隻脚少女のやりなおし   作:にゃあたいぷ。

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番外編
番外編:イチから始める戦車道リナシッタ!①


 とある日の朝、目を覚ますと様変わりした部屋に驚いた。

 体を起こした時、柔らかく軋む寝台の感覚に困惑し、優しく包みこむ布団の感触に極楽浄土を見た。名残惜しくも寝台から抜け出して、部屋に立て掛けられる――驚愕するほどに綺麗に磨かれた鏡を前に立ち、そして、その写し身に動揺する。若い身体、可愛らしい顔付き、ぺったんこな胸元、自分の見知った肉体ではないことに暫し呆然し、ペタペタと体を触りながら再確認する。

 間違いなく私の意思で動き、私の感覚を共有している。これは私の身体ではないけども、私の身体だ。

 何が起きたのか、まったく分からないけども、どうにも私は新しい生を得たようだった。

 

 私の名前は結月ゆかり、転生者である。

 前世では長尾景虎と申す者也。

 

 私の左手首には刃物で切った跡が残っている。

 両親共に不倫が発覚し、離婚をしてからは両親と顔を合わせたことは一度もない。いや、実際に私が両親と出会ったことはない。ただ肉体に記憶として残っている。手持ちに現金はなく、クレジットカードを手渡されているだけだ。月の限度額は五十万円。私からすれば少ないが、この時代の常識的な家庭から見れば、裕福な暮らしを営んでいたらしい。この少女が自殺した理由は両親から捨てられたことにあり、そこから更に学校の生徒達から虐められたことが後押しすることになったようだ。

 ただまあ今の私には関係がない。少女が捨てた肉体を運良く拾ったものと解釈し、この現代を生きる覚悟を決める。

 

 一年後、

 現代社会の利便性の虜となった私は自堕落的な生活を送るようになった。

 宅配サービスなるものを見つけてからは部屋からはゴミ出し以外で出ることはなくなり、部屋では下着姿がジャージ以外を身に付けることはなく、日がな一日、ベッドの上で本を読み耽るか、勉強机に座ることでネットサーフィンに興じる毎日を送っていた。この時代の娯楽は膨大だ、どれだけ消費しようとも尽きることがない。小学校、中学校の教科書は三日で読破し、専門書であれば一冊を三日、名作と呼ばれる書籍の数々は日に三冊のペースで消費していった。千年近くが過ぎる今の時代でも、紫式部の源氏物語が名作として語り継がれているのはちょっと嬉しかったりする。映画も見れば、アニメも見る。ゲームに触れることもあり、葉鍵を中心に恋愛ゲームを読み漁る毎日を送っていた。

 そうして有名な作品を粗方読み尽くした頃合いで――漸く、自分の社会的地位を省みることになった。

 あれ、私って今、何歳だっけ? 私は首を傾げると、ゆったりとベッドから体を起こした。最初に教科書を取り出して以来、部屋の隅に置いていた学生鞄を手に取る。少し被っていた埃を払って、中身を漁れば学生証が見つかり、去年の時点で二年生という事を知った。あれ、これって不味いのでは? 今の御時世は学歴社会、学歴で人権が保証される時代である。頑張れば中卒でも一定の地位が保証されるだろうが、それには多大な労力が必要だ。なによりも手持ちのクレジットカードが何時まで使えるのかわかったものではない。

 私が勉強机に腰を下ろして、ネットで奨学金制度や特待生制度について調べ上げる。そして受験で良い成績を取るだけでも学費の免除や減額を貰える高校を探している最中に、私は学園艦という存在を知ることになった。前世で船と云えば木製だった。重い鉄の塊が海に浮かんでいるだけでも驚きなのに、その艦上には都市が形成されているのだと云うから驚愕する。今の時代に転生してから驚いてばかりだ、私が知っている常識が何一つ通用しない。その時代の進歩が末恐ろしく思うと同時に、望めば望むだけ未知を知ることができる今の世が楽しくて仕方なかった。

