柱合会議の翻訳係   作:知ったか豆腐

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2020/10/27 投稿


その31(柱稽古と指南書)

 ――柱稽古。

 それは八人の柱と一人の棟梁による指導の下、鬼殺隊全体の能力向上を目的として行われる訓練である。

 訓練の内容は七つに分かれており、それぞれ担当の柱ないし棟梁より指導を受ける形だ。

 

 まず最初に隊士たちが行うのが基礎体力向上訓練。

 ひたすら走り込みを行い体力の向上を目指す単純な訓練なのだが、一般隊士たちはその時点で地獄を見ることとなった。

 

「遅い遅い! やる気あんのかてめえら!!」

 

 音柱・宇髄(うずい)天元(てんげん)の両手にある竹刀が風を切って隊士たちに振るわれ、怒声が浴びせられる。

 しごきと言っていい天元の指導に反吐と涙が止まらない状態なのだが、そこにもう一人の担当の柱の指導が加わって追い打ちをかけてくるのだ。

 

「諦めるな! 限界だと思うその一歩先を目指せ! 大丈夫だ、君たちならできる! 自分を信じろ!!」

 

 炎柱・煉獄(れんごく)杏寿郎(きょうじゅろう)の激励が響き渡る。

 隊士たちが限界だと心が折れそうになったタイミングを見計らって「心を燃やせ!」「もっと熱くなれ!」と檄が飛び奮起をさせられる。

 天元のしごきは死ぬほど厳しいのに杏寿郎の熱血指導が諦めることを許してくれないのだ。

 結果的に参加した者たち全員残らず体力限界まで絞り尽くされてしまうこととなっている。

 まさにアメとムチ……いや、実質ムチしかないのだけれど。

 この二人の組み合わせは勘弁してほしいと誰もが思ったという。

 大丈夫、もっと酷い組み合わせがあるから……

 

 

 一定以上の体力がついたと判断された者は続いて霞柱・時透(ときとう)無一郎(むいちろう)による高速移動訓練に参加することになる。

 訓練の目的は体の動かし方、体捌きの最適化だ。

 いくら体力を向上させようとも人と鬼の間には絶対的な体力差が存在する。

 その差を少しでも埋めるためには効率的な体の動かし方を学び高速で動作を行えるようにしておく必要があるのだ。

 筋肉の緊張・弛緩の切り替えや足腰の動きの連動などを無一郎から指導してもらうのだが、さすがは二か月で柱にまで登りつめた天才。

 指導にも容赦がなかった。

 

「まだできるようになってないね。じゃあ、できるまでやろうか」

 

 隊士たちの訓練を見ながらこともなげに言う。

 

『できないならできるようになるまでひたすら練習する』

 

 しごきがあるわけではないが、妥協や甘えを許さない厳しさがあった。

 何せ本人は天才ではあるが、努力も並外れてやってきた人間なので……凡人の諦めとか怠惰とかへの配慮などあるはずもなし。

 

 

 高速移動訓練の次は恋柱・甘露寺(かんろじ)蜜璃(みつり)が担当する地獄の柔軟訓練だ。

 関節の柔軟性を高めることで怪我をしにくい体になり、身体の可動域を広げることで技のキレが上がるなどの効果を期待した訓練なのだが、何が地獄って訓練内容そのものが辛いという一言に尽きる。

 蜜璃の指導自体は優しいのだが、柔軟の方法が力技なのだ。

 膝が持ち上がらないように押さえつけながら強引に股割りされて股関節の可動域を広げられていくのだ。

 正直、痛い。悲鳴を上げるほどには普通に痛い。

 そして隊士たちの心を折ったのはその訓練が無慈悲な絡繰によって行われたことだ。

 本来ならばその地獄の柔軟は蜜璃の手で一人一人行われるはずだった。しかし、それに待ったをかけた男がいたのだ。

 

「なぁ、結一郎。どこの馬の骨のために甘露寺がわざわざ手ずから手助けしてやる必要があると思うか? ありえないありえない。そんなことを俺は認めない。だから、分かるはずだ結一郎。俺が何を言いたいか……」

「お気持ちは十分理解してますが、多忙だと分かっている自分のところに何故わざわざ来るんです!?」

 

 不特定多数の男が彼女に触れるなど許せんと、憤慨した某柱の「何とかしろ」という無茶ぶりをされた結一郎。

 自分は便利屋じゃないんですけどと、愚痴を言いつつも知り合いの絡繰職人に急遽頼み込んで訓練器具を作ってもらったりとなんだかんだ仕事しちゃうのが問題ではなかろうか。

 そんな一人の柱の我儘によって作り出された柔軟補助用絡繰器具・通称“股割り君壱号”の使い方は、長座の形で足首・膝・胴を固定して体を前に倒すのと連動して両足が開いていくという仕組みで、使用者の背を補助する人が押す形で使うのだ。

 

「ギャアアア! やめて! これ以上は無理だ! もう押さないでくれ!」

「ご、ごめん。でも、やらないと終わらないんだ! 耐えてくれ!!」

「ギャアアア! JERONIMOOOOOOOO!?

