通常攻撃が全体攻撃って・・・俺らより強くね?   作:naogran

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ギルドで真々子、徹平、絵里香が襲われてるのをワイズから聞いた真人達は、すぐにテレポートでギルドへ戻った。

真人(母さんと徹平と絵里香さんは強い!負けるなんてありえないだろ!でも・・・もし何かあったら・・・!)

ギルドのドアを開けた。

真人「母さん!」

彼らが見たものは。

全員「え?」




商人「ねぇ奥さん方。この水晶玉を置いておけば千客万来!このギルドも大繁盛間違い無しです!しかも特別価格でご提供出来るのは今日まで!いやぁ〜奥さん方は運が良い!」

真々子「まぁ・・・どうしようかしら・・・」

絵里香「これ詐欺だよね?絶対詐欺だよね?」

謎の商人が持ってる水晶玉を買うか買わないか悩んでる光景だった。




真人(何事かと思いきや訪問販売かよ・・・!!)




商人「この水晶玉の効果は本当凄くて、何と!メンバー全員の攻撃が全体攻撃で2回攻撃になるんです!息子さん方も大喜びですよ!」

真々子「っ!?マー君が!?」

絵里香「ちょっと待って。そんな簡単な罠に引っ掛かる私じゃないわよ?ちょっと考えさせて。」

真々子「分かりました!言い値で下さい!」

絵里香「ちょ!?」




ワイズ「ほらほら真々子さん押し切られちゃう!!」

メディ「確かに真々子さんは、真人君を引き合いに出されちゃ余裕で負けてしまいますね!」

真人「勘弁しろよ・・・ったく・・・ちょっと!ウチは押し売りお断りなんですけど!」

商人の目が密かに光った。

真人「絵里香さんは良いとして、母さんも母さんだ。こんな怪しい物に騙されんなよ。どう見てもガラクタだろ?」

絵里香「そうよ。即買うんじゃなく、考えてから決断しないとダメよ?」

真々子「え?あ・・・あらそうなの・・・?」

真人「はぁ・・・絵里香さん、徹平は?」

絵里香「徹平?あの子なら・・・」

ポータ「ままままま真人さん!!!!そ、それ!!!!」

突然ポータが叫んだ。

真人「どうしたポータ?」

商人がありえない速さでギルドから去った。

ワイズ・メディ「っ!!」

ポータ「それ!爆弾です!!」

真人「はぁあああああーーー!?」

水晶玉型の爆弾だった。


10話「お母さんと一緒ギルドは千客万来!・・・って、招かれざる客ばっかかよ!」

真人「爆弾ってどう言う事だ!?」

 

ポータ「自分、こっそり鑑定しました!その水晶玉は、このギルドが軽く吹っ飛んじゃうくらいの凄い爆弾です!!」

 

全員「えーーーー!?」

 

すると水晶玉型の爆弾が光った。

 

水晶玉「ふぎゃー!ふぎゃー!」

 

絵里香「何か鳴き声出してるけど!?」

 

ワイズ「ちょっと真人!何とかしなさいよ!」

 

メディ「真人君が爆弾を持って、海に飛び込むのはどうでしょうか!?」

 

真人「よぉし任せろ!って、それだと俺は助からないよな!!」

 

水晶玉「ふぎゃー!ふぎゃー!」

 

ポータ「はわわわわ!もう爆発しちゃいそうです!!」

 

絵里香「仕方無い!!」

 

クラウ・ソラスとティルフィングを構えた。

 

絵里香「真人君!その爆弾を真上に投げて!!そしてクラウ・ソラスとティルフィングを同時に投げて、天高く飛ばすわ!!」

 

真人「わ、分かった!!」

 

真々子「待って絵里香。」

 

絵里香「へ?」

 

真々子「よいっしょっと。ほら泣かないの。お母さんはここに居るから大丈夫よ。よしよし。良い子ね。」

 

何と水晶玉を持って、あやし始めた。

 

絵里香「真、真々子ちゃん?」

 

真人「ちょ!母さん!何してんだよ!?」

 

絵里香「それ爆弾だよ!?」

 

