通常攻撃が全体攻撃って・・・俺らより強くね? 作:naogran
真々子「それじゃあ落ち着いた所で、恒例の裸で作戦会議始めましょう!おー!」
ワイズ「どうしてこうなるのよ・・・可笑しいでしょ、こんなの・・・」
混浴で作戦会議。
真々子「マー君、徹平君、今日の議題は何かしら?」
真人「それは勿論、メディ達親子の事なんだけどさ・・・」
徹平「もうあのババアの言動に我慢の限界が来てんだ。」
ワイズ「って言うか真人と徹平はどうしてそんなに気にする訳!?あれはもうスルーで良いでしょ!?」
真人「まぁ、他にやるべき事もあるし、頼まれた訳じゃないから首を突っ込まない方が良いかもだけどさ・・・」
徹平「でもな、親子の事で悩んでどうしようもない気持ちが湧いて来る感じとか分かるんだ。俺はあの親子を他人事とは思えない。俺達はあの親子を正気に戻してやりたい。だから力を貸して欲しいんだ。」
真人「頼む!」
真々子「マー君、徹平君、お母さんは賛成よ!協力するわ!」
真人「母さん・・・」
絵里香「私も!息子の力になれる事なら協力するわよ!」
徹平「母さん・・・」
ワイズ「はいはい分かったわよ!闇属性ヒロインを助けたいとか、無駄に勇者らしい事を考える勇者様と格闘家様を手伝ってやるわよ!私って健気な賢者だわ〜!」
徹平「それ自分で言うか?でもまあありがとな。」
真人「っで、ポータは・・・え!?」
ポータ「自分もお供しましゅ〜〜・・・・」
真々子「あらあらポータちゃん!」
徹平「おいポータ!」
絵里香「大変!逆上せちゃってるわ!」
ワイズ「ちょ!ヤバいじゃん!」
すぐにポータを連れて行った。
ワイズ「目を覚ませポータ!」
真々子「大丈夫!?しっかりしてね!」
絵里香「早くベッドへ寝かせないと!」
真人「今回もお仕置きはなしか。・・・ありがとうございます。っで、良いのかな?」
徹平「さぁな。(メディ・・・)」
翌日、学園祭が開催された。
真人「イエーーイ!学園祭だぜーーー!」
徹平「ヒャッハーーー!!」
真人・徹平「って!ちょっと待てーーーーー!!」
ゴッツィ「どうした勇者真人に格闘家徹平よ!?そんな盛大にノリツッコミなどして!?」
真人「いやいやいや!何の前触れも無くいきなり学園祭とか可笑しいでしょ!?」
徹平「普通学園祭なら今日発表して数日後に開催されるべきだろ!?なのに今日来ていきなり学園祭とかどう言う事だ!!」
ゴッツィ「前以て教えたら意味が無い!これは突発的なイベントに対し、何処まで熱烈に参加出来るかを調査する為のもの!ゲーム的に重要な抜き打ちテストだ!」
メディママ「テスト!?」
ゴッツィ「出し物は自由!何でもあり!保護者の3人もどうぞ奮ってご参加下さい!」
真人「はぁ!?」
真々子「まぁ!」
徹平「マジで!?」
絵里香「あらまあ!」
ゴッツィ「では各自、自由にグループを作って始めるように!」
生徒達がグループを作る。
真人「学園祭まで母親同伴か・・・」
ワイズ「アンタは結局そう言う運命って事でしょ?」
真人「ぐぬぬ・・・!」
真々子「マー君!徹平君!学園祭の出し物、模擬店なんてどうかしら?」
徹平「模擬店?料理とか出すのか?」
絵里香「そう!私達料理なら自信あるからね!」
ワイズ「それ良いじゃん!私賛成!」
ポータ「自分も賛成です!ママさんと絵里香さんと一緒にお店したいです!」
徹平「なら俺も賛成だ!」
メディママ「そちらが模擬店にするのなら、此方も模擬店にします!そして、それぞれのお店の売り上げで勝負よ!」
