おかしな人間がブラック鎮守府に着任する話   作:古明地響

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番外編第1話 天邪鬼は鎮守府に着任する 中編

正邪「はぁー、女一人にここまでするかねぇー。」

憲兵隊が正邪を取り囲み、ライフルの銃口を正邪に向ける。

憲兵隊長「貴様!一体何者だ!答えろ!」

正邪「私はてめぇらみたいなクズと変わって今日からここの提督になる者だ。」

正邪は刀を鞘に納めなが言う。

憲兵隊長「嘗めたことを言うな!全員撃てぇ!!」

隊長の合図により憲兵達は弾丸を放つ。

正邪「はぁー、とんだ馬鹿共だな。」

パチンッ!

正邪は指を鳴らす。すると、正邪と隊長の位置が入れ替わり、隊長は蜂の巣になってしまう。

憲兵3「なっ、なんだ!隊長がいきなり!」

正邪「はぁー、いちいち一人づつ殺るのもめんどくせぇし。スペカ、使うか。スペルカード発動。[逆転 リバースヒエラルキー]。」

正邪の弾幕が憲兵達に当たり憲兵達は死んでいく。

正邪「さてと、邪魔は消えたし、あとはクズ提督を殺るか。」

ガチッ。

正邪「ん?ほほー、あの弾幕を全て避けるか。外の世界の人間にしちゃあ上出来だな。」

?「てめぇみたいな得体のしれねぇ奴に提督なんかさせるかよ。あのゴミクズは俺が殺す。そして、俺が提督になる。」

一人の若い憲兵が正邪にライフルの銃口を向ける。

正邪「へぇー。で、あんたは艦娘をなんだと思う?」

?「どういうことだ?」

正邪「艦娘には権利があると思うか?本当に兵器なのか?あんたはどう思う?」

?「俺は、、、。艦娘は一人の少女でしかない。兵器なんかじゃない!確かに人間とは違う力を持っているが、それだけで兵器と決めつけるのはおかしい!そして、艦娘にも自由になる権利だってあるはずだ!」

正邪「へぇー。こんなクズしかいなさそうな所にまともな奴がいたんだな。」

?「俺は元からブラック鎮守府を消すために憲兵になったんだ。でも、力不足だった。ここでは権利は権力によって奪われる。下級兵の俺じゃあどうしようもなかった。」

正邪「ふーん。あんた、名前は?」

?「俺か?俺の名前は[今川明(いまがわあきら)]だ。」

正邪「ふーん。じゃあ、明。私と下克上する気はないか?」

明「下克上?」

正邪「あぁ、そうだ。そしたら艦娘達も救えるかもしれぇぜ?」

明「艦娘達を救える、、、。いいだろう。お前の口車に乗ってやる!」

正邪「ふっ、これで仲間が一人できたな。そうだ、お前に質問があるんだが。」

明「なんだ?」

正邪「お前人間か?私と同じで妖力を感じるんだが、、、。」

明「まぁ、俺は[人間と妖怪のハーフ]だからなぁー。母さん曰く、俺が産まれる前に死んだんだよなぁー。俺の父さん。母さんは今どこにいるかわからねぇし。」

正邪「どっちが妖怪だったんだ?」

明「父さんの方さ。父さんには名字がなかったから母さんの方だけど。」

正邪「へぇー。なんの妖怪かは聞かなかったのか?」

明「それだけは教えてくれなかった。そういえばお前は何歳だ?俺より年下に見えるが。」

正邪「はぁ?お前より年下に見えるだってぇ?馬鹿言うな!私はお前より年上だ!」

明「ほんとか?俺は18歳だぞ。」

正邪「あのさぁー。私余裕で百越えてんだけど。」

明「へぇ?」

正邪「さてと、こんな無駄話してる暇はねぇな。早速クズを殺るぞ!で、どこら辺にいるんだ?」

明「あのゴミならこの時間、あそこに見える窓の部屋で寝てるぞ。しかも、どんな騒音でも起きない。」

正邪「なるほど。じゃあ、こいつの出番だな。黒蛇!クズを撃ち抜け!」

バンッ!

正邪は黒蛇の引き金を引く。放たれた弾丸はその部屋の窓に向かって飛んでいく。そして、窓に当たり、窓を割り中へと消えていく。

明「何をしたんだ?」

正邪「こいつから放たれた弾丸は自動で狙った相手の眉間を貫く。どんな不可能な角度でもだ。」

明「まさか、自動追尾か?」

正邪「ピンポーン!その通り!さぁ、これでクズ共はいなくなった!艦娘達の元へ案内してくれ。」

明「はぁー、、、。わかった。この時間ならみんな食堂にいる。でも、急いだ方がいいぞ。あと、30分で出撃する艦隊があるんだ!」

正邪「マシかよ!急ぐぞ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

正邪「おりゃぁぁぁぁぁぁーーーーーー!!」

正邪は食堂の扉を蹴破って入る。

明「ちょっ!お前なにやってんだよ!」

正邪「扉ってのは蹴破って入るものだって教えて貰ったんでな!」

明「ダメだこいつ、、、。早くなんとかしないと。」

?「一体なんですか!?食堂の扉を蹴破って、、、。明さん、説明してください!!」

正邪「おっ!お前は艦娘から信頼を得てんのか?」

明「あぁ、色々と大変だったんだぜ。隊長やゴミクズ提督に見つからないでご飯あげたりすんのわ。おっと!説明だったな。こいつは新しく提督なった、、、。えーと、、、。名前聞いてなかったな。」

