通常攻撃が全体攻撃って・・・俺らより強くね?   作:naogran

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旅の途中に現れた巨大モンスター達。

真人「よし!行くぞ!」

徹平「っしゃ!」

真々子「ワンちゃん達〜。おいたはダメよ〜?」

ストーンエッジとウォータースピアでモンスター達を全滅させた。大量のジェムが出て来た。

真々子「ウフフ。お母さんやったわ!」

真人・ワイズ「・・・」

徹平「やっぱ、真々子さんに取られたな・・・」

絵里香「何処まで強くなって行くのかしら・・・」




バトル後。

ワイズ「私さ・・・何て言うか、自分の存在理由を失いそうなんだけど・・・」

真人「奇遇だなぁ・・・」

ポータ「よいしょ。よいしょ。」

徹平「ポータ、こっち回収したぜー。」

絵里香「こんなに大量!今日は繁盛ね!」

ポータ「ありがとうございます!」

真人「俺もだ。」

すると巨大な影が現れた。

徹平「ん?・・・ん?」

上を見ると、飛行船が飛んでいた。

絵里香「飛行船?」

その飛行船から無数のチラシが。

徹平「チラシか?」

真人(通常の戦闘をこなしてるだけじゃ・・・ずっと母さんより強くなれないままだ・・・上手い具合に俺達だけで強化出来るようなクエがあると良いんだけどなぁ・・・)

徹平「真人ー。」

真人「ん?」

徹平「これ見てくれ。」

真人「何だそれ?」

渡されたチラシを見る。

真人「依頼書?」

徹平「ああ。学園の試験運用に参加してくれる人の募集だとよ。」

真人「っ!これは!」

真々子「あら。マー君は学園に興味があるのね?だったら参加してみたらどうかしら?」

真人「母さん?」

絵里香「面白そうね。徹平もやってみたらどうかしら?」

徹平「母さん?」

真人「良いのか?」

真々子「1番大事なのはマー君の気持ち。お母さんはね?マー君がしてやりたい事を全部やらせてあげたいと思ってるわ。」

真人「そっか!だったら、行くぞ学園!!」

絵里香「私も、徹平のやりたい事を全身全霊で応援して行きたいの。」

徹平「本当か?ありがとう母さん!んじゃ俺も学園へ行くぜ!」


5話「そこは夢と希望に満ちた、子供達の領域。子供達の、だ。ここ大事!」

その学園があるハハウェの町。その町の中央に聳え立つ学び舎、ジョコ・アカデミア。

 

徹平「ジョコ・アカデミア・・・かなりデケェな。白皇学院みたいだな。」

 

真人「今回の学園生活クエストの舞台かぁ。徹平から貰った依頼書によると、学園の生徒になって学園生活すれば、大量のSPポイントをゲット出来るとある。ステータスアップやスキル習得には持って来いだな。」

 

ワイズ「それよりプレヴェニーレよ!魔法封じを完全に防ぐアクセサリー!私には無くてはならない装備品でしょう!ト・・・トラヴァキーア!!」

 

火炎魔法で自分自信を纏う。

 

徹平「おい落ち着け。」

 

ポータ「自分もぬいぐるみが欲しいです!アイテムクリエイションの成功率が上がる凄いアイテムです!」

 

徹平「俺はこのストロングストーンだな。今まで壊せなかった物を破壊出来る優れものだ。けど・・・」

 

真人「俺は攻撃力が上がる力のステーマが欲しいけど・・・(俺達4人の欲しい物がピンポイントで載ってるなんて・・・何処か作為的なものは感じなくもない・・・)」

 

徹平(一体何処で俺達の欲しい物を当てやがったんだ・・・?もしかしたらこれは、詐欺か何かかも知れん・・・)

 

ポータ「あの真人さん、徹平さん。」

 

真人「ん?」

 

徹平「どうした?」

 

ポータ「ママさんと絵里香さんはお留守番で良かったんでしょうか?やっぱり一緒の方が・・・」

 

真人「良いんだって。母さんも快く送り出してくれたしさ。」

 

徹平「母からの応援に応えてやらねえと、俺は満足出来ねえよ。」

 

真人「それに学園まで母親同伴なんてありえないから。」

 

徹平「真人後ろ!」

 

言った傍から真人が誰かにぶつかった。

 

???「うぅ・・・・」

 

ぶつかった相手は、青髪の女性だった。

 

真人「すみません!大丈夫ですか!?っ!」

 

その女性に、真人が見惚れた。

 

真人(うわ・・・めっちゃ美少女!)