 是非とも学園艦のある高校に入学したいと考えた私は、数多ある高校の内からアンツィオ高校を選んだ。

 歴史が長く、由緒ある都市ローマ。その文化をモチーフとした艦上都市に強く興味が惹かれたことが一つの理由、そして受験だけでも学費を半分免除され、残る半分も奨学金だけで充分に賄うことができると計算してのことだった。あとはまあ“中学生が入学したい高校No.1”という字面に惹かれたことも挙げておくことにする。この一年間で知らぬ内に大学生の範囲までの学習を終えていた私は、大して受験勉強もせずに首席合格を果たした。

 少し後ろめたい気持ちになりながら、アンツィオ高校の学園艦に足を踏み入れることになる。

 

 アンツィオ高校、

 19世紀にイタリアから来日した商人が母国の文化を日本に広く伝える為に設立した歴史の長い学校と言われている。その為、学園艦の施設にはイタリア文化を踏襲した建造物が揃っており、街並みはローマのそれとほぼ変わらない。学園長がいうには「ローマよりもローマ」とのことだ。

 レプリカであるとはいえ、異国の文化に触れることは純粋に楽しかった。

 何処を見上げても芸術がある。細部に至るまで彫刻を掘られた建造物の数々は街全体が芸術と呼ぶよりも、街にある全てのものが芸術と呼ぶ方が正しい気がする。街中に敷かれた石畳の道を歩いてるだけでも楽しくって、思わず、あちこちへと目移りしてしまう程だった。学生証を持っていれば、艦上にある美術館や神殿の数々に無料で入れたりするので、つい入り浸ってしまいそうになる。

 授業が始まるよりも一ヶ月も早く乗船した私は、家に置いてあった兎耳の付いた黒いパーカーを羽織り、両手にはリストカットした跡を隠す為に日焼け避け用の裾の長い手袋を付けて、街へと繰り出した。大はしゃぎで擦れ違う生徒達の姿を見つめながら、ついほっこりと口元を緩めてしまう。

 アンツィオ高校の学園艦で最も気に入っているのは、生徒達の笑顔だ。

 

 さて、学園艦では制服を来ていない生徒というのは意外と目立つものだ。

 二週間も街中を歩き回っていれば、また兎さんがいる、とか、兎さん可愛い、とか、道を行き交う生徒が私を見つめながら口を開いた。料理店では、一度通えば、姿を覚えられる。二度通えば、顔を覚えられる。三度通えば、常連として扱われる。可愛い後輩の為にジュースを奢ってやるとノリの良い先輩方に押し付けられることも少なくない。オススメだからってピザの切れ端やパスタを押し付けてくる先輩も多くて、何時もお腹はパンパンだった。

 このままだと太りそうだな、とか考えながらトレヴィーノの泉の近くにある椅子に腰を掛ける。

 前述した通り、学園艦では私服の生徒は目立つことが多い。それは私だけに限ったことではない。例えば今、私の近くで組み立てたキャンバスを前に絵を描き続けている少女とかがそうだ。美術館で何度か擦れ違ったことがあり、図書館でも見かけた覚えがある。何時も眼鏡を掛けており、髪は長く、大人しそうな少女だった。金髪というか、銀髪と呼ぶべきか、薄い緑色の髪をしており、そこでも他と比べてよく目立った。私はジェラートを舐めながら彼女の描く絵を後ろから覗き込む、繊細な色使いをした油絵だ。少女の鼻歌交じりに色を塗り重ねている姿が可愛らしくって、ジェラートを舐めている間、ずっと彼女のことを眺め続けていた。

 更に一週間、眼鏡の少女とは擦れ違う度に会釈をするようになった。それから私服の生徒が増えていく中でも私と彼女は言葉を交わさず、挨拶だけは続けるようになり、気付いた時にはお互いに笑顔を向け合うようにもなった。まだ名前も知らない者同士、こんな関係が合っても良いんじゃないかな、と思いながら擦れ違い様に小さく手を振ったりもした。

