此岸ノ鬼   作:夜十喰

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4話目です。
お待たせしました。今回は初めての喰魔との戦闘...と行きたかったのですが、戦闘に入る前までにしました。募集いただいたキャラも1名ですが登場します。それ以外にもキャラは登場しますが名無しのモブキャラです。

皆様のキャラの登場は一斉ではなく少しずつ登場させたいと思っております(まあ一斉登場させる必要のある話も少ししたらでてくるのですが...)。各々自キャラの登場は気長に待っていただければと思います。

またかなり多くのキャラをいただいた為、一人一人を深く掘り下げるのは自分の力量とキャラ設定の噛み合わせ辛さなどから厳しいと判断しましたので、キャラによっては軽く登場する程度になってしまう場合があります。
自分の未熟さゆえに申し訳無いのですが、この小説を続けていく為にもご了承いただけるとありがたいです。


いきなりこの様な報告になってしまいすみません。それでは本編をどうぞご覧ください。


鴉、戦下に立つ

莉月からの連絡を受けてすぐ学校を後にした月彦。彼は現在屋根や屋上を足場に、風を切る速さで現場へと向かっている。

月彦は移動しながら右耳の辺りをいじると、ペストマスクに搭載された耳元の通信機の電源が入れられ、手を使わずに通信を行える状態となった。

 

 

「目標まで残り300m。莉月、状況に変化は?」

 

 

月彦は建物と建物との間を軽々と超えながら、通信相手である莉月に現場の状況を尋ねる。

 

 

『はい…現在、現場には辻凪家の鬼人が2名、それから…兎宮家の鬼人も1名、現場に到着したもよう、です』

 

「チッ、支援組ばっかだな」

 

『それと…喰魔の出現したポイント、は現在立ち入り禁止区域になっている工場跡地、だった様なので、民間人への被害は無い、そうです。先程の3名の鬼人、が戦闘を行なっています。が、苦戦中、とのことです』

 

 

「…分かった。もし現場と通信が取れたらもう少し粘れと伝えろ」

 

 

『承知、いたしました』

 

 

莉月の正確かつ事細かな状況説明を受け、月彦は急ぐ足を更に速める。いくら工場跡地とはいえ、その周囲には幾つもの民家が建ち並んでいる。しかも現在現場には戦闘に向いた鬼人は居ないと考えるのが妥当であった為だ。

 

 

鬼人は本来団体での戦闘を行うのが基本となっている。それは7つある家がそれぞれの役割を持っているが為であり、鬼の力もその役割になぞられたモノが多く存在しているからである。故に鬼人たちは、各々が自分に与えられた役割をしっかりと認識しそれを真っ当に担なってさえいれば、隙の無い戦闘が行えるのである。しかしこれは裏を返せば、どれかが欠けた場合、一気に脆く砕けてしまうとも言えた。もちろん、この定義の枠に当てはまらない者たちもいるのだが………

 

 

それはさておき、上記の理由から月彦は現在、現場の状況は曲がりにも優勢とは言えない状態であろうと予測したのである。

 

 

「……っ、見えた。あそこか」

 

 

月彦の視線の奥には倒壊した工場跡地から上がる土煙が見え、更に微かではあるが、身体に響くような轟音も感じ取れた。

遠目から激しい戦闘が行われているであろう現場を目視した月彦は更に加速した。

 

 

月彦現場到着まで────およそ700m

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドォゴゴゴオオオオォォォォ!!!!

 

 

 

空気を震わす怒号が周囲に響き渡り、密度の濃い土埃が地面から巻き上げられる。崩れた岩やコンクリート片が地面に落ち、パラパラと音を立てる。

 

 

「あー・・・ただでさえ喰魔退治ってだけでめんどくさいのに、なんでこんなヤバイのと当たるかねぇ・・・」

 

 

土埃の中からそんな愚痴が聞こえる。やがて土埃がはれると、中には人影が見えた。人影は地面につけていた腰を徐に重そうに持ち上げると、ゆったりと立ち上がった。

その人物は黒い髪を乱雑に伸ばし、くすんだような黒い瞳の上にメガネをかけた細身の中年の男だった。男の右耳にはインカムが装着されており、身体には薄くだが傷が付いている。

 

中年男は髪にかかった土埃を手で払い落とすと、今度は着ていた少しくたびれた茶色のロングコートについた土埃を同じように手で払った。

 

 

(ごう)さん!無事ですか⁉︎」

 

 

すると、人影とは別の場所から若い男の慌てた声が響く。若い男は中年男を『郷さん』と呼び、彼のいる場所まで駆けて行った。若い男の手には1本の刀が握られており、その身体には至る所に傷があった。特に刀を握る右腕からは大量のちょうどが流れていて、男はその刀を握った腕とは反対側の手で傷口を強く抑えていた。