 

???「ありがとうございます・・・この学園の生徒さんですか?」

 

真人「ああ、はい。これから入学するんですけど・・・君は・・・?」

 

???「私は・・・」

 

するとそこに。

 

???「メディ?一体何をしているの?」

 

1人の女性が来た。

 

女性「そちらは?」

 

真人「ど、どうも。俺は真人と言います。」

 

徹平「俺は徹平です。」

 

真人「後ろに居るのはワイズとポータで、えっと・・・俺達4人共テストプレイヤーです。」

 

女性「あら!あなた達もテストプレイヤーなのね?だったらご挨拶しないと!此方は娘のメディ。私はメディの母でメディママと名乗っているわ。因みに、そちらはクエストをどれくらい制覇して来たのかしら?なんて訊くのは野暮ね。間違いなく私達親子の方が上位だもの!あ〜そうだ!コツを教えてあげようかしら?聞きたいでしょ〜?」

 

真人「え・・・いえ・・・」

 

メディーママ「私の言う通りにするだけで良いの。私の娘も全部私が教える通りにやってとっても強くなったのよ?基本的なスタンスとして、母親は子供の事を生まれた時から導いてるの。だからゲームの世界だとしても、勿論子供は母親に従って行動するべきなの。そうしていたら間違い無いわ。まぁコツと言っても私達は・・・」

 

徹平「ストップストップ!!」

 

メディママ「あら何かしら?」

 

徹平「アンタの言うコツは十分分かった!なあ真人?」

 

真人「そ、そうです!十分に分かりました!」

 

メディママ「あらそう。ではメディに敵わなくても、めげずに勉強を謹んでね?オホホホ!さぁ行きますわよ。」

 

メディ「真人君、徹平君、お知り合いになれて嬉しかったです。では。」

 

2人はこの場を後にした。

 

真人「徹平、助かった・・・」

 

徹平「かなりの早口だったな。」

 

ワイズ「何か嫌な感じのオバハンだったわね。」

 

ポータ「自分、思わず隠れちゃいました。」

 

真人「メディママさんは兎も角・・・いきなりあんな可愛い子と出会えるなんて・・・俺の学園生活、中々期待出来そうだ!」

 

徹平「・・・・・」

 

ポータ「ん?徹平さん?どうかしました?」

 

徹平「メディママから、何か感じるんだ。」

 

ワイズ「感じる?何を?」

 

徹平「分からない。けど・・・」

 

 

 

 

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いざ教室へ。だが徹平達は唖然としていた。何故なら・・・

 

先生「ナーッハッハッハ!生徒達の顔の制作が間に合ってないのは気にするな!」

 

生徒達の顔が顔文字になってる事だった。制作が間に合ってない証拠。

 

先生「私は教師のゴッツィだ!よく来たな4人共!君達は編入生として、1週間で学園生活の全てを体験する特別短期コースを受けて貰う!・・・ん?4人?今日編入して来る生徒は、予定では4人だったはずなんだが・・・」

 

真人「って事は・・・後1人来るって事ですか!?まさか・・・ちょ!待てってば母さん!!」

 

教室に入って来たのは・・・

 

 

 

 

メディ「え?あ、お、お母さんですか・・・?」

 

 

 

 

さっき出会ったメディだった。

 

徹平「あれまメディ!さっき振り!」

 

