どうも、錬金術師で女の子の友達が多い転生者です   作:シュリンプ1012

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はい、投稿が遅れましたね〜。そんでもって遅れたくせして、バンドリキャラが出てこないのよねぇ。

ホンット作者無能ッ!!(自虐ネタ)



本物の錬金術師はここに居た(らしい)

–––––ありえない、なんてありえない

 

この台詞は、ある強欲なる者が口癖としていた言葉だ。これはぱっと見矛盾した言い回しに見えるが、実はこれ、どんな事も起こり得る事なんだ、という意味なのだ。(確証は無い)

 

そもそも何故こんな事を話しているのか。それは……

 

 

「おーい、どうした?何豆鉄砲を食らったみたいな顔して」

「…………」

 

 

 

–––––ありえない、と思っていた人が目の前にいたからだ。

 

 

 

 

 

 

…………………………

…………………

……………

………

……

 

 

 

 

「それでそれで!?今回はどうだったのよ♪」

「いやぁ、今回は日本の裏側まで行ってきたからなぁ……それはもう大変だったよ」

「……」

 

……嘘だろ?俺の父親がホーエンハイム?なんだそれ。原作キャラが父親とか、二次創作とかでも聞いたこと無いぞ?

 

「そこでの研究費もバカ高くてなぁ……いやぁ無茶したもんだ」

「あらぁ、やっぱり大変だったのねぇ。……あ、それよりも、私の作った肉じゃが。美味しい?」

「おいおい、そんなの聞くまでもないだろ?……美味しいに決まってる」

「ズッキュンッ!!」

 

近くで誰かが倒れた音がしたが、今は気にしない。いや、気にしてられない。

まず相手の外見だ。漫画よりも少し若々しく見えるが本人だと分かるぐらいにしか違いはない。しかも声だって、この家で一人の時に見ていたアニメの鋼錬(お父さんの部屋からコッソリ抜き取った)の声と同じだ。

 

「ハァハァ……んもう!急に褒めないでよ!照れちゃうわ!!」

「ハハハ、ゴメンよ。……そうだ蓮司。この肉じゃがお前はどう……おもっ……て……?」

 

イヤイヤ、でも流石に無いだろう。ただただ似ているだけなのかも知れないし、少し声が若々しく感じたしなぁ……。

 

 

「おい、蓮司?」

「どうどう!?」

「……なんだその声。お前馬か何かなのか?」

 

突然、俺の肩に手が置かれる。俺がそれに驚き声を上げると、彼は頭に?マークを浮かべ、俺の息子は馬なのか……みたいな顔をした。

いや、どうどうってどちらかと言うと馬を落ち着かせる為に行う行為なのであって、別に馬の鳴き声では無いんだよなぁ。まあどうでも良いけど。

 

「まあいいや。それで、どうだ?桜の肉じゃがは」

「え?あ、あぁ…はむっ」

 

肉じゃがという単語が出てきて、とっさにそれを口に運ぶ。

 

「……うん、いつも通りに美味しいや」

「ズッキュゥゥゥンッ!!!」

「あ、また倒れた」

 

俺の感想を聞いて、お母さんが心臓を射抜かれたかのように胸を抑え、椅子から転げ落ちた。そんな彼女を見て、父親(?)が呆けた顔をする。

あ、さっきの音お母さんか。なんやねん。

 

その後も、お母さんが作った別の料理を食べて感想を言うたびに、彼女は目にハートマークを浮かべて倒れていった。

お母さんどんだけ耐性ないんだよ。強く生きて()

 

「……あぁそうだ、蓮司」

「ん?どしたの?」

 

突然、動かしていた箸を置き、彼が俺に話しかけてきた。

 

「後で俺の部屋に来てくれないか?少し話したい事があるんだが……」

「話……?」

 

話……もしかして、自分の正体について話してくれたりするのだろうか。もしそうなら今すぐにでも聞きたいぐらいだ。

「別にいいよ」と俺が了承すると、彼は「そうか」と一言だけ言って、止めていた箸をまた動かし始めた。

 

夕飯の最後にはお母さんが再起不能になってしまった為、俺が皿洗いをする羽目になってしまった。

お母さん……本当に強く生きて(切実)

 

 

 

 

……………………

……………

………

……

 

 

 

 

 

皿洗いを終えた俺は、彼の部屋に向かっていた。

そういえば、最後にあの部屋に入ったのはいつだったか?確か初めて入ったのは幼稚園の頃で、それから帰ってきたら毎回侵入して……。

 

あぁそうだ。小一の時が最後だ。俺があの部屋に侵入しようとしてたらお母さんにバレて「今度入ったら夕飯抜き!」って言われたんだ。そうだ、それっきり入らなくなったんだ……。

 

「……っと、着いた」

 

そんな事を考えていると、もう目的地に着いていた。

 

「失礼しまーす」

 

俺はコンコンっと扉を叩き、部屋へと入る。扉を開くと、彼が椅子に座って俺が来るのを待っていた。

 

「すまないな、蓮司。わざわざ来てもらって」

「いや、別にいいよ。それで?話って何?」

「いやなんだ……少し二人っきりで話がしたくてな…ほら、そこの椅子に座りなさい」

 

彼は顎で別の椅子を指し示した。俺はどんな話だろうかと疑問に思いつつ、彼の示した椅子に座る。

 

 

 

その時だった。

 

 

「……ふぁ!?」

 

座り込んだ瞬間、周囲に青白い閃光が迸ったと思ったら、瞬時に椅子が段々と形を変えていき、物を取り巻く樹木のように俺を拘束した。

……って、これは……

 

