精霊界の裏側に存在しているといわれる時と空間が混じりあう混沌とした世界がある。
混沌とした世界には行くためには混沌の空間と呼ばれる精霊界と混沌とした世界をつなぐトンネルだ。
トンネルには複数の青い渦が存在し、人目渦の中を見ればそこはさらに何もない世界が広がっているだろう、もしくは精霊界のどこかにある場所を映し出しているだろう。
一度入れば帰還することは難しい混沌とした世界をある種族は処刑として利用し、ある属性の者たちは敵を葬るために使用し、ある一族は休暇のために使うだろう、そんな混沌とした世界は皆こういう『除外された世界』と……。
精霊界と『除外された世界』では全ての時間の差が狂っている、体内時間、外界時間、人が成長する時間、そのため大昔の英雄が『除外された世界』にいるならば若いままの姿で時代を超えて現れる可能性もあるのだ。
そう、精霊界とこの世界では時間は全く異なるといっていいだろう。
『除外された世界』のある遺跡で一人の女性が2匹の子竜を連れて円を描き、中に魔術的意味を入れる―――そう、魔法陣だ。
彼女は自分の杖で遺跡に魔法陣を描いているのだ、ある1つの信念のゆえに、そんな姿を1匹の巨大なドラゴンが優しく見つめる。
その昔帝王と呼ばれしドラゴンは1つの時代が終わりを告げた時、世界を切り開いた剣士と共にひっそりと暮らすことを決めたのだ。
時代が終わるたびにこの世界に遺物が墜ちて精霊界から歴史は消えていく、それがこの世界の役目ともいえるが、ある日のことドラゴンが住む城に彼女が現れたのだ。
当時はまだ幼い子ともいえる彼女を今の今までドラゴンが守り育ててきたのだ、ただの気まぐれが今ではすっかりと父親気分なのだ。
「ああ、今日で行ってしまうのだな」
「仕方あるまい、それがこの子が決めた道なのだ」
ドラゴンの隣に剣士が現れた、世界を切り開く力をもつ剣士は対局の存在であるドラゴンが幼い子を育てていると聞いたときは驚いた、昔のドラゴンはすべてを無に帰す存在であったゆえに最悪な存在であり凶暴だったからだ、今でも信じられないくらいだと自負している。
当時、その世界にいた者たちは目を疑うほどの変わりように昇天するほどだろう、混沌魔術を使う者、異次元の魔法を使う者などなど。
「お前はいいのか? 彼女がいなくなっても」
「さびしいな。 だがな、また戻ってきますと言ったのだ。ならば土産話を楽しみに待つのもいいだろう」
「なるほど、だが彼女にとって幸いだったのは『除外された世界』に住み着いた奴らが味方してくれたことだろうな」
「ああ、おかげで時間が狂うこの世界で年をあまり重ねずに彼らからさまざまなことを学べた。 代わりに年を重ね事で安定し成長する魔力が未だに見た目相応だ」
「それも精霊界か人間界、はたまた別世界で成長すれば関係のないことだ」
そうドラゴンは言うと鈍く光り始める魔法陣を見つめる、幼い少女を時間が狂うこの世界で育ててきたドラゴンは初めて会った頃を思い出し、さまざまな時間を彼女と過ごした。
失われた魔法、魔術、当の昔に滅んだと思われた生物、文明を維持している一族にもあった。
魔法陣から桃色の光が溢れ始める―――。
魔法陣の中心に立っていた彼女はくるりと振り返り、ドラゴンと剣士を見つめ、笑った。
「行ってきます」
その一言を最後に彼女の姿はこの世界から消え、あたりは静寂となった。
友を探しに行くため、また世界を見に行くために、幾年の時を経て世界の壁を越え再び、彼女、キャロの冒険が始まる。
すべては+とするために。
世界の壁を越え、出た場所は丘だった。
普段ならキャロは驚きでバランスを崩すかもしれないだろう、目の前にあるモノさえ見なければ
目の前に広がる焼野原、緑豊かであっただろう森林地帯、空は灰色に染まり、光と闇がぶつかり合っている、光に包まれる人達は剣や矛を振りかざし敵とぶつかり合い、魔法を使い殲滅せんとする。
闇に包まれている人型たち、肌色は灰色のようで鎧を身にまとい、ただただぶつかり合っていた。