ワイズ「あのぉ〜、勇者真人とかと言う人ちょっと良いですかぁ〜?アンタは目に映る女性全員が大好きなママに見えちゃう人なんですか〜?」

 

徹平「やーいやーいマザコン真人〜!」

 

生徒達「あははははははは!」

 

真人「ちょ!違う!そう言う事じゃなくてな!!後徹平も大声で何言ってんだよ!!!(最悪だ・・・もう死にたい・・・)」

 

ゴッツィ「がーっはっはっはっは!それじゃあ、若いお母さんには自己紹介をお願いしようか!」

 

メディ「私はメディと申します。癒術師をしています。あ!後私は、真人君のお母様ではありませんから。ご期待に添えず申し訳ありません。」

 

徹平「良い返しだねぇ〜。」

 

メディ「心よりお詫び申し上げます。」

 

真人「お願いです!謝らないで下さい!俺の方こそ、本当すみませんでした・・・」

 

メディ「でも良かったです!」

 

真人「え?」

 

メディ「偶然知り合った真人と一緒のクラスになれるなんて!これってもしかして、運命かも知れませんよね?なんて言ってみたりして。」

 

真人(ファ〜〜〜〜〜!!俺の冒険に何か足りないと思ってたけどこれだよ!!清楚で可憐な正統派ヒロイン。同じクラスなんて、出会いルート確定ーーー!!!)

 

すると誰かが。

 

徹平「何だ?」

 

メディママ「失礼致します。授業参観に参りました。」

 

ゴッツィ「癒術師メディのお母様!!いきなり授業参観と言われても大変困るのですが・・・」

 

メディママ「お構いなく。私はただ、私の娘がどのような場面でも1番である事を確認したいだけですから。あら?あなたはそう先程会った真人君と徹平君ね?メディと同じクラスになってしまうなんて可哀想に〜。」

 

徹平「それに関しては気にしてねえよ?」

 

メディママ「それは結構。それはそうと真人君、少々距離が近そうね。」

 

真人「え?そうですか?それ程ではないと思うんですけど・・・」

 

メディママ「いえ?近過ぎるわ。私は快く思いません。さぁメディ、あなたは此方に来なさい。」

 

メディ「はい、お母様。」

 

母親の方へ。

 

メディママ「真人君は、自分とメディの差を弁える必要があるわ。メディに用がある場合は、まずは私に話しを通して頂戴。良いわね?」

 

真人(学園まで来て他所の母親に苛まれるなんて・・・そんなのアリかよぉ・・・)

 

徹平「ねえねえメディ。」

 

メディママ「っ!?」

 

徹平「癒術師って言ってたけど、君はどんな魔法が得意なの?」

 

メディ「え、えっとですね・・・」

 

メディママ「ちょっとあなた!私に断りもなく娘と話すのはどうかと思いますけど!?」

 

徹平「え?アンタはその話を真人に対して言ったよね?部外者である俺ならOKって事って話だろ?」

 

メディママ「そ、それは・・・」

 

徹平「な?良いだろ?」

 

笑ってない笑顔で脅す。

 

メディママ「・・・ま、まあ徹平君は特別にしておきましょう・・・」

 

徹平(よっしゃラッキー。)

 

 

 

 

朝9時。

 

メディママ「さぁすぐに授業を始めて下さいな〜。」

 

ゴッツィ「は、はい!それじゃあ授業を始めるぞ!皆注目!問題、レベル50でSTR値の勇者が技の威力255のディバインスラッシュを使用し、DEF値100の魔王を攻撃したものとする。この際ダメージ量は幾つか?正解したらSTR50ポイント進呈だ!」

 

真人「え!?そんなに貰えるのか!?」

 

ゴッツィ「だが!ポイントは早い者勝ちだ!分かった者は挙手してくれ!」

 

メディ「はい分かりました!174のダメージです!」

 

生徒達「おおおおおお!」

 

ゴッツィ「正解だ!癒術師メディに10ポイント!」

 

メディママ「ウフフ。私の娘なのですから優秀で当然だわ〜。」

 

ゴッツィ「よし!では次の問題!勇者はディバインスラッシュを放った。魔王はダメージを受けていない!何故か?」

 

真人(ダメージが通らない・・・それってやっぱ、無敵防御的な何かだよな?よし!)

