世界を笑顔に!をスローガンに活動している人気のガールズバンド。
しかし、そのバンドには決して表には出ないが、そのバンドの中心。そのバンドの心臓とも言える人物がいる事を知っているだろうか?
これは、弦巻こころと宮村和登の物語……
キャラ崩壊がいつもに増して酷いので、許容できない方はブラウザバック推奨です。
ハロー、ハッピーワールド!
世界を笑顔に!をスローガンに活動している人気のガールズバンド。
しかし、そのバンドには決して表には出ないが、そのバンドの中心。そのバンドの心臓とも言える人物がいる事を知っているだろうか?
その人物は、花咲川の異空間と言われる弦巻こころから絵本から飛び出してきた様な王子様の様な人物、瀬田薫まで、ハロハピの全員が大きな信頼を寄せ、同じく好意も寄せられている。
その人物の名前は宮村 和登 (みやむら わと)
知られざる6人目のハロハピのメンバーである
そして、その彼に病的に好意を寄せている少女の話である
* * *
今日も皆で弦巻家に集まり、会議を開いている。
しかし、会議と言うにはあまりにも異質だ。
机には高級なクッキーや紅茶が並び、会話は、
「ここでミッシェルをドーン!としましょ!」
「こころん!それいい!バーン!でドーン!でしょ!」
「あぁ…儚い……」
「流石、はぐみね!」
あまりに擬音が多すぎる。
それを纏める人物は、奥沢美咲であり、和登の仕事だった。
「ワト!ここでミッシェルをバーン!ってしたら面白そうじゃないかしら!」
「こころ。危ない予感がするからそれは辞めよう。」
「ワーくん!さーやの所のパンとウチのコロッケ足したら最強じゃない?」
「それはコロッケパンって言うんだぞ。」
「いつも君はこころ達からの質問をちゃんと綺麗に返している…
そしてシェイクスピアはこう言っている…
それこそ愛だ…と」
「どれを指してるのか分からないし、シェイクスピアそんな曖昧な事言ってないし、なんならシェイクスピアの実在って疑われるからね……」
「いつも和登君は、こころちゃんの話をちゃんと対応してて凄いよね……」
「花音さん。慣れです。慣れ。」
いつも通り3バカの話を綺麗に受け流す。
それがいつも通りの日常だった。
しかし、変化と言うものは、日々の小さな変化が大きくなり、人生を狂わせる程の大きなヒビになる。
最初は小さな傷の為、誰もが気付かず、その傷は大きくなり、やがて割れるのだ。
「和登!今日貴方のお家に行きたいんだけどいいかしら?」
こころがいきなり、そんな事を問いかけてくる。
家ねぇ…
「あ~…ごめんな。こころ。今日美咲が先約だからさ。集中出来るように、あんま人数増やしたくないんだ。また今度な。」
「チッ、分かったわ!」
笑顔でそう答えてくれるこころ。
……でも舌打ちをした様な気がするが気の所為だったのだろうか?
多分気のせいだろう。
彼女がそんなことをする筈がない
「こころ、あ~…ごめんね。曲考えたくてさ。家だと弟達がうるさいし。」
「分かったわ!」
「良かった。でも年頃の女の子だから、そんなに男の家に来るもんでも無いけどな。」
「そもそも、あんたにそんな勇気なんでしょ。」
「おっしゃる通りで。」
なんだよ。そんな勇気ねぇよ。悪いか!
「和登くん…ついでに私のお買い物に付き合ってくれないかな…?千聖ちゃんが忙しくて行けないから……私迷っちゃうし」
「別に構いませんよ。」
「ふふっ。ありがとう」
* * *
会議が終わった大広間。
そこには、1人しかおらず静かだ。
『ガシャーン!!!』
突如、静寂な空間に鳴り響く、何かが割れる音。
音の正体は、コップや皿、その他花瓶等が割れる為だった。
もちろん、物はひとりでに動き出し、落ちる訳は無い。
それらを割っているのは、弦巻こころだった。
彼女はお金持ちな為、大抵な物は彼女が言うだけで簡単に手に入る。そのくらいの力を彼女の家は持っている。
しかし、お金では手に入らない、どうしても欲しい物があるのだ。
それが、彼─宮村和登だった。
普通の人は、自分の立場故に、こころを1人の人間として見るのでは無く、どうしても家などが影響してしまいちゃんと見てくれる人は居なかった。
それでも彼はそんな事も気にせず、お金持ちの弦巻こころでは無く、花咲川学校に通う弦巻こころとして見てくれている。
それが堪らなく嬉しく、好意を抱いた理由であった。
(何故…和登は手に入らないのかしら…)
彼女は悩んでいたのだ。
それで、考えて、考えて、更に考えて。
たどり着いた答えは
他の人が弦巻こころの恋を邪魔している。という事だった。
その事実に気づいた時、彼女はとても苛立った。
そのせいで、彼女は皿等を割っていたのだ。
(道理で手に入らなかった訳だわ…)
勿論、彼女の恋を邪魔しているという事実は無い。
しかし、彼女は妄信的にそれを信じ、突き進むんでいる
(だって、美咲達が和登に変な事を教えてるんだもの。和登を手に入れる為に…
和登の笑顔は私が守らないといけないわ!思ってみれば、和登の笑顔は本当の笑顔じゃないわね!)