 

 使用者が泣こうがわめこうが意味不明な言葉を叫び出そうが、他人の助けがなければ外れることのないソレの見た目はもはや拷問器具……目の前で悲鳴を上げる仲間の姿に後に控えた者たちは恐怖に震えたという。

 

 

 地獄の拷も……訓練を終えた者が次に参加するのは蛇柱・伊黒(いぐろ)小芭内(おばない)が担当する太刀筋矯正訓練だ。

 鬼を倒すには頸を斬る必要があり、頸以外をいくら斬ったところで決着はつかない。

 つまり鬼狩りの剣士にはどのような状況でも正確に鬼の頸を狙う技量が求められているわけだ。

 この訓練では障害物を避けながら正確に刀を振る訓練を行うのだが、小芭内の指導は容赦がなかった。

 すぐに諦めるような心の弱い者や覚えが悪く何度も同じ指摘をされて手間をかける者など、彼をイラつかせた者は障害物に括り付けられるという憂き目にあっている。

 彼らの間を木刀が空を切り、小芭内と挑戦者の攻撃が体をかすめていく恐怖に涙を流す者多数。

 なんとも可哀相な彼らだが、それでも救いはあった。

 それは挑戦者へ正しい助言を行うことができれば解放される時間が早くなるのだ。

 最初は叫び声が煩いからと口枷をされて縛られていたのだが、様子を見に来た結一郎が一つ提案をしたことで今の形になった。

 曰く、

 

「ただ見てるだけ、恐がっているだけでは時間がもったいなくないですか?」

 

 とのこと。

 ようは仲間の動きを真剣に観察させることで見取り稽古をさせようというのだ。

 これによって括り付けられた者たちにも目を鍛えることができ、恐怖の時間を減らす機会を得たわけである。

 まぁ、気絶して恐怖から逃げる道がなくなったという意味でもある。ついでに言えば間違った助言をした者にはお仕置きが待っている。

 

 

 次に隊士たちを待ち受ける地獄は純粋な暴力だ。

 無限打ち込み稽古と名のついたそれは水柱・冨岡(とみおか)義勇(ぎゆう)と風柱・不死川(しなずがわ)実弥(さねみ)の二人を相手に失神するまで打ち込みを行うという過酷な訓練である。

 何がヤバいって柱二人とそれぞれ戦うのではなく連携している柱二人と同時に戦うのだ。

 つまり、参加する隊士たちは苛烈にして無慈悲の実弥の猛攻をしのぎながら義勇の変幻自在の鉄壁の防御を潜り抜けなければならないわけだ。

 こんなの多少の数の有利があったところで雀の涙にしかならない。

 柱二人に対抗するため、隊士たちは今まで培ってきた実力を出し切るだけではなく、その場にいる者たちと連携を必然的に求められるのだった。

 

「いくぞォ、冨岡ァ!」

「ああ、やるぞ不死川!」

 

 声を掛け合い、息の合った連携を見せる実弥と義勇。

 やめて、こないで! という一般隊士たちの願いも虚しく二人の技が炸裂した。

 

“風の呼吸 伍ノ型・木枯らし颪(こがらしおろし)

“水の呼吸 拾壱ノ型・(なぎ)

 

「「「うわあああ!?」」」

 

 哀れ、木端のように吹き飛ぶ一般隊士達。

 こんなの無理だって? 何を言うんだ。前例があるからやってるんだぞ?

 

 

 柱二人を相手にするという異常事態から生還した者たちが次に受ける訓練は岩柱・悲鳴嶼(ひめじま)行冥(ぎょうめい)の担当する筋力強化訓練だ。

 強靭な足腰を得ることで体が安定し、攻撃・防御共に安定したものとなるため大事な訓練だ。

 その強靭な足腰を得るための修業はどれも厳しいものであったが、いままでの地獄を突破してきた者たちからすれば耐えられないものではない。

 だって滝修業も丸太担ぎも岩押しも辛くて苦しいけれど、少なくとも怖い思いはしなくて良いわけだし。

 なによりも、だ。

 

「私の修業は……強制ではない。……辞めたい者はいつでも辞めてよい」

 

 というのだ。参加者たちには行冥が仏に見えたとかなんとか。

 これまでが酷すぎるだけともいう。

 

 