 そして入学式当日、あの子とまた会えるだろうか。そんなことを思いながら意気揚々と部屋を出た。

 

 

 中学三年生の秋、

 私、安斎千代美の前で大人の女性が頭を下げている。そのことに少なからず困惑している私の手元には彼女の名刺が置いてあり、そこにはアンツィオ高校学園長と書かれていた。女性は多くを語らず、まだ中学生の私に対して真摯に頼み込んでいる。

 どうしてこうなったのか、心を落ち着ける意味も含めて簡単に整理する。

 

 事の発端は、数年後に開催される戦車道世界大会の開催地が日本に選ばれたことにある。

 政府は戦車道世界大会の開催に合わせて、来年度には戦車道プロリーグの設立を宣言する。そして戦車道全体の実力向上の為に、戦車道に取り組んでいる高校と大学に多額の補助金を交付する政策を打ち出したのだ。この流れに乗ったのがアンツィオ高校であり、戦車道に力を注ぐことが学校方針として決定される。

 そして、中学校戦車道で名を上げていた私に白羽の矢が立ったということだ。

 学費は全額免除、学生寮の家賃も免除、光熱費その他諸々も免除、戦車道に関する全権を私に委ねても良いとまで言われた。そこまでの好待遇、裏があるのではないかと勘繰ったが、その事情もまた学校側は包み隠さずに明かしてくれた。アンツィオ高校の戦車道チームは現在、公式試合を行える最低限の人数しか集まっていないということや、今残っている戦車はCV33豆戦車が五輌だけであるということも含めてだ。その上で学校側は協力を惜しまないと云い、学園長を名乗る女性は中学生の私に頭を下げる。

 少し考えた後、私はアンツィオ高校が提示した条件を受け入れた。

 

 まあ少しぶっちゃけたことをいえば、私にはあまり良い高校の誘いがなかったことも理由にあったりする。

 

 アンツィオ高校の街並みに興味を持っていた私は入学式の三週間も前に学園艦へと乗船した。

 卒業生が学園艦を出るタイミングで女子寮は空くので住むところに問題はない。部屋に入ると備え付けのベッドに荷物を放り投げて、バンッと窓を開け放った。風が吹き込んだ、潮の匂いがする。薄暗い部屋、外から差し込む光に誘われるように身を乗り出して見た光景は、一言で云ってしまえば壮観だった。アンツィオ高校の学園艦が誇る歴史遺産のレプリカ群、三神変形合体教会が見える。トレヴィーノの泉が見える。中央広場にパンテオンやコロッセオ――木造建築の家屋と効率化された四角い建物が建ち並ぶ日本では決して拝むことができない重厚感、街全体が芸術、建物一つ、街頭や石畳の道路に至るまで意匠を凝らす妥協なき芸術性。ローマよりもローマ、その言葉に偽りなし、陸とは違う空気と雰囲気を目一杯に吸い込んだ。この部屋は絶景のポジションだった。

 学生寮が隣接する通りを見下ろせば、アンツィオ高校の制服を着た生徒がワイワイと楽しそうに話しながら歩き回っており、お店の前ではイタリア版ウェイトレス、カメリエーラの衣服に身を包んだ女性が料理を片手に笑顔を振りまいている。活気がある、同じ人混みでも地元とは中身が違っている。背中を丸くしたサラリーマンが冴えない顔で歩き回り、学生達がスマホを片手に見つめている。その中で観光客が自撮り棒を片手に写真を撮って回る。そんな感じではない、此処に根ざした住民達の活気が此処にはあった。ここでは誰もが楽しそうで、愉快に笑って生きている。気分が高揚し、ウキウキになった私は居ても立っても居られなくて、部屋の中まで届けられていた段ボールに手も付けず、学生寮から飛び出した。