真々子「何って、よしよししてるのよ?この爆弾、”ふぎゃーふぎゃー”って泣いてて、丸で赤ちゃんみたいでしょ?だからお母さんがあやしてあげたら、落ち着いてくれるかしらって思って。」

 

真人「いやいや!!そんな事で爆弾が落ち着く訳無いだろ!!」

 

絵里香「確かに爆弾が泣いてるけど、あやすだけで爆発する・・・え?」

 

水晶玉「ふぎゃー・・・ふぎゃー・・・」

 

真人・絵里香「は・・・?マジで・・・?」

 

何と、あやしただけで爆弾が機能を停止した。

 

真人「ははっ・・・収まっちまった・・・」

 

ポータ「今のは、母親特殊スキル『母のよしよし』の効果です!色んな意味で爆発しそうな物を、優しくあやして大人しくさせちゃうみたいです!」

 

真々子「マー君もよく泣く子だったけど、こうやって抱っこして、よしよししてあげれば大人しくなったの。ウフフ。懐かしいわね。」

 

真人「爆弾と一緒にされても・・・」

 

真々子「お母さん達にとっては、爆弾も赤ちゃんも似たようなものよ?だって、どちらも急にドッカーンって大騒ぎになっちゃうから。そう考えると、爆弾も可愛いものよね。」

 

真人「いや・・・可愛くねえだろ・・・」

 

真々子「マー君、さっきは格好良かったわよ?販売人の人からお母さんを守る為に、颯爽と現れて。マー君はお母さんの勇者様ね。」

 

真人「訪問販売を撃退しただけで勇者認定かよ・・・やっすい職業だなぁ・・・おい・・・っ!絵里香さん、徹平はどうしたんだ?」

 

絵里香「徹平ならもうすぐ・・・」

 

 

 

 

商人『うわああああああああ!!!!』

 

 

 

 

真人・ポータ・ワイズ・メディ「っ!?」

 

外を見ると、ギルドの2回からもう1人の商人が吹き飛ばされていく光景を見た。

 

徹平「ふぅ・・・やっと終わったぜ〜。」

 

絵里香「徹平おかえり〜。」

 

2階から徹平が降りて来た。

 

真人「徹平!」

 

徹平「ようお前ら。今帰って来たのか。」

 

ポータ「徹平さん、2階で何をしていたんですか?」

 

徹平「ああ、もう1人の商人を2階まで引っ張って戦おうとしたけど、商人の持ってる防音アイテムと脱出不可の結界アイテムで音が遮断されちまってな。そこで俺のオラオララッシュを52回叩き込んで、結界を破って外へ放り飛ばしたんだ。」

 

ワイズ「それってもう死んでんじゃないの・・・?」

 

徹平「生きてるよ。」

 

 

 

 

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外でピクニック。

 

真人「あの2人の訪問販売人がアマンテの言っていた刺客と言う解釈で良いのか?」

 

メディ「そう考えて良さそうですけど・・・」

 

ワイズ「え?何?さっきのはアマンテの仕業なの?私にも説明を!」

 

???「ちょっとあなた達!何してるのよ!」

 

そこにアマンテが現れた。

 

真人「普通に本人が現れるなよ・・・」

 

徹平「出たな!モンスターアマンテ!お前を倒して経験値1億ゲットするぜ!」

 

アマンテ「私をモンスター扱いするな!!後、経験値多いな!!」

 

真人「何しに来たんだ?」

 

アマンテ「理由なんてどうでも良いでしょ。」

 

徹平「でも?」

 

アマンテ「何時まで経っても爆弾が爆発が起きないから、気になって様子を見に来た。なんて、あなた達に告げなきゃいけない事では無いわ!」

 

ワイズ「やっぱ此奴は勝手に説明してくれるバカなのね?便利だわ〜。」

 

アマンテ「なっ!そこのメイド!バカと言うのはお止しなさい!!私は便利なバカなどでは・・・」

 

メディ「伺いますが、あなたが言っていた刺客とは、先程現れた訪問販売人の事なのですか?」

 

アマンテ「フンッ、まさしくその通りだけど。正直に答えなければならない義理は無いわ!」

 