 最後の訓練は棟梁・(にぎ)結一郎が担当する呼吸法習熟訓練だ。

 複数の呼吸を身に着け使いこなしている結一郎は鬼殺隊でも随一の呼吸法のエキスパートと言える。

 そんな彼から呼吸の型をより強力に出せるように訓練したり、止血や脈拍の操作といった応用を教えてもらったりといった内容だ。

 最終的には全員が全集中・常中を使えるようになれればよいのだが、さすがにそれは求めすぎだろうか。

 呼吸法という鬼殺の基本を担当しているからか、いろいろと相談を受けることが多い結一郎だったりもする。

 

「強みを持ちたい、ですか?」

「ああ、俺っていまいち影も薄くてパッとしないというか……何か一つでも強みとして武器になるものが欲しいと思ってるんです」

「なるほど。ではどの型が一番適性があるか判断した上でその型を重点的に鍛えてみましょう!」

 

 結一郎に相談していたのはサラサラの髪が自慢の隊士・村田だった。

 これと言った特徴がなく自信を持てないという彼の相談に、結一郎は一つの技を極めて必殺技とする案を出した。

 一つの技に頼り切って自分から選択肢を減らしてしまう危険はあるが、戦いにおいて決め手とする得意技があれば頼もしいのも事実だからだ。

 村田の繰り出す水の呼吸を一通り見て判断した結果――

 

「村田さん、あなたに一番適性のある型は伍ノ型です!」

「伍ノ型か。よし、それを極めて……って、干天の慈雨じゃねーか!」

 

 使えねえ、と頭を抱える村田。

 “水の呼吸 伍ノ型・干天の慈雨(かんてんのじう)

 鬼が自ら頸を差し出した時にのみ使う、相手に痛みを感じさせずに切る慈悲の剣技だ。

 ぶっちゃけると使う機会はほとんどない。何せ鬼に慈悲をかけることなどほぼないのだから。

 村田が落ち込むのも当然。しかし結一郎には考えがあるようだ。

 

「いえ、使いようはありますよ。たとえば――――」

 

 村田に合わせた伍ノ型の運用方法とそのための訓練方法を即座に考えて伝えていく結一郎。

 何せ彼は今回の柱稽古の元になった地獄をやりぬいた第一人者なのだ。

 どういう修業があるのかは熟知しているので、人に合わせた修業方法を考えるのも得意なわけだ。

 柱七人の継子だった過去はダテではないのである。

 

 


――蝶屋敷

 

「先日は誠に申し訳ありませんでした!」

 

 深々と頭を下げ謝罪する結一郎。

 彼は今、この間引退した元蟲柱・胡蝶しのぶのもとを訪れ、数々の無礼を詫びていた。

 

「いえ、顔を上げてください結一郎さん。あなたの考えはもう知ってますし、私も思いっきり殴ってしまいましたから」

 

 こちらこそすみませんでした。と、謝罪の言葉を口にするしのぶ。

 その穏やかな様子を見るに、もう本当に結一郎への怒りは無いようだ。

 結一郎は一度顔を上げ、しかしいたたまれないのかもう一度頭を下げた。

 

「しのぶさんの仇については聞いていたのに何も伝えずに不義理をしました……」

「いいんです。今思えば当時その話を聞いていたらきっと私は冷静ではいられなかったでしょう。だからもういいんです」

 

 もう気にしていないと告げるしのぶ。

 事実、本当に気にしていないのだ。

 今でも姉の死に様を思えば鬼への恨み・憎しみ・怒りが湧き上がってくる。あの日の事を忘れたわけではない。忘れられるわけがない。

 でも、それがすべてではないのだ。復讐だけに生きるのはもうやめた。

 未来を思って微笑むしのぶに結一郎もようやく顔を上げる。

 

「本当に、大丈夫のようですね」

「はい。ご心配をおかけしましたがもう大丈夫です」

 

 自分には支えてくれる人がいるのだと分かったから。と言うしのぶに結一郎も頬を緩める。

 大丈夫。もう復讐に身を焦がしてはいない。

 

「それはよかった。でも、普段は支えるよりも支えられることの方が多そうですね。冨岡師匠は」

「あらあら。まぁ、冨岡さんですものね」

 

 冗談めかして義勇の不器用さを笑えば、しのぶも可笑しそうに笑った。

 なんとなくだが、普段の日常だと義勇の面倒をしのぶが見ていることが多いのではないだろうか。そんな風景が容易に想像できた。

 だって冨岡さんですし……

 

「しのぶさん。冨岡師匠のことよろしくお願いします!」

「結一郎さんは本当に、心配性ですね」

 

 弟子が師匠をよろしくお願いしますと頼むというのもなかなか変わっていると思うのだが。

 苦笑いするしのぶに結一郎は言う。

 

「仕方ありません。ご存知の通り冨岡師匠は口下手ですから!」

「そうですね。柱合会議も結一郎さんがいなかったら誤解されていたでしょうね」

 

 言葉選びのセンスが悪い上に言葉数が少ないのが義勇だ。

 ……ちょっと夫婦のコミュニケーションに不安を覚えるしのぶ。

 しかし、そこは義勇の面倒を見てきた経験がある結一郎。何も用意していないわけがない。

 

「そんなしのぶさんのためにこちらをご用意しました。どうぞお受け取り下さい!」

「何です、これ?」

 

 一通の封筒を取り出し、しのぶに差し出す結一郎。

 その封筒の表には“冨岡義勇対応指南書”と題がされていた。

 これは一体?