この世界で50年の前から行われている光と闇の軍団による大戦争。
両者共にすでに後に引けない状態であるために、涙を流し消えゆく友を後目に武器を振りかざす、どちらかが消えゆくその日まで。
「なんなの……? これ?」
キャロにとってこの丘から見られる景色は見覚えがあった、別世界だったならよかっただろう、光の軍団の方にある建物さえなければ。
そう、魔法都市エンディミオン。
50年前栄えていた魔法を使う者たちが住む都市にして勉学と研究を繰り返していた、特殊な魔法陣によって誰からも侵略されないため、戦争にも巻き込まれなかったこの世界で最も平和な都市だったといえるだろう。キャロも一時とはいえ魔法都市で勉強し同級生と遊んだりもしたし、いい街だなと何度思ったことか。
空に2つと空砲が放たれた、戦争の一時的に終わりを告げる空砲だ、何時間も何日も何週間も戦争を行えば両者共に食糧や人材は減り続けそれどころではないために、共に約束をしたのだ、2週間戦争を行い終わらなければ1年開けて再び戦争を行うと、1年開ける間は共に不可侵条約を結び、食糧はもちろん武具などの取引は一切せず、発見後ただちに犯行者と物共に返還する。
互いに信じられないために両者のトップが互いに魔法という呪いを与えた、知っていながら行わなければ死を与える。
両軍はトップを殺さないために条約を守らなければならない、代わりに1年とはいえ平和があるのだ。
両軍が完全に引いてからキャロは浮遊魔法を使い丘から廃墟と化した魔法都市へ近づいた、魔法都市は魔力を完全に失いすべての機能も使用できなくなっていた。
夜になれば明かりがつく点灯も日差しから守ってくれる魔法結界も廃墟と化した街には何の意味もなさない。 当時住んでいたマンションも半分以上が崩れており見る影すらない。
茫然となったところでキャロは思い出した、かつてこの世界に来たとき訪れた魔法使いたちの村を、そこで会った凄腕の老魔導師の存在を。
だが、転移魔法は今のキャロには使えない、なぜならば素材がなければ魔法石すら足りないのだ、魔法石を核とした魔法が使えたとしても対抗魔術や八式対魔法多重結界位しかできない。
つまりここから歩いて行かないといけないのだ、どこにあるかもわからない村まで、そこまで考えたキャロはフゥとため息を出し、王立魔法図書館がある方へ歩き出した。
「王立魔法図書館、魔導書庫ソレイン、クレッセン、魔導書院ラメイソン、魔導書廊エトワールのどれかにあるかな?」
王立魔法図書館を中心として魔法使いたちのためにある魔導書保管施設は当時住んでいた魔法使いたちは必ず1度全ての魔導書庫保管施設を回っている、貴重な魔導書の他に歴史書なども存在しており、借りることは出来ないが代わりにあらゆる状況下でもどんな盗人も忍び込めても盗むことができないという超高度な魔法を使った施設なのだ。
無論、キャロも初めての1年は王立魔法図書館をはじめに魔導書庫は全て回っているのだ。
「そんな!?」
しかし目的地に着いたキャロが目の前にしたものは殆どの機能を停止し、中が見えるほど崩れた王立魔法図書館だった。
息を飲み込み、ゆっくりと近づき中を覗く。 誰もいないが、ほとんどの魔導書が消えていた、いやおそらく、盗まれたのだろう。
圧倒的な防御力を持つ王立魔法図書館がここまで崩れて地下まで見えているのだ、幸いと言っていいのか、電灯と魔導書保護魔法が働いているため残っている魔導書は雨にぬれず、炎で焼かれてもいない。
「王立魔法図書館がここまでだめになっているなら他のところも……。
ううん! まだ残っている魔導書がある、なら手がかりは終わってないはず、それに盗まれているってことは私でも持って行けるよね?」
下手な輩に盗まれるよりは元生徒であるキャロが貰っていく方がいいだろう、かのドラゴンたちにさまざまな知識を教えてもらったとはいえ学ぶことは多い、特に補助系の魔法だ。
キャロの魔法性質は補助型に特化している、魔法陣を使えば攻撃系もできるが詠唱破棄を可能とする魔法は補助系だ。
「トベルーラ!」