真々子「え?えっと・・・はい?」
メディママ「勝つのは私達ですからね!」
メディ「・・・・・」
真人「・・・・・」
明らかに闇落ちしてるメディを見た真人に少し戦慄が走った。
絵里香「ちょっと待ちなさい。私達、勝負とか興味無いんだけど。」
メディママ「ほほう?それって、私達の勝ちって事ですか?」
絵里香「違うわ。私達は勝ち負けじゃなく、楽しく学園祭で料理とか出したいの。」
そしてメディママの両肩に優しく触れる。
絵里香「勝ち負けに拘る人には、将来他の人と上手くやって行けないのよ?楽しくやるからこそ、この学園祭に意味があるのよ?」
メディママ「そ、そうですか・・・?(何なのよそれ!勝負こそに意味があるに決まってるじゃない!楽しくやるなんて、何の意味が無いわよ!!!)」
絵里香(・・・可笑しいわね・・・)
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学園祭の準備が始まった。
真人「凄え・・・皆メチャクチャ準備してる。」
徹平「学園祭だからな。」
真人「ん?」
徹平「どした?ん?」
外を見ると、真々子が1人の男子生徒に告白されていた。
真人「母さんと・・・」
徹平「他のクラスの生徒か?」
男子生徒「好きです!真々子さん!僕の彼女になって下さい!!」
真人「ええ!?」
徹平「まさかの告白!?」
真々子「ありがとう。その気持ちはとっても嬉しいわ。でもね、ごめんなさい。私はマー君のお母さんだから、あなたの彼女になれないわ・・・」
男子生徒「え!?」
真々子「本当にごめんなさいね!」
男子生徒「くっ・・・ぐぅっ!!」
涙を堪えて去って行った。
徹平「真人が恋のライバルに勝った的な状況になったな。」
真人「いや違う!絶対に違うぞ徹平!」
???「真々子さん、大人気なんですよ?」
真人「え?」
徹平「メディ。」
何時の間にかメディが横に居た。
メディ「下駄箱にも、ラブレターが沢山入っていました。」
真人「そ、そうなのか・・・」
メディ「それと、絵里香さんも大人気なんですよ?男子生徒達が絵里香さんのファンクラブを作ってるんですよ?」
徹平「ま、マジかよ!?母さんのファンクラブ・・・」
真人「でもまあ、俺はマザコン魔王じゃないから、相手に戦いを挑んだりはしないぞ?」
メディ「くすっ。先日の授業でありましたね。あの真人君、徹平君、先程はすみませんでした・・・お母様が変な勝負を持ちかけてしまって・・・」
真人「い、いや。メディが謝る事じゃ・・・」
メディ「いいえ、お母様の行動は全て私の為!娘を一番にしたいと思う心がそうさせてるんです!」
徹平「・・・・・」
メディ「何かとお騒がせするかと思いますが、もう少しだけ・・・勝手な物言いですが、どうか辛抱して下さい。」
真人「メディはそれで良いのか?」
徹平「自分の母親に対してイライラしてんだろ?」
メディ「周りにご迷惑をおかけするのは心苦しいですけど・・・私はお母様を信じています!」
真人「メディ・・・」
徹平「お前・・・」
放送『ただいまより、第1回ジョコ・アカデミア学園祭を開始します。』
徹平「早。もう?早く行くぞ。」
真人「ああ。」
徹平(メディ・・・)
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遂に、学園祭が開催された。そんな中、男子生徒達だけの行列が出来上がっていた。その行列の先には、お母さんの背中と言う店があった。
真々子「〜♪」
