どうも、錬金術師で女の子の友達が多い転生者です 作:シュリンプ1012
う、嘘だろ!?リサに弟がいたのか!?
ビックリもしたけど、その……えぇ?ともなったよ(語彙力皆無)
「ただま〜」
「おう、お帰り」
松原と一緒に買い物して、彼女をお家まで送った俺は、夕飯の材料を両手に家に帰ってきた。時刻は大体12時頃。
はぁ、やっぱ太陽が真上に来るだけあって暑い。ホント暑い。俺死かけたお(^ω^)、マジ。
まぁでも、玄関の扉を開けて家の涼しさを感じる事ができるのもこの夏だけだから。得した気分になる……いや、全然得してなくないかこれ?
「はい、これ買ってきた物」
俺は手に持っていた買い物袋を机の上にドサッと置く。
「おぉ、すまないな。こんな大荷物持たせちまって」
「いや、別にダイジョブだいじょぶ。こんぐらいヘッチャラだって」
机に置かれた荷物を見て父親が心配するが、俺は両手を軽く上げて手を横にブラブラと振った。
いや、実を言うとめっちゃ重かったです、ハイ。何だよあの重さ。あんなんキツすぎるわ。道中筋トレしてんのか俺?って錯覚したわ。……まぁそれよりも驚きなのはこれを毎日、母さんが運んでるって事ね。それにお母さん見た目的にまだ若いから、めっちゃ筋肉ついてそうなんだよなぁ。はぁ怖い。はぁ感謝。めっちゃ感謝。
「さて、喉渇いたしジュースでも飲むか」
暑い外にずっといたせいで喉がカラカラだった俺は、潤すべく冷蔵庫に向かう。
今思えば俺、外で一、二回ぐらいしか水分補給してなかったわ。あん時は松原がくれた水筒で何とかなったけど……あ、口はつけてないからね?間接キスだヤッホイ!とかしてないから。……誰に弁解してんだ俺?
まぁそれはそれとして。確か冷蔵庫に麦茶とアレがあった筈……。
「あり?」
無い……無いぞ?俺が買って置いたアレが……。冷蔵庫から
「どうかしたのか?」
「いやさぁ、ここにあった俺の……」
俺が慌ただしい事に気づいたのか、ソファに腰かけていた彼がこちらに近づいてきた。俺は彼にアレの所在を知っているかを確認する為、彼の方に振り向く。
だが、俺は彼を見た瞬間、身体が凍りついたように動かなくなった。何故なら……
「あ……まさか……それって」
「?……あぁこれか」
俺は彼の手に持っていた物を指差した。すると彼は、俺が差しているのに気付いて、ソレに目を向ける。
「少し小腹が空いてな、冷蔵庫漁ったら見つけちまってな?いやぁ久し振りに食うと、ハムッ……
「……」
話しながら彼は、ソレを一口食べ始めた。そんな彼を、俺は唖然とした表情で見つめる。では何故俺が唖然としているのか。
「……やっぱ甘いな、
「……」
俺が求めていた、そして俺の好物である
……マジ災難。
…………………………
…………………
…………
……
…
「ハァ、そんでまた外に出んのかよ……」
あれから数分後、俺はまたまた外におりました。
え、何故って?そりゃ勿論シュークリーム買うために決まってるやん。……にしてもあの人、勝手に俺の食いやがって。許さん(確固たる決意)。少し許したけど。
あの後シュークリームが俺のだって気づいたらあの人、あっまたやっちまった、みたいな顔してたんだけど。あの人まさか母さんの物とか食った事あるんか?それとも前世……って言っていいのか分からんけど、
「にしてもあづい……やっぱあの人に行かせれば良かった…」
垂れてきた汗を拭いながら、俺は過ぎた事を愚痴る。
本当ならあの人に行かせても良かったのだ。むしろあの人が行くべきなのだ。なら何故行かせなかったか。それは単純に母さんがコワイから。
あの人に買い出し行かせた事がバレたら、多分だけどボコボコにされるだろう。いやされる、絶対される。だって母さん、あの人にゾッコンだもん。度が過ぎるよまったく。
まぁお金は貰ってったけど。流石にこれぐらいは許される……はず。
「〜〜♪〜」
「……んあ?」
俺が暑さでだら〜んと腕を下げて歩いていると、何処からか綺麗な唄声が聴こえてきた。声色的に女性……いや女子か。
……いや上手すぎん?めっちゃ透き通った声してるんだけど。やっぱ大人か?大人なのか?分からんなぁ。
「〜〜♪…」
「……あ、終わった」
どうやら終了してしまったらしい。かと思ったら次はパチパチと拍手が聴こえてきた。
……って、気づいたらずっと立ち聞きしちまってたわ。いやはや素晴らしい唄声でしたわ。俺も拍手したいくらい。……てかホントに誰が歌ってたのこれ?
