ハイスクールD×D 異世界帰りの赤龍帝 リターンズ 作:ヴァルナル
「それじゃあ話を進めてもらおうかしら」
パンッパンッと手をはたくのはアリスだ。
一仕事終えたような素振りをしているのは、きっとその拳で俺を壁にめり込ませたからだろう。
アリスさんや、俺が美羽の危機に長々時間を取ったからと言ってすぐに拳が出るのはいかがなものだろうか。
不意打ちの異世界転移で美羽がすっぽんぽんになるかどうかの瀬戸際だったんだぞ?
美羽だけに限らないな。
アリスやリーシャ、ニーナも、不意打ち世界転移ですっぽんぽんに………
否、俺の知らないところ、嫁さん達がすっぽんぽんの危機に陥るなど、認めるわけにはいかんのだ。
皆のすっぽんぽんを見て良いのは俺だけ――――
「すっぽんぽんすっぽんぽん言い過ぎです」
「ゴフッ!?」
壁にめり込む俺に打ち込まれるボディーブロー。
さ、流石は小猫ちゃんだ。
的確に鳩尾を狙ってくるとは………!
というか、勝手に思考読んで殴らないで!?
「肝心の勇者君はあの有り様だけど、続けよっか」
あの有り様とはなんだ、アセム。
ちょっと殴られて、壁にめり込んで、ちょっとボディーブローをくらっただけさ。
アセムは話を続けた。
それは、そう遠くない未来に訪れるという脅威について。
「勇者君には少し話したけど、君達は異世界『
その問いにアザゼル先生が返す。
「ヴァルスからな。かなりヤバい内容だったんで、流石の俺も現実逃避しかけたぞ」
異世界『
機械生命体と精霊が争う世界。
精霊を司る善神レセトラスと機械生命体を司る邪神メルヴァゾアがその世界を二分してそれぞれを支配しているという。
その内、邪神サイドの連中が俺達の世界に攻め込んでくる、というのがアセムが観測した結果とのことだ。
まぁ、その切欠を作ったのはリゼヴィムの野郎らしいがな。
「いやぁ、全盛期のオーフィスちゃんより強いのがいるとか勘弁して欲しいよねぇ。参っちゃうよ」
「相変わらず緊張感のない奴だな」
「だって、ただのプログラムだし?」
「プログラムも本人も変わねーじゃん」
「本物と変わらないプログラム作るなんて、流石だよね」
「褒めてねーよ」
まったく、この悪神様は………。
だが、参ってしまうのってのは同意だ。
龍神を超える力を持つ邪神、そんなのが三柱もいて、攻め込んでくる。
現実逃避したくなるのも当然だ。
リアスが言う。
「相手の力は強大なのは分かったわ。想像したくないけどね。けれど、それが分かっていながら、あなたはあの戦いを引き起こしたのはなぜ?」
「あなたの力で死者は甦ったものの、消滅した神もいます。被害は甚大。戦力を削るような真似をせずとも、あなたなら他の方法があったのではないですか?」
リアスに続き、ソーナもそう訊ねた。
強大な敵が来ることが分かっていたこと。
龍神以上の存在が複数いるというのなら、戦力差は絶望的だとも思える。
そんな状況の中で、俺達の世界では神々という貴重な戦力を失ったんだ。
自分達の首を絞めるようなものだろう。
「君達の言いたいことは分かる。けど、その考えは誤りだね」
「なぜ?」
「簡単さ。先の戦いで君達の世界はどうだった? 楽勝だったかい?」
「っ!」
アセムの問いに皆は目を見開く。
俺達はアセム、そしてトライヘキサと戦った。
文字通り、世界中の戦力を結集して。
その結果は勝利――――辛勝だ。
アセムは言う。
淡々と、その事実を。
「君達は勝ったんだよ。ギリギリの勝利だ。勇者君が原初の力を解放出来ていなければ、僕は滅ぼしていたよ君達をね」
アセムは人差し指を唇に当て、笑んだ。
「さて、ここで問題だ。僕とトライヘキサになんとか勝てた君達は龍神以上の存在、それも複数体に勝つことは出来るだろうか」
その問いに場が静まる。
仮に全ての戦力が揃っているとして。
アセムとトライヘキサ以上の敵数体と戦い勝てるか。
その答えはこの場の誰もが分かっただろう。
ここでイリナが手を挙げる。
「はい! 先生、質問!」
「どーぞ、イリナ君!」
おまえらノリノリか。
「アスト・アーデとの同盟でなんとかならないんですか?」
「良い質問だね。なんとかならないよ」
「ガーン!」
擬音を出して落ち込むイリナ。
なんとかならないのかよ!?
