佐世保鎮守府 中庭
明「ゴフッ!」
睦月「三対一じゃ、こんなものにゃしねぇ~。」
明「はぁ、、、。はぁ、、、。睦月、、、。お前は、、、。一体、、、。」
睦月「睦月の正体が知りたいにゃしぃ?特別に教えてあげるぞよ。
明「そんな、、、。あの研究所の、、、。生き残り、、、。」
睦月「そうにゃしよねぇー。明さんにとってあの、研究所は切っても切れない縁にゃしよね。だって、、、。三年間も体を好き勝手に調べられたんだから。」
明「くっ、、、。」
睦月「人間と妖怪の間に産まれた半妖。それだけで実験対象になりうるのにさらに上を行くレアケース。詳し詳細が一切無い名前だけの妖怪の子なんですから。」
明「なに?」
睦月「知らないようですね。自分の親のことを。」
明「あぁ、、、。俺は何も知らない。親父が何者かも、お袋が何で捕まったのかも。だけど、、、。俺は一つの確証ある真実だけを今は信じてみたい。」
睦月「確証ある真実?何を言ってるにゃしぃ?」
明「俺が信じる英雄はまだ終わっちゃいないってな!!」
睦月「、、、。睦月達に勝つつもり?三人相手にその傷で。」
明「あぁ、こんなところで俺は諦めない。一つの未来に向かって突き進む。それが今の俺だからな!」
睦月「そうにゃしか。残念にゃしぃ。」
プツンッ
京都市内
亮「どんだけクローンがいんだよ!!もう、千は倒したぞ!!」
信「これじゃあキリがありませんよ!!」
亮「こうなったら、、、。てめぇら!!散れ!」
亮の合図で亮と共にいたヤンキー達は散り散りに散る。
信「分散してもまだ数が多いですね。」
亮「それでも、やるしかねぇよ。それに、こんなところで止まってられるほど俺達は暇じゃねぇだろ?」
信「そうですね。はぁ、、、。早苗姉さんならこれぐらい余裕なんでしょうね。」
亮「さてと、、、行くか。信はどこに向かう?」
信「俺は先輩についていきます。」
亮「わかった。なら、行くぞ。」
信「そうですね、、、。と、行きたいとこですけど。」
亮「客が来たな。」
?「、、、。二人、、、。」
信「艦娘なのか?」
亮「雰囲気がやべぇな。なんとなく周りが重たい気がする。」
信「、、、。亮さん。ここは僕に任せてくれませんか?」
亮「いけるか?」
信「おそらく無事ではすまないでしょう。だけど、今は優先することは聖刃さんと合流することです。」
亮「、、、。わかった。絶対に死ぬなよ」
亮はその場を後にする。
信「さてと、、、。」
信は現れた艦娘に目をやる。
信「追わなくてもいいの?」
?「平気、、、。どうせみんな死ぬから、、、。」
信「そうかな?僕はみんな生き残ると思うよ。」
?「どうしてそう言えるの?」
信「どうしてか、、、。別に決定的な証拠がある訳じゃないよ。ただ、信じてるんだよ。みんなが生き残れるって。」
信はポケットから一枚のカードを取り出す。
?「それは!スペルカード!!」
信「さぁ、僕と踊ろうか。結界 星降る神の間。」
伏見稲荷大社前
海風「御二人には逃げられましたか、、、。」
時哉「余裕そうだな。まだ一人いるってのに、、、。」
海風「瀕死の人間一人なんて数にすら入りませんから。」
時哉「あっそ。でも、本当にいいのかなぁー。余裕出してて。」
海風「どういう意味ですか?」
時哉「なんであの二人を先に逃がしたか。理由は簡単、、、。あの二人は能力を持たないからだ。」
海風「貴方は能力があると?でも、その体で何が出来るのですか?」
時哉「そうだな、、、。こんなのとか?」
時哉の姿が消える。
海風「!!一体どこに!?」
パサッ
海風「え?」
風など吹いていなかっただけど、、、。海風のスカートが捲れた。
時哉「へぇー、、、。黒なんだー。この能力が役に立つ事があるんだなぁー。」
先程まで海風の目の前にいた時哉はいつの間にか海風の背後にいた。
海風「、、、。フフフ、面白い方ですね。なら、お返しに苦しませて殺してあげましょう。」
時哉「殺せるものならやってみな!さぁさぁ!!鬼さんこちら手の鳴る方へ。」
海風「、、、。どこまでも私をこけにしますね。」
海風は時哉を追いかける。
時哉(よし!食い付いた!時間稼ぎにしかなんねぇけど精一杯足掻かせてもらうぜ!)
