何やら江戸解説マンの人気が独り歩きしているようですが、残念ながらこの作品の本質はヲ級ちゃんかわいいに集約するので彼の活躍はあまり期待できません
ところで押すと確率で餌が出てくるスイッチがあると、どれほど餌の出る確率を下げても猿は餓死するまでスイッチを押し続けるそうですね。
似たような話で、実は作者も感想の通知が来るまでマイページの更新ボタンを押し続け、それが途切れ始めると今度は次話投稿ボタンを押す習性があります
350 元社畜
ちょっとさっきの安価の中で個人的に興味湧いたやつあるからそれやろうと思うんだけど
351 海往かば名無し
おっ
352 海往かば名無し
いいとおもうよ
353 海往かば名無し
どんどんやってくれ
354 海往かば名無し
どれやるの?
355 海往かば名無し
さては裸エプロン
356 海往かば名無し
さてはジーンズ
357 海往かば名無し
お前らじゃねぇ座ってろ
358 海往かば名無し
おててはもういいぞ
359 海往かば名無し
いやもっとおてて
360 海往かば名無し
あるいはおみあし……?
361 海往かば名無し
ここ変な性癖抱えてる奴多すぎでしょ
362 海往かば名無し
おててのみならずおみあしまで
363 元社畜
本体を無視して、上の生き物だけかわいがるっていうのをやろうと思う
364 海往かば名無し
ほう
365 海往かば名無し
なるほどね
366 海往かば名無し
確かにこれは面白そうだった
367 海往かば名無し
上の生き物、あんまり人気ないよな
368 海往かば名無し
そりゃ下の生き物の方がかわいいし
369 海往かば名無し
むしろ下の生き物との人気競争でこのよくわからない鉄の塊が勝てるとお思いか
370 海往かば名無し
ヲ級ちゃんのこと下の生き物っていうな
371 海往かば名無し
嫉妬に燃えるヲ級ちゃんが見れる……?
372 海往かば名無し
是非やってくれ
373 海往かば名無し
一思いにやるがいいさ
374 元社畜
生配信もする
375 海往かば名無し
おお!
376 海往かば名無し
神よ……
377 海往かば名無し
久々だ
378 元社畜
相も変わらずティッシュ箱に立てかけたスマホでお送りするぞ
https://www.kantube.com/watch?
◆
「さて、やるか」
キーボードから手を放して振り返ると、いつもと同じように琥珀色の瞳と目が合った。
空母ヲ級という名前が判明したこの奇妙な深海棲艦は、瞬きもせずにじっと俺を見つめている。 いつもだって「たまにはしないと不自然だから」とでも言いたげな頻度でしか瞬きをしないが、個人的にはそっちのほうがよほど人外みがあって不自然だと思う。
この無口、無表情、無感情の無の三拍子が揃い踏みした灰色の深海棲艦が俺のベッドに腰かけている姿ももはや見慣れた光景となってしまった。
初めてあの資料館で遭遇したときは尋常ならざる空気感やその容姿に圧倒されたものだが、今となっては俺の半径三メートルの円周に居座っているのが常だ。そういえば当初感じていた威圧感のようなものも、俺が慣れたのか彼女が抑えたのか、最初の一回以来めっきり感じなくなった。
もしあの水底に押し込められたような感覚がいつまでも続くようだったら、俺も恐らく近所の寺社仏閣に見境なく駆け込んではお祓いを頼み込んでいただろう。
それにしても、今日も空母ヲ級は俺の枕を抱きかかえていた。目を離すといつのまにか手に取って抱きかかえている。染みが残ったり異臭がしたりしないとはいえ、いちいちシートを洗わなくてはいけないので勘弁してほしいところである。
掲示板の住民は「それを洗うなんてとんでもない!」と声高々に主張していたが、湿った枕に頭を預けたまま入眠できるほど俺の神経は図太くないのだ。
もしかすると言って聞かせればこの深海棲艦も枕を抱えるのをやめてくれるかもしれないが、初めてテディベアを買い与えてもらった幼女のごとく大切そうに枕を抱く彼女(無表情)にそれを言うのは何となく忍ばれた。
あるいは彼女の肌から分泌?されていると思われるぬめりを洗い流してみるのも一つの手だろうか。掲示板のみんなと今度相談してみよう。
それはさておき、今回の目的は彼女を無視して頭上の鋼鉄の生き物を可愛がることである。
いかにも深海棲艦といった悪趣味な構造の黒い生き物だが、どうやら下の彼女とは独立した別の生命体であることはわかっている。それと、取り外しが可能なことも。
さっそく彼女の頭の上の生き物を両手で持ち上げて膝の上に乗せてみる。幸い、上からも下からも特に抵抗らしい抵抗は無かった。あったのは俺の一挙手一投足を見つめ続ける二つの黄色い光くらいのものだ。
艦娘の人たちが扱うものとは様子が違いすぎるのでこれを艤装と呼んでいいものか悩ましいが、たぶんこれが深海棲艦にとっての艤装だろうからそう呼んでも間違いではないはずだ。脇に砲塔とか付いてるし。
