翔「俺の正体だって?」
エリナ「そう、貴方の正体よ。まず、私のクローン製造機では深海棲艦と艦娘のクローン体は作ることができない。なのに、貴方は作ることが出来なかった。だから、貴方の血を調べた結果、貴方には[深海棲艦の血]が混じってる事が発覚したってわけ。それに貴方のDNAが私の母と一致したわ。」
翔「えっ、、、。」
翔の思考は停止してしまった。
川内「翔は深海棲艦ってこと?」
エリナ「まぁ、そうなるわ。まさか、こんな形で会うことになるなんて思ってもいなかったわ。祖父が安全な土地に置いてきたと言っていたらしいから生きてるとは思っていたけど、、、。提督になっているとはね。」
翔「、、、。」
エリナ「実験は出来なかったけど、いいこと教えてあげる。」
翔「なんだ?」
エリナ「朱雀会の会長はしばらく京都を離れるの。それと同時に誘拐事件も無くなると思うわ。」
翔「そうか、、、。結局無駄足だったってことかよ。」
エリナ「あら、残念そうね。」
翔「まぁ、この件を解決すんのに数日は京都にいる羽目になると思ってたからな。ターゲットがいないんじゃどうしようもねぇよ。」
エリナ「そう。あっ、そうだ。今降ろすわね。」
エリナは機械を操作し、翔達を地面に降ろす。未だに夕立とこいしは寝ているが。
翔「さてと、他の連中連れて帰るとするか。あっと!その前に、あんたに二つほど聞きたい事があるがいいか?」
エリナ「いいけど、なにかしら?」
翔「一つ目。霧島組の組員はどうした?」
エリナ「霧島組?知らないわ。会長が何をやってるかまでは把握してないから。」
翔「そうか。じゃあ、二つ目。ここを抜けて俺のところに来る気はないか?」
エリナ「あら、敵地でスカウトかしら?」
翔「まぁ、そんなところか。あんたとはゆっくりと話し合わねぇといけねぇみてぇだらからな。」
エリナ「さっきまでの暗い雰囲気から一気に変わったわね。そうね、ここに居ても面白くないし、貴方の鎮守府の方が研究が進みそうだわ。」
翔「そうか。じゃあ、よろしく頼むぜ!エリナ!」
エリナ「こちらこそ。翔。」
二人は握手をする。
フラン「さっきまでの暗い雰囲気が一気に無くなりましたね。」
川内「そうだね。私も後から翔に色々聞かないと。でも、その前に、、、。」
チルノ「未だ寝てる二人を運ばないとな。」
夕立&こいし「スピー(。-ω-)zzz」
?「ハハ、あの子もやっといい奴の所に行けるか。あの子の生き方にはどうこう言う権利は俺にはねぇしなぁー。さてと、久々に[高天原]にでも行くか。姉貴にもこの事を報告しねぇといけねぇし、何より[ワダツミ]にも報告しておかねぇと。」