絵里香「〜♪」
この店は、真人の母親の真々子と、徹平の母親の絵里香の手料理が食べれる店である。
真々子「すぐに出来るから、良い子に待っていてね?」
絵里香「待っててくれた子には、私からのハグをプレゼントするわよ。」
男子生徒達「うん!待ってるー!」
ポータ「お客さんいっぱいです!」
真人「しかも妙な属性拗らせて来やがる!」
徹平「ウチの店は大繁盛だぜ!」
男子生徒A「すみませーん!お母さん特製オムライスを一つ!」
ワイズ「あ、はい!」
男子生徒B「お母さん特製生姜焼きと、豚汁セットを頂戴!」
真人「はいよー!」
男子生徒C「俺!お母さん特製カレー!」
ポータ「はーい!」
男子生徒D「カレー!こっちも!」
徹平「はいよ!」
男子生徒E「カツ丼もー!」
男子生徒F「焼き魚定食!」
男子生徒G「オムライス2個お願いします!」
ポータ「ふぇ〜・・・」
真人「ちょ、ちょっと待った!そんなに一変にはー!」
徹平「注文の多い料理店じゃねえから!」
真々子「大丈夫よマー君!」
絵里香「徹平!心配しないで!」
真人・徹平「え?」
真々子「お腹を空かせた子供達が居るんですもの!お母さん頑張っちゃうわ!」
絵里香「料理の音を聴かせる事も大事よ!さぁ、どんどん行くわよ!」
真々子・絵里香「ウフッ。」
2人の満面な笑顔で、男子生徒達が惚れた。
男子生徒A「お母さん!僕お手伝いするー!」
男子生徒B「僕もお手伝いするー!」
男子生徒C「僕!箸運ぶー!」
次々と男子生徒達が2人の手伝いをし始めた。
真々子「皆良い子ね!」
絵里香「とっても助かるわ!ありがとう!」
ワイズ「さ、流石真々子さんと絵里香さん・・・」
徹平「やっぱ自慢の母親だぜ。さて。」
後ろのカフェを見る。
そんな一方、メディママは。
メディママ「何なの!?どうしてあんな店が私達のカフェより!?マズイわ・・・何か手を打たないと・・・メディ!」
メディ「はい、お母様。」
メディママ「今すぐ水着に着替えて来ていらっしゃい。」
メディ「分かりま・・・ひゃっ!?お待ち下さい!どうしてそんな事を!?」
メディママ「あなたの水着姿を餌にして、あちらの客を私の店に誘うの!どうしても言うのなら、M字開脚も許可します!」
強制的にメディのメイド服を脱がせた。
メディ「ひゃあああ!!」
徹平「うげっ!」
真人「ええ!?」
メディママ「あら真人君に徹平君、何かご用?」
真人「えっと・・・メディは学園祭楽しんでるかな?っと、様子を見に来た所でした。」
徹平「右に同じく。」
メディママ「あ〜らご親切にどうも。それで?メディの柔肌を見て何か仰る事は?」
真人「覚悟は出来ております。」
徹平「幾らでも来やがれ。」
メディママ「それじゃ、不埒な行為に相応な罰を与える事にします。」
杖を発動。
メディママ「スパーラ・ラ・マジーア・ペル・ミラーレ!」
真人「ちょ!待って!」
徹平「・・・・・」
メディママ「モールテ!!」
真人「がっ!!」
徹平「っ!!」
死神の魔法で2人を殺した。
メディ「真人君!徹平君!」
2人が棺に入った。すると2人が浮遊した。
徹平「ふぅ。」
真人「ん?」
モニターが表示された。『勇者真人及び格闘家徹平 数々の即死により、死亡形態から浮遊形態にレベルアップ』と書かれてあった。
真人『成る程。幾度となく行われたワイズの処置のお陰か。』
徹平『おい真人、調べるぞ。』
真人『何を?』
徹平『メディママの秘密をだ。』
メディママ「このアペルトの杖は優秀ね。」
