おかしな人間がブラック鎮守府に着任する話   作:古明地響

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第60話 引き分けの記録

舞鶴鎮守府 工廠付近

キリト「はぁ、、、。はぁ、、、。どこだ?どこから狙ってるんだ?」

キリトは物陰に隠れながら辺りを見渡す。だが、肝心の狙撃主は見つからない。

キューーーーーン!!

一方的に撃たれるのみ。

キリト「ん?待てよ。今この鎮守府で俺を撃てる場所なんてあったか?」

キリトは考えてみた。今の鎮守府にはキリトを狙える高所はほとんどない。あったとしてもこの場から丸見えだ。だが、一つだけキリトから見えず盲点となっていた箇所が一つだけ存在してい。

キリト「工廠の屋根!あそこなら俺からじゃ見えない!だけど、問題はどうやってあそこまで登るかだ。、、、。今、この世界は[リアルなのにリアルじゃない]。なら、あの壁を登れるはずだ!!」

キリトは突然、工廠に向けて走り出す。キラリ。工廠の屋根で何が光るような気がした。すると、次の瞬間。

キューーーーーーーン!!

弾丸がキリトに放たれていた。だが、キリトはそれを難なく避ける。

キリト「やっぱり工廠の屋根の上か!!」

キリトは工廠の壁に辿り着くとそのまま工廠の壁を走って登っていく。そして、屋根へと到達する。

キリト「壁を登るなんていつぶりだろうな。それはそうと、なんの真似だ?シノン。」

そこにはキリトが予想した通りの狙撃主がいた。

シノン「あら、壁を走って登ってくるなんてあんたらしいわね。」

キリト「そりゃどうも。で、なんで鎮守府の襲撃なんかしてるんだ?」

シノン「そうね。時間稼ぎって言えばいいかしら?」

キリト「それってどいうことだ!「ドガーーーーン!!」爆発!!あれは、仮設住宅があるところだ!」

シノン(時間稼ぎはしたわ。キリトやその他のメンツがそっちに着くまでに方を着けなさい。陽炎。)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

仮設住宅付近

ドガーーーーン!!

陽炎「どうしたの?白露?貴女、何かに怯えてない?」

白露「、、、。」

陽炎「あれ?もうくたばったのかしら?でも。まだ息は有るわよね。なら、私が終わらせてあげる。」

白露(、、、。はぁー、体が動かねぇ。全く、陽炎に殺されるなんて思ってもみなかったなぁー。この俺が[村雨達]の後を追うのか。、、、、、。はっ!なんでこんなところで諦めてんだ!俺には夢が一つ出来たじゃねぇか!翔は多重婚を認めている。だから、俺は翔の嫁の一人になるって決めただろうがぁぁ!!)

白露は起き上がり陽炎に反撃する。

陽炎「なーだ。まだ動けたんだ。」

白露「悪いな。戦いってのはどんな手を使ってでも最後まで立ってた奴が勝者だろ?」

陽炎「そうよ。で、貴女は何をするの?」

白露「こうするんだよ!」

白露は右手を陽炎にかざし、掌を握る。すると、陽炎は膝から崩れ落ちていく。

陽炎「っ!!白露!貴女、何をしたの!」

白露「なに、簡単な事さ。お前のアキレス腱を破壊しただけだ。」

白露は崩れ行く陽炎にアッパーを打つ込む。

白露「少しは寝て頭冷やしとけ。俺はお前と殺し合いしたかった訳じゃねぇ。殴り合いをしたかっただけだ。これでまた引き分け記録が更新されたな。ちょっと眠くなってきた。」

白露はその場で倒れ気絶した。

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