おかしな人間がブラック鎮守府に着任する話   作:古明地響

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突然ですが、作者名を変えました。


第80話 落生会議

()東京 落生市 多々羅地区

 

翔「うーん。何かがおかしい。」

今、翔の右目は土色。能力は『地形を把握する程度の能力』

翔「ここがこうで、こっちがこうで、、、。うーん。どう考えてもさっきから同じところをぐるぐる回ってる気がするな、、、。それに、、、。なんだか、視界がグラグラする。」

翔がその場で膝をつく。

翔「この感じ、、、。酒か?でも、酒なんて呑んでねぇから、、、。そう言うことか。」

辺りを見渡すと紫色の唐笠を持ち水色の着物を着た男達に囲まれていた。

翔「なんだ?テメェら何者だ?」

翔の問いかけに男達は答えない。すると、1人の男が唐笠を翔めがけて振るう。

それをひらりと避ける。

翔「丁度いいハンデだ。テメェら全員、、、。ぶちのめしてやるよ!!」


東京 落生市 白夢地区 赤坂家

 

和登「さてと、、、。うちがこんな大所帯になるなんて思ってもみなかったが、、、。」

?「私の家の方が広いけどこっちでいいの?」

和登「まぁ、広いっちゃぁ、広いけど、、、。良樹達が入れねぇだろ?そもそもの話になるが、[静音(しずね)]。お前は大丈夫なのか?その、、、。ここにいて。お前の親は東城会の一次団体の『黒城組(こくじょうぐみ)』だろ?敵対してる俺達の元にいていいのか?」

静音「いいのいいの!あんな奴、親じゃないんだし。」

ローリー「何か訳ありみたいね。」

良樹「あぁ、あの[第二副生徒会長]さんの家はよぉ、東城会の一次団体なんだ。しかも、その親がひでぇ奴でさぁ。副生徒会長さんが学校卒業したら売っちまうんだとよ。」

プリンツ「なにそれ?ひどすぎませんか?」

ビスマルク「プリンツ、、、。日本のヤクザは政府と繋がってるの。だから、私達がなんとかしないといけないの。」

?「はぁー、、、。聞けば聞くほど吐き気が出る話ね。」

?「人とはそう言うものです。プラナリアドラゴンさん。」

?「はぁ?[清姫(きよひめ)]。貴女ここでも私に喧嘩売るのかしら?」

清姫「あら?本当の事を言っただけですよ。[プラナリアドラゴのエリザベート]さん。」

エリザベート「あったま来た!!今すぐボコボコにしてやるわ!!」

?「やめなさい。喧嘩なんて見苦しいわよ。」

菫子「そうよ。やめた方がいいよ。」

ビスマルク「それにしても、、、。何故貴女がこんなところにいるのかしら?[アメリカ海軍のサラトガ]。」

サラトガ「色々あって日本に流れ着いたの。そこを清姫とエリザベートに拾われたわ。」

?「、、、。赤坂。俺達をここに招いたのは何故だ?」

和登「ん?あっ、忘れてた。」

?「『落生会議』は各地区の代表と各一名のはずだけど、、、。これはどのような経緯でそれが破られたのか僕は聞きたいよ。しかも、[奈落]にいたっては彼がいないじゃないか。こんなの話し合いにもならないんじゃないか?」

?「悪い、、、。スモークは今奈落から出れないんだ。だから俺が代表代理だ。」

?「なるほど、、、。別に良いんじゃねぇか?たまには決まりと違ったことをしてもよぉ。」

良樹「、、、。和登ー。さっさと始めようぜ。」

和登「あぁ、、、。さて、始めよう。今回の話し合いの内容は[青龍会]及び[東城会]についてだ。まず、俺達白夢では街中で[青龍会]及び[東城会]が悪事を働いているところを目撃した時と襲撃にあった時のみ戦闘を行っている。じゃ、次は[紅蓮の覇道三鶴(はどうみつる)]。報告を頼む。」

三鶴「わかった。まずは、うちに新たな仲間が増えた。紹介する。新メンバーの[多摩(たま)]だ。」

多摩「軽巡、多摩です。猫じゃないにゃ。」

和登「猫だな。」

良樹「99%猫だな。」

清姫「猫ですか、、、。」

エリザベート「猫ね。」

雅「確かマタタビがあったような、、、。」

静音「猫じゃらしならあった気が、、、。」

多摩「だから猫じゃないにゃ!!