ポータ「爆弾を送り付けて来るなんて酷いです!自分、許せません!」

 

アマンテ「何を言い出すのかと思えば・・・良い事?私達は敵同士!塔の中で見付けたけど、取り扱いが難しくて手に余っていた爆弾を送り付けて何が悪いの?」

 

真人「遂には聞いてはいない事を勝手に説明し始めたな・・・」

 

徹平「もうあの子便利過ぎるわ・・・」

 

真々子「あの、アマンテちゃん。ちょっと良いかしら?」

 

絵里香「私も、あなたに聞きたい事があるわ。」

 

アマンテ「何を聞かれても私は答えないって・・・っ!?大好真々子に橘絵里香!?近寄らないで!!私に話し掛けないで!!」

 

徹平「今気付いたのかよ・・・」

 

真々子「お願い。話を聞いて。」

 

絵里香「冒険者の子供があなたの所に集まってるのよね?その子達のお母さんが心配しているから、あの子達を解放してあげたらどうなの?」

 

アマンテ「五月蝿い!!あなた達とは如何なる接触もお断りよ!!」

 

ここから逃げ出す。

 

真人「おい!いきなり現れたと思ったらもう逃げるのか!?マジで何しに来たんだよ!!」

 

アマンテ「そんな事聞かれて、この私が丁寧に答えてあげる訳が無いでしょ!!」

 

徹平「でも言うよな!!」

 

アマンテ「刺客が次なる行動を開始したと言ってやるつもりだったけど、どれも言わない事にするわーーー!!」

 

教えながら去って行った。

 

徹平「もう心の中で言えよそれ・・・」

 

真人「でもそれって・・・」

 

 

 

 

”ドカーーーン!!!”

 

 

 

 

全員「っ!?」

 

振り向くと、巨大な黒い煙が舞い上がっていた。

 

絵里香「あの場所って・・・」

 

徹平「まさか・・・」

 

 

 

 

 

 

爆発した場所は、『お母さんといっしょギルド』だった。

 

真々子「まぁ・・・滅茶苦茶だわ!」

 

絵里香「でも何で爆発したの・・・?」

 

???「フフフフフフ。奥さん、爆弾水晶玉の効果は如何ですか〜?な〜んつってな。」

 

3人組の男が押し寄せて来た。

 

真人「っ!お前・・・!!」

 

徹平「あの時の!」

 

その中に、あの2人の訪問販売人の男が居た。

 

徹平「お前どうしたその顔?怪我したのか?大丈夫か?」

 

冒険者B「お前がやったんだろうが〜!!忘れんなよ〜!!」

 

徹平「そうだった。忘れてた。んで、今度は何をしたんだ?」

 

冒険者A「あぁ。さっきはしくじっちまったが、爆発すると中々のもんだろ?これの10倍威力の物を町中に仕掛けてやったぜ。」

 

ワイズ「ちょ!嘘でしょ!?」

 

真人「おいおい巫山戯んなよ!!町を吹き飛ばす気かよ!?」

 

冒険者A「爆破スイッチは俺の手にある。町が吹き飛ぶ様子を眺めてたくなければ言う事を聞け。おっと言っておくが、メイドさんのご奉仕ですら満足しない。」

 

ワイズ・・メディ「っ!」

 

冒険者A「勿論、真々子さんと絵里香さんにもメイドになって貰うぜ〜?」

 

真人「はぁ!?」

 

徹平「母さんも!?」

 

真々子「分かったわ・・・何をしたら良いのかしら・・・?」

 

絵里香「私はどうすれば良いの・・・?」

 

真人・徹平「ちょ!?」

 

冒険者A「まずは飯だ!」

 

 

 

 

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冒険者A「ガッハッハッハ!メイド服とか、見っともない格好を笑ってやろうぜ!」

 

真々子「お待たせしちゃってごめんなさいね。メイド服なんて初めてだから、ちゃんと着れているかしら?」

 

絵里香「メイド服は久し振りねぇ〜。この着心地懐かしいわねぇ〜。」

 

冒険者A(ポッ///・・・おいおい・・・メチャクチャ似合ってんじゃねえかー!!)