ヴァルスのやつ、世界間の同盟で立ち向かえって言ってたんだよね!?
「ガーン」
ヴァルスも擬音を出して口開いてるんだけど!
なんか、美羽の話だと自信満々に言ってたらしいんだけど!
格好も何もついてないよ!
赤っ恥も良いところだよ!
「考えるまでもないでしょ。ぶっちゃけ、敵が一柱来ただけでキツいんじゃないの?」
「だろうな。手下もいるだろうし、そいつらの力量次第じゃ、おまえとトライヘキサの組み合わせよりも………」
アザゼル先生は納得しているようだが、その表情は皆と同様に青くなっていた。
▽
石畳の廊下を進み、階段を登る。
上がった先にあったのは広いバルコニーだ。
バルコニーからはアセムが創造した町を一望できる。
アセムは手すりから身を乗り出して、遠くを指差した。
「ほら見てごらん。あそこにいるのは野生のク◯パだよ」
「野生のク◯パってなんだ!?」
「向こうには野生のヨ◯シーもいるね」
「なんで野生のヨ◯シーがここにいるんだよ!?」
なにこの世界!?
なんで野生のク◯パとかヨ◯シーが存在してんだよ!?
どこまでスーパーマ◯オな世界になってんだよ!?
ふと悲しそうな声でアセムが呟く。
「勇者君。僕にも手に入らなかったものがあるんだ。スイ◯チ2がどんなに頑張っても手に入らないんだよ」
「だからなんだ!?」
それとこれとは別問題だろうが!
「ちなみに向こうに見えるのはサーキットさ」
「おいぃぃぃぃぃぃ! 完全にマ◯オカートだろ! リアルマ◯オカートをしようと思ってるだろ!」
なんか変な施設が見えると思ったらそれか!
ちゃっかりジャンプ台だのアイテムボックスだの置いてるし!
なにスリルと爽快感を求めてんだよ!
アザゼル先生とゼノヴィアが唸る。
「ちょっと楽しそうじゃねぇか」
「ああ。あれは是非やってみたいものだね」
なんかノリ気になってるよ!
こういうところは二人とも気が合うもんな!
俺も少し楽しそうだと思っちゃってたよ、ちくしょうめ!
「良い時間だし、少しティータイムといこうか」
アセムが指を鳴らす。
すると、何もなかったバルコニーにテーブルと椅子が現れる。
テーブルの上にはクッキーとティーポットが置かれていた。
こいつ、何気に洒落たこともするんだよな………。
「はぐはぐはぐ………もぐもぐもぐ………」
前言撤回。
ただ腹減ってただけだったわ。
つーか、プログラムなんだよね?
なんでクッキー食ってるの?
「実は本物でした! ドッキリ大成功~」なんてオチにはならないよね?
