嵐を呼ぶ!春日部高校生!再び!戦国大暴れ!   作:ミスターサー

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最初に言います。
投稿遅れまして申し訳ありません。
そして、キャラ崩れ有ります。


私が最後に決めたぁああ!(?

「ウボェ・・・」

 

「大丈夫?」

 

戦国時代にある一つの戦場に未来人の良晴としんのすけは居た。

だが、良晴は両膝を地につけ、口から嘔吐物を出していた。

原因は、戦場に放置された死体だ。

しんのすけは、やはり経験が有るのか、襲われないように気を張る。

 

しんのすけは、死体が握りしめていた刀を奪い取り、刀を腰に指す。

 

「ヨシちゃん。大丈夫?」

 

しんのすけは、そう言いながら持ってきた荷物から水が入ったペットボトルを良晴に渡す。

 

「うぇ、ウプッ!あぁ・・・大丈夫、覚悟はしてた。でも」

 

「そう・・・」

すると、しんのすけは良晴の脇に手を入れて立ち上がらせる。

 

「行こうか?その場に止まると殺されちゃうから」

 

「あ、あぁ」

 

「先行は任せて。ヨシちゃんは後衛を」

 

そうして刀を抜いたしんのすけは、辺りを見回しながら前に進む。

 

「なぁ、しんのすけ」

 

ふと、妙な違和感を感じた良晴は、しんのすけの背中に向かって口を開いた。

 

「ん?」

 

しんのすけは振り向かず。前を見る。

 

「なんで死体を見て、平気なんだ?」

 

「・・・」

 

しんのすけは頭を掻き、その答えを返さずに、ただ「行こうか」と言っただけだった。

 

 

 

 

 

「こてこての豚骨!」

「ガッ!」

 

「銅貨貸して!」

 

「グエッ!」

 

「面テナぁあンス!」

 

「グバァ!」

 

「ふぅ、ヨシちゃん。もう大丈夫」

 

「お、おう。すまない」

 

木下藤吉郎の遺体から数百メートル先の戦場で、しんのすけが先行しながら敵を倒していた。

 

倒した、というのはしんのすけは、先程から人を斬らず、敵の骨を折る技法や気絶させる技法を使っていた。

 

「しかし・・・意外に強いよな、お前」

 

「こう見えても五歳児の頃に濃い人生送ってますから」

 

「?、意味わかんね」

 

二人は、ズルズルと気絶させた敵兵を草むらに隠して、更に別の方向に進んだ。

 

「この後、どうするぅ?」

 

と、わざとらしく、されど真面目に言うしんのすけは晴良に聞いた。

 

「まずは織田信長に仕官しよう」

 

「織田信長かぁ」

 

しんのすけは、片手で頭を掻きながら、今更ながらも刃の反りが刃こぼれしていたことを知り、投げ棄てて、持ち前の竹刀と交換する。

 

「織田信長、かの有名なホトトギスを使った句で有名な人だよね」

 

「あぁ、『鳴かぬなら、殺してしまえ、ホトトギス』って残虐な句だな。

でも実際は違うと俺は思っているんだ」

 

「どうゆぅこと?」

 

「俺が思うにホトトギスを使った一句は『古い教えを捨て新しい考えを入れろ』っていう意味を受け取れるんだ」

 

「・・・なるほど、でも比叡山の焼き討ちは?」

 

「比叡山の焼き討ちは正当性が有るか。実際に比叡山を見てみないと解らないな」

 

「そっか。さすが歴史だけ5の実力者だね」

 

「歴史だけとか言うな」

 

すると唐突に女性の金切り声が聞こえる。

 

「しんのすけ!?」

 

「おうよ、良ちゃん。行こうか!」

 

しんのすけが「行こうか」と言い終えた同時に二人は金切り声の方に向かい走り出した。

 

 

 

 

 

「アンタたち!私を誰だと!」

 

「知っているから、囲っているのだよ!」

 

場は、一人の少女が地に倒れ、大の男が三人がかりで少女を囲い、刀や槍を握りしめていた。

 

男達は精鋭の武者であると言える立派な兜と黒鎧を着込んでいた。

対する少女も西洋の鎧を着ており、肩にはマントが着込まれていた。

 

「織田家当主!織田信奈!その首を貰い受ける!!」

 

そして織田信奈と

呼ばれた少女にまとめ役の男の刀が降り下ろされる直前、一つの小石がまとめ役の男の手に当たり、刀が男の背後に落ちる。

 

「ぐぅ!?何奴!」

 

男は、石が飛んできた方向を見ると石を投げた体勢で立つ、良晴が居た。

 

「てめら!多勢で女の子を襲うなんて汚ねぇぞ!