 

 

「まぁなんとかな、そっちは?見たところ無事ではなさそうだけどな」

 

 

「笑ってる場合ですか、この状況で...」

 

 

なんとも人ごとの様に軽笑する郷に対し、若い男は目を細めて呆れているかのように言い返し、状況の報告に移る。

 

 

「正直かなり不味いです。ジブンともう1人、兎宮の鬼人の鬼は受けたダメージが大きく一度消滅、再顕現にはまだしばらくかかりそうです。しかもジブンはこの通り腕をやられてしまいました。兎宮の方もジブンと同等程度の傷は負ってるはずです」

 

「まぁ元々俺たち辻凪も兎宮んとこもほとんどの鬼人が戦闘向きじゃあ無いからな。仕方ないと言えばそれまでだが……カァー!せめて叶の奴らがいてくれれば時間稼ぎくらいは出来たのによぉ!」

 

 

どうやら若い男も郷と同じ辻凪家の鬼人の様だ。そんな男の報告を聞くまでも無く、現状は最悪の状況下にあった。今まともに動けるのは郷のみ。その郷も、現状を逆転出来るほどの()()()()持ち合わせていないのだ。

 

 

郷たちが苦悩していると、ゴゴゴゴゴ!!という大きな音を立てながら、地面が大きく揺れ始める。

 

 

「そぉれ、また来たぞ!」

 

 

その揺れを体感して直ぐ、郷たちは戦闘態勢をとった。既にこの後何が起こるのか、2人には分かっているようで、2人は徐に今自分たちが踏み締めている地面に意識を集中させた。

 

 

「「・・・・・」」

 

 

すると突然、先程の音と揺れは収まり辺りに静寂が訪れる。辺りは緊張に包まれ、郷たちはより一層地面へ意識を向ける。

 

 

次の瞬間──────

 

 

 

ギュラァァァァァァァァァ!!!

 

 

 

この世のモノとは思えない咆哮と共に、2人の立っていた地面に亀裂が入り、それに気づいた瞬間にはそこから何かが飛び出した。

 

 

「「……!!!」」

 

 

2人は慌ててその場を飛び退くが、突然地面から飛び出した何かによって郷は左脚を、男は負傷していた腕に再度傷を負うこととなった。更にその衝撃で男は持っていた刀を手放してしまい、刀は少し離れたところに飛ばされてしまった。

 

郷の左脚、そして男の腕からは血が滴り落ちる。2人の傷はどちらも刃物で斬りつけられた用に裂かれているが、幸いどちらも軽傷と言えた。それは何故か、それは、2人の手脚に傷をつけたエモノが、本来ならば2人の手脚を身体から切断してもなんらおかしく無かったほどの大きさを誇るモノだったからである。

 

 

「クソったれ!!」

「ぐっ..!!」

 

 

2人は痛みに耐えながら、言葉を発するより前に天を見上げる。

 

 

ギュラガァァァァァァァァァ!!!

 

 

その視線の先に現れたのは、地面からその巨体を露わにした骨白色の節に分かれたムカデのような化け物だった。その節の一つ一つからは鋭利な三角錐の形をした脚が2本ずつ生え、頭部には不気味に赤黒く輝く左右それぞれに3つずつ計6つの目と涎の様な体液を纏った鋭い牙のついた口部。そして何より、その口部の両端にあるクワガタの様な2本の鎌の形の巨大な顎。その顎は2人の鮮血に濡れながら、目の前に獲物2匹に向けられている。

 

そして他に特徴的なのが、そのムカデ型の化け物の節同士の隙間や口から漏れている()()()()()()()()だった。それはゆらゆらと風の影響を受けている様に揺れ、炎と同じように天に向かい、天に向かえば向かうにつれてその勢いは小さくなっていた。

 

化け物は2人に咆哮を浴びせ、禍々しき眼光で2人を見下ろす。

 

 

「出ましたよ郷さん!!!?ど、どうするんですか!!?」

 

「どうしたもんかね、こりゃ...」

 

 

焦る男に対し郷は案外落ち着いている様子だった。しかしそれは焦りを表に出していないだけの事で、郷自身はかなりの焦燥感をその身に感じていた。実際、彼の頬にはスーッと汗が垂れ、表情が僅かに引きつっていた。

 

 

「まさかこんな大物の喰魔が現れるとは思ってなかったからなぁ...。まあ市街地の真っ只中じゃ無かったのが唯一の救いか...」

 

「コイツ、どう考えても()()()()”には達してますよね...最近おかしく無いですか?“弍”なんてそうそう出るもんじゃ無かったでしょ!!?ついこの間も“弍”の喰魔が現れて当主も含めた七家の鬼人が十数人でようやく倒したって言ってませんでしたか!!?」