真人『ふむ、見えてないみたいだな。』
徹平『アペルトの杖・・・』
メディママ「誰が送ってくれたかは知らないけど、杖を使えば・・・」
徹平『ふむ。』
メディ「あ、あのお母様、早く真人君と徹平君を蘇生してあげないと・・・」
メディママ「そんなのは後で良いわ!それよりメディ、この解放の力であなたの魅力をもっともっと引き出してあげる。」
メディ「え?」
メディママ「真人君を骨抜きにして操り、自分達の店を滅茶苦茶にさせなさい!」
真人『はぁ!?』
徹平『冗談じゃねえよ。』
メディママ「そうすれば、私達の勝利は確実よ?」
メディ「そ、それは卑怯過ぎるのでは・・・?」
メディママ「私は良いと言っているのだから良いの!」
アペルトの杖で、メディに闇を取り憑かせた。
徹平『ほほう?』
真人『ん?』
彼はメディママの耳元に近寄り、ポータから貰ったボイスキャンディーを飲み込む。
メディママ「あなたは何が何でも勝たなければならないのよ?フフ、フフフフフ。」
徹平『調子に乗んなババア。』
メディママ「っ!?だ、誰なの!?」
徹平『そんな事で自分の得になるなんて考えてねえだろうな?自分の娘に自由を与えないなんて、母親失格だな。』
メディママ「その声・・・徹平君!?」
徹平『よく気付いたな。俺は死んで、お前の近くに居る。お前がメディに何かを取り憑かせた事と、その杖の力は把握している。』
メディママ「っ・・・!?」
徹平『これ以上メディに自由を与えないなら、今度はテメェを地獄へ突き落としてやるぜ!ガーッハッハッハッハ!!アーッハッハッハッハ!!』
高笑いしながらカフェから出た。
メディママ「くっ・・・!!調子に乗んじゃないわよ・・・!!!!」
怒りが更に上昇した。
外に出た2人。
真人『何だよ・・・あの人・・・ってか徹平も何やってんだよ・・・』
徹平『いやぁ〜、ちょっと彼奴に言葉でストレスを発散しただけだ。』
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2人の蘇生後。今でもお母さんの背中は繁盛してる。そして男子生徒達が手伝いをしている。
ワイズ「暇ね。」
ポータ「はい。お客の皆さんが手伝ってくれています。」
徹平「この後どうする?」
するとそこに。
メディ「真人君!」
真人「おわっ!?」
突然メディが真人に近寄った。
メディ「真人君、他のお店は見て回りました?まだなら、私と一緒に回りましょう!2人切りでとっても良い感じになりましょう!」
真人「あ・・・う、うん・・・」
ワイズ「どうしたのメディ?キャラが変わってない?」
メディ「さぁさぁ真人君!ゴーゴーゴゴー!」
真人「ちょ!メディ!?」
メディに引っ張られた。
徹平「・・・どう思う?」
ワイズ「どう思うって・・・」
ポータ「何か様子が変です。」
徹平「・・・」
校舎内。
メディ「色んな模擬店が出てますね〜。私、こうやって学園祭を恋人と一緒に回るのが夢だったんです。あっ!私ったら勝手に恋人だなんて何言ってるの?ヤダもー恥ずかしい。テヘッ☆」
真人「・・・・」
その後ろから、徹平が尾行している。
徹平(やっぱりあの杖の影響でキャラが確実に変わってるな。)
メディ「でも、夢が叶う瞬間に隣に居るのが真人君だなんて、やっぱり真人君は私の運命の人かも。なんて・・・エヘヘ。ちょっと言い過ぎですよね?」
真人「まあ、うん。言い過ぎだな。っと言うか、メディ、ちょっと話をしよう。俺分かってるから。」
メディ「?」
徹平(ん?)