 

だが。

 

真人(へ?)

 

隣に座ってるメディママが妨害した。

 

メディママ「先生良いかしら?ウチの娘がお答え・・・」

 

徹平「はい先生!」

 

真人「っ!」

 

メディママ「っ!?」

 

娘が挙手する前に徹平が挙手した。

 

徹平「その魔王は姿だけ見せてる。だが本体は別の空間に潜んでいる。」

 

ゴッツィ「正解だ!格闘家徹平に10ポイント進呈!」

 

真人「流石だ徹平!」

 

徹平「母さんにゲームの知識を叩き込まれた甲斐があったぜ。」

 

メディママ「ちょっとあなた!娘が答えようとしてる所を勝手に横取りするんじゃないよ!!」

 

徹平「え?挙手するのはアンタの娘だよな?メディ、答える前に挙手したか?」

 

メディ「いえ・・・」

 

徹平「ほら見ろ〜。」

 

メディママ「ぐぬぬぬぬ・・・・・!!!」

 

ゴッツィ「では次の問題だ!いきなりの事態に勇者は愕然とする!そんな勇者に魔王は一言何と言った?」

 

真人「はぁ!?何それ!?」

 

ゴッツィ「これは先生のオリジナル問題だ!先生が面白いと思ったら10ポイント!」

 

真人「どう言う事!?」

 

ワイズ「はい!はいはいはーい!私思い付いた!あのね?答えは・・・はらはらほれ・・・」

 

突然ワイズが混乱し始めた。

 

真人「突然何やってんだ此奴は・・・?」

 

ポータ「真人さん。ワイズさんは混乱しています。誰かから異常状態を付与されているようです。自分はあの杖が怪しいと思うのですが・・・」

 

メディママの持ってる杖の力でワイズが混乱したのだった。

 

ポータ「むむむ・・・何だか眠く・・・」

 

真人「おいポータ、どうした!?」

 

更に徹平も含んだ他の生徒も。

 

ゴッツィ「ん?何だ何だ?ウトウトしている者が多いようだが・・・」

 

真人「メディママさん・・・これはちょっとやり過ぎだと思うんですけど・・・」

 

メディママ「ウフフ。何の事だか分からないのだけど、真人君は眠くならないのかしら?」

 

真人「俺の防具は異常状態に対する耐性があるので。完全防御じゃありませんけどね。」

 

メディママ「あらそう。ウフフ。でも所詮は耐性。完全防御ではないのなら、試行回数を増やせば良いだけだわ!」

 

異常状態付与の試行を増やす。

 

真人「くっ・・・マジかよ・・・」

 

彼も眠ってしまった。

 

メディママ「ウフフ。これで邪魔者は居なくなった。私の娘が問題に答えてポイントを入手して最高の成長を遂げる!」

 

真人「さ・・・最悪だな・・・」

 

メディママ「まぁとんでもない。私は最高の母親よ?」

 

真人「巫山戯るな・・・何処が・・・・」

 

メディママ「我が子を思えばこそ、時にはその他を蹴落とす事も必要。善悪について問う必要は無いわ。だって我が子の為ですもの!それは子を持つ親として当然の気持ち。許されて然るべきだわ。えーそうに決まっています!」

 

真人(何だ・・・もう瞼が・・・限界・・・)

 

メディ「はぁ・・・本当勘弁して欲しいな・・・」

 

真人(ん・・・今のは・・・)

 

メディママ「さぁメディ、問題の答えを・・・」

 

ゴッツィ「10ポイント進呈!」

 

メディ「?」

 

メディママ「っ!?」

 

 

 

 

 

 

徹平「っしゃ!20ポイントゲッツー!」

 

 

 

 

 

 

眠っていたはずの徹平が既に問題を答えていた。

 

徹平「おいおい真人?いきなり寝るなんて、寝不足か〜?」

 

メディママ(何なのよ彼奴・・・!!何で効かないのよ・・・!!!!)