三鶴「、、、。話を戻すぞ。紅蓮でも白夢と同じ取り組みをしてる。あとは、多摩の能力で相手がどこから来て何をするかを知り事前に待機してるぐらいだ。」

ビスマルク「能力持ちなのね。まぁ、どんな能力かは後で聞くわ。」

和登「次、[海里の海落嵐鬼(あまおちらんき)]。」

嵐鬼「俺の所か?まぁ、今までの対応とかわんねぇよ。海を汚す汚物を消す、それだけだ。あと、うちも艦娘が1人いる。」

?「丁型駆逐艦松型、その一番艦、[(まつ)]よ! !」

嵐鬼「松の能力である程度侵入者を見つけ排除はできるが、、、。やはり、1人はきついようでな。完全に奴らの侵入を防ぐのは不可能だ。」

松「ぐぬぬ、、、。そこは言わないどよ、嵐鬼。」

嵐鬼「俺からは以上だ。次に進めてくれ。」

松「エッッッッ!!私の事は無視!!」

和登「えっと、、、。次は[多々羅の唐笠九十九(からかさつくも)]。」

九十九「僕のところは侵入者がいれば即排除。まぁ、どうみても弱者な女子供を殺すようなことはしないけど、明らかに強者であるか奴らの手下なら容赦なく殺してるよ。僕のところそんなところだよ。あっ!僕のところにも1人艦娘がいるけど、、、。酔っぱらってるから連れてきてない。だから、今回の代表者も前回と同じ[番傘(ばんがさ)]だ。」

良樹「なんだ、、、。誰も連れてきてないと思ったよ。で、[一勝(いっしょう)]はどこにいるんだ?姿がねぇぞ?「お前の後ろだ。」うわっ!!ビックリした!お前影薄いんだよ!!」

一勝「うるせぇなぁ、、、。頭、さっさと次に進めましょう。」

九十九「そうだね。じゃ、次いって。」

和登「わかった。次は[奈落のハッチ]。頼む。」

ハッチ「了解。俺達奈落地区の者は侵入者を捕まえて身体検査及び拷問を行っている。奈落地区内で悪事を働いた侵入者は手当たり次第片付けてる。」

三鶴「なるほどな、、、。スモークはどうしてるんだ?」

ハッチ「あぁ、実はスモークの病状が最近悪化してるんだ。俺達も早く医者に見せたいんだが、、、。スモークは奈落から出ようとしない。自分よりも俺達のこと心配しすぎなんだよ。」

静音「確かにあの人はそんな人よね。でも、自分が死んじゃったら何も意味がないのに、、、。」

ビスマルク「、、、。一つ質問いいかしら?」

ハッチ「なんだ?」

ビスマルク「貴方達のリーダーの病名はなに?分かれば多分だけど治せるわよ。」

プリンツ「あれ?ビスマルクお姉様って医師免許とか持ってましたっけ?」

ビスマルク「私がやるわけじゃないわよ。まぁ、医師免許なんて持ってないだろうけど、私に簡単な薬の調合、簡単な手当てのやり方、人体の構造と弱点とか教えてくれた天才科学者なら治せると思うわ。菫子もそう思うでしょ?」

菫子「ビスマルクさんが言ってるのって永琳さんの事ですか?」

ビスマルク「まぁ、そうね。翔や鈴仙でもいいけど、、、。確実に治すなら永琳先生ね。」

雅「永琳先生って誰ですか?」

菫子「分かりやすく言うとマッドサイエンティスト&マッドドクターです。」

ハッチ「はぁ!?そんな奴にスモークを預けられるか!!」

菫子「永琳さんに治せない傷や病気は無いです。精神的な病気や傷は荒療治で治してますし。多分ですけど治療費は千円ぐらいじゃないですか?私とビスマルクさんが頼めば。」

ビスマルク「え?私が頼んでも安くはならないと思うのだけど、、、。」

菫子「何言ってるんですか!!ビスマルクさん達は幻想郷の英雄ですよ!!今でもビスマルクさん達を祀る祠や地蔵が幻想郷の人里やいろんな所にあるぐらいですよ!!」

ビスマルク「はぁ!?なんでそんなのがあるのよ!!」

プリンツ「やっぱりお姉様は凄いです!!」

サラトガ「へぇー、、、。英雄ねぇー。」

ビスマルク「やめて!!私をそんな目で見ないで!!」

ローリー「うるさいわよビスマルク。」

prrrr…

ローリーの携帯が鳴る。

ローリー「ちょっと失礼。もしもし、、、。お兄ちゃん?どうしたのよ、、、。はぁ!?どう言うことよ!!ちょっまってね。」

ローリーはスピーカーにしみんなに聞こえるようにする。

ローリー「いいわよ。今ここにいるみんなにも聞いてほしいから。」

シェイプ『ん?他にも誰かいるのか?まぁ、いいや。とりあえず自己紹介から入ろうか。俺はシェイプ・ウィリアムズ。ドイツ海軍大将だったものだ。』

和登「だったもの?」

シェイプ『ローリー達が日本に行った後すぐのことだ。過激派の[シェガー・カールソン]大将に乗っ取られ、穏健派は全員捕まって牢屋にぶちこまれたけど、俺はなんとか抜け出した。今はイギリスに匿われている。』