京都市 京都駅付近
?「たかが能力を持った人間がよう蘇生艦と渡り合えるもんやなぁ~。なぁ、君、名前は?」
?「普通はそっちから言うべきだろうけどな。まぁ、名乗ってやろう。俺は洛海高校男子バスケットボール部所属二年の
?「確かに変わった名前やなぁー。うちは
黒潮と黒暗はお互い構えをとる。
黒潮「君の能力、、、。なんな?よくわからなんなぁー。」
黒暗「そうか。分かってなかったら俺の方に今のところ分があるな。」
黒潮「へぇー。なら、うちの能力は分かってんねんや。」
黒暗「あぁ、あとは発動条件だけ。それさえ気を付ければ、、、。」
黒潮「そうか、、、。なら。」
黒潮は黒暗との距離を詰める。そして、、、。
黒暗「うっ、、、。」
黒潮「なんや、うちのフルパワーの拳を喰らってもそれだけかいな。なら、もうちょっと遊べそうやなぁ。」
黒暗「本当に余裕そうじゃねぇか。なら、余計燃えるぜ。絶対に勝てない戦いこそ、燃えるぜ!!」
黒暗は黒潮の腕を思いっきり掴み。そして、、、。
ゴチーーン!!
黒潮「いったぁーー!!君なぁ!!うちやって一応女の子なんやで!!それやのに頭突きって鼻曲がってまうやないか!!」
黒暗「そう言っときながらすぐに回復するんだろ?俺だって女の子に暴力を振るうことなんてしたくない。ましてや顔なんかにな。でもなぁ、やらなきゃなならないときならやってやる。それが俺だ。」
黒潮「面白い奴やなぁ君は、、、。でも、チェックメイトやな。」
黒暗「なに?」
グサッ
ポタッ…ポタッ…ポタッ…
黒暗の腹部には鉄の棒が突き刺さっていた。
黒潮「さすがにこうなったら終いやろ?退屈はしいひんかったで黒暗はん。君のことは一生覚えとくわ。」
勝敗は決まったと思い黒暗に背を向ける黒潮。
ガラーン
後ろから金属が落ちる音がした。振り向くと刺さった鉄の棒を引き抜いた黒暗の姿があった。
黒暗「君、、、。死ぬ気なん?」
黒暗「はぁ、、、。俺はさぁ、、、。昔から勝負事になるとスッゲェ燃える性格だった。どんなことにも燃えた。でも、今が人生で一番燃えてんだ。今ここでリタイアしたら、、、。しょうもねぇだろうが!!」
黒暗の傷口から大量の血があふれでていた。
黒潮「後悔はないいやな。」
黒暗「後悔?あるわけねぇだろ?生きたところでこの先さらに燃える事なんて無さそうだしな。人生の最後くらい燃えて燃えて燃え尽きてやんよ!!」
黒暗は走り出す。拳からも血が滲み。口も血で溢れ、視界も霞んでいた。
黒潮「、、、。付き合ってあげるわ。うりゃぁぁ!!!」
黒潮も黒暗に向かい走る。その拳は握られていた。お互いこの一撃に全てを込めて。
黒暗「ぐっ!!」
黒潮「うっ!!」
お互いの拳がお互いの顔にクリーンヒットする。
ズルッ…ガシッ!
黒暗の体が崩れ落ちる。
だが、黒潮はそれを許さなかった。
黒暗「おいおい、最後くらい寝かしてくれよ。」
黒潮「寝るんやったらこんまま寝ればいいやろ。こんな美少女に抱かれながら生涯を全うするなんて君は幸せ者やなぁ。」
黒暗「そうかも、、、。な、、、。やべっ、、、。もう限界、、、。」
黒潮「えぇよ。このまま眠り。」
黒暗(すまねぇ。みんな、、、。俺はここで終わりみてぇだ。じゃあな、、、。)
黒暗はそのまま息を引き取った。
黒潮「、、、。君みたいな人間が提督やったら、、、。どだけうちらは幸せやったやろうな。」
涙を流す黒潮。
黒潮「君はここまま死なせんのは勿体ないわ。君は生きな。」
辺りに飛び散っている黒暗の血液が黒暗の傷口に集まってくる。
傷口も段々塞がっていくが全て閉じるわけがなかった。
黒潮は自身の服の一部をちぎり包帯代わりにした。
黒潮「君は言ったなぁ。この先燃える事はないって。あるで、、、。もう少し先に
キャラクター紹介
名前
種族 艦娘
艦種 駆逐艦
能力 音量を操る程度の能力
詳細 白露型八番艦。かつて舞鶴鎮守府に所属していたが轟沈。蘇生艦として蘇り京都を襲撃した。
名前
種族 艦娘
艦種 駆逐艦
能力 壁をすり抜けられる程度の能力
詳細 白露型七番艦。かつて舞鶴鎮守府に所属していたが轟沈。蘇生艦として蘇り京都を襲撃。時哉にパンチラされたことで激怒。
名前
種族 艦娘
艦種 駆逐艦
能力 吸い寄せる程度の能力
詳細 陽炎型三番艦。かつて舞鶴鎮守府に所属していたが轟沈。蘇生艦として蘇り京都を襲撃。能力の応用で傷を治すことも出来る。
名前
能力 ???
詳細 洛海高校バスケ部の二年生。勝負事ならどんなことでも熱く燃える。ここぞと言うときに頼りになる存在。能力に関しては不明である。(信や時哉も同じく能力は不明)