 

心の中で怒りを燃やす。

 

 

 

 

 

 

休み時間。徹平はトイレへ行ってる。

 

ワイズ「ちょっと真人!どう言う事なのよ?許せないんだけど!」

 

真人「俺に突っ掛かってもしょうがないだろ。文句があるなら直接・・・と言っても本人は席を外しているから言いたくても言えないけどなぁ・・・呪文を唱えてないのに、混乱や眠り効果が発生するなんて・・・」

 

ポータ「こっそり鑑定した所、杖には装備している人が呪文を唱えなくても魔法が使える機能があるようです。」

 

真人「母親専用のチート装備って事だろうなぁ・・・非戦闘員のポータにまで効果が及ぶなんて無茶苦茶だよなぁ・・・」

 

 

 

 

その頃徹平は。

 

徹平「あ〜スッキリした〜。」

 

???「徹平君。」

 

徹平「ん?」

 

そこにメディが。

 

徹平「どうしたメディ?」

 

メディ「その・・・あの時の事なんですけど・・・」

 

徹平「ん?」

 

 

 

 

数分後。

 

徹平「ん〜・・・ん?」

 

外を見ると、真人が走る姿を見た。

 

徹平「真人?」

 

すると誰かが徹平の後ろに立った。

 

徹平「お、来たか。」

 

 

 

 

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裏庭。木の裏に隠れてる女子高生が居る。

 

真人(メディなのか?それとも他の生徒?2人のヒロインが主人公を取り合うなんて・・・そんな展開もありだよなぁ〜!・・・はっ!)

 

すぐに落ち着きを取り戻し、女子高生に歩み寄る。

 

真人「俺のヒロインは、君の事だよな?」

 

???「ええ。私よ。」

 

そのヒロインの正体は・・・

 

 

 

 

 

 

母親の真々子だった。

 

 

 

 

 

 

真人「はぁ・・・そんな事だろうと思ったよ。大体分かってたよ。」

 

真々子「あら?マー君以外と冷静なのね?お母さんが顔を見せたら、もっと怒るかしらと思ったんだけど。」

 

真人「あはは。そんな事ないだろ?俺はそんな事で怒るガキではない!息子を甘く見るなよ〜〜!!」

 

後ろ向きで血涙を流す。

 

真人「それじゃあまずはその服装について聞かせて貰おうか。」

 

真々子「これ?どう?似合うかしら?」

 

真人「スカートが短か過ぎるだろ・・・腰の部分で丸めて裾を上げるのは止めなさい。」

 

真々子「む〜。短い方が可愛いのに〜。マー君は厳し過ぎるわ。」

 

真人「顔立ちや体形だけを考慮して言うのなら不可ではないのかも知れないが・・・息子的には完全アウトだぞ!!快く送り出した癖に、セーラー服姿で現れるとか一体何なんだよ!!ちゃんと説明を!!」

 

???「説明を!いえ、オッシラセをご希望ですね?分かりましたわ!」

 

木の上に潜んでる人物が飛び降りた。

 

 

 

 

白瀬「お待た。」

 

 

 

 

真人「出ましたね・・・?こんな茶番を仕組んだのはあなたですか・・・?」

 

ワイズ「そんな事だろうと思ったわ。」

 

真人「お前ら見てたの!?って言うか分かってたんなら止めろよ!!」

 

ワイズ「止める前にアンタが飛び出したのよ。俺のヒロインが待っている!とか言っちゃってウケる〜!」

 

真人「ぐおおおああああ止めろおおおおおお!!!」

 

???「まあまあ真人君、落ち着いて?」

 

真人「え、絵里香さん!?」

 

何と徹平の母の絵里香までもこの学園に居た。しかもブレザー姿。

 

徹平「息子も参上〜。」

 