 

2人のメイド服に惚れた。

 

冒険者B「最高ッス!!」

 

冒険者C「マジ天使!!」

 

真々子「まぁ、ありがとう。」

 

絵里香「嬉しいです。ご主人様。」

 

冒険者B「あ、あの!美味しくなる魔法かけて貰っても良いですか!?」

 

真々子「あら、私は魔法使いじゃないけど・・・出来るかしら?」

 

絵里香「そう行ったシチュエーションは久し振りね・・・」

 

冒険者B「大丈夫ッスよ!」

 

冒険者C「出来ますってば!」

 

 

 

 

端っこでは、真人が落ち込んでいた。

 

真人「・・・・・」

 

ワイズ・メディ・ポータ「あはは・・・」

 

徹平「お〜お〜、母さんのメイド姿を拝めるなんて久し振りだなぁ〜。流石ミスコン女王。」

 

実は絵里香は学生時代、ミスコン女王と呼ばれていた。

 

 

 

 

真々子「お母さん、愛情たっぷりの料理作るわね。」

 

絵里香「それまでお待ち下さい。ご主人様。」

 

 

 

 

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愛情たっぷりのチャーハンが完成。

 

真々子「お母さん特製チャーハンよ!」

 

絵里香「どうぞ、お召し上がり下さい!」

 

冒険者B・冒険者C「頂きまーす!!」

 

冒険者A「おいおい。炒めるだけの手抜き料理かよ。これだから母親は。」

 

 

 

真人「ヌッ!!」

 

徹平「野郎!!」

 

 

 

冒険者A「あーん。」

 

チャーハンを食べる。すると。

 

冒険者A「グハッ!!」

 

刺激が身体中に走った。

 

冒険者A「こ・・・此奴は・・・ハムチャーハン!!」

 

真々子「えぇ、そうよ。本当は焼豚が良いんでしょうけど、無かったから代わりにハムを入れてみたの。」

 

絵里香「お味はどうですか?ご主人様。」

 

冒険者A「そう言や・・・ウチの母ちゃんもよく作ってくれてたっけな〜。」

 

母の味を思い出した。

 

冒険者A「ハムで作るチャーハンは家庭の味だとか言いやがって〜。」

 

冒険者B「ウチは、ウインナー入れてたな〜。」

 

冒険者C「ウチはツナ缶使ってたな〜。」

 

冒険者A「ヤベェ・・・何か・・・」

 

冒険者達「ウチのチャーハン・・・食べてぇなぁ・・・」

 

母の味が恋しくなった。

 

ポータ「ママさんと絵里香さんのチャーハン、美味しいです〜!」

 

ワイズ「やっぱりハムが鉄板よね〜!」

 

メディ「私はカニのイメージでしたけど、ハムも中々ですね!」

 

真人「チョロいな此奴ら・・・」

 

徹平「流石母の味。子供はそれを逆らえない。」

 

絵里香「ねぇ徹平。メイド服どうかな?」

 

徹平「流石ミスコン女王だぜ。アルバムで見た時と変わんねぇな。」

 

 

 

 

チャーハン完食。

 

冒険者A「おいおい。俺達がこんな飯くらいで絆される訳ないだろ。これで腹拵えは済んだ。寝室に案内しろ。」

 

徹平(お?)

 

 

 

 

寝室。冒険者Aがベッドの上で寝る。

 

冒険者A「それじゃあ真々子さん、絵里香さん、ベッドでたっぷりサービスして貰おうか。」

 

真人「ベッドでサービスって!?おい嘘だろ!?」

 

ワイズ「食欲が満たされたら次はそれ!?ケダモノ!!」

 

メディ「ここはやはり、実力行使で!!」

 

冒険者A「おっと!町に爆弾が仕掛けてあるのを忘れるんじゃねえぞ〜。俺に何かあったら即座にドカンだ。」

 

真人「母さん・・・」

 

真々子「マー君良いのよ。だって町の人達の命が懸かってるんですもの。」

 

徹平「母さん、行けるな?」

 