正邪「鬼人正邪だ。よろしくな!」

?「新しい提督?まだあの方がいるのでは?」

明「あれなら死んだ。憲兵隊も含めてな。」

食堂はざわつく。

正邪「にしても、なんだここ。食堂とは呼べねぇな。PAD長やまな板庭師が見たら発狂ものだな。とりあえず、、、。」

パチンッ!

正邪が指を鳴らすと先程までボロボロで衛生上問題だらけだった食堂が綺麗になった!これを見て食堂は更にざわつく。

正邪「よし!次は厨房だな。おっ!結構デケェ冷蔵庫があるじゃん!さてと、中身は、、、。何もないのかよ!!しょうがねぇ!」

パチンッ!

またも指を鳴らす。すると今度は空っぽだった冷蔵庫に大量の食材が!!

正邪「さてと、これで全員分の昼飯でも作るか。」

明「正邪、お前料理出来んのか?」

正邪「出来るぞ。こう見えて私、一応従者だしな。姫は料理出来ないし。」

明「おい、ちょっと待て!お前が従者だと!見えない!全く持って見えない。」

?「(゜ρ゜)」

明「赤城(あかぎ)さんは涎を垂らさないでください!!」

赤城「はっ!ついどんな料理が出るかと想像してしまって!」

?「赤城さん、、、。汚い。」

赤城「ガーーン!!」

?「それにしも、、、。司令官さんはどんな料理を作るの?」

正邪「司令官とか言うのはやめてくれ。普通に正邪でいい。まぁ、従者になる前に教わった料理でも作るかな。」

赤城「ど、どんな料理ですか!!」

正邪「秋刀魚の串焼きだ!」

明「おいおい、まだ夏だぜ。秋刀魚なんてないだろ。」

正邪「ところがどっこい!大量にあるんだな!」

?「正邪さんにその料理教えたの誰?」

正邪「えーと、確か、、、。兎みたいな奴で、お前と同じ三日月のアクセサリーを着けてたな。名前は確か、、、。」

?「[卯月]、、、。じゃないですか?」

正邪「!!何で知ってんだよ!」

?「卯月は[弥生(やよい)]の妹、、、。沈んで会うことのなくなった妹、、、。」

赤城「弥生ちゃん、、、。」

正邪「弥生か、、、。確か卯月が言ってたな。無表情の姉がいるとか。それがお前か。」

弥生「うん、、、。」

正邪「アイツなら生きてるぞ。」

弥生「!!今、卯月はどこにいるの!!」

正邪「知らねぇよ。7年前に最後会ってから会ってねぇし。はぁー、アイツと幻想郷をひっくり返そうって約束したのにこっちに帰るっていたからなぁー。まぁ、アイツはこっちに帰りたがってたし別に良かったけどよ。」

弥生「そうですか、、、。」

明「、、、。!!正邪!なんかヤバい予感がするぜ!」

正邪「いきなりどうしたんだよ!」

明「俺の能力が反応したんだ!」

正邪「お前の能力ってなんだよ!!」

明「俺の能力は[危険を察知する程度の能力]。それが反応した!この数、、、。まさか!赤城さん!今日の秘書艦は誰?!」

赤城「えーと、、、。確か、[綾波ちゃん]です!」

明「ありがと![綾波ちゃん]!今日、あのゴミクズはどんなよてを入れてた?」

明は長い黒髪でポニーテールの駆逐艦[綾波(あやなみ)]に問う。

綾波「えーと、、、。12時頃に[玄武会]の屋敷に行くと。」

明「マズイ事になったな。」

正邪「そんなにマズイのか?」

明「あぁ、[玄武会]は九州を牛耳ってる反社会組織だ。しかも、後ろには更にはヤバい組織があるって話だ。」

正邪「つまりヤクザか。で、私がクズを殺したのが12時前だったな。あれ?どちらにせよ来たんじゃないか?」

綾波「迎えが来るのが12時頃なんです!」

明「まさか、鎮守府前にある憲兵隊の死体を見てすぐさま組員を呼んだ可能せが、、、。」

正邪「はぁー、、、。こりゃ、私のせいだな。」

正邪はポケットからスマホを取り出した。

正邪「よー。隠岐奈か?誰かをこっちに送るって言ってたよな!誰を送るんだ!?、、、。ふふ、なるほど。あの二人か。それなら良かった。切るぜ!」

電話を切りスマホしまう。

正邪「さてと、反社会組織、、、。ヤクザってのがどんなのか、、、。全員まとめて殺ってやろうじゃねぇか!!」

 

 

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