真人「何で絵里香さんまでもここに・・・?」

 

絵里香「後で話すわ。」

 

白瀬「さて、改めまして。今回の私の設定は、この学園の理事長代理・シラッセであるとオシラッセします。この学園はゲームとは言え、子供が生活する場所に学習施設が無いのは可笑しいなどと言って来る保護者クレーマーを封じ込める為に、急遽実装される事となりました。」

 

真人「そう言う事を言いそうな人をついさっき会いましたよ。ひょっとして、この明らかに俺達を狙った参加特典アイテムは・・・」

 

シラッセ「気付いて頂けましたか?この学園に皆さんをお招きする為に、私自ら1枚1枚丁寧に書き込んでばら撒いた甲斐がありましたわ。」

 

真人「俺達はやっぱり釣られたって訳だな・・・」

 

徹平「1枚1枚丁寧とか・・・気の遠くなる作業だな・・・」

 

真人「そんでもって、母さんと絵里香さんを呼び出したからには何か依頼される訳ですね?」

 

シラッセ「ご明察。皆さんは運営の手に余る親子問題を解決する使命を帯びた方々。」

 

真人「いや俺達の使命ってそう言う事じゃなかったはずですが!!」

 

シラッセ「私の中ではそうなってるはずですが?」

 

徹平「自分設定。」

 

シラッセ「何れにせよ、既に縁を手繰り寄せられたようですので、全てお任せしますよ。」

 

真人「それってもしかして・・・!」

 

シラッセ「今回私はそちらの問題に積極的に関われません。突貫で作ったこの学園は様々なバグが発生しており、調査をしなければならないので。例えば、このような。」

 

木を擦り抜けた。

 

シラッセ「Wow。」

 

突然の死と言うバグ。

 

ワイズ「え!?」

 

真々子・ポータ「え・・・?」

 

徹平・絵里香「ヒョエー・・・」

 

真人「唐突な死亡バグ・・・」

 

 

 

 

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教室。

 

真々子「全員起立。礼。」

 

絵里香「着席。」

 

ゴッツィ「それでは、1時間目の続きから。」

 

真人「ちょっと待てーーい!!」

 

ゴッツィ「ん?どうした勇者真人よ?急に荒ぶったりして?」

 

真人「荒ぶりたくもなりますよ!お願いしますよ先生!あの2人は明らかに生徒じゃないでしょ!!ね!?」

 

ゴッツィ「どう見ても生徒だが?」

 

徹平「ああ。完璧な生徒だ。」

 

真人「ああもう・・・息子の目から見ても違和感なく馴染んでるな〜とか思っちゃうレベルだけど!ほら!母さんと絵里香さんからもちゃんと言って!」

 

真々子「そ、そうね。ちゃんと言わないとダメね?」

 

絵里香「ごめんなさいね。」

 

真々子「先生、私はマー君の母親の真々子と申します。」

 

絵里香「私は徹平の母の絵里香です。」

 

真々子「息子が学園でどんな生活をしているのか、どうしても見たくなってしまい・・・こうして勝手にお邪魔してしまいました。」

 

絵里香「私も、息子の徹平の学園生活を見たくて来ちゃいました。申し訳ございません。」

 

ゴッツィ「何と!本当の勇者真人のお母様と、格闘家徹平のお母様でしたか!分かりました!真々子さんも絵里香さんの参観を許可致しましょう!参観席へどうぞ!」

 

真人「はぁ・・・母親が生徒として参加する悪夢は消えた・・・」

 

 

 

 

2人は参観席に座ってメディママに挨拶する。

 

真々子「初めまして。」

 

絵里香「どうも。」

 

メディママ「・・・・?」

 

少し動揺している。

 

真々子「マー君の母親の真々子と申します。宜しくお願いします。」

 

絵里香「徹平の母の絵里香です。息子がお世話になっております。」

 

メディママ「メディの母のメディママと申します。先に言っておきますわ。息子さんには劣等感を抱かせてしまうでしょうけどごめんなさいね。何故なら、私の娘はとても優秀ですの。」