彼女は決心する。
彼の笑顔を守る為に。
そして……
彼女らから彼を離し、自分のモノへとする為に……
* * *
一方その頃彼は……
「美咲、終わったかー?」
「う~ん?まだかな。」
「やっぱ時間掛かるな…」
「こころの作曲とかがあんなに大雑把だからね……」
「あ~ごめん。喉乾いたから飲み物ってある?」
「そうだな…休憩挟むか…持ってくるよ。」
「ありがとう。和登」
そう言って彼は、部屋を出ていく。
そして、あたしはその隙に彼の布団へと潜り込む。
布団を被ると、彼の匂いで包まれて、彼に本当に包まれている感覚がある。
罪悪感はあるが、人間は快感には勝てないのだ。
ガチャ
ここで、彼が帰ってきたみたいだ。
それを足音で察知していたあたしは、その前に布団から抜け出す
「美咲~持ってきたぞ~」
「ん。ありがと」
「順調そうか?」
「まだまだかな~」
「頑張れよ。」
そんな事が、行われてた……
* * *
こころは行動していた。
あることを成し遂げる為に。
そして、電話を掛けた。
「あ!美咲!私よ!他のメンバーと一緒に私の家に集合よ!」
* * *
「…で?どうしたの?こころ。急に呼び出して」
「何が重大な話かい?こころ儚いね…」
「重大な話……そうね!大切ね!」
「こころちゃん、一体何なのかな?」
「話はね……
もう和登と関わらないでほしいの」
「「えっ…?」」
「ちょっ!こころどういう事?」
「それはあんまりだよ!」
「こころちゃん、理由を聞いてもいいかな…?私たち納得出来ないよ?聞かないと」
「理由は、あなた達が私と和登を邪魔してるからよ!」
「邪魔なんてしてないよ!こころん!」
「美咲、貴方はよく和登の部屋に行ってるじゃない?そして、布団に包まってるじゃない?それを知ったら和登は、何て思うかしらね?」
「花音だって、貴方買い物に行く約束してたけど、千聖はその時休みよ?確認したわ。」
「その他色々彼を騙して、あなた達色々してたじゃない?
私は全て知っているわ!
あなた達が和登に何をしていたか。
それを…ね?」
「脅す。って事…?こころちゃん」
「脅すなんて人聞き悪いわ。交換条件よ。
私が和登にあなた達の事を話さない代わりに、あなた達は近寄らない事。」
「物は言い様さ…こころ。許されると思っているのかい?」
「許される?誰に許される許されないという事を判別してもらうのかしら?」
「それは法律とか…」
「法律なんて、簡単に変えれるわ。」
「もうこの話はおしまいよ。約束守ってくれると嬉しいわ!」
少女は、帰った後部屋で1人笑っていた。
これでやっと彼が本当の笑顔になれると。
* * *
次の日、こころは彼を呼び出した。
ハロハピみんなで会議すると言って。
「お邪魔しま~す。あれ?皆まだ来てないのか?」
入ってすぐ、周りを見てみると人がメンバーが居なかった。
「なんであいつら居ないんだ?」
「あのね!聞いてちょうだい!私も美咲とか誘ったのよ、でも、和登がいるからって……
酷いわよね!」
「嘘……だろ?」
そんな俺は彼女らに嫌われる事をしたのだろうか?
急な事に頭が追いつかない。
俺が良かれと思ってやっていた事は、彼女達には迷惑だったのだろうか。
迷惑がられていたのだろうか。
そして、目の前のこころにも……
「大丈夫よ!私はずっと、和登のそばに居るわ!」
「無理しなくていいよ。こころ。」
きっと、こころは優しいから。
本当は一緒に居たくないはずを我慢しているに違いない。
「嘘じゃないわ!私は本当にずっと、一緒に居るわよ!」
そう言って、優しく抱き締めてくれる。
「ここ…ろ……」
「安心していいわよ?」
いつもの元気いっぱいのこころとは違い、優しく包み込んでくれるような声色
そのこころの優しさが、とても嬉しかった。
彼は囚われた。彼女の優しさに
しかし、その優しさは毒だ。
優しさという皮を被った毒。
見かけでは気づかず、身体に入り込んでも遅延性で。
身体全体に回ってきた時に初めて気づくのだ。
そして、彼は……………
「和登?私は貴方のこと大好きよ?」
「俺もだ。こころ。」
「ふふっ。私達両思いね。」
「そうだな。」
もう手遅れだ
ちょっと後半急ぎ足で変だったかもしれない……
息抜き程度に、こう言うのもこれから書いていきたいですね。
ちなみに主人公の名前は、
みゃーむらさん
https://syosetu.org/?mode=user&uid=237996
進撃のワトさん
https://syosetu.org/?mode=user&uid=193179
から取りました。
許可は事後許可を取りました。
優しいから許してくれた
多分……