真人「メディがメディママさんから命令された作戦の事だよ。俺にハニートラップを仕掛けて操れって言う。」
メディ「・・・!」
真人「俺、姿が消えてたみたいだけど。徹平と一緒にあの場に居たから。だからさ・・・」
メディ「全部知っていたんですね・・・ああもう、バカみたい・・・」
彼女から紫のオーラが溢れ出た。
真人「メディ?」
メディ「何なのこれ?こんな事したくなかったのに、あの得体の知れない杖で解放の力を与えるとか何とか・・・」
真人「ストップ!内なるダークパワーが解放されちゃってるって!!」
メディ「そのせいでこんな可笑しな事に!!!!ああもうあの毒母!!!!」
怒りが爆発した。だが。
メディママ「メディ。」
メディ「っ!」
真人「ん?」
メディママ「どう?真人君と仲良くなれたかしら?」
メディ「はい・・・」
メディママ「そう。それじゃあ邪魔者は退散するわね。」
真人「もう止めにしませんか!?」
メディママ「止めるって何を?」
徹平「その杖の力に頼る事だよ。」
そこに徹平が来た。
真人「徹平!?お前何時の間に!?」
徹平「こっそり尾行してたんだ。なあメディママよ、その杖に頼るの止めにしねえか?もう全部止めにしようぜ?ショブとか、メディに闇を取り憑かせた事とか全部止めにしてくれよ。」
メディママ「嫌よ。」
徹平「何故?」
メディママ「ショブは遊びではないの。決着が付かない内に止めるなんてありえない。」
真人「決着なら、もう十分付いてるんじゃないですか?」
徹平「いい加減その杖を捨てろ。」
メディママ「ま、まだよ!もっと別の勝負で!っ!!」
壁に貼られてるミスコンのポスター。
メディママ「これよ!!」
徹平「ミスコンだと?この後に及んで懲りねえな。」
メディママ「黙りなさい!お互いの店の看板娘同士で直接対決をしましょう!」
司会者『皆さんお待たせしました!!!これより学園祭の目玉イベント!ミスコンを開催致しまーす!!』
客達「イエーーーーーイ!!!」
司会者『今回のミスコンが、この声援測定器が、皆さんの声援の大きさを数値化し、優勝者を導き出すシステムとなっていきます!それでは、エントリーしてくれた美少女達を紹介しましょう!まずはエントリーNo.1番!癒術師メディさんです!どうぞ!』
客達「オーーーーーー!!!!」
メディ「はい!宜しくお願いしま・・・!」
一礼しようとしたが、おデコにマイクがぶつかった。
メディ「す、すみません!うぅ・・・恥ずかしい・・・」
客達「か・・・可愛いーーーーーー!!!!」
声援測定器が90になった。
司会者『おっと!これはいきなりの高得点!!』
メディママ「良くやったわ!素晴らしいわよ!間違い無いわ。メディの優勝ね。」
司会者『お次は!エントリーNo.2番!クラス委員長の・・・』
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司会者『さぁいよいよ最後です!!エントリーNo.8番!賢者ワイズさん!どうぞ!』
ワイズ「フフ〜ン。優勝候補の出番ね。」
真人「爆死確実なこの状況で、何でドヤ顔で居られるんだ・・・?」
徹平「それがワイズさ。まぁ勝負の行方は分からないから最後まで見ようぜ?」
真人「最後まで見ようって・・・まさか勝算があるとか?それは無いな!絶対無い!」
ポータ「頑張って下さい!ワイズさーん!」
マイクの前に立ったワイズが。
ワイズ「あ痛!」
わざとおデコにマイクをぶつけた。
ワイズ「すみませ〜ん!私ドジっ子で〜。テヘッ。」
だが反応は無い。
徹平「フラグ回収。」
ポータ「ワイズさん!ワー!ワー!ワー!ワー!」
声援測定器は2。
ワイズ「アンタ達こう言うの好きなんでしょ!?だったらもっと盛り上がっても!!」
司会者『ありがとうございました。賢者ワイズさん。どうぞお下がれ。』
ワイズ「ちょ!言い方!!」
司会者『えー、大いに盛り下がった挙句に、言うまでも無い結果を発表しなければならないので・・・』
メディママ「勝負あったわね。フフフ。」
司会者『ここで!飛び入り参加の方を募集します!!お気軽にステージに上がって来て下さーい!!』
