──手を伸ばす。そこに、大切なものがあるから。

 私と彼女の間には、見えない、薄いベールのような隔たりがある。
 いつの頃からだろう、私は彼女の考えていることがわからなくなった。いつの頃からだろう、私達が心から笑いあえなくなったのは。

「──君に、チャンスをあげよう」

 適性なし、と言い切られる前に衝動のままに食い下がった。艦娘なんて興味がなかったはずなのに。──私は、なんで。ここにいるのだろう。

──これは、二人の蒼龍と飛龍が織りなす物語。


こちらは他作品、彼は誰時に滲む灯火、たった一つの小さな願いの世界における時系列的にはちょうど中間にあたる幕間のお話、二航戦、飛龍と蒼龍の物語になります。単体でも読めるかとは思いますが、世界観の説明など一部端折っているところがありますのでお気をつけください。

下記注意点にお気をつけ頂き、楽しんでいただけたら幸いです。

※フィクションです
※独自設定、オリジナル提督等を多分に含みます
※登場人物はだれも死にませんが、轟沈のある世界観です
※ガールズラブタグは念のため

なお、pixivにも同じものを掲載させていただいております。
  前編()
  後編()
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