「やっぱりか」

「……それはこっちの台詞なんだけど?」

 

男は椅子から立ち上がって、懐に隠していた眼鏡を手に取る。

––––先程までの疑問は無くなった。そして、それは確信に変わる瞬間でもあった。

 

「……今のはどうみても()()()だ。そんでもってその姿……。つまり、アンタの正体は……」

「そうだ」

 

男はそう言うと、手に持っていた眼鏡を掛けて、ポケットに手を突っ込む。

 

「お前の予想通りだよ。俺の名前……いや、()()()()()、って言った方がいいか?」

「前世……?」

 

俺の疑問の言葉に、男は頷く。

 

「俺の前世の名前は、()()()()()()()()()()()だ」

「……っ」

 

男……いや、ホーエンハイムは無表情のまま正体を明かした。その堂々とした姿に俺は何も言えなくなってしまう。

 

「さて、俺が正体を明かしたんだ。お前も言ってもらうぞ?何故なら…」

「等価交換、でしょ?」

「……よく分かってるじゃないか」

 

俺の発言に、ホーエンハイムは気さくに笑った。

流石にこの状態(拘束)では抜け出す気になんてなれない。……でも、このまま話進めるのもいやなんだけど……文句も言ってられないか……。

 

 

 

 

 

〜〜蓮司、説明中〜〜

 

 

 

 

「……ふむふむ、成る程?女の子を助ける為にあの柱で撃退したと……お前も隅に置かないなぁ」

「おいそれどうゆう意味だ」

「そのまんまの意味だが?」

 

あれから数分。俺はただ彼の質問に答えていた。正体を明かすと言っても、別に俺から明かしていくわけではなかったようだ。

余談だが、質疑応答中に拘束状態を解いてくれと彼に頼んだら、「お前の疑惑が晴れるまで駄目だ」って言われた。酷いやっちゃ。

 

「……よし、これで以上だ」

 

彼は質問の内容と、それに対する答えを書く手を止める。

おっと、やっと解放されるのか。

 

「んじゃ、これ解放してよ」

「おいおい、さっきから言ってるだろ?()()()()()()()()()()()って」

「は?じゃあまだなんかあんの?」

 

おいおい、まだ続くのかよ。もうそろそろ腰痛くなりそうなんだけど。

 

「てか、俺ずっと疑問に思ってたんだけどさ。これ、どうやって発動させたの?」

「?どれだ?」

「どれって……これ」

 

俺は顎で拘束具(樹木)を指す。

そう、さっきから疑問に思っていたのだ。俺が椅子に座った瞬間に錬金術が発動したのに、その時の彼はずっと別の椅子に寄りかかっていたのだ。それで俺は不思議に思ったのだ。

 

「あーそれか。それはなぁ……お前の中にある()()()()に反応したんだよ」

「…俺の中にある……?」

 

俺の中にある真理の扉って、……マジでどうゆう事だ?

 

「……まぁ、そんな話は別として」

「えぇ……?(困惑)」

 

なんだい、教えてくれるんやないんかい。めっちゃ気になるんだが……。

 

「……分かったよ。じゃあ最後に一つだけいいか?」

「……答えたら解放してくれんの?」

「そりゃあ、もちろん。答えてくれたら対価として解放してやる」

 

彼の台詞に、俺は少し安心した。

もしかしたら、俺はずっとこのままかもしれなかったからな。……いや、流石にお母さんにバレるからそんな事しないか。

 

「……んで?内容としては何なの?」

「そうだな、それじゃあ聞こう」

 

彼はそこまで言うと軽く咳払いをし、先程までとは違う、鋭い目付きでこちらを見始める。

 

 

「お前には、()()()()()()()()()()()()()()

「……?」

 

俺は質問の内容に?マークを浮かべる。

なんだその質問。記憶じゃなくて、思い出?何故に思い出なのだろうか。言葉の綾だったとしても、俺だったら記憶は残っているか?って聞くのだが……。

 

「どうした、早く答えてくれ?」

「え?あぁ、うん」

 

……まぁ、どっちでもいいんだけどね。確か転生する時に、神さまが知識はそのままにしておくねって言ってたし……。

 

 

 

ん?待てよ?

 

 

確か神さまは()()()()()()()()()()的な事を言っていた。知識ってのは勉強で蓄えた『力』みたいな物だ。つまり神さまは、その『力』を残していった、という事になる。なら、ホーエンハイムが言っていた思い出ってのは……っ!!

 

 

 

「……!」

「……やっぱりか」

 

 

 

……そんな、どういう事だ……?こんな事って……。

 

 

 

「前世の……思い出が……分からない……?」

 

 

今の今まで、前世の思い出ってどんな感じだったけ、なんて思った事が無かった。だから、改めて考えてみて分かった。俺のこの脳内には()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

「……まぁ、大体想像はできていたよ」

「…え?」

 

彼は俺の下まで来ると、手を合わせて合掌し、俺の身体を制限している樹木に触れる。そして青白い閃光を迸らせると、樹木は先程まであった椅子に変形した。

 

「はい、これで終わり。ほら、さっさと自分の部屋に戻れよ?」

「え、えぇ……?(二度目の困惑)」

 

彼は拘束を解くと、もう用はないから出ていけ、みたいな感じでしっしっと俺を追い払う。俺はそれに対して少し反発しようとしたが、渋々と自分の部屋にもどったのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




多分、これからまた忙しくなると思うので、気長に待っていて下さいね……。本当に申し訳ございません!!

RASのメンバーを出したいと思っとるんだけど、誰が最初に見たい?

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