「小咲、忘れ物はないか?パスポートとか?」
小咲は荷物を確認し、俺も念の為確認した。
そして現在、俺と小咲は私服姿で成田空港に赴いていた。何故かと言うと――――今から
「うん。大丈夫だよ」
「俺も大丈夫だ。じゃあ行こうか」
俺と小咲は貴重品が入っているバックを持ち、その他の荷物はエナメルバックの中に詰め込み、ターンテーブルに預けた。それから、係員にチケットを見せ、ターミナルを通り飛行機内部に乗り込む。ちなみに、俺の座席はA-1で小咲はA-2だ。
「それにしても、小咲のお母さんはよく許可してくれたよ」
俺のことを知ってるとはいえ、少し緩くないか。と思ってしまう。
「そうなのかなぁ。歩夢君の名前を出したら、すんなり許可がもらえちゃったんだよ」
「そ、そうなのか。俺、挨拶しといた方がいいのかもなぁ」
「――わ、わたしをくださいって?」
顔を桜色に染める小咲。……てか小咲さん、結婚挨拶とか早すぎるからね。――つーか今思い出した。羽さんとは似た約束を交わした気がする。宴会で、酒を飲まされてからあった出来事なので、記憶が曖昧なんだが。
「い、いや、それはどうかな。…………ん?てことは。小咲は、俺と結婚しても良いと思ってる?」
「え、えーと……――うん」
「そ、そうか。――それにしても結婚かぁ。考えたことなかったなぁ」
てか、行き成り結婚って言われても、色々なことを飛ばしてるような気もする。
シートベルトを着け、そんなことを考えていたら飛行機は離陸し、大空に飛び立つ。
♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦
数時間が経過し、アナウンスが流れると除々に飛行機は高度を下げていく。空港に着陸し完全に停止すると、到着を告げるアナウンスが流れる。
ともあれ、俺はシートベルトを外し、立ち上がり伸びをする。
「着いたぞ、小咲」
「ん、わかった」
それから小咲も立ち上がり、俺と参照していたバックを肩にかけてから、前から順番に接合部を通りターミナルに移動する。それから預けていた荷物をターンテーブルから受け取り、ターミナルを出たのであった。
空港を出て指定された場所に向かっていたら、指定場所で俺と小咲を見つけ、両手を振っている羽さんの姿。
俺と小咲が羽さんも元まで歩み寄ると、羽さんはにっこりと笑い、
「遠路はるばる御苦労さま。歩夢ちゃん、小咲ちゃん」
「お、おう」
「う、うん」
そんなやり取りをしてから、俺と小咲は、羽さんの案内の元
小咲にこちら側のことを説明した所――――「わたしは全然気にしないよ。そっち側に足を踏み込む覚悟はあるしね」ということ。俺はそれを聞き、胆座りすぎでしょ。と思った記憶は新しい。
城に入り、羽さんの部屋に移動している時周囲には、かなり高価な装飾品が飾ってあった。俺がいた頃にはなかったものである。ともあれ、部屋に入った所で、俺と小咲は羽さんに勧められたソファに座った。
「で、羽さん。
「安定はしたよ。やっぱり、歩夢ちゃんの五年間が大きかったよ」
俺は「なるほど」と頷き、
「今までのことを考慮すれば、統一には半年強って所か」
「ん。統一が終われば、日本に帰れるから待っててね」
羽さんがこう言うと、小咲が口を開く。
「じゃあ、帰ってきたらずっと日本に?」
「わたしはそのつもりでいるんだけど、今の所どうなるかは未定かな」
羽さんは「歩夢ちゃんたちとずっと一緒に居たいけど」と語尾に付け加え、微笑んだ。
「さ。今後の話は後にして、歩夢ちゃんたちは夜の便で帰っちゃうんでしょ?」
「「そうだ(な)(ね)」」と頷く俺と小咲。
「じゃあさ、三人でデートしよう!」
「……いや、買い物って言った方がよくないか?傍から見ると俺、二股野郎になっちゃうんだけど」
まあ、俺の屁理屈になっちゃうんだろうけど。
羽さんは「両手に花ってことでいいと思うけど。どうかな、小咲ちゃん?」って言ってるし。
「ん、わたしは構わないよ。それに歩夢君、そこは男の子としての甲斐性を見せる所だよっ」
小咲は、羽さんの提案に何の不満も無いということ。
「お、おう。善処する」
なんつーか、上手く言い包められた感じになったけど、まあいいか。
んで、俺たちは立ち上がり、デートの準備をしてから部屋を後にした。ちなみに、デート場所は中華街になった。
歩夢君、リア充爆発しろ。的な感じになってますね(笑)
それにしても、未成年で弾丸ツアーとか凄いです。んで、え?そこ違うでしょ、って部分があったらごめんなさい。
後、羽姉と小咲はヒロイン確定ですね。
ハーレムになるのかなぁ……微妙な所ですね。てか、既に原作崩壊ですね(笑)
では、次回もよろしく(@^^)/~~~