真々子「あら!だったら少しお邪魔しても良いかしら?」
絵里香「私も!ミスコンやりたいわ!」
ステージに上がった真々子と絵里香。
ワイズ「真々子さんと絵里香さん?どうしたの?」
真々子「それがね、お店のコンロが足りなくてお味噌汁を温められないの。」
絵里香「私も自慢のハンバーグも焼かれないのよ。」
真々子「だからワイズちゃんに、火の魔法をお願いしようと思って。」
絵里香「ワイズちゃん、頼めるかしら?」
ワイズ「あ、ああ、うん。そんなの一瞬よ。」
両手から火を出し、味噌汁が入った鍋を温め、ハンバーグが入ったフライパンを焼く。
真々子「良い感じね。」
絵里香「う〜ん、良い匂い。ねえ真々子、ここでちょっとミスコンやっていかない?面白いよ?」
真々子「あらそうなの?だったら少しお店の宣伝をして行こうかしら。」
2人がマイクの前に立つ。
真々子「皆ー!お味噌汁出来たわよー!でも熱いから、お母さんがふーふーしてあげるからねー。」
絵里香「私の作ったハンバーグもあるわよー!食べたい子は何時でもいらっしゃい!」
真々子・絵里香「食べに来てねー!」
客達「うおおおおおおおおおおおおお!!!!!!」
今までに無い声援が学園中に響いた。
メディママ「なっ!?」
男子生徒達「家庭的女子!!!!可愛いーーーーーーーー!!!!!!!!」
声援測定器がカンストし、999になった。
真人「え!?」
徹平「WOW!!」
司会者『おーーー!!今ここに決定致しました!!!優勝は真々子さんと絵里香さんです!!おめでとうございます真々子さん!!絵里香さん!!』
真々子「あ、あら?」
絵里香「ヤッホー!どうもどうもー!」
メディママ「ぐぬぬぬぬぬ・・・・・・!!!!」
ステージから降りたメディに。
真人「メディ!!」
徹平「そこのレディ待てーい!」
メディ「真人君?徹平君?」
徹平「ちょっと俺達と付き合えよ。」
メディを引っ張って何処かへ行った。
ワイズ「ちょっと!何処へ行くのよアンタ達!!」
ポータとワイズが付いて行く。
ステージでは、真々子と絵里香にティアラが与えられた。
真々子「マー君?」
絵里香「徹平?(メディちゃんと一緒って事は、やっぱり。)」
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校舎裏の木の下。
真人「はぁ・・・はぁ・・・」
メディ「はぁ・・・はぁ・・・」
徹平「ふぅ、ここまで来れば大丈夫だろう。」
メディ「真人君・・・徹平君・・・どうしたんですか・・・?」
真人「いや、どうしたって言うか・・・何となく。俺の本能?」
徹平「もしくは子供としての直感。まぁすぐにあの場から逃げろって誰かに言われたもんだ。」
ワイズ「ああそう言う事?娘の事でまた暴走しそうな母親が居たのね?」
メディ「っ!」
真人「うん。」
ワイズ「はぁ。メディ、ちょっと良い?」
メディ「は、はい?」
ワイズ「アンタさ、何処まで親の言いなりになって居れば気が済むのよ?」
メディ「え?」
ワイズ「私だったら絶対に嫌!私には私の意志って言うのがあるし。アンタは違うの?」
メディ「わ、私にだって、勿論意志はあります!ちゃんとあります!」
ワイズ「だったらそれを言いなさいよ!アンタは今どうしたいの?」
メディ「私は・・・・・」
ワイズ「大丈夫。ここには私達しか居ないわよ。」
メディ「私は・・・もっと純粋に・・・純粋に今を楽しみたいです・・・折角の学園祭ですから、友達と協力して模擬店をやって、一緒に笑って・・・騒いで・・・でも・・・」
ワイズ「でも?何よ?」
メディ「私には・・・友達が居ません・・・だから・・・」
真人・徹平「そんな事は無いぞ!!」
ワイズ「そんな事は無いわよ!!」
ポータ「そんな事はありません!!」
メディ「っ!!」
真人「友達ならここに居るぞ!!俺が居る!」
徹平「俺も居るぞ!」
ワイズ「私も居るし!」
ポータ「自分も!自分で良ければ!!」
メディ「・・・・・・」
涙を流したメディ。
真人「メディが自分の意志で、自分のやりたい事をちゃんと言うのなら、俺が友達として、この学園生活を楽しみたい!」
メディ「で・・・でも・・・お母様が・・・沢山ご迷惑を・・・」