 これからの高校生活はきっと楽しいことになると思った。

 

 制服はまだ届けられていなかったので、私服での外出になる。

 長袖の白いシャツにチョッキを羽織る。下はチェック柄の赤いロングスカート、イタリア風の学園艦と聞いていたから少し意識して買ったものだ。頭にはハンチング帽を乗せて、眼鏡を掛けた私はテンションアゲアゲで大通りを歩き出した。さてはて何処に行こうか。右か左か真っ直ぐか、パンフレットと見つめながら場所に目星を付ける。そこでふと周りの景色に意識を向けた。石造の白い建造物も見上げて、これなら何処を歩いても楽しめるか、と考え直した私はパンフレットをしまって適当に散策することに決める。今日はご機嫌鼻歌交じり、人差し指を指揮棒代わりにリズムを刻みながら蹴り上げるように足を動かした。

 可愛いとか、お持ち帰りしたいとか、周りから生暖かい目で見られていることに気付いたのは数十分後のことだ。

 顔を真っ赤にして逃げるように飛び込んだ教会。屋内にいる人は少なく、話し声はほとんどせず、ただ乾いた足音だけが響き渡る。外の喧騒が遠く、中は少し肌寒くて薄暗い。まるで外とは隔離されているかのように世界が違っていた。ほとんど照明がない屋内を照らすのは色鮮やかなステンドグラスだった。私は特別に何かの宗教を信仰している訳ではないけども、暗い教会の中に差し込む光に神秘を感じ、この空間が神聖なものように思える。細かい説明はいらなかった。ただ肌の感覚と目の前の光景が全てだった。

 制服姿の生徒達がちらほらいる中で、兎耳の着いた真っ黒のパーカーを着ている女性を発見する。年齢は同じくらいか、自分と同じ新入生かもしれない。黒パーカーの彼女も私に気付いたようで、私を見つめながら小さく笑みを浮かべた気がした。そして、そのまま擦れ違う、これはちょっとした同族意識で言葉を交えるほどではなかった。

 それから私は入学式までの間、毎日のように街に足を運んだ。そして毎日のように黒パーカーの兎娘と擦れ違った。最初は目を合わせるだけだったのが会釈に代わり、今では互いに微笑み合うほどになる。

 同族意識が仲間意識へと変化していくのを感じた。

 街中を一通り見て回った私は、画材屋で道具とキャンバスを買い込み、それを脇に抱えながらトレヴィーノの泉まで歩いた。道の脇にキャンバスと立てる。この機会を逃すと次に時間を取れるのが何時になるかわからない。だから一度、油絵に挑戦してみたかったことも含めて、入学式までの残る時間を油絵に費やそうと思ったのだ。鉛筆を片手に、食パンを脇に置いて、ざっくりと下書きを始める。今日一日で下書きを終えるつもりだ。どうせ素人絵、趣味の一環、時間も限られている。アタリを付けられたら、それでいっかな、と雑に型を取り始める。

 この日は、珍しく兎の彼女には会わなかった。

 翌日、どうやって油絵を塗るのか参考にする為に美術館に足を運んだ。あの兎の彼女とは前に美術館で会っていたので今日もまた会うことはないと思っていた。が、しかし、美術館の――しかも私が目当てとしていた絵画の前に兎耳付きの黒パーカーを羽織る少女の姿があった。なんだか嬉しくなって、ちょっと気恥ずかしい。たぶん相手は私の存在に気付いていると思うけども、もしかすると私の勝手な思い込みかも知れない。私だけが彼女のことを意識しているかも知れない、ということが恥ずかしくて仕方ない。あわわ、はわわ、と妙に不自然な行動を取っていると兎の彼女は、私の方を振り返って、クスッと含み笑いをする。