補助系移動魔法ルーラ。
本来はイメージした場所へ飛んでいく魔法だ。 今回キャロが使ったトベルーラはルーラ系統の1つであり、その場で浮遊・飛行するだけの呪文だ。
普通のルーラとは消費魔力は少ないが浮遊し続けるには消費し続けないといけない為、ガス欠で転落死をする未熟な魔法使いが多い、魔法都市エンディミオンでは高等部3年卒業試験実技の1つとして何人もの生徒達を苦しめたほどだ。
キャロはトベルーラを使い崩れている王立魔法図書館に侵入した。
中は意外と綺麗で常時清掃魔法がまだ効いているみたいだ、魔導書も汚れてはいないが盗人対策の魔法は切られているようで下級生用の魔導書以外は全て盗まれていた。
大きくそびえる塔型の王立魔法図書館の本棚は殆どの本が消え去っていることに悲しさを覚えながら残っている本へと近づく。
下級生用の魔導書にはキャロがよく使ったモノが多いが、残念ながらこの世界の地図らしきものは見つからなかった。
空間圧縮されているこの王立魔法図書館は上へ向かうほど上級魔導書がある。 現在は行方を知れない。
「あ、コレ懐かしい。 よくセームちゃんたちと読んでいた魔導書だ」
キャロが見つけたのは基本的魔力操作に関する魔導書だ。 誰もはじめは魔力操作から入り上級魔導師となっても鍛錬は忘れない。基本中の基本にして、奥義中の奥義ともいえる、キャロたちは良くこの本を読みながらいずれ偉大な魔法使い、魔導師、召喚士にと夢を語り合っていた。
よく見ると他にもエンディミオンにいたころ読んでいた魔導書がチラホラあった。
「ホゥ! まさかこの王立魔法図書館に侵入している奴らがいるとはなぁ!」
声がした、一番最下層で、テーブルと椅子があるこの部屋にキャロ以外に誰かがいる、キャロは魔力を体中にまとわせ身体強化させて、体ごと後ろを振り返った!
「だれ!?」
なぜかある特定部分だけが暗い室内に5人の人影が見える、どこかで甲高い音楽が流れ始めるとどこからかライトが映し出され、4人の男たちと1人の女性がたっていた
全員が同じような服を着てそれぞれが武器を持っており、瞳を閉じながらポーズをとっている。
「逃げ足のチック!」
一番左端で立っていた背中に大きな木槌を持った男の子がそう宣言しながら木槌を振り回し、いわゆるキメポーズをすると男の子の後ろから黄色の爆発が起こる。
「強力のゴーグ!」
一番右端に立っている大男が棍棒を振り回しながら宣言すると大男の後ろから青色の爆発が起こる。
「棘のミーネ!」
左に立っている唯一の女性がムチをしならせ色っぽいポーズと宣言すると女性の後ろから赤い爆発が起こる。
「罠はずしのクリフ!」
左端にいたメガネをかけた細身の男が七つ道具を片手ですべての道具を出し入れしながらポーズを決めると宣言する瞬間、男の後ろから緑色の爆発が起こる。
「そして、首領・ザルーグ!」
一番真中に立っていた眼帯を付けた男が腕を組み堂々たる宣言をすると男の後ろから黒色の爆発が起こる。
その瞬間、横に並んでいた他4人が何時の間にか集まり、ポーズを決めていた。
『我ら! 黒蠍盗掘団!!』
先ほどの5色の爆発が再度起こった。
だけど、なんだろう、コレ、私が黙っていると静かな時間が流れる、ポーズも崩さずじっと私を見つめている。
長い、長い時間、ほんの2分かもしれないけれど、今の私にとっては2時間にも勝る気がするほどの時間だった。
そして体内時間で5時間を過ぎたころ、ようやく状況が変わった。
「よぉぉし!! 決まったなぁお前たち!!」
「そうッスね! 最近なかなか決まる前に逃げられていたからホント久しぶりッス!」
「マッタクだね。 タク、最近の奴らは礼儀を知ら無すぎる」
「ムゥ……」
「全くよ! 私たちのスペシャルファイティングポーズを見ないで何を見るっていうのかしら!」
今度はいきなりポーズを崩しておしゃべりを始めているし、アレってファイティングポーズだったんですか? どこかで見たことがある様な無い様なポーズでしたけど、コレって突っ込んだ方がいいですか?
