪人として消してもいいんですよ。だって、私はとっくに死んだ艦娘なんですから。一思いに殺してもいいんですよ。そうでなければ、、、。」
少女は翔にイッキに迫り、氷の剣を振るう。翔は自身の刀でそれを受け止める。
翔「なるほど、俺を殺す気か。でも、残念。お前に俺は殺せない。お前が幻想郷で俺に勝てたことは一度でもあったか?」
?「そうですね。一度でも無かったですよ。でも、それは7年前の話。今はどうでしょうか。」
翔「そうか。なら、、、。ザ・ワールド!!」
翔以外の時間が止まる。
翔「さてと、こうなっちまったら動けねぇよな。とりあえず、悪いが一撃入れさせてもらう。オラッ!」
少女の腹に一撃入れる。
翔「そして、時は動き出す。」
時間はまた動き出す。すると、少女はバラバラに吹き飛んだ。
翔「ん?これは、氷?まさか、ダミーだっか。」
白露「おーい!翔ー!」
翔「ん?なんだ?白露に時雨。お前らの方は終わったのか?」
時雨「逃げられたよ。そっちは?」
翔「俺も逃げられた。」
白露「それにしても、あの翔鶴。あれは舞鶴にいた翔鶴だ。」
翔「そうだったのか。」
時雨「でも、おかしい。翔鶴さんは死んだはずなんだ。」
翔「そっちもか。俺の方も死んだはずの艦娘だった。しかも、俺の目の前で死んだ奴だ。」
時雨「一体それは誰なんだい?翔が知っている艦娘と言うことはもしかして、響や青葉さんみたいな子なのかい?」
翔「あぁ、そうさ。アイツの名前は[吹雪(ふぶき)]。駆逐艦吹雪型の一番艦だ。」