おかしな人間がブラック鎮守府に着任する話   作:古明地響

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第62話 動き出した歯車

二日後 舞鶴鎮守府中庭

翔「今日から三日間、洛海高校のバスケ部が来る。まぁ、堅苦しく接しなくていいからな。いつも通りの感じで頼むぞ。」

響「それにしても、青葉達が来るのは昼だろ?何故こんな時間に集合なんだ?今はまだ7時だ。」

翔「それはだな。色々起こりうる問題にどう対策するかを考えるため早くから集合させたんだよ。」

吹雪「起こりうる問題ですか?」

翔「あぁ、それはな。さとり、フラン、翔鶴をキッチンに入れさせないことだ!この三人のうち誰かを一人でも入れてしまえばこの世の終わりだと思ってくれ!幸いここにいるのは吹雪、響、白露、時雨、陽炎、長門、不知火、雪風だけ。だからキッチンへ向かうであろう三人の進行をなんとしてでも止めなくてはならない!まぁ、それは今はどうでもよかったわ。ここから本題に入る。いいな。」

長門「いいが、一体本題とはなんだ?」

翔「あぁ、実はこの鎮守府。俺達が知らないだけで能力持ちが何人かいるみたいだ。例えば、足柄とか。」

雪風「足柄さんがですか?」

翔「あぁ、あいつは自分が能力持ちだと自覚してる。だからこそ能力を持ってないように振る舞ってた。足柄みたいに隠してる奴は何人かいる。それと、能力が目覚めそうで目覚めない奴もいる。」

陽炎「目覚めそうで目覚めない奴って誰?」

翔「天龍、川内、朝潮。それに、長門お前もだ。」

長門「私か?」

翔「あぁ、そうだ。まぁ、その話は置いといて。お前達にしてもらいたいのは能力持ちの艦娘を見つけることだ!」

不知火「能力持ちの艦娘を見つけるですか。わかりました。だいたいの目星は付けているのですか?」

翔「ん?足柄ぐらいしか目星は付けてないぞ。」

その場に居た艦娘達はズッコケタ。

 

 

その数分後 

執務室でビトレイが翔に一冊のノートを渡した。

ビトレイ「ここに俺達、[禁じ名]の面子の事が書いてある。」

翔「ありがと。読ませてもらうぜ?」

ビトレイ「あぁ、俺はちょっとブラックのこと手伝ってくるわ。」

ビトレイは執務室を出ていく。

翔「さて、青葉達が来るまでまだ時間があるからこれでも見とくか。」

翔はビトレイから受け取ったノートをみる。

 

 

       【禁じ名一覧表 ビトレイ作】

 

翔「まずは1ページ目か。」

 

【星屑の探求者 ◼️◼️◼️】

コードネーム 【オイル】

能力 【摩擦を消す程度の能力】

 

こいつは俺の相棒1号。だいたいこいつがボケて俺がツッコミ。[霧雨魔理沙]と付き合ってる。まだ童貞。

 

 

翔「1ページ目からなんかあれだな。説明が酷いな。さて、2ページ目だ。」

 

【教授殺し ◼️◼️◼️◼️】

コードネーム 【キャット】

能力 【戦車を展開し使用する程度の能力】

 

こいつは外の世界に住んでる大学生。教授がうざくて大学に戦車の大砲を撃ち込んだバカだ。巨乳好きの変態でもある。

 

 

【結界師 ◼️◼️◼️】

コードネーム 【ポイズン】

能力 【結界を作る程度の能力】

 

こいつは俺達のメンバーの中で数少ない男の娘だ!一時期[ウルフ]って奴と付き合ってる噂が出てた。

 

 

翔「能力はそんなに強いと感じないんだかなぁー。それに、あいつの世界では、幻想郷と外の世界の行き来が簡単なのか?さて、3ページ目。」

 

【紅き館の執事 ◼️◼️◼️】

コードネーム 【ウルフ】

能力 【満月の夜のみ人狼になる程度の能力】

 

こいつは紅魔館で執事をしてる常識人だ!以上!それ以外の説明がないつまんない奴だと思ってくれ!