 

 

焦りからか男は早口になり、鬱憤を晴らそうとしているのか言葉が段々と荒くなっている。

 

ちなみに『凶域』とは、鬼人たちが喰魔の戦闘力を測るときに用いる強さの段階の事で、凶域は全部で5段階に分けられている。最下段、つまり最も戦闘力の低い喰魔は凶域“伍”と評され、そこから“肆”、“参”、“弍”、そして“壱”と数字が小さくなるにつれてその戦闘力は増していき、“弍”と“壱”の喰魔は1体でも街1つは軽々破壊するだけの戦闘力を秘めていると言われているのだ。

 

しかし男の言ったように、ここまで巨大で危険な喰魔は人が生きるこの世界、此岸にはそう滅多に現れない。まずそもそも凶域の“弍”の段階に到達できる喰魔の数は圧倒的に少なく、短期間に複数体が此岸に現れることはこれまで無かったはずだったからである。

 

 

「俺たちの知らない何かが起きれるのかもな...そんなことよりとりあえず、今はここをどう切り抜けるかだ」

 

 

2人は言葉を交わしながらもムカデ喰魔から一切目を離さず警戒を続けていた。対するムカデ喰魔は2人を見下ろしながら顎をガギッ!!っと何度も交差させ、2人に狙いを澄ましているように見える。しかし、ムカデ喰魔は奇妙にも2人に攻撃を仕掛けようとはしていない様にも見えた。先程から2人が言葉を交わしている間に一度も襲い掛かろうとしないのも不自然に思える。

 

 

「コイツ...何か狙ってるのか?」

 

 

その不自然さにいち早く気がついた郷は、ムカデ喰魔に意識を向けつつ視線を周囲に向けた。今郷の周囲には郷と同じ辻凪の鬼人である男、そして目の前に凶域の“弍”と推測されるムカデ喰魔、更にその周りにはムカデ喰魔の出現によって崩れた工場跡、剥き出しの鉄骨やコンクリート柱は既に折れている物やヒビ割れ始めているものもあった。

 

そして郷がふとムカデ喰魔の右側後方にあった工場3階のコンクリート柱に目を向けると、そこには郷たちと同じようにムカデ喰魔の撃退に来た兎宮家に在する女の鬼人がライフルをムカデ喰魔に向けているのが目に入った。どうやら彼女は一度隠れて傷の応急手当をしたのちにあの場所に向かい攻撃の隙を窺っているようで、銃口は今にも火を吹きそうな様子だった。

 

 

「(アレはさっきあいつが言ってた兎宮の...確か負傷したと言っていたが、無事だったか)」

 

 

郷は兎宮家の存在を確認し、多少ではあるが2人のみだった状態からの解放に安堵する。更にあの位置からならば、目が全て前方についているムカデ喰魔からは完全に死角になっているため撃つ瞬間まで気づかれることは無いだろうと郷は考えていた。

 

 

「(とにかく、3人で囲みつつヒット&アウェーを繰り返せば増援の到着までは持ち堪えられるだろう、まあ多少の怪我は覚悟しないとか...過剰労働だねぇ全く....ん?まてよ、3人...?)」

 

 

しかし安堵したのも束の間、郷はある事に気付いた。すぐに郷は右耳につけたインカムを操作し、ムカデ喰魔を狙う兎宮の女鬼人に通信を繋いだ。

 

 

「射撃中止!奴の狙いはお前の位置を確認することだ!!」

 

 

郷が気づいた敵の狙い。敵はなぜ目の前にいる自分たちに攻撃を仕掛けてこないのか、なぜ一定の距離のまま襲おうとする仕草すら見せないのか、敵は自分たちが思っているよりも遥かに高い思考を有していたのだ。

 

 

しかし、郷の気づきも虚しく、兎宮の女鬼人の持つライフルから弾は発射されてしまった。命令を出すのがほんの数秒遅かった。

 

 

工場跡にダァン!!と大きな銃声が響き渡る。しかし、銃声が完全に消える前に、別の音が再び工場跡に響いた。

 

 

キィィ──────ン!!