アセムの場合、普通にこのパターンが考えられるからな。
クッキーをポリポリ食べながら、アセムは言う。
「話は戻すけどね。そんなわけで、同盟を組もうとも真正面からやり合って勝てるとは思えないんだよねー。相手はトライヘキサのようにただ暴れる怪物じゃない。確かな作戦の基に動いてくるだろうし」
「じゃあ、俺達の戦いの意味はなんだったんだよ。おまえを共通の敵として認識させて、協力体制を取らせるようにしたのは分かるけどさ」
俺が訊ねると、アセムは指についたクッキーの粉をペロリと舐めた。
「あの戦いにはいくつか意味を持たせた。一つは今、君が言ったように各勢力の協力体制を築くこと。それも利害関係などない、ただ君達の世界を守るという意思の元で」
世界滅亡の危機を前に、利害関係だの、過去の因縁は無意味。
アザゼル先生が進めていた各勢力の同盟。
これは少しずつ、確かに進んでいたものの、そこには様々な思惑が見て取れた。
吸血鬼の時なんかが分かりやすい例だろう。
まぁ、それでも途絶えていた関係が修復されたかもしれない。
しかし、それでは時間がかかりすぎるとアセムは判断した。
だから、強引すぎるやり方で世界の意思をまとめあげようとしたんだ。
「二つ目は将来に備えてのシミュレーションさ。無論、これは勇者君に伝えた通り」
そういや、やり合う前にアセムの口から直接聞いたな。
文字通り世界中を敵に回してのシミュレーションとか規模がデカすぎて、一瞬、思考がついていかなかったけど。
「そして、三つ目。『星の軛』からの解放」
「『星の軛』? なんだそりゃ?」
初めて耳にする単語だ。
俺はもちろん、アザゼル先生ですら首を傾げている。
他のメンバーも同様だ。
ただ、一人――――イグニスだけは思い当たる節があるようで、眉を潜ませていた。
アセムは言う。
「唐突だけど、死後の魂はどうなると思う?」
「死後の魂?」
「そう。なにかしらの力で完全に消滅させられた場合を除くとして、肉体から解き放たれた魂はどうなるんだろうね?」
人が死ねば、魂は肉体から離れる。
その後は………例えば天界だったり、地獄に行くも
のじゃないだろうか。
「そうさ。大体の場合は各勢力にある魂が行く場所、つまりは天界だったり地獄だったり、その他にもあるね。あとはその辺りを彷徨っていたりする」
「それが今の話にどう繋がるんだ?」
「ふむ。では、それぞれの共通点は分かるかな?」
「共通点?」
はて?
全部バラバラだと思うのだが。
死者が行き着く先………いや、彷徨ってる時点で行き着いてないな。
迷子だもんな。
ふと隣を見るとアリスが爆睡していた。
うん、考えることを放棄しやがった、こいつ。
君、俺の『女王』だよね?
お仕置きも兼ねてこっそり、おっぱいを揉んでみ………揉んだら裏拳をくらった。
「………夜にしてよね」
止まらない鼻血を抑えていると、顔を赤くして、耳元でそう囁かれた。
どうしよう、今夜は眠れる気がしない。
すると、アザゼル先生が何かに気づいた。
「なるほどな。いずれも世界に、星に留まっているということか」
「そう。異なる世界が存在する中、魂は他の世界には行かず、同じ世界に留まっている。僕は異なる世界を観測する中で一つ仮説を立ててみたのさ。魂とは生まれた星に拘束されているのではないか、と」
「それが星の軛だと?」
「命名は適当だけどね。全ての存在は星に囚われている。それが僕の考えた説さ。興味深いだろう? けどね、肝心なのはここからさ。楔から解き放つにはどうするのか。もし、楔から解き放たれたらどうなるのか――――」
全ての存在は生まれた星によって囚われている。
正直、ピンとはきていないが、言いたいことは分かったつもりだ。
そこから解放する方法があるのか
解放された場合どうなるか。
解放………世界からの脱却。
囚われているということは、制限されているということ。
んん………?
なんか見えてきたような、しっくりこないような?