 ――笑われた!? その日、そのことがショックで仕方なくって、絵は雑な下塗りだけで終わった。

 

 翌日、兎の彼女が私の後ろでジェラートを舐めながら椅子に座り続けている。

 彼女も粗方、観光を終えてしまったのだろう。椅子に座りながら、のんびりとトレヴィーノの泉を眺めている。なんとなしに私の方に視線が向いている気もしないけど、きっと気のせいのはずだ。私がチラッチラッと後ろを振り返れば、ひらひらと穏やかに手を振り返された。なんだこれ、なんなんだこれは。あーもう、と私は開き直り、芸術は爆発だと言わんばかりに絵を描き殴った。

 後になって、とても後悔した。

 

 入学式まで残り一週間ともなると私服の少女が多くなった。

 兎の彼女は気付けば私の後ろを陣取っており、気付いた時には姿を消していた。振り回されているなあ、と自覚した時には心が穏やかになり、兎の彼女はどんな性格をしているのか、何が好きなのか、やっぱり人参とか好きだったりするのかな、とか、そんなことを想いながらキャンバスに絵を塗りたくった。そうしている内に時間はあっという間に過ぎ去って、入学式の前日に絵はほとんど仕上がった。後は細部の仕上げだけ、という段階でなんとなしに物足りなさを感じる。後ろで座る兎の彼女をチラリと見やり、そして絵の隅っこにベンチを書き足して、そこに黒兎を描き込んだ。一歩、二歩と引いて、それから絵全体を眺めるように見て、よし、と満足げに頷いた。

 後ろを振り返ると兎の彼女は居なくなっていた。彼女はアンツィオ高校の生徒なのだろうか、もしそうだったら嬉しいな。その時は、うん、名前を訊こう。そして私の名前を教えよう。

 無事に完成した絵を脇に抱えてながら、鼻歌交じりのご機嫌さんで学生寮に戻った。

 

 入学式当日、私は寝坊した。

 あの兎の彼女と出会えるかも知れないと思って、夜は眠れず、朝近くになってから気絶するように寝てしまったのが原因だ。とはいえ急げば間に合わない時間ではない。

 私は食パンを咥えると、慌てたまま扉を開け放った。

 

「あっ――」

 

 同じ制服に兎耳の付いた黒パーカーを羽織った彼女が目の前にいた。

 ポロッと口から落ちる食パンを「おっと」と彼女は空中で受け止めて「どうぞ」と口に押し付けられる。されるがままパクッと咥えると彼女は満足げに微笑んで「遅刻しますよ」と、ひらひらと手を振って早足で階段を降りて行った。同じ寮? それも同じ階? 呆然とする中で先ほどの出来事を反芻し、彼女が最後に告げた言葉を思い出した私は慌てて階段を駆け下りる。

 特待生が初日遅刻では格好が付かない! 息は絶え絶え、始業ベルが鳴っている最中、ギリギリで教室まで辿り着くことができた。

 その教室の端で、兎の彼女が私のことを楽しそうに見つめて、ひらひらと手を振ってきた。

 

 

 

 




がっつりと書く気はなかった勢力。
ロケットマン面白かったです。そのテンションで書いたら、なんかがっつりと書きたくなってつい!
ゆかりさんは出す予定はなかった子ですね。やるとしても別作品かなって思いましたが、ガルパンでやりたいことは今回で全部やるつもりなのでノリと勢いで出しました。
あとアンツィオでがっつりと書きたくなったのは、ガルパン4コマのアバンティが全て悪いです。

いろんな勢力にいろんなキャラを突っ込みまくるのは、
ニコニコ架空戦記の三国志9系列が大好きだった悪影響ですね。
あと主人公勢力だけ強化ってのはフェアじゃないと思うんですよ。

無双するよりも、無双されて主人公達が阿鼻叫喚してるのを書く方が楽しい……。
りょ、呂布だーっ! 遼来々! されるのだいしゅき。

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