おかしな人間がブラック鎮守府に着任する話   作:古明地響

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第3話 瞳の色と幻想から来た者

翔と朝潮は静まり返った鎮守府の廊下を歩く。翔は歩きながらこの鎮守府の資料を読んでいた。

翔「なるほど。ここには間宮も伊良湖も鳳翔も大鯨もいないと。やれやれ、こりゃ仕事が増えそうだぜ。」

翔は資料をペラペラと見ていくがその手はあるところで止まる。

翔「なぁ、朝潮。この[白露]って子と[夕立]って子の横に書いてある[解体予定]ってどう言うことだ?ここの元クソゴミ野郎のことだ。不必要と判断されたら即解体のはずだ。」

翔は朝潮に資料を見せた。

朝潮「この二人のことですか?この二人のことは今は言えません。」

翔「??わかった。また、話せるときが来れば話してくればいいさ。さてと、資料見ながら歩いてたらもう着いちまったか。」

二人はいつの間にか食堂前にたどり着いていた。

翔「さてと、入るとしますか。、、、ん?」

翔の手が止まる。よく見ると瞳の色が黒から白に変わっている。そして、また黒に戻る。

翔「朝潮。俺の後ろにいろよ。この奥にヤバいのがいるからな。」

朝潮「え?あっ、はい。」

翔が扉を開けるとそこには大量のナイフと短剣が翔めがけて飛んでくる。

翔「はぁー、やっぱりこうなるよな。」

翔はため息を一つつくと、目を閉じまた開ける。その瞳は黒から水色に変わっていた。すると、ナイフと短剣は翔に突き刺さる約1m手前で何かに当たり落ちる。

翔「こんなもんか?おっと!」

ナイフと短剣の次は白髪の少女が二本の刀で斬りつけ、緑色のチャイナ服の女性が蹴りを入れてくる。その二人の間を一筋の光線が翔めがけて飛んでくる。

翔「遅いな。そんなんじゃ俺の動きを認識できねぇぞ。」

いつの間にか翔の瞳の色は右目が黒に変わり、左目が灰色に変わっていた。

翔は刀と蹴りを両腕で止め光線を撃ってきた本人にめがけて白髪の少女とチャイナ服の女性を吹き飛ばす。

翔「はぁー、あのさぁー。やらねぇといけねぇこと沢山あんのわかる?まさかだと思うけどそこの三人もやる気じゃあねぇよなぁ?」

翔は食堂の奥にいる三人の女性に問う。その中の一人の金髪で青い着物のような物を着て額に赤い角を生やした女性がその問いに答えた。

?「そんなことしに外の世界に来た訳じゃないさ。お前の手伝いをしに来たのさ。翔。それにしてもあれだな、ここは食堂だろ?なんでこんなにボロいんだ?こんなんじゃ衛生上問題だらけだぞ!」

翔「あぁ、これか?これはここの前任で俺が今朝地獄送りにしてやったクソゴミ野郎せいだ。後は、察してくれ。勇義姉。あと、今からここと[ドック]って所の改築をしたいんだ。俺とこの子と勇義姉は[ドック]の改装。幽香姉と藍ちゃんは、ここの改装をそこで伸びてる三人とメイド二人組でやっててくれないか?」

翔は緑髪の女性と金髪で狐の尻尾のようなものが生えた女性に頼み込む。

緑髪の女性「えぇ、わかった。」

狐の女性「私達はそのために来ているのですからそこまで頼み込まなくてま大丈夫ですよ。」

翔「悪いな。みんな。じゃあ、勇義姉は、先に[ドック]行っててくれって、、、あれ?もういないじゃん。じゃあ、行こうか、朝潮。」

翔は食堂を出て廊下を歩く。その後ろを朝潮が着いていく。朝潮が翔に問い掛ける。

朝潮「翔さん。あの人達一体何者なんですか?」

翔「あぁ、奥にいた三人中二人が俺の義理の姉?て、所かな。あとは、俺の友人だ。」

朝潮「そうなんですか。名前だけでも教えていただけませんか?特にあの鬼みたいな人の。」

翔「勇義姉のこと?あぁ、あの人は星熊勇義(ほしぐまゆうぎ)だ。あとのやつらのことはまた話すさ。」

翔はそれに答えた。その後、二人は[ドック]に着くまで何も話さなかった。




では、今回もキャラ紹介をやっていきまーす。


名前 朝潮(あさしお)

種族 艦娘 

艦種 駆逐艦

特徴 長い黒髪で幼い体

詳細 駆逐艦朝潮型一番艦で前任の最後の秘書艦となっていた。真面目な性格でどんな命令も遂行する。前任からは暴力を振るわれていたせいか、あまり人を信じていない。(まだマシな方だ)。

名前 星熊勇義(ほしぐまゆうぎ)

種族 鬼

能力 怪力乱神を持つ程度の能力

特徴 長い髪で金髪。額に赤い角が生えて青い着物をきている。

詳細 地底に住む鬼で、翔の九人目の姉。豪快な性格で多くの鬼から慕われている。酒をよく飲み、大きな盃を持ち歩いていることが多い。誰にでも豪快ながらも優しく接している。建築のことに関して詳しく、舞鶴鎮守府では、建築家として[ドックや艦娘の寮]などを改装していく。
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