 

 

【人類を恨む者 ◼️】

コードネーム 【メープル】

能力 【艦載機を使う程度の能力】

 

こいつは艦娘と人間のハーフで提督だ。外の世界の7大鎮守府の一つ【心闇鎮守府(しんやみちんじゅふ)】の提督だ。1日以上自分の所の艦娘に会わないと禁断症状を引き起こす。

 

 

翔「3ページ目は今のところ普通の奴だな。それとも、あいつの世界には鎮守府が7つもあるのか。あれ?七つ?七つの海?それとも、七つの大罪?まぁ、そんなことよ4ページ目だ!」

 

【断罪者 ◼️◼️◼️】

コードネーム 【ジャッジ】

能力 【地獄の力を使う程度の能力】

 

こいつに目をつけられたらそれで死。それほどヤベェー奴。だけど、基本優しい。何かへまをやらかさなければ。

 

 

【幻想郷最強の剣士 ◼️◼️◼️◼️◼️】

コードネーム 【ブラウン】

能力 【気を読む程度の能力】

こいつは魔法の森に住んでる剣士だ。趣味は読書とお菓子作り。いつ剣の修行をしているか聞いたらしてないだとさ。あれ?俺毎日修行してるけど、剣の腕前だけならブラウンより下なんだけど。なんで?

 

 

翔「アカン、、、。4ページ目の説明がぶっ飛んでる。さ、さて5ページ目。」

 

【医者見習い ◼️◼️◼️◼️】

コードネーム 【ドクター】

能力 【癒す程度の能力】

 

こいつは永遠亭で医者としての勉強をしているぞ。鈴仙と付き合ってる。酒はこいつに飲ませるな!

 

 

【紅き館の奴隷 ◼️◼️◼️】

コードネーム 【ドリーマー】

能力 【年齢を変える程度の能力】

 

こいつは紅魔館に住む十六夜咲夜の奴隷(笑)だ。仕事はちゃんとこなすいい奴だけど、咲夜に馬乗りにされて人参で餌付けされてるところをレミィが発見したとのこと。咲夜専用奴隷。

 

 

翔「わー、なんとも言えねぇー。次!」

 

【幻想郷の忍者 ◼️◼️◼️◼️】

コードネーム 【アサシン】

能力 【闇に隠れる程度の能力】

 

幻想郷唯一の忍者。ただしアホ。

 

 

【敗北生産者 ◼️◼️】

コードネーム 【ルーザー】

能力 【身体を強化する程度の能力】

 

こいつは外の世界の鎮守府。7大鎮守府 【鞍怖兜鎮守府(くらふとちんじゅふ)】の提督だ。こいつを怒らせるのだけはNGだ。死人が出る。

 

 

翔「アイツ、書くのめんどくなったのか?いいや、次。」

 

【凍らす者 ◼️◼️】

コードネーム 【アイス】

能力 【冷気を操る程度の能力】

 

こいつも外の世界の鎮守府。7大鎮守府 【氷海鎮守府(ひょうかいちんじゅふ)】の提督だ。こいつがこの鎮守府にいるせいでこの周りの海は氷海、土地は凍土になった。

 

 

【紅き館の居候 ◼️◼️】

コードネーム 【ピュア】

能力 【清める程度の能力】

 

こいつは紅魔館に住む居候。こいつは居候させてもらう代わりに門番を初めとした紅魔館での仕事をしている。汚れ仕事もしているとか。

 

 