絵里香「勿論よ。刺激的なサービスを施してあげるわ。」

 

冒険者A「悲劇の親子劇場はもう良いだろう?なぁ真々子さんに絵里香さんよぉ〜。ここから何をすれば良いか、言わなくても分かるよな?」

 

真々子「えぇ・・・分かっているわ・・・」

 

絵里香「言わなくてもね・・・」

 

2人は、布団を持って、冒険者Aに被せた。

 

ワイズ・メディ「ッ!!」

 

そのまま手で優しくポンポンする。

 

真々子「良い子でお寝んねしましょうね〜。」

 

絵里香「寝ない子は誰でちゅか〜?」

 

真々子・絵里香「寝〜んね。寝〜んね。」

 

真人・冒険者A「おい!何やってんだよ!?」

 

真々子「何って、お母さんのベッドサービスよ?」

 

絵里香「どう?刺激的なベッドサービスは?」

 

冒険者A「い、いやぁ・・・俺が言ったベッドサービスってのはもっと・・・こう・・・」

 

絵里香「あら?これでも立派なベッドサービスだよ?」

 

冒険者A「そ・・・それはそうだが・・・」

 

真々子・絵里香「寝〜んね。寝〜んね。」

 

冒険者A「あぁ・・・そう言や俺がまだガキだった頃・・・眠れない夜は・・・母ちゃんがこんな風にしてくれてたっけな・・・(何だか懐かしい・・・俺、最近母ちゃんに・・・悲しい顔ばかりさせてたなぁ・・・)」

 

 

 

 

母親『いいからお弁当持って行きなさい!!』

 

冒険者A『いらねえって言ってんだろう!!』

 

母親『ポッチ・・・』

 

 

 

 

ポッチ「母ちゃん・・・」

 

母親を思いながら眠りに入った。

 

冒険者B「おいおい!ポッチの奴、お布団ポンポンされて寝ちまいやがってるぜ!」

 

冒険者C「俺達はそうはいかねえぞ!!」

 

2人がした行動とは・・・

 

冒険者達「zzzzz・・・・・」

 

一緒に寝る事だった。

 

真々子「ウフフ。皆、子供みたいで可愛い寝顔ね。」

 

絵里香「本当。子供って言うのはそう言うものよね。」

 

徹平「流石母さん達のベッドサービス。一瞬で寝かせたな。」

 

真人(母さんが凄いのか・・・此奴らがチョロいのか・・・どっちもか・・・)

 

 

 

 

 

 

夕方。

 

ポッチ「お騒がせして、すみませんでした!!」

 

冒険者B・冒険者C「すみませんでしたー!」

 

ポッチ「爆弾は帰りに解除しておきます!それじゃ、俺達はこれで!」

 

真々子「ちゃんとお家に帰って、お母さん達を安心させてね?」

 

絵里香「これは私達からの条件だよ?」

 

冒険者達「はーーーい!!」

 

大きく返事して、帰って行った。

 

真人「何しに来たんだ・・・?彼奴ら・・・」

 

徹平「母の温もりが恋しかったんだろう。」

 

 

 

 

 

 

その夜の温泉。

 

真々子「はぁ・・・」

 

真人「なぁ、母さん。」

 

真々子「ん?」

 

真人「恒例の裸で作戦会議を言い出したのは母さんだろ?相談があるなら言ってくれ。」

 

徹平「もしや、塔に残ってる子供達の事が心配なのか?」

 

真々子「それもそうなんだけど・・・どうしてアマンテちゃんは、あんなにもお母さんを拒むのか・・・それも気になって・・・」

 

徹平「だったら、直接本人に聞くしか無いな。」

 

真々子「え?でも、アマンテちゃんはここに・・・」

 

 

 

 

アマンテ「何て事してくれてるのよ大好真々子!橘絵里香!」

 

 

 

 

徹平「ほら来た。」

 

アマンテ「襲いに来た刺客達を家に帰すだなんて!!お陰で此方の戦力が削がれて大損害よ!!」

 

全員「?」

 

真人「お前何しに来たんだよ?」

 

徹平「温泉入りたいのか?」

 