立派な鎧と兜はお飾りなのか!」

 

「なんだと!」

 

「許せん!手打ち(殺)してくれる!」と、まとめ役はそういうと残った二人も良晴に襲いかかろうとするが

 

「不意討ち御免!」

 

注意を引き付けた良晴を囮に後ろに回り込んだしんのすけはガツンと槍持ちの股を目掛けて蹴りあげ、竹刀を持ち直し、体勢を立て直す。

槍持ちは「がゅうい!?」と変な声を上げて泡を吹きながら倒れた。そして残りの二人がしんのすけに気付く。

 

「な!後ろ!?」

 

「失礼つづきまぁあす!」

 

そのまましんのすけは、止まらずにもう一人の刀持ちめがげて相手の顔に竹刀を突き込み、頭から転倒させる。

 

「ぐべぇ!?」

 

「な、なん!?」

 

まとめ役は不意討ちに驚き唖然としているが、その隙を付いて良晴が二十キロの鉄アレイ2つを持ち、

 

「お前も落ちろ」

 

「は?」

 

相手の顎めがげて鉄アレイで二回殴り付けた。

 

 

 

 

 

「不意討ち成功」

 

「コイツらどうする?」

 

「放置は怖いから縛ろうか。はい縄(なわ)」

 

「・・・なんで持ってんだよ!そんな物(もん)!つか今更だけど、なんで鉄アレイを鞄に入れて持ってるの鍛えるの!?バカなの!?死ぬ気満々!?」

 

「おぉう。怒涛のツッコミラッシュ」

 

しんのすけは、「コイツら縛るからアトヨロ」と言うと良晴に織田信奈を押し付けて男たちを縛りに向かった。

 

「あ!まて!こら!」

 

 

 

「たく、アイツは」と文句言う良晴は、織田信奈に顔を向け「大丈夫か?」と声をかけた。

 

「えぇ、大丈夫。アンタ達、なかなかやるわね」

 

「そうでもねぇさ。あの石が当たらなかったら今頃、真っ二つになってたかもしれねぇんだから」

 

「なにそれ?策もなく投げたの?」

 

「しかたねぇだろ、それしか助ける方法がなかったんた」

 

「ま。どのみち、しんのすけが裏をかく行動してくれると信じてたし。つか鉄アレイを武器代わりに考えるとか普通ないわ」と、しんのすけを信用するのと否定することを良晴はぼやくと織田信奈に手を差し伸べる。

 

「立てるか?」

 

「大丈夫、と言いたいけど。手を借りるわ」

 

良晴の手を取り、立ち上がる織田信奈は、良晴に「ありがと」と言う。

 

「おうよ。ところで俺達、織田信長に仕官したいんだが、織田陣営はどっちだ?」

 

「織田信長?知らないわ。私の親類には居ない名ね」

 

「織田信長を知らない?あの『うつけ』と呼ばれた織田信長だぞ」

 

「知らないわよ。そんな男の『うつけ』なんて」

 

「あ、だったら乳母の乳にかみつ「あ?」え?」

 

「なんでアンタが、それ知ってんの?」

 

「いや、だって有名だし」

 

「それ真実を知ってるの一部の者だけよ」

 

「「・・・」」

 

間が開いた。だが両人の反応は違う。

良晴は、零点と書かれた答案用紙を見つけられた子供の顔になり、汗まみれ。

対する女は、にこやかな笑顔で怒りのオーラが出ている。

 

「えーっと、名乗るのが遅れましたが、ここらで名乗るのは?俺、良晴」

 

「織田信奈。織田上総介信奈」

 

「・・・あ、あはは!」

 

良晴は上総介という名を聞いて一歩下がる。織田信奈は一歩詰め寄る。そして良晴は恐ろしくなり、段々と後ろに下がるが織田信奈はにこやかな笑顔で詰め寄る。

 

ついには木が背後に立ち上がり、良晴の息の根を止める。

 

「お、お手柔らかに?」

 

「無理♪」

 

 

 

 

「よし、終わった」

 

しんのすけは笑い、男達をロープで縛り、木の根元の場所に置き去りにすると元の場所に戻った。

 

そこには奇妙な光景だった。

鉄アレイを使ったボケを封じられるほどの奇妙な光景だった。

 

(あれ?鉄アレイネタが出来ない、本来ならアイロン持ってきたかったっていうボケをかまして、ヨシちゃんが、洋ゲーか!?っていうツッコミが来るはずだったのに・・・)

 

「なにぃこれ」

 

普段ツッコミをしない、しんのすけがツッコミモドキを投げた。

 

実況するならこうだろう。

信奈が!持ち上げて!

良晴を!殴る!蹴るぅ!叩きつけるぅ!良晴ぅバンドする!

良晴!手を伸ばすぅ!

織田信奈が止めの一撃を入れたぁあああ!!

 

「父ちゃん、女の子って怖いね」

 

しんのすけは、そう呟くと明後日の方に顔を背けた。




今回のネタは2つ、わかった人にはクアンタム賞をさしあげます。
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