ようやく私に気が付いた女の人が近寄ってきた。
「ハロー! こんにちは。私はミーネ、お嬢ちゃん、ここで何しているの?」
「わ、私はキャロです、え、えっと私元エンディミオンの生徒だったんですけど、事件以来離れていて、戻ってきたらこんな感じで……」
「あら? そうだったの。 大変だったわね、これから当てはあるの?」
な、なんだかこのミーネって人は安心できそうな気がする、いまだに後ろの方でしゃべっている男の人達よりはずっと安心できる。
確実に。
「い、いえ今のところは何です。と、ところで、あなたたちは一体?」
「ふふふふ、私たち首領・ザルーグによって集まった黒蠍の紋章を持つ盗掘団よ」
「と、盗掘団ってことはこの王立魔法図書館の本を?」
「本来ならそうしたい所なんだけど、キャロちゃんはこの世界のことどれくらい知っているの?」
この世界のこと? それならわかる、エンディミオンにいたころに習ったし勉強もした。
『精霊界の全て』に書かれている一番初めの箇所。
「『この世界は弱肉強食の元存在する世界、生きるために他を食い生きながらえる』」
「そうね、本来はそうよ、今は違うけどね」
今は違う? 一体どういうこと? ミーネさんは悲しそうな顔をして私を見つめる。
私があの世界にいたとき、一体この世界で何があったの?
「いい? しっかりと覚えて生き残りなさい。 今この世界は3つに分かれているの」
「3つに?」
「そう、1つはジャスティスが率いる天界の使者ライトロード。
もう1つは暗黒の軍勢が率いる地獄の使者暗黒界。
最後にその2つに力を貸さずにいる私たちナチュラル」
「ライトロード、暗黒界、ナチュラル?」
「そう、ライトロードと暗黒界は今大戦争を行っているのよ、わざわざこの世界でね。
けれど戦争でどっちも勝ち負けがない引き分けの状態が続いた、その時、両者は思ったのが『我々以外に者に力を貸してもらえれば奴らに勝てる』ってことで両軍がこの世界にいる精霊達を説得という名の拉致監禁で捕えられ、戦争に巻き込んでいるの」
確かに互いの力が均衡しているならば、他のところから力を加えれば崩れて有利になるけれど、だからって、拉致監禁する必要なんてない!!
「なんでそんなことを!? だってこの世界の人達は関係ないじゃないですか!」
「そうね、でもライトロード軍はこう言って来たのよ。
『我々は正義の集団であり、悪しき者を封滅する者たちなり』ってね」
「じゃあ! 暗黒界の人達が悪なんですか!?」
「いいえ、彼らは悪魔で怖い人達よ。 けれど彼らは弱者には優しく、悪には力を持って制する人達。
どちらかが悪いとは言えない。
だから私たち、ナチュラルは両軍に交渉しながらほかの種族を捕まらないように逃がしているのってこと、今回もその一環でね、この都市に現れる元学生を保護するために来たわけ」
1度この人達について行き、そこに住む人達に話を聞こう。
地図があるなら写してもらえられるし、もしかしたら魔法族の里へ行けるかもしれない。
「ミーネさん、私をあなたたちがいるところへ連れて行ってもらえませんか? 友達がいるかもしれないですし……」
「ええ、いいわよ。
ってことでアンタたち! なにまだ話し込んでいるの! さっさと他の場所探して帰るわよ!」
『お、おー……』
ミーネさんの鶴の一声で男の人達は反論の有無を言わせずに後ろにあった爆薬やライトを片付け始めた。
その後、私はミーネさんについて行き、廃墟同然の魔法都市エンディミオンをみて待ったけれど、何もいいものも見つからず、誰も見つからなかった。
ミーネさんに後で聞いた所、大抵は誰もいないけれど、ごくまれにいるから放置もできないとか、まぁあの時逃げた生徒が帰ってくる可能性もあるから仕方ないよね。