 

真々子「大丈夫ですよ?マー君だって、お友達とすぐ仲良くなれますから。」

 

絵里香「息子の徹平も、仲間を大切にする自慢の息子なんですよ?」

 

メディママ「友達作りではなく、成績の話をしたつもりなのだけれど・・・(調子の狂う方々ね・・・しかも何故か私の付与魔法が効かない徹平君の母親も一緒だなんて・・・一体何者かしら・・・?)」

 

 

 

 

ゴッツィ「それでは仕切り直して!授業再開だ!」

 

真々子「マー君!頑張ってねー!」

 

真人「止めろって!恥ずかしいだろ!」

 

生徒達「あははははは!」

 

絵里香「徹平ー!負けたら回転斬りの刑よー!」

 

徹平「じゃあ俺が勝ったら母さんにバルカンジャブの刑なー!」

 

生徒達「あはははははは!」

 

ゴッツィ「では問題!別の空間に引き篭もってるを引きずり出さなければ勝利は無い!さてどうする?」

 

真人(簡単の問題だけど・・・でも勇者がそちらの空間に移動するとか、空間の隔たりを無くす特殊アイテムを使うとか・・・考えようによって幾らでも答えが出来ちゃうし・・・)

 

メディ「ん〜・・・」

 

メディママ「メディ?ゆっくり悩んで良いのよ?時間ならたっぷりあるわ。皆さんも、そろそろ眠くなりそうだし。」

 

杖の睡眠魔法で眠らせ始める。

 

真人(また妨害する気か!?)

 

だが、生徒達は眠ってない。

 

真人(ん?妙だな・・・誰も眠ってない・・・ん?)

 

後ろを見ると・・・

 

 

 

 

 

 

真々子の肘当てと、絵里香のネックレスが光っていた。

 

 

 

 

 

 

真人(あれ?母さんの肘当てが光った?それに絵里香さんのネックレスも?)

 

メディママ「っ・・・!?」

 

何度も試行するが、効果が通じない。

 

真人(なあポータ、母さんの装備って確か・・・)

 

ポータ(異常状態を完全に防ぐ機能があります。)

 

真人(それに絵里香さんのネックレスに何が?)

 

ポータ(あれも異常状態を完全に防ぐ機能があります。なのでもしかしたら・・・)

 

するとゴッツィが。

 

ゴッツィ「作り過ぎた料理を近所に配るが如く。その溢れる効果を生徒に配って守っている訳だな?あれは補助スキル・母のお裾分けに違い無い。」

 

真人(妙なスキルに目覚めやがって・・・それに絵里香さんも何時の間に・・・母さん本人は気付いていないようだけど、絵里香さんは気付いてる様子。)

 

???「フンッ。毒母ざまぁ。」

 

真人(今何か、すぐ近くで声がしたような・・・いや、気のせいだな。きっとそうだ!)

 

ワイズ「真々子さんと絵里香さんのお陰でメディママの暴走を阻止出来たようね。」

 

ポータ「流石ママさんと絵里香さんです!」

 

真人「そうだな。」

 

徹平「俺の自慢の母さんだぜ。」

 

真人(ったく、やってくれるぜ。さっ!今の内に問題を・・・)

 

真々子・絵里香「はい!」

 

だが2人が挙手した。

 

真人「何で母さんと絵里香さんが答えようとするんだよ!?」

 

真々子「ごめんなさいね・・・お母さん、もしかしたら何か分かったかも知れないから。」

 

真人「分かったからって答えたらダメだろ!!」

 

絵里香「ゲームの問題となるとつい手を挙げちゃって・・・」

 

徹平「母さん、その気持ち分かる。分かるぞぉ〜。」

 

真人「お前何感心してんだよ!これは俺達の授業で・・・」

 

ゴッツィ「いや構わんぞ!2人共制服を着ていると言う事で特別にな!」

 