ふいにアセムと目があった。
アセムはテーブルに肘をつき、笑みを浮かべながら俺のことをじっと見ている。
まるで答えはそこにあると言わんばかりに。
「俺………か?」
その呟きに皆が俺の方を見てくる。
アセムはというと、フッと微笑んだ。
世界からの解放。
俺と言う存在。
世界から飛ばされ………いや転移か。
異世界に行って、それで………あっ。
「異世界への転移が星の軛からの解放ってことか」
「その通り。異世界への転移は、生まれた星からの解放を意味すると、僕は考えている。では、その先は? 解放されたらどうなると思う?」
この問いにはアザゼル先生が答えた。
その口調はどこか楽しげで、
「ハッ! そういうことかよ。ったく、とんでもねぇこと考えやがるぜ」
「答えが分かったの?」
リアスが訊ねると、先生は頷いた。
「異世界に転移して起きたこと、そして今後のことを考えりゃ分かる。アスト・アーデに行ったことで、イッセーは赤龍帝として独自の進化を遂げた。それにリアス、おまえ達もだ。それは、異世界に渡り、軛から解放されたことによるものだったと言う訳だ」
アセムが続く。
「星から解放された魂は飛躍的に大きく成長する。当然、魂と密接に繋がる肉体もそれに影響され強化される。というのが、僕がこれまで観察を続けて得られた結論さ」
「それは私や美羽ちゃんも同じなのかしら?」
「アリスちゃんや、美羽ちゃんもアスト・アーデという世界に囚われていた。あの場所から越えてきた今、そうだと思うよ」
世界を越えることによる強化。
それが『星の軛』からの解放ってことか。
ここまで聞くと、アセムが言う三つ目の目的が分かってくる。
「あの戦いでこの境域世界を戦場にすることで、世界中の戦士達を『星の軛』から解放して、強くしようと考えたわけか」
「そそ。今後、アスト・アーデの神々や戦士達もこの世界に赴くことがあるだろう。そうすると、彼らも星の軛から解放され、パワーアップが見込める。その状態で同盟を組めば、邪神にも立ち向かえる可能性も見えてくる。大胆な作戦でしょ♪」
「大胆過ぎるだろ」
アザゼル先生の言う通り、とんでもねぇこと考えやがる。
しかも、それを実行しやがった。
無茶苦茶な野郎だよ、ほんと。
だけど、やりたいことは分かった。
確かにアセムとの戦いで力を伸ばした者は多い。
アセムの仮説が正しければ、いずれ来る敵にも立ち向かえるのかもしれない。
ソーナがアセムに訊ねる。
「デメリットはあるのですか?」
「んー正直、事例が少なすぎて分かってないんだよねぇ。あるかも知れないし、ないかも知れない。原初なら何か分かるかも?」
アセムはイグニスに投げ掛ける。
原初の女神たるイグニスであれば、何か知っているかもしれない。
しかし、イグニスは首を横に振った。
「私も前例がないから分からないわ。そもそも、世界を渡ること自体、ほぼないわけだし。でも、イッセー、美羽ちゃん、アリスちゃんを見る限り、問題はなさそうよ」
アセムが言う。
「ま、世界を越えたからといって、簡単に強くなれるわけじゃあない。そこに意思の力が加わってこそ、大きな進化を遂げられる。『星の軛』からの解放は、強化のきっかけ、という認識で良いと思うよ」
▽
それからもアセムによる案内は続いた。
道中、今後進めるべき異世界間での同盟の話なんかもあったのだが、なんかもう無茶苦茶で―――
「なんで、城の地下にダンジョン!?」
「地下迷宮とかロマンあるじゃん? 階層ごとにボスも出てくるよ」
「それ必要か!?」
とか、
「おっぱいドラゴンの展覧会はもういいって言ってんだろ!? さっき見せられたんだけど!?」
「世界中のみんなに届け、僕のおっぱいドラゴン愛ッ!」
「俺が言うのもなんだけど、なんで、おまえらそんなにハマってるの!? 何がおまえ達を熱くさせてるの!?」
といった具合で、やっぱりと言うべきだろうか。
プログラムだろうと何だろうと、アセムはどんな時でもアセムだった――――
▽
一通りの案内が終わった頃、俺は完全にダウンしていた。
「イッセー君、大丈夫かい?」
ツッコミにつかれた俺はグッタリしていた。
木場に肩を担がれ、満身創痍の状態だった。
………城の案内ほぼ必要ないじゃん。
百歩譲ってダンジョンは認めよう。
修行になるかもしれないし、ヴァ―リが興味ありげに見てたし。
だけどね、やっぱりサーキットとかおっぱいドラゴンの展覧会は絶対に必要ないと思うんだ。
アセムの趣味じゃねーか。
「アハハ♪ 勇者君のツッコミは楽しいねー♪」
「人のツッコミを楽しまないでくれますかね!? 結構体力持ってかれるんだぞ!? つーか、あんなもんよりも他に力入れるところあったろ!?」
人の苦労も知らずにケラケラ笑いやがって!