真人「こっちも親では苦労してるからな。同じ悩みを抱える同士として、仲良くやって行けるさ!」
徹平「悩みを持ってるなら、友達に悩みをぶつけるべきだ。」
ワイズ「はいはいはーい!私にも毒母耐性あるし、超余裕!」
ポータ「自分は年下なので、お友達になれるかどうかは分かりませんけど、メディさんと仲良くしたいです!」
メディ「・・・・・皆さん・・・・・」
彼らは笑顔でメディを励ます。
メディ「う・・・う・・うぅ・・・・・うわあああああん!私・・・友達と一緒に思いっ切り遊びたいです!!!!お母様の命令なんかじゃなくて!!!自分が思う通りに・・・・皆で楽しい事をして・・・パーっと騒ぎたいですーーーーーー!!!!!」
5人「あはははははは!」
徹平「・・・っ!!!メディ!!!」
突然徹平がメディの前に立った。すると徹平がメディの代わりにメディママに首を掴かまれた。
真人「徹平!!」
徹平「て・・・テメェ・・・!!!」
メディママ「メディ、一体何をしているの?何を言っているの?」
メディ「お・・・お母様・・・・・」
徹平「テメェ・・・・何処まで強情っぱりなんだ・・・・!!」
力強くメディママの手を離した。
徹平「メディはただ、俺達と仲良くしたいだけだ!!!それの何処がいけないんだ!!!!!」
メディママ「友達なんてどうでもいいでしょ!!!メディ!!!あなたがするべき事は、一番になる事!!!!それだけなのに・・・ああもう!!!!!あなたって娘は!!!!!!」
徹平「メディ!!逃げろ!!!」
アペルトの杖をメディに向かって振り下ろす。
だが、真々子と絵里香がアペルトの杖を受け止めた。
メディママ「またあなた達!?どうして何時も何時もここぞと言う時に!!!本当に目障りね!!!」
絵里香「目障りなのはあなたの方よ!!!!」
メディママ「何ですって!!!!!」
真々子「申し訳ありません・・・でも、それでもお話しさせて下さい!!!自分の子供が一番である事、それは母親にとって嬉しい事ですよね?その気持ち、良く分かります。」
メディママ「そうでしょ?」
絵里香「でもそれはあなたのただの欲望にしか過ぎない!!!自分の娘であるメディちゃんに無理をさせて何の得になるの?あの子が辛い思いをさせてまで一番になる理由なんてあるの!?」
メディママ「あるわ!!!メディには一番になって貰わなきゃ困るのよ!!!だって・・・娘が一番になれば・・・」
「育てた私は一番の母親と名乗る事が出来るもの!!!!」
絵里香「たった・・・それだけの為に・・・?」
真人「おいそれって・・・つまり、自分の為に・・・・?」
徹平「貴様・・・・!!!!」
彼の怒りが更に湧いた。
メディ「もういいです・・・」
メディママ「っ!?」
メディ「もういい・・・」
真人「メディ?」
徹平「どうしたんだ?」
メディ「私はずっと耐えていたんです・・・お母様がする事はどれもこれも苦しくて痛くて悲しくて・・・それでもお母様は私の為を思ってそうしてくれてるんだって信じて・・・・信じていたから頑張れた。なのにそれは全部、自分が一番の母親になる為だったとか・・・こんな裏切り、ありえませんよね?」
遂に怒りが爆発し、闇のオーラが溢れ出た。
真人「メディ!待て!話しを!!」
徹平「止めろメディ!闇に飲まれるな!!」
メディ「っ!!!!!!コンフォルテの杖よ!!!!!!私の全てを解き放って!!!!!!」
コンフォートの杖が解放し、メディをドラゴンの姿へ変貌させた。
メディ『もう何もかも・・・・許せない!!!!!!!ウオオオオオオオオ!!!!!!』
ドラゴンへ変貌して暴走してしまったメディ。一体どうなってしまうのか。
『END』
キャスト
大好真々子:茅野愛衣
大好真人:石谷春貴
橘絵里香:長妻樹里
橘徹平:上村祐翔
ワイズ:鈴代紗弓
ポータ:原田彩楓
メディ:Lynn
メディママ:中原麻衣
ゴッツィ先生:間宮康弘
司会者:手塚ヒロミチ
男子生徒:林大地
アナウンス:三瓶雄樹
客:小林大紀
真々子「マー君!徹平君!伝えてあげて!親子の絆を取り戻す為に!!」
次回「言わなきゃ伝わらないが、言ったらかなりの確率でぶつかる。厄介だよ、親子。」