 

 

それは硬い鉱物同士がぶつかった音。甲高く辺りに響いた音は郷たちの耳を刺した。

 

 

「嘘だろ....」

 

 

郷の隣で男がそう呟く。形勢逆転をかけて放たれた一撃はムカデ喰魔の鋼鉄の如き外皮に阻まれ、ダメージを与える事すらも出来ていなかった。

 

 

ムカデ喰魔は鋭い顎を横に大きく開きながら、身体を捻り右後方を向いた。ギョロッと赤黒い6つの瞳がライフルを放った兎宮の女鬼人に向けられる。

 

 

「……ッ!!??」

 

 

ムカデ喰魔の瞳に睨まれた兎宮の女鬼人は刃物で刺されたような強烈な悪寒に肩を震わせた。

 

 

形勢逆転。郷の考え通り、ムカデ喰魔の目的は位置不明の3人目をおびき出すこと。相手の人数が確定しており、現状で敵全員の位置が確定していない場合は下手に動かず真っ先に不確定要素を排除できるように動く。それはまさに戦場に置いての鉄則。

3人は完全なる思い違いをしていた。喰魔とは本来人間のような理性や高度な思考能力を持つことは無く、野獣のように本能に従って行動するのみとされていた。しかしその前提は今まさに3人の目の前で覆され、3人は完全にこの怪物の掌の上で踊らされていた事に死の瀬戸際になってようやく気づいた。

 

 

絶望。その一言。このまま抗ったところで10分と持たないだろう、そう各々が己の死を覚悟する。

 

 

「どうせ...どうせ死ぬなら...!!ウオォォォォ!!」

 

 

男は自らの死を目前に思考を放棄した。男は武器も持たず、ただ真っ直ぐに、今まさに兎宮の女鬼人に喰いかかろうとするムカデ喰魔に向かって走り出した。それは現実逃避か、はたまたトチ狂っただけなのか、答えは分からないがその行動はただの無謀という事だけは分かった。

 

 

その時、郷は自分の部下の無謀をただ目で追う事しか出来ずにいた。郷自身、もはや打つ手無しのこの状況に諦めかけたまさにその時、郷のインカムに突然通信が入る。

 

 

『………──』

 

「────ッ!」

 

 

通信内容を聞いた途端、郷の表情に僅かだが光が戻る。

 

 

「待て!」

 

 

郷はすぐさま無謀に飛び出した男に制止をかける。男は郷の制止を聞いて脚を止めるが、その顔には「何を言ってるんだ⁉︎」と言わんばかりの表情。そんなことをしている間にもムカデ喰魔は兎宮の女鬼人に向けてその口と顎を大きく広げて迫る。

 

 

「─────ッ」

 

 

男は堪らず目を瞑ったまま顔を逸らす。

 

 

 

 

ギュラァァァ………!!!??

 

 

 

が、男の耳に聞こえてきたのはムカデ喰魔の悲痛の叫びとも言える咆哮だった。男はその叫びを聞いて堪らず目を開き声のする方へ向ける。そこにはゆっくりと回転し、赤黒い血液を空気中に撒き散らしながら空中に放り出されたムカデ喰魔の顎の片方があった。

 

 

「なっ⁉︎」

 

 

痛みで身悶えする敵を見て男は開いた口が塞がらなかった。ドサッ!!と音を立てて近くに落ちたムカデ喰魔の顎を見て男は気付く。斬られた顎の断面は見事なまでに真っ直ぐで、柔らかい体節の隙間を完璧に捉えられていた。

 

 

「...現場到着。対象喰魔、凶域“弍”。民間人へ被害無し」

 

 

その淡々とした報告を聞いて男は初めて気がついた。その人物は音も気配も無く、突然男と郷のすぐそばに現れ、右耳を押さえながらムカデ喰魔を見上げていた。

 

 

2人の前に現れた全身を黒の衣服で覆い、顔を不気味なペストマスクで隠した人物に男は自然と視線を向ける。その手にはムカデ喰魔の顎を落としたと見受けられる刃物は握られておらず、男は疑念に駆られながらも一変した形勢に驚き尻餅をついた。

 

 

「あ、あ、あいつが..やった...のか....?」

 

「どうやら間に合ってくれたようだな。全く...お偉いさんは登場もカッコよく無いとダメなのかねぇ...」

 

 

驚きの連続で口が上手く回らない男、男の元に近づいてきた郷は文句を垂れながらも、その顔には笑顔が見て取れた。正に起死回生。絶望的だった状況に一筋の光がさした瞬間であった。

 

 

 

 

戦場に舞い降りた1匹の鴉は、血と殺戮、命に飢えた異形の怪物と対峙する。互いに視線を交わす両者。そこにあるのは目の前にいる敵を殺すという意思、殺意のみ。

 

 

命の奪い合いが幕を開ける─────

 

 

 




※追記解説

月彦がつけているペストマスクには便利な機能が多数搭載されており、通信機能の他に、目の片方のレンズには目標地点までの道のりを示すマップ機能、暗視機能などが備えられています。

こういった鬼人たちが使用するサポート用のアイテムは、主に七家の中で『兎宮家』と『蜜芭家』の共同研究によって製造されています。

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