おかしな人間がブラック鎮守府に着任する話   作:古明地響

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第51話 復讐なんてものはちっぽけな物だ

翔「全く、帰ってきたら帰ってきでまたトラブルかよ。少しは休ませてくれってんだよ。」

翔は海上を走っていた。その瞳は黄金色(こがねいろ)能力は[武器を収納し展開する程度の能力]。

翔「さてと、使うのはこいつでいいか。」

空間から大きな鎌が現れた。

翔「久しぶりだなぁー。こいつを使うのわ。まだ死神として右も左もわかなかった時に使ってた鎌。[黒雪(くろゆき)]。さーてと、二人の妖気が小さくなってきてんだよなぁー。あの二人をここまで追い込んでるってことは相当ヤベェ奴等なんだろうな。さてさて、急行しちゃいますか!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

舞鶴鎮守府近海

勇義「まさか、私達二人がここまで追い込まれるなんて、、、。夢にも思わなかったな。」

幽香「能力相性でも私達の方が不利だったけど、ここまでやられるなんて考えてもなかったわ。」

?「私達二人相手によくもまだ生きてるなんてね。流石妖怪かしら?」

?「そんなことどうでもいいです。全て排除すればいいだけですから。それに、、、。もう貴女達は敗北します。」

幽香「何を言って」

ドガーーーーーン!!

幽香と勇義の二人がいた場所が爆発する。

?「流石[死神]ね。これじゃ、私のいる意味が無いわね。」

?「深海棲艦ではないですから効くかわからなかったですけど、始末できてよかったです。あと始末するべきは新しく来た「司令官か?」!!誰!」

爆発した場所の黒煙の中から一人の青年が大鎌を持って現れる。

翔「いやー、効いたよ今の雷撃。あの二人でも致命傷は避けられなかっただろうな。お前らか?鎮守府をメチャクチャにしたのは。」

?「ソウダと言ったらどうする気?それに、あんたは何者なの?」

翔「俺は死神代理兼死刑執行人兼舞鶴鎮守府提督の小野塚翔だ。」

?「そうですか。貴方が提督ですか。」

翔「あぁ、そうだ。俺の姉さん達が世話になったようだな。で、お前らの目的はなんだ?下剋上か?」

?「下剋上?まぁ、それでもいいわね。でも、私達がやることは[復讐]よ。私は姉さんが。」

?「私はお姉ちゃんも妹も死んだ。それも目の前でですよ。貴方にその時の苦しみが分かりますか?私が弱いから、[幸運]だから、みんな死んでいった。」

翔「、、、。目の前で大切な人が死ぬ苦しみは痛いほど分かる。俺だって目の前で大切な人を失った。[復讐]しても意味がねぇなんて分かってた。そして、[復讐]をした。でも、その時気づいた。[復讐]なんて何の価値もねぇ。そんなことより前を向いて歩く方がよっぽどいいってな。お前らもどうだ?[復讐]なんて意味のねぇことより前を向いて歩く方がよっぽど「ふざけるな!!」!」

?「何が[復讐]に意味が無いよ!そんなんじゃ死んだ[翔鶴姉]が浮かばれない!!」

?「そうですよ。死んでいた[黒潮姉さん]達の分まで私が[復讐]するって決めたんです!!」

翔「はぁ、、、。じゃあ聞くがよ。まずはそっちのツインテールの空母。確か[瑞鶴(ずいかく)]だったな。[復讐]なんてして死んだ翔鶴が喜ぶか?」

瑞鶴「そんなの、、、。喜ぶに決まってるじゃない!!」

翔「そうか。次はそっちの駆逐艦。陽炎型の[雪風(ゆきかぜ)]だったな。[復讐]なんてして残された不知火と秋雲が喜ぶか?」

雪風「二人だって本当は[復讐]したいに決まってます!」

翔「そうか。はぁー、、、。やれやれだぜ。とりあえず、お前ら二人は俺の鎮守府の艦娘だ。お前達の間違え、俺が正してやるよ![復讐]なんてちっぽけなことなんて忘れさせてやるぜ!!」

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