ミーネさんと私たちは魔法都市から「森」の中へ入り、奥へ奥へと進む、道標があるのか、時折黒蠍の首領でもあるザルーグさんは木の下に座り込み、何かを探してどんどんと森の奥へ進む。
「ミーネさん、なんで森に?」
「森の奥に私たちが隠れ里として使っている所があるからよ」
「な、なるほど……」
ふと、森の一歩を踏み出すと雰囲気が変わった。 ただの普通の森が清らかで神聖な森へと変わった気がしたのだ。
「へぇー、やっぱ魔法使いってのはこういうのには敏感なんッスね」
「え?」
「リック、其れだけじゃあわからんぞ。コホン、いきなり雰囲気が変わったのは我々の仲間である魔法使いたちが作り出した「フィールドバリア」をおかげだ」
「え!? ふぃ、「フィールドバリア」!?」
フィールドバリア、ある特定の位置と空間を守護する守護結界の1つであり、魔法使いたちの憧れを持つ魔法の一種。
大災害が起こってもこの魔法によって守護された一定地域は物ともせずに守られるため、かつての魔法都市エンディミオンでは確か、校長クラスじゃないと使うことができない。
だからこの域を使える魔法使いは憧れと切望の的でもある、って基本魔導書・歴史の章に書かれていた。
「す、すごいですね、「フィールドバリア」が使えるほどの魔法使いがいるなんて」
「ふふふ、そうでしょ?」
「はい、それにこの森はただの森じゃないですよね、神聖で清らかな空気があります」
「ソノ通りだね、この森は「古の森」と言ってね、誰もが争うことを許さない森ナノさ、
当然今争っているライトロード軍も暗黒界軍もね、ダカラこそ、ナチュラルにとっては唯一の逃げ場にして格好の逃げ道デモアルノさ」
逃げ場にして、逃げ道? 同じようにも聞こえる気がするのは私だけ? けれど、争いを禁じる「古の森」かぁ、初めて聞いた気がする。
この森に「フィールドバリア」をかけた人も凄いけど、この森も凄い。
「ムゥ……首領、目印発見、あと少し」
「ぬ? おぉ! そうか! 皆の者! あと少しだ!」
ザルーグさんは先頭に立ち、まっすぐ森の中を進む、それに続く私たち。
なにがあと少しなのか、彼らナチュラルという組織がある秘密基地みたいなのがあるのだろう、それにしてもこの森は心地いい。
フィールドバリアの地域を抜けると光輝く巨木が辺りを照らしていた。
巨木の下には悪魔のような角と小さな翼が生えた獣がちょこんと座って私たちを見た、というかミーネさんを見つけた瞬間、ミーネさんに向かって飛び胸の中に納まった。
「待っていてくれてありがとねー」
「ミーネさん、その子は?」
ミーネさんに近寄って聞いてみると、「フィールドバリア」は4人で作り上げたモノであり、その中の一人がここにある巨木、「ガイアパワー」を宿り所として召喚したモンスターで案内役として役に立っているとのこと。
あと女性魔法使いの4人はすでに旅立っており名前も聞いたことがなかった。
ピケルちゃんたちは大丈夫なんだろうか、其れだけが心配。
どうか、無事でいてと祈るばかりだ。
お待たせしましたー 第4ページ目です、
なんだか狂っていたタイトルも直しました。
ようやく、キャロを物語へと入れることができたと思っています。
それにしても、フリードリヒ、どこにいったのやら(笑)
完全キャロ独占状態です。
ある笑い笑い動画にてドラゴンボールでフリーザ編に出てきた笑い担当の彼らを見つけてしまい、遊戯王でなんかないかなーと思ったら黒蠍盗掘団ってカードイラストなどみると似てるなーということでだしました。
ミーネ様に誰も逆らえないということでちょい女王様ぽくしてみました。
最後に誤字脱字や感想ご意見をお待ちしております。
みんな、オラに感想を分けてくれー!!