サラトガ「何故イギリスが出てきたの?」

ローリー「、、、。なるほど、女王陛下に感謝しなくちゃ。」

三鶴「女王陛下?もしかして、[サリー・デンソン]のことか?これはまた大物が出てきたな。」

九十九「しかも、なんだか仲良さげじゃないか?」

シェイプ『因みにだが、女王陛下がぶちギレてドイツ海軍本部を吹き飛ばした。だけど、カールソンの野郎は部下を連れて日本に逃れたようだ。』

嵐鬼「待て、その女王陛下は人間だよな?松、知ってるか?」

松「私が知ってる話ではイギリスの女王陛下は人間だよ。どうやってもドイツ海軍本部を吹き飛ばすようなことは出来ないわよ。」

ローリー「まさかだけど、、、。あの子達がやったの?」

シェイプ『そうだ。イギリス海軍の艦娘とその他数名の手によってドイツ海軍本部は焼け野原だ。それに女王陛下はぶちギレてるから今日本に向かってるぞ。』

ハッチ「、、、。え?今なんて?」

シェイプ『女王陛下ぶちギレ。クソ野郎日本に逃げる。どこへいくんだ?理解OK?』

一勝「わかった。日本が地図から消えるな。」

ローリー「いやいや!そこまで酷いことにはならないから!!」

シェイプ『因みに女王陛下に日本での今何が起きてるか伝わってしまったため日本は最悪沈むぞ。』

良樹「、、、。今すぐ日本を出る準備でもするか。」

和登「どこへ行く気だ?良樹。」

雅「和君!!日本を出たらどこで暮らす?」

和登「雅もかよ!!」

静音「私は日本に残るは。こうなったのは私の家族の責任でもあるんだし。」

和登「静音は何も関与してないだろ!!」

菫子「よし!幻想郷に逃げよう!あそこなら結界を張れば無事なはず!!」

ローリー「お兄ちゃん!!早く女王陛下を宥めて!!みんなのSAN値が0に等しいわよ!!」

多摩「にゃー、、、。大変なことになったにゃ。」

三鶴「いやいや、呑気なこと言ってる場合か?」

嵐鬼「さてと、、、。松、その女王がどこにいるか見えるか?」

松「嵐鬼?私の能力知ってるわよね?で、見てどうするのよ。」

嵐鬼「その場所から逆算して来る前に逃げる!!」

松「バカなのか!!」

九十九「ん?おい!番傘!どこに行く!!」

一勝「帰って防空壕の準備をしないと、、、。」

ハッチ「間に合うわけがないだろ!!」

?『日本のゴミ共は皆殺しじゃぁぁぁぁぁーーーー!!』

シェイプ『女王陛下!!落ち着いて下さい!!』

サリー『うるせぇ!!私の怒りは鎮まらないわ!!確かに日本の文化は素晴らしいし、関係ない人もいるでしょう。だけど、、、。私の怒りは皆殺しにしないと治まらないわよ!!』

ローリー「あっ、これ酔ってるわ。」

和登「まさかの酒かよ!!」

ローリー「いいえ、違うわ。女王陛下は特殊な体質なの。」

ハッチ「特殊体質ですか。」

ローリー「えぇ。まず、ウイルスによる感染は効かない。」

九十九「はぁ?つまりインフルエンザとかならいと?」

ローリー「そう言うこと。で、もう一つ。このもう一つが厄介なの。」

嵐鬼「厄介な特殊体質って一体、、、。」

ローリー「船酔いで酔っぱらう。」

・・・・

しばらく沈黙が続く。

良樹「え?それマジ?」

サラトガ「世の中にはそんな体質もあるんですね。」

エリザベート「いやいや!普通こんな体質ないから!!」

清姫「あったとしてもかなりレアです。どっかのプラナリアみたいに。」

ビスマルク「、、、。」

ローリー「ビスマルク?どうしたの黙っちゃって。」

ビスマルク「、、、。一つ私に策があるわ。」

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