アマンテ「そんなの説明るす訳・・・ハッ!!」

 

すぐに岩の後ろに隠れた。

 

真人「おい!またいきなり現れたかと思いきや速攻で隠れやがって!」

 

徹平「お前の思考が読めん!」

 

アマンテ「何って、当然でしょ!私はバスタオル1枚なのよ!そんな姿で男子の前に立つなんてありえないでしょ!!大体あなた達・・・全員一緒にお風呂だなんて、恥ずかしくはないの!?」

 

真人「お、おう!そうだな!凄え!普通の反応じゃんか!」

 

アマンテ「そんな驚き方をされると予想外なんだけど・・・」

 

メディ「私は恥ずかしい気持ちは勿論ありますけど・・・これから、仲間としてどんどん慣れて行って・・・寧ろ私が1番に誘うくらいになりたいと思います。」

 

アマンテ「っ!?」

 

ポータ「自分はもう、お風呂は皆一で緒に入るものだと思っています!」

 

ワイズ「それよりどうしてここに居るのか説明しなさいよ!放って置けば勝手に喋るだろうけど。」

 

アマンテ「フンッ!私を甘く見ないで欲しいわ。私は塔に泊まり込みで、お風呂なんて無いから代わりに海で体を洗うくらいしか出来なくて・・・死ぬ程お風呂に飢えているのよ!なんて事を明らかにする訳ないでしょ!!」

 

ワイズ「海で体・・・そう言えばあの子が来てから何だか磯臭いわよね。」

 

アマンテ「ッ!?くんくん・・・」

 

メディ「そうですねぇ〜。それによく見たらお肌も荒れてますし。」

 

アマンテ「ぐはっ!!」

 

メディ「髪もボロボロ。」

 

アマンテ「ぐあっ!!」

 

メディ「どれだけ女子失格なら気が済むのでしょうか?」

 

徹平「見事な精神攻撃・・・」

 

アマンテ「あなた達・・・・お互い女子なんだからもうちょっとお手柔らかにもうちょっと出来ないかしら・・・?本気で臭臭来る事を言うのはもう止めて・・・お願い〜!」

 

後ろに下がると、足元に石鹸で滑ってしまった。

 

アマンテ「うわあああ!!あいったぁ・・・・・」

 

徹平「何か可哀想・・・・」

 

真々子「アマンテちゃん!大丈夫!?」

 

絵里香「怪我は無い!?」

 

アマンテ「触らないで!!よくもやってくれたわね大好真々子!橘絵里香!やはりあなたは危険な母親よ!!」

 

絵里香「私達、何もしてないけど・・・」

 

アマンテ「私達の理想実現の前に立ちはだかるのは、間違い無くあなた達よ!!」

 

絵里香(理想?)

 

アマンテ「今日の所はこれで勘弁してあげるけど、次がこうはいかないから覚悟しておきなさいよね!!」

 

そう言って、ドアを閉めて出て行った。すぐにドアを開けて。

 

アマンテ「灯りは消しても良いけど、くれぐれもお湯は抜かないようにしておきなさいよね!後で私がこっそり入る事は無いけれど良いわね!」

 

徹平「じゃあ湯抜いても良いじゃん!」

 

アマンテ「抜くな!!」

 

ドアを閉めて出て行った。

 

徹平「何がしたかったんだ?」

 

真人「ギルドを爆破した奴が風呂を使わせろだと。」

 

ワイズ「使わせてやれば良いわよ。水深10センチのお風呂を。」

 

メディ「5センチで充分ですね。」

 

 

 

 

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翌朝。

 

シラーセ「おはようございます!」

 

真人「朝っぱらから何ですか・・・?ん?」

 

徹平「大声出して、何かあったのか?ん?」

 

シラーセの後ろには、あの冒険者達とその母親達が居た。

 

真人「はぁ・・・?」

 

徹平「どうなってんだ・・・?」

 

母親「ウチの子達が、ご迷惑おかけしたみたいで本当ごめんなさいね。これ、近所の評判のお店のなんですけどね。良かったら召し上がってみて下さいね。」

 

粗品を貰った。

 

