鉄騎兵と戦術人形   作:ケジメ次郎

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注意
・久しぶりに書いたのでキレがサビたカミソリ並みになっています。
・VAGちゃんはおっさんだけど、可愛い。いいね?

それと今回の発想は、元からあったものに、スキンガチャの家具と、今日出たスキンに影響されて書きましたこと、ここに記します。


[幕間]姉貴でもできないことはあるんだよね(にっこり)

「眠りにくいんじゃぁ・・・」

 

 思わずついて出た言葉は潰れてしまった。

 左にはサブリナ、右にはリンヤオ、体の上には11式。

 ちょっと昼寝しようと部隊内第二宿舎のキングサイズベッドで寝転がっていただけなのに、体が重たいと気づいた時には人形と女体に囲まれていた。

 ちなみに部隊内宿舎は、いつもの宿舎とは違う。

 広大な地下を持つ我が即応小隊の基地は、地下に本来の宿舎を備えていたが、俺たちがやってくるのに合わせて地上の施設を改装したのだ。

 そして本来の宿舎は、家具置き場なんかになっている。

 

「相変わらず好かれてるねぇ・・・サム」

「マイク、アンタこそどうなのよ」

「え?」

 

 隣のソファで寛いでいたマイクとジョージはコーヒーを飲みながらぼんやりと話していた。

 ちなみに俺もめっちゃ気になるんだけど、その話題。

 俺は男であり、戦術人形でもあるから、どっちの事情も知っているが、やはり当人からの情報は面白いのだ。

 

「そう言えばさ、サムって出来ないことあんの?」

「唐突だなマイク・・・」

「んで、あるの?恋愛?」

 

 恋愛って・・・そりゃ、男の時は色々、あれだったけどさ・・・

 俺に出来ないこと。

 それは。

 

「姉貴に出来ない事ですか?ありますよ。ね、姉貴」

「あ、あぁ・・・一応、俺って元々人間だからな」

 

 ヤバイ。なんかバレたら嫌な気がする。

 今になって羞恥心が出てきた。三十にもなって、こんな美少女になったのはいいが、この体でも出来ないことはあるのだろうか。

 

「姉貴ってさぁ・・・バ」あーーーーーーーーやっぱりそれ言うな!「それ以上言ったら今晩風呂別だからな」「あーっ待って!言わない!」

 

 そう言って慌てに慌てて口をふさぐリンヤオ。

 やっぱりバラされるのは恥ずかしいんだ。あとお前、どんだけ俺と風呂入りたいんだよ。やっぱりこの距離間しま・・・兄妹にしてはおかしい気がする。

 

「バ・・・?」

「馬鹿なのは知ってるわよ」

 

 ぶっ飛ばすぞジョージ。

 

「えぇ?薬物やって、鉄血エリート人形と殴り合い?たった一人で武装組織に立ち向かう?サムの前業、同じ軍人だとは思えないわ」

「・・・まぁいろいろあったからな」

 

 本当に色々あった。サムってのも、偽名だし。それを知っているのはリンヤオだけだ。

 

「あ、パパ!起きたー!」

「ぐへっ・・・」

 

 脇腹はやめてくれ11式・・・

 

 

 

 

「それじゃあ、今回の新しい装備の紹介です」

 

 ROが音頭をとって、戦闘部隊が勢ぞろいした前に、巨大なコンテナが置かれている。

 またぞろ新装備?そろそろ基地移転するってのに?あの箱に入るとすれば、バギー辺りなんだろうけど。

 

「自転車?にしてはエンジンがついてる・・・」

 

 自転車のフレーム、後ろの荷台の横に燃料タンクがついていて、フレームの中抜き部分にはエンジンが搭載されている。

 

「バイクにしてはペダルがついてるんだよな・・・」

 

 足かけのそれもフットバーではないのだ。

 

「「「なんだこれ」」」

 

「戦術バイク・・・所謂モペッドってやつです」

 

 ウェルロッドが端末を弄りながら、一台に跨ってみている。

 

「モペッド?」11式がサブリナの方を向いて聞くと、今度はサブリナが俺の方を向いてくる。

「燃料切れたら最悪自転車を漕ぐ要領で帰れるってわけだ」

「でも足届かないよぉ」

「言うな」

 

 ウラルでさえ、俺とSAA、11式のチビトリオは足つきできなくて運転できないんだから。

 

「次の任務は、治安維持、それもバックに何かデカい話がついてるとかなんとかで・・・」

 

 ROは続ける。

 曰く。攻撃班の迅速な展開や、普段の巡回、ヘリから降りての移動手段や、ライフル含めた支援班の移動の足の代わりにもなる。

 曰く、個人装備で一人一台程度を配布するということだった。

 今度、人形が増えるっていうのにこんな新装備を導入できる理由はただ一つで。

 やってくる人形が他の指揮官の指揮のもとの、部隊の大型化を図るためと、IOPの試験人形トライアルだからという、温かい運営事情があったからだ。この後お引越しを備えてるんですが。

 

「サム、どうしたの?顔真っ青だよ?」

 

 サブリナ。頼むからハンバーガー食いながら心配しないでくれ。俺はそのハンバーガーに使ったダイヤの数にビビってる。

 

「あっ」

「もしかして」

「言うな・・・」

 

 恥ずかしい・・・三十にもなって。

 三十にもなって、自転車を一人で漕げないなんて自分の口からはとてもじゃないが・・・言えない。

 

「はい、じゃ、次VAGの版」

「え。あ。・・・ハイ」

 

 そんなこと考えてたら数分も立たないうちに、自転車には乗れないことがバレてしまった。

 

「意外だなぁ・・・VAGが自転車乗れないなんて」

「あのなぁ指揮官、俺の事完璧超人か何かと勘違いしてないか?」

「うーん、単純に吃驚しただけ」

「別に、尻尾使えば乗れるし、今の体になったおかげってのはでかいな」

「ところでさ・・・ロリスキン・・・あったよね」

 

 なんか嫌な予感がする。主に指揮官の不敵な笑みが。

 

「・・・あったな」

「もう一つ質問いいかな。ロリスキンで補助輪つける姿をホームビデオ風にさつえっっっっっっ」

 

 指揮官には問答無用でタイキックした。




結末「引っ越し代金のためにホームビデオ撮影した。指揮官はおしりが真っ赤になるほどケツバットくらったとさ」

今日出したスキン「ロリーエンフィールド」

あとAK-12も製造できましたよ!!!!!今日のピックアップで弾薬・糧食が壊滅したけど!!!!!!

次の幕間を書くか、どうか。
第四部があるかどうか。(アレはエイプリルフールネタだったけど、嘘から出た真という言葉もある)

最近、何かと外に出れないようなので。
是非とも僕の作品で、息抜きしていただけたらと思います。
新イグ恋、こと「戦闘機だけど恋しちゃダメですか?!」はカクヨムとpixivで公開中!10万文字あるよ!!!!
(今ですが、ドルフロ二次、新しいものを予定していたりします)

ただね、モチベーションが下がってるんです。作者、昨年末からほぼ缶詰状態、かつ、リアルが忙しいので、皆様に作品をお届けできていないことが申し訳ないです。

それでも。ステイホーム。
この事態を乗り越えましょう。
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