殴って良い!?
殴って良いよね、このプログラム!
アセムはひとしきり笑うと言う。
「と、いうわけで。大体の案内はしたし、必要なことも伝えた。後はアスト・アーデとの同盟だったり、今後起きるだろう問題もあるだろうけど、なんとかなるでしょ」
「面倒になったから投げたような気がするんだが?」
「ありゃバレた?」
こいつ!
マジで一発入れてやろうかと思ったが、アセムはふと優しい表情になる。
そして、アセムの体が僅かにぶれた。
魔法の時間切れなのだろう。
アセムの体は段々薄く、向こう側が透けて見えるようになってきた。
「なんとかなるさ、君達ならね」
いつの間にか太陽は沈みかけ、夕日が町を赤く照らす。
どうやらここは時間の経過で朝、昼、夜になるようにしているようだ。
芸が細かいのは流石と言うべきなのかね?
アセムは手すりにもたれ掛かり、自身が作り上げた町を眺める。
「中々にキレイでしょ? 我ながら良いデキだと思うよ。ここね、お気に入りの景色なんだよ」
アセムは横目で俺達に視線を送る。
「勇者君が魅せたあの力は世界に可能性を示した。あれはきっかけに過ぎない。だけどね、それで十分なのさ。世界の意思を揃えるのは難しいなんて思うだろうけど………皆、複雑に考えすぎてるだけで、実は意外と単純なんだ。本当に大切なものが何か分かれば、自ずと道は開けてくるさ」
穏やかな風が吹く。
風でフードが捲れ、アセムの素顔が露になった。
アセムはフッと笑みを浮かべて、
「この先に待ち受けるのは想像を超える苦難だろう。あらゆる悲劇が起きるかもしれない。それでもだ。君達なら乗り越えられるさ。きっと――――」
それだけを言い残して、魔法で創られていたアセムの体は消えていった――――
「あ、消える前に一つだけ。大変だろうけど、子育て頑張ってね」
「ん?」
「「「「「「えっ!?」」」」」」
俺の間の抜けた声と、美羽達の驚きの声。
子育て?
俺が?
え、ちょっと待って。
一体なんのこと―――――
「お、おおおおおお兄ちゃん!? 子供って!?」
「いるの!? だ、誰との!?」
「イッセー君! 答えて下さい!」
詰め寄られる俺!
いやいやいや!
俺、何も聞いてません!
心当たりがないことはないけど………って、まさか!
俺はバッとアリスの方を向く。
正確にはアリスのお腹に視線を向けた。
それに連れて、皆もアリスを見るが、どこか納得していて、
「アリスさん! おめでとうございます!」
「私!?」
「ああ、めでたい! 私もイッセーとの子作りに励まないとな!」
「でも、水くさいわ! 教えてくれたって良いのに!」
「やったね、お姉ちゃん!」
「ちょちょちょ、ちょっと待って!? 私、まだそんな感じじゃ………イッセー、なんとかして!?」
「くぅぅぅぅ! アリス、ありがとな!」
「いや、ありがとなじゃなくて!?」
「一緒に頑張ろうな!」
「話聞いて!?」
アセムが残した爆弾発言に、俺達はとことん翻弄されたのだった。
シリアスとみせかけてのシリアルでしたー(いつも通り!)