真々子「ご丁寧にありがとうございます。」

 

母親「ほらポッチ!アンタもちゃんと謝りなさい!」

 

ポッチ「も、申し訳ございませんでした・・・」

 

真々子「いえ、良いんですよ。返ってお気遣い頂いてすみません。」

 

母親「それでね、お詫びと言っては何なんだけど・・・今日は皆さんのお手伝いをさせて貰いたくて来たの。」

 

絵里香「お手伝いですか?」

 

母親「はい。私達母親が皆さんのギルドに入って、塔を攻略するわ!」

 

母親達「うん!」

 

真人「はぁ・・・?」

 

徹平「新しい仲間が増えた!」

 

 

 

 

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町の母親達がパーティに加わり、タワーダンジョンへ向かう。

 

真人「いやいやいや・・・何だよこの光景・・・幻惑魔法でもかけられているのか・・・?」

 

徹平「いや、現実魔法をかけられてるぞ。」

 

ワイズ「そうよ真人。現実から目を逸らしちゃダメよ。」

 

真人「だって・・・何だよこの母親だらけのパーティ・・・こんなのアリなのか!?」

 

シラーセ「ご安心を。諸々な事情については私から運営におシラーセしましたし。ギルドへの参加制限については密かに解除しておきましたから。」

 

徹平「なら安心だな。」

 

真人「あなたはまた余計な事を・・・はぁ・・・せめてポッチさん達も来てくれればなぁ・・・」

 

 

 

 

ポッチ『悪いがギルドには参加出来ねえ。俺達は俺達でやる事があるからな。』

 

冒険者B・冒険者C『頑張れよ!』

 

 

 

 

真人(あんな事を言ってたけど、どうするつもりなんだ・・・?)

 

真々子「マー君、町のお母さん達は塔からまだ帰って来ない子供達が心配なだけなの。だから・・・」

 

真人「はいはい。分かってるよ。そう言う親の気持ちも分かってやらなきゃだな。」

 

真々子「まぁ!マー君の成長を感じる事が出来て、お母さんとても嬉しいわ!」

 

母の光発動。

 

真人「それはどうも。にしても、はたから見たらどう思われるんだ・・・?この集団。」

 

 

 

 

遠くからアマンテが見ていた。

 

アマンテ「正気の沙汰とは思えないわ。あんなメンツで塔を攻略しようだなんてありえない事だけど。大好真々子と橘絵里香が居る限り油断は禁物だわ。何か手を打つ必要がありそうね。」

 

彼女の手には、爆弾のスイッチが握られていた。

 

 

 

 

タワーダンジョン前。

 

真人「メンツは兎も角、やっと攻略開始が出来るな!」

 

徹平「子供達を解放して、あのアマンテにお灸を添えないとな!」

 

真々子「マー君、徹平君、ちょっと良いかしら?」

 

真人「え?」

 

徹平「何?」

 

真々子「此方の方がね・・・」

 

母親B「ごめんなさいね。私どうしても心配で。」

 

真人「ああ、そうですよね。」

 

徹平「いきなりダンジョン攻略するだなんて、不安でいっぱいですものね。」

 

母親B「いえ、そうではなくて。私ね、家の窓を全部開けて来てしまったんです。」

 

真人「そうですか。家の窓を・・・って、え?」

 

徹平「ほえ?」

 

母親B「今日は天気が良かったら、家に風を入れたいと思ったんです。」

 

真人「はぁ。」

 

母親B「でも、他の奥さん達と話をしたら、私の家の近くではないけど別の地区では空き巣被害が多発しているそうで・・・早く家に戻って戸締りしないと不安で仕方無いわぁ〜。」

 

徹平「何故その話を今ここで言うの!?そう言う話は前から聞いておくべきでは!?」

 

真人「そうですよ。もうここまで来ておりますし、窓くらいそこまで心配しなくても・・・」

 

母親B「はい?今何か仰いました?」

 

真人「うっ!」

 

徹平(地雷踏んじまった。俺もだけど。)

 

母親B「私可笑しな事言いました?言ってませんよね?こっちは本気で心配しているんですよ?ウチに何か遭っても良いって言うんですか?何かあったらあなた達が責任取ってくれるんですか?」