 疑問に思いながら中身を開くとそこには箇条書きで次のようなことが述べられていた。

 

(ひとつ)、相手の発言には一拍置いてから反応すること。たいてい言葉が足りてません。

一、発言の意図を確認するよう心掛けること。こちらの予期しない言葉の使い方をしていることがあります。

一、質問をするときはなるべく「はい」か「いいえ」の二択で答えられるものにすること。複雑な返答を要求するとかえって混乱を招く可能性が高いです。

一、失礼なことを言われても一旦落ち着いて対処すること。本人に悪気があるわけではないのです。言葉選びが下手なだけなんです。おそらく。

一、諦めず、根気よく付き合うようお願い申し上げます。見捨てないであげてください!

 

 ・

 ・

 ・

 

「いや、本当に何です? これ……」

「冨岡師匠とは長い付き合いになるしのぶさんには必要だと思い、老婆心ながらご用意させてもらいました」

「え、そうではなくて、ええっと、あの、えぇっ!?」

 

 困惑を隠せないしのぶ。

 なんで夫になる人と会話するのに対応マニュアルが必要なんだ!?

 こんなものを用意しないといけないくらい心配なコミュニケーション能力だと思われているのが自分の夫になる人かぁ……

 

「結婚、早まったかしら?」

「そんなこと言わないでください! 冨岡師匠にはしのぶさんしかいないのです!」

 

 必死の様子で頼み込む結一郎にしのぶは呟く。

 

「それは冨岡さんを受け入れられるような奇特な女は私だけとでも?」

「何卒、冨岡師匠をよろしくお願いします!」

「質問の答えになってませんけど!?」

「何卒、何卒、よろしくお願いします!!」

 

 なんかもう悲壮さすら感じるくらいに頼み込む結一郎の姿に、不安を通り越して決心がついたような気がするしのぶ。

 その気持ちをなんと言えばいいのか……

 

『いざという時は頼りになりますけど、普段は私がしっかりしていないと駄目みたいですね。本当にしょうがないですね、冨岡さんは』

 

 私がいないと駄目なんですから。と、何だかやる気を燃やしだしたしのぶ。

 それは庇護欲とか母性本能とかとよく似て非なるものというか……もしかして:ダメンズ好き

 しのぶと義勇の未来は果たしてどうなるのだろうか……?

 

 

「ところでこの指南書。もっと早く作っておけば結一郎さんも苦労が減ったのでは?」

「あ……ッ!?」




柱稽古はじまりました。誰かのせいで原作よりも少しばかり地獄と化しております。
感想で冨岡語録をしのぶさんのためにというご意見をいただいたので、語録は無理でしたが対応マニュアルを作成しました。
なお、このマニュアルは翻訳係の代用を約束できるものではありません。悪しからず……
夫婦喧嘩のたびに呼び出される結一郎が見える見える。


翻訳係コソコソ話 その1
 地獄と化した無限打ち込み稽古ですが、元柱の育手が呼び出されているので風・水以外の柱たちも後から順次参加していくことになります。
 つまり、後になればなるほどさらに地獄と化していくのです。早く突破できなかった己の未熟さを呪うがいい!

翻訳係コソコソ話 その2
 『義勇と実弥が仲がいいだと!?』
 前回の話で義勇が男を見せた(と思い込んだ)ことで感心した実弥の態度が軟化したのが原因です。
 で、前祝だとその後翻訳係を巻き込みながら飲みに出かけ、なんやかんやで意気投合したりしてます。義勇さんの対応が壊滅的だっただけで根っこの部分では相性悪くないのではなかろうか、あの二人は。


ミニ次回予告
カナヲ「しのぶ姉さんが結婚……なんだろう、モヤモヤする」
炭治郎「義勇さんは悪い人じゃないよ!」

善逸「爺ちゃん、俺は、兄貴の仇を討つよ!」
慈悟郎「善逸、お前は儂の誇りじゃ」

伊之助「俺は、最強になる!」
水・風・炎・音・蛇・岩「いい度胸だ、相手をしてやろう!」
恋「やる気があってキュンときたわ! 張り切っちゃう!」
霞「ズンビッパ!」

玄弥「俺、何やってんだろう……」

原作五感組の様子をお見せします。
お楽しみに!

外伝:女版翻訳係

  • 見たい。すぐ書いて!
  • 後で。本編優先!

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