鉄騎兵と戦術人形   作:ケジメ次郎

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単パートで誤魔化しました


火力増強ぱわわっぷ

 

「うーん迷う・・・輸出用の方が諸々は少し安いんだよなぁ」

 

 グレネードランチャーを並べられている中で、特に目をつけていたシリーズの中でも西側規格を採用している輸出用モデルを手に持った。

 新装備の選択のため、前もって目をつけておいた武器を確かめて見るために後方基地までやってきている。

 外に敷かれたシートの上に並ぶ銃器は、グリフィンの倉庫に眠っていたりした兵器がほとんど。押収された兵器を並べるみたいなそれを、各基地の人形や後方幕僚なんかが囲んでいた。

 

「色々あって迷うよね・・・ていうか対物ライフルってどうやって選べばいいのかも分からないんだよ」

「俺も分からん・・・分からんけど無難にM82辺りじゃないか?」

 

 榴弾やロケットランチャー辺りを眺めていた俺の横で、グリフィンの制服に身を包んだリンヤオがぼやく。

 大人っぽく決めているつもりのようだが、ぶっちゃけ制服は似合っていない。

 

「マイクたちは?」

「あっちに36さんと居るよ」

 

 きょろきょろと振り返れば、電子機器系のところにやけに仲の良さそうな背中が見える。分かりやすすぎる上にお似合いがすぎた。何も知らない周りからすれば、どっかの戦術指揮官と副官人形に見えたって仕方ないレベル。

 つってもマイクもグリフィンの制服は似合っていない。あの制服って似合わないと、着られてる感が出て着こなすのが難しい。

 データリンクやら車両防護システムやらを眺めているひょろながの背中、ジョージはそこそこ。というかあいつは男物の着こなしに関してはモデル級だから当たり前だ。

 

「MCVカンパニーも予算あんのか・・・?」

「今回は通信機器と火力支援のデータリンク辺りを買いに来たからね。それは全部基地から出るのさ」

 

 グリフィンの子会社となり一六式が基地に居るようになったせいか、仕事はむしろ減り。火力が必要とあればどこにでも行くという一六式は後方よりも前線の方がいいんじゃないかとも言われている。

 とは言え依然MCVカンパニーは際物PMC扱いで。運用コストから来る比較的高額な報酬要求と、得られるリターンが見合わないと結局仕事を依頼しないところも多い。

 後方の地区からの依頼かELID対応辺りは報酬で躊躇しないし、グリフィンのお偉い様からの依頼になったりもするので、あれこれと小さい仕事をするよりかはマシなんだけど。

 サブリナも、顔を合わせることはないが段々と仕事にはいくようになった。契約とかなんやらの時にはマイクかジョージを引き連れていけばなんとかなるし。

 今考えてもどうにもならないことを思い出して、目の前の事から片付けることにした。

 

「なるほどなぁ。ところでリンヤオはどっちがいいと思う?」

「・・・見た目変わんなくない?」

 

 口径違いだしな。

 40ミリのLG5と35ミリのQLU-11。装甲車なんかの対物火力支援を行えて、なおかつ狙撃ほどではないものの精密射撃が行えるという変わった特性を備えたグレネードランチャーだ。

 きょとんとした妹が二つのスペックを睨んだ後に合点がいったように声を上げる。

 

「40ミリのグレネード弾って汎用の効く奴!」

「そう思うだろ?これ、M320と違う弾なんだよ」

 

 これのトラップはこの前使ったM320の40ミリとLG5の40ミリは微妙に違う物だ。LG5の40ミリは面制圧で使われる中速型のグレネード弾。

 M320なんかの小銃分隊の支援用に使っているのが低速型のもので、中速型は船とかに載せる重火器的なものに使われる。

 面制圧のためのグレネードランチャーよりも訓練が難しかったりするという点はあるが、即応小隊には大量の火力よりも的確な火力こそが重要。

 運用のために二人が必要なんて条件もあるが、支援班が基本的にバディで組んでいるのでよさげ。

 

「M320と共用できない弾薬である以上、間違える要因は減らした方がいいってこと?」

「そ。ウチはこっちの40ミリを使う武器は持っていないしな」

 

 その通りなのだ。装備の必要性はあるが、弾薬を共有できないのに、同じような40ミリグレネード弾を並行に使うのは問題が起きる気しかしない。

 

「とりあえず、QLU-11を第一候補として考えよう」

 

 バインダーにとめておいた紙に、ザっと情報を書きこみ、QLU-11の写真を端末で撮る。

 

「姉貴ー他には?」

「あとは、リンヤオ待ちだな。M72は先に確かめておいたし」

 

 他には使い捨てのロケットランチャーに対物ライフルを調達する予定。今までは最大火力がAEKか、FALと416の榴弾で、対装甲目標や精密な支援攻撃に関しての手数が少なかったんだ。

 元々、俺たちは立てこもりとかの突入と治安維持がメインだったからな。今は、色々なところに行くようになった。

 

「対物ライフル・・・少なくとも僕の体じゃ撃てないよ・・・」

「バレットは反動自体は抑える機構があるから場合にもよるんじゃないか?」

 

 あとQLU-11の長点である精密射撃に貢献する火器管制システムは対物ライフルからの流用だったはず。そうなってくるとそれもありなんじゃないか。

 

「あ、バレットの係の人来たから行ってくるね!」

「おう、頑張れ」




次回、最終決戦に入ります。



かんそーがえーし。
「教祖……人形……対物ライフル……あ!?」

今回でがっつり判明しましたね。日本版未実装です()色々やばーいよね。

「新装備、、、
20mm腰だめで連射させよう(爆
続き楽しみになってきた(w」

VAGちゃん・・・中々ひ弱やねんな・・・
作者の書いてたジャンルには機関銃を余裕でぶっ放す少女たちが居る作品があります。其のジャンルのアンソロ(合同誌?)に寄稿する予定。銃器とか関係ない話ですけども。なんなら原作のメイン要素すらぶっ放した添い寝ものですけども。
それも仕上げに入らねば・・・

続きってまさかシーズンフォーのことじゃないですよね?????ね????作品書いてる時も色々考え無しに書いてるけど、全然細部まで妄想できてないあるよ????
幕間とか書いて、コラボとかぐらいなら書けそうだけど、シーズンフォーは大まかなあらすじというかストーリーの流れ以外展開すらも固まっていないのですスマヌ・・・


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