 

真人「い、いえ!すみませんでした!!」

 

徹平「我々では責任は負いかねません!!」

 

真人「おーいワイズー!ちょっと良いかー?」

 

ワイズ「何よー?」

 

真人「此方の方を転送魔法でお送りしてくれ。」

 

徹平「用事が済んだらまたこっちへ転送する感じで頼むぜ。」

 

ワイズ「それくらい余裕よ!」

 

母親C「あら!魔法でパパッと行けるの?私も一緒にお願いしようかしら?」

 

ワイズ「え?まぁ、一緒に行ける人数には限りがあるけど、もう1人くらいなら・・・」

 

母親D「じゃあ、私も良いかしら?私の家は皆さんの拠点に近くなんだけど・・・」

 

ワイズ「え、えっと・・・じゃあ2箇所くらいなら・・・」

 

他の母親達に押され始めた。

 

ワイズ「えっと・・・私、転送魔法を何回使えば良いのかしら・・・?私のMP足りるかな〜・・・?」

 

真人「頑張れよ。ワイズ。」

 

徹平「健闘を祈る。」

 

 

 

 

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タワーダンジョン内では。

 

アマンテ「来ないわね・・・あの連中が塔に入ったら、爆弾を投げ付けて瓦礫で生き埋めにしてやる計画だったのに。どうして来ないのかしら?ちょっと外の様子を見に行った方が良いのかしら・・・うわっ!!」

 

足元に転がってる水晶玉型の爆弾で足を滑らせた。

 

アマンテ「あたた!!あだだだだだだ!!!」

 

階段を転げ落ちる途中、爆弾のスイッチを押してしまった。

 

アマンテ「いたたたた・・・・」

 

水晶玉達「ふぎゃーふぎゃー!!」

 

アマンテ「ん?何かしら?この音・・・丸で赤ん坊の泣き声のような・・・いえ、これは確か爆弾のカウントダウンが開始された音・・・わああ!!えーーーーー!?」

 

押してしまったスイッチを見て絶叫した。

 

アマンテ「うっかり押しちゃったーーーーーーーー!!!!!ひえええーーーーーーーーーー!!!!!」

 

爆発した。

 

 

 

 

 

 

一方外では。

 

ワイズ「もう・・・無理・・・」

 

MPポーションが飲めない程腹パンパン。

 

母親D「ワイズさん、私お布団が干しっぱなしなの忘れて。取り込みたいからもう1度家に送って下さる?」

 

ワイズ「え!?」

 

 

 

母親E「あら!メディさんはヒーラーなの?」

 

メディ「え?えぇ・・・」

 

母親E「私最近膝の軟骨が痛むの。」

 

母親F「私も腰が。」

 

メディ「グルコサミンが良いと思います。」

 

 

 

母親A「ポータちゃんは小さいのに冒険して偉いわね〜!お菓子まだあるから、いっぱい食べてね!」

 

ポータ「はい!ありがとうございます!」

 

 

 

絵里香「何時になったら攻略開始するのかしら・・・」

 

真々子「ダンジョン攻略って、賑やかで楽しいわねマー君、徹平君。」

 

真人「攻略所かダンジョンに入る事さえ出来てねえよ・・・」

 

徹平「攻略より面倒だぜこれは・・・」

 

ダンジョン攻略まで目前に迫った。

 

『END』




         キャスト

     大好真々子:茅野愛衣
      大好真人:石谷春貴

      橘絵里香:長妻樹里
       橘徹平:上村祐翔

       ワイズ:鈴代紗弓
       ポータ:原田彩楓
       メディ:Lynn
      シラーセ:新井里美

      アマンテ:藤原夏海
       ポッチ:小山剛志

       冒険者:村上裕哉
           柳田淳一

        母親:橘U子
           御堂ダリア
           石橋由佳
           仲村かおり
           所河ひとみ

真々子「出来ます!だって、フルアーマーお母さんですから!」

次回「受け止める勇気。慈しむ心。あと全身鎧。それが母親に必須の・・・ん?鎧?」
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