艤装は決して軽くはなかったが、それでも金属質な見た目の割には軽かった。だいたい水を張ったバケツくらいの重さだろうか。
とりあえず、撫でてみよう。
「よぉーしよしよしよしよしよし!」
楕円形の頭部をせわしなく撫でて撫でて撫でまくる。
生き物を可愛がった経験は実家の犬くらいしかないが、たぶんこれで合っているだろう。
艤装の機嫌の良さを代弁するように四つの触手はふりふりと揺れ、窪みの中にある目のような黄色い照明も、目を細めるように柔らかくおぼろげな光に変わった。
そうした様子を見ていると本当にペットのような愛嬌が感じられて、俺もついヒートアップしてしまう。
「よしよしよし、かわいいやつだなぁお前は、よぉーしよしよ──!?」
だが、俺の愛撫は唐突に終わりを迎えた。
何者かによって、ぐわしっ! という効果音でもつきそうなほどの勢いで手首を掴まれたからだ。 考えられる犯人は一人しかいない。
おそるおそる、俺の手首を掴んだ人物のほうへと視線を向けた。
そこには予想通り、無機質なべっこう色の瞳で俺を貫く灰色の少女がいた。だが気のせいだろうか、ぼんやりと光るきつね色の光が心なしかいつもよりも冷たい気がする。
そして、俺の手首を離してくれる気配が全くない。そんな細腕のどこにこんな力がと思わずにはいられないほど握力で握られ、俺の手首は徐々にうっ血して青く変色し始めていた。右へ左へ動かそうとしても、まるで俺の腕が空間ごと固定されてしまったかのようにびくともしなかった。
背筋に嫌な汗が伝う。
ひょっとして、まずったか。
何かこの深海棲艦にとっての逆鱗に触れてしまったかもしれない。この深海棲艦は普段は大気中の窒素よりも存在感がないせいで忘れそうになるが、こいつは人類を脅かした恐ろしい存在なのだ。
人によく似た姿をしているが、その中身は全くの別物。現に大の大人が全身を使って抵抗しても片手一つ振りほどけない。
どうすることもできないので、もう一度空母ヲ級の顔を見てみる。
すると空母ヲ級はじわじわとした動きで俺の手のひらを自身の頭の上に持って行き、ようやく俺の手首を解放した。俺が呆気に取られているうちに、ヲ級は目をつむり続けてじわじわとした動きで頭をさしだした。
──これはつまり撫でろと、そういうことでいいのか。
いや、もう撫でるしかない。俺の膝上で艤装がびちびちと俺のふくらはぎを叩いて抗議しているがこの際それは後回しだ。
今ここでヲ級を撫でなかったら今度はいよいよ何をされるかわからん。今の一連の流れだけでも相当肝が冷えたんだ、流石の俺も命は惜しい。
とりあえず、空母ヲ級の頭に手をぽふりと置いて、そのままゆっくりと撫でてやる。
しばらくそうしていると、やがてヲ級は俺の膝上から強引に艤装をどかし、床に両膝をついたまま椅子に座る俺の腰に両腕を回し、俺の膝の上に頭を置いて寝入ってしまった。その姿勢、寝るにはちょっとしんどくないか。
というか、待ってくれ。俺はいつまでこうしていればいいんだ……?
◆
421 海往かば名無し
ンギャワイイイィィィィ!
422 海往かば名無し
かわ……うま……
423 海往かば名無し
ハァ……ハァ……可愛い……
424 海往かば名無し
俺たちはこれを見るために生まれ、そして死んでいくんだな……
425 海往かば名無し
一生の中で最も生を実感したひと時だった
426 海往かば名無し
あまりのかわいらしさといじらしさに胸が痛い
427 海往かば名無し
医者いけ
428 海往かば名無し
どうして俺の部屋にはヲ級ちゃんいないん?(´・ω・`)
429 海往かば名無し
そんなん俺が知りたいわ
430 海往かば名無し
知ってたら独占するわ
431 海往かば名無し
資料館さがそう
432 海往かば名無し
あとで吐かせるべや
433 海往かば名無し
この映像は永久保存しよう
434 海往かば名無し
あざといすぎる
435 海往かば名無し
可愛いは正義。いい時代になったものだ
436 海往かば名無し
予想を遥かに越えるかわいさに動悸がとまらねぇ
437 海往かば名無し
ところで黒い生き物もかわいくね?
438 海往かば名無し
わかる
439 海往かば名無し
わかり手
440 海往かば名無し
イッチの膝上から無情にどかされてるの、申し訳ないけど草だった
441 海往かば名無し
けっこういい音して落ちてたな
442 海往かば名無し
あれワンチャン床へこんだでしょ
443 海往かば名無し
この感情
そうか これが
萌
え
か
444 海往かば名無し
それにつけてもヲ級ちゃんの可愛さよ
ヲ級ちゃんをひざの上でなでなでしたい人、怒らないから正直に感想で言いなさい。
艤装がペットとしてちょっとほしいと思った人もです。