真人「え!?」

 

徹平「ワオ!」

 

メディママ「なっ!?」

 

絵里香「真々子が先に答えて?もし間違ったら私が答え言うから。」

 

真々子「ありがとう絵里香。」

 

ゴッツィ「では真々子さん!お答えをどうぞ!」

 

真々子「はい。それは、引き篭もって出て来ないのなら、魔王さんのお母さんをお連れして、一緒に呼び掛けて貰えばと思います。怖くないよ?ほら、お母さんはこっちに居るから。大丈夫だから出ていらっしゃい?」

 

女神真々子。

 

徹平「女神真々子様〜!引き篭もった事は謝りますからお許しを〜!」

 

真人「って・・・んな訳あるか!!!ってか徹平までノリに乗るな!!!」

 

ゴッツィ「うむ!凶悪な犯罪者でも、母親の呼び掛けは気になるもの!魔王とて例外ではない!真々子さん正解!!」

 

真人「え!?」

 

徹平「あれまビックリ!」

 

ゴッツィ「30ポイント進呈!」

 

真々子「あらまぁ〜。ポイントを頂いちゃったわ〜!」

 

絵里香「真々子!おめでとう!」

 

真々子「絵里香!私やったよ!」

 

真人「正解なの!?しかもポイント多くね!?」

 

ゴッツィ「では次は絵里香さんに問題です!」

 

真人「何で絵里香さんに問題出すんだよ!!」

 

ゴッツィ「母親の呼び掛けに答えて出て来た魔王は改更1番!勇者に向けて言いました!さて、何て言ったのでしょうか?」

 

徹平「母さんガンバ!」

 

絵里香「そうねぇ〜・・・お前、どうして俺の母さんと一緒に居るんだよ?離れろよ!なのかな?もし徹平が魔王の立場だったらそう言うかも?」

 

徹平「俺が魔王になった前提かよ!」

 

ゴッツィ「がーっはっはっは!格闘家徹平は絵里香さんの事が好きなんだな!よし正解!絵里香さんに30ポイント!」

 

絵里香「やったよ徹平!」

 

徹平「ナイス母さん!」

 

真人「何で絵里香さんもポイント多いんだよ!!」

 

ゴッツィ「では次の問題は真々子さん!勇者真人は、勇者から真々子さんを取り戻すべく、必死な戦いを挑む訳だが。」

 

真人「俺は魔王なのか勇者なのか分からなくなってるよな!?って言うか徹平は兎も角、俺を登場させるの止めて!!」

 

 

 

 

 

 

夕方。

 

ゴッツィ「それでは、本日の成績上位者を発表するぞ!」

 

1位・真々子。2位・絵里香。3位・徹平・4位・メディ。

 

メディママ「・・・・・!!!!」

 

 

 

 

廊下。

 

メディママ「後でお話しがあります。良いわね?」

 

メディ「はい・・・お母様・・・」

 

 

 

 

真人(メディママさんは何とかなったけど・・・結局母親だからけの1日だったな・・・)

 

徹平「いやぁ〜母さんに負けちまった〜。」

 

絵里香「どう?私の解答と、メディママの懲らしめは。」

 

徹平「完璧だったぜ!」

 

真々子「マー君、徹平君、ポータちゃん、ワイズちゃん、今日は良く頑張ってたわね!明日からお母さんと一緒に、楽しく学校へ行きましょうね?」

 

徹平「おーー!」

 

『END』




         キャスト

     大好真々子:茅野愛衣
      大好真人:石谷春貴

      橘絵里香:長妻樹里
       橘徹平:上村祐翔

       ワイズ:鈴代紗弓
       ポータ:原田彩楓
       メディ:Lynn
 白瀬真澄・シラッセ:新井里美

     メディママ:中原麻衣
    ゴッツィ先生:間宮康弘

真々子「マー君は猫舌だったわよね?ふーふー。」

次回「なんという美少女・・・いや母さんじゃなくて。その格好で近寄るなやめろ。」
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