翔「紅魔館に住んでる奴多くないか?ん?もう11時か。12時に青葉達が来るから早く準備でもしとこうか。」

翔はノートを机の上に置き執務室を後にした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

同時刻 佐世保鎮守府食堂

正邪「なぁ、お前ら三人が道端で倒れてるところを拾ってやったから自己紹介ぐらいしてくれ。とりあえず、そこのオレンジ野郎から。」

?「オレンジ野郎って、、、。まぁ、いいや。俺の名前[黒崎一護(くろさきいちご)]。死神代行だ。」

?「じゃあ、次は俺だな。俺は[メリオダス]。よろしくな!」

?「最後に俺か。俺は[メープル]。よろしく。聞きたいが、ここは鎮守府だろ?どこの鎮守府だ?ここの提督に会わせてくれ。」

正邪「提督に会わせろだ?提督は私だが?」

メープル「じゃあ、なんで軍服を着てないんだ?」

正邪「あんなん着なくていいだろ?それにここは佐世保鎮守府ってところだ。」

メープル「あ?佐世保鎮守府だと?佐世保鎮守府は俺達7人が消したはず!まさかここは違う世界の鎮守府か?試してみよう。」

正邪「消したって聞こえたけど、どういうことだ?」

メープル「◼️」

正邪「え?今なんて?」

メープル「いや、何でもない。ただ一つ勝負をしてくれないか?」

正邪「勝負?私とか?」

メープル「あぁ、勝負って言っても、、、。」

メープルはどこからともなく弓矢を出した。

メープル「殺し合いだけどな!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

更に同時刻 大湊鎮守府跡地

永琳「しばらくここから動けなさそうね。龍驤の容態が全くもって良くならないわ。」

睡蓮「永琳先生。龍驤ハドウシテコウナッテシマッタンデスカ?」

永琳「疲労もあるかもしれないけど、一番大きいのはショックかしらね。私は精神科専門外なんだけど。」

睡蓮「、、、。モシカシテ、精神世界ニ入レバ助ケルヒントヲ見ツケラレマスカ?」

永琳「可能性はあるけどそんなこと出来るの?」

睡蓮「心辺リハアリマス。タダ、問題ガアリマス。彼ヲ、[天津カルマ(あまつかるま)]ヲ探シ出セレバ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

とあるビルの屋上に彼はいた。

?「ガシャンガシャン。大きな音を立てて廻る歯車。運命と言う名の歯車は今日も廻る。運命と言う歯車は人によって立てる音が違う。ある人は不幸で残酷な音でした。貴方の歯車はどんな音を軋ませ廻っているのかなぁ?」

突然、そびえ立つビルの摩天楼が崩れ落ちていく。それでも彼は平気な顔でビルの屋上に立つ。

?「父さんは殺され残った母さんと姉さんは僕を庇ったせいで今も昏睡状態。なんで、なんで深海棲艦と人間は一緒に居ちゃあけねぇんだよ!許せねぇ!俺はこの世界を変える!こんなふざけた世界なんて沈めてやるよ!そして塗り替える!深海の色になぁ!」

彼の青と黒の瞳が天を見る。

?「睡蓮さんが言ってたなぁー。どんなことがあっても人を憎むなって。人の中にはいい人もいるって。確かに睡蓮さんの言ってる事は正しいよ。でも、動き始めた俺の歯車は止まんねぇんだよ!」

ついには背景も消えてそこにあるものは[無]だけとなった。

 




名前 黒崎一護(くろさきいちご)

種族 死神代行

詳細 東城会の会長のせいでこの世界に迷い込んでしまった死神代行。普段は高校生。すごく優しい。


名前 メリオダス

種族 魔神族

詳細 東城会の会長のせいでこの世界に迷い込んでしまった。[七つの大罪]と呼ばれるグループのリーダー的存在。


名前 メープル

種族 半人半艦

能力 艦載機を使う程度の能力

詳細 ビトレイ達の世界の外の世界にある7大鎮守府の一つ[心闇鎮守府]の提督。人身の鎮守府の艦娘に1日会わなかっただけで禁断症状を起こす。人類を酷く憎んでいる。そのため信用出来る人物は少ない。
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