翔「ある程度の艦娘には自己紹介終わったし後はっと、、、。」
翔はある鉄製の扉の前で立ち止まっている。
翔「鍵がねぇと開かねぇのかよ。この扉は、、、。しかたない。」
翔の瞳の色は竜胆色に変わり、右手を扉につける。すると、手のついたとこから鉄製の扉は溶けていく。それに現れたのは地下に続く暗く長い階段だった。
翔「長そうな階段だなぁー。スマホで曲でも聴きながら行くか。」
翔はスマホを取り出し、とある動画アプリを開けてある曲を選ぶ。その曲はどこか悲しげな曲だった。
?「泣かないで、、、。アンタらしくないわよ。」
?「だって!このままじゃ、陽炎が、、、。」
?(なんだこりゃ、あそこで泣いてんのは[俺]か?じゃあ、あそこにいんのは、、、。まさか、あん時の夢を見ちまうとわな。)
陽炎と呼ばれた少女は泣く少女に言う。
陽炎「未来は限りなく続くのよ。こんなところで泣かないで。アンタに一番似合うのは笑顔よ。だから、笑っていなさい。それと、、、。」
陽炎は泣く少女の右手を自身の両手で優しく包み込んだ。
陽炎「ここで私が沈んでも私の一番の親友でいて。」
そう言って陽炎は息を引き取った。夜の海を紅く照らす月。泣く少女の周りには多くの深海棲艦達。もはや、絶望的な状況だ。
?「アハ、アハハハハハハハ!!」
少女は、この絶望的な状況の中で狂ったように笑う。そして、右手を夜空に掲げ手を握り締める。すると、深海棲艦達は爆発し、海を紅く染めた。少女の背中には複数の色のついたクリスタルを着けたような羽が生えたいるように見えた。
?(アハハ、あん時の[俺]か。まさか、夢に出てくるなんてな。今までこんなことなかったんだが、、、。)
~~♪~~♪
どこからか、悲しげな音楽が流れてくる。それと共に一人の足音も。
?(なんだ?一体ここに誰が来るってんだ?まさか、新しい提督か?なら、都合がいいな。[俺]の拘束を解いたその時は殺してやる。)
足音と音楽は彼女の牢屋前で止まった。
翔は地下牢の一番奥の牢屋の前で止まる。そして、右側にある牢屋の奥を覗く。その中には、茶髪の少女が両手両足、目と口を拘束されていた。
次に左側にある鉄製の扉でできた牢屋を見る。翔は左目を白にして中を見る。そこには紅い瞳に亜麻色のような髪の少女が鎖に繋がれていた。
翔「こりゃ酷いな。扉の奥の子が[夕立]でこっちが[白露]かな?とりあえず、[白露]の方から話を聴こうか。」
翔は右手で牢を溶かす。
翔「こんな物付けられちゃ話したくても見たくても何も出来ねぇよな。」
目と口の拘束を解く。翔は少女の瞳を見て驚いた。左目は資料と同じ茶色の瞳だったが、問題は右目だった。その目は紅く染まっていた。
翔「君が駆逐艦白露(しらつゆ)だね。はじめまして。俺はここの新しい提督、小野塚翔だ。」
白露「ふーん。で、こんなところに何のようだ?」
翔「何のようって、君達二人の拘束を解きに来たんだ。」
白露「拘束を解きに来ただって?殺されるかもしれねぇのにか?」
翔「あぁ、そうだ。」
翔は白露を拘束する鎖に触れる。すると、鎖は溶けた。
白露「なんだこりゃ?鎖が溶けやがった!」
翔「さてと、次こっちの扉だな。」
翔は白露に背を向けた。
白露「死ねよ。」
白露は翔に殴りかかった。
今回の紹介は白露の紹介をしていきます。
名前 白露(しらつゆ)
種族 艦娘
艦種 駆逐艦
能力 ありとあらゆる物を破壊する程度の能力
特徴 黒いセーラー服を着ていて明るい茶髪のボブヘアーで黄色いカチューシャをしている。右目が紅く左目が茶色。一人称が俺
詳細 白露型一番艦。本来の白露は明るく、何事でも一番を目指しているが、舞鶴鎮守府の白露は親友である陽炎(かげろう)の死により他の子達と同じで提督と言う存在に対して強い殺意を持つ。陽炎の死によってか右目だけが紅く染まり、どこぞの吸血鬼の妹と同じ能力を得た。そのせいか謎だが時々、狂気染みたり背中にはクリスタルのついた羽のような物が現れるようになった。