「やっぱ凄いねぇ友希那は!」
「うん……凄いよ友希姉……!」
「……ありがとう。リサ、トウマ」
今度は話し声が。どうやらさっきの人とソレを聴いていた人達が話し合っているのだろう。そんな和気藹々とした声を頼りに俺は音の元を探す。
……おっと、めっちゃ近い所にいたわ。普通に近くの公園で話し合ってたわ。
「……っ!」
「!!」
めっちゃ仲良しだなぁと思いながら見ていると、多分銀色っぽい髪色をした少女と目が合った。合ったのですぐに視線を別の所に移す。
いやだって気まずくない?全然知らない子と目が合ったら視線逸らすでしょ?猫が猫に向かって威嚇しているようなもんだよこれ。……そ、そうだ。俺の目的はシュークリームを買いに行く事。目的を忘れてはいけんな。よし、そうと決まれば目的地にレッツラg「ちょっと良いかしら?」うおおいビックリした!?
「は、はい?何でしょう?」
「貴方さっきまで私の歌を聴いていたわよね?」
「え?あぁはい」
な、何だこの子?急に話しかけてきたぞ?あれか?これってまさか逆ナンパってやつか?おっふ、俺ってそんなモテモテ?……すいません調子乗りました。反省してます……。
「……どうだったかしら、私の歌?」
「……はい?」
口説かれるのかと思っていたら、まったく別の事を聞かれた。
ん?いや、ん?まさかの感想言えって?見ず知らずの小学生に?何それ、行動力ありすぎんかそれ。ビックリだよ?
「答えてもらえるかしら?」
「え!?えっえぇっと……」
彼女は目を細めて再度俺に聞いてきた。
これ正直に話さないといけない系なの?え、ちょっと恥ずかしいんだけど。……まぁいいか、他に子供いないし。
「感想としてだけど……素晴らしかったよ。遠くからだったからあんまし聴こえなかったけど、そんなの帳消しにする位綺麗な声だった」
「例えるなら?」
「ん?」
「綺麗な声というのはどういった感じなのかしら」
俺が感想を述べていると、彼女は首を傾げ、それに割り込んで質問してきた。
うーむ。中々に凄い質問してきたねぇ。例えるなら……?うーん、声がめっちゃ透き通ってたから、例えるとしたら……。
「…
「……青空?」
「なんていうか……君の声ってなんか透き通ってる感じがしてさ、なんてゆーか雲一つない青空を想像したからさ。……ほら、上見てご覧よ」
俺の言葉に促され、彼女は空を見上げた。俺もそれに釣られるように空を見上げる。
「……!」
「ま、こんな感じよ」
空を見て彼女は小さく声を漏らす。そんな様子を見て俺はニヒッと笑う。
空は雲一つなく、太陽が燦々と照り輝いている。そのおかげか、青空も今まで以上に澄み切っていて、手を伸ばせば空に吸い込まれていきそうな程に。
いや〜、午前中には雲あったんだけどね。また外出てみたらこんな感じよ。にしても俺って詩人家になれそうだぜ。無理だけど。
いやー、にしてもこんな澄んだ青空、俺でも見た事が……
『な……でだよ……!』
……何だ今の?今一瞬
「友希那〜、どうしたの〜?」
「!……リサ」
「およ?」
公園の方から突然、陽気な声がした。空を見上げていた彼女と俺は声をかけられた事に少し驚いたが、彼女は声をかけたのが知人だったからかすぐに表情を直す。
……さっきのは何だったんだ?めっちゃ気になるけど……まぁいいか。
「ごめんなさい、少し彼に感想を聞いていて」
「彼?」
『友希那』と呼ばれた彼女が俺の方に顔を向けると、それに釣られて『リサ』と呼ばれた子もこちら向いてきた。
「……え、まさか友希那のボーイふr「違うからな?」……なーんだ」
何だコイツ、初っ端からぶっ飛んだ質問しやがって。俺ら初対面だよな?ん?脳内回路に異常がおきてんじゃねぇか?俺が叩いて直してあげようか?お?
「友希那が男子と喋ってるなんてあんまり見た事ないからさ?てっきりそうゆう関係なのかなって」
「そんな訳ないじゃない。私だって男子と喋るわ。現にトウマとも話してたじゃない」
「いや、トウマは例外!」
なにやら、女子同士の会話が始まったようだ。
……てか、俺もうこの場からおさらばして良い?もう暑さで死にそうなんだけど。早くシュークリーム食べたいんだけど?良いよねもう行って。もう良いや、行こう。この場から離れ……ん?誰かに服掴まれたぞ?
「待って……」
「…お、おう?」
後ろを振り返ると、俺より身長の小さい男子が服を掴んでいた。雰囲気はそこで話しているパリピ女子に似ている。だが、似てはいるがどこかよそよそしい感じだ。
「あ、貴方は……その」
「うん?」
服を掴んでいた手を離し、何やらモジモジし始めた。
な、何だこの子?……あ、もしかして二人の会話にあった『トウマ』君かな?いや、名前なんてどうでもいい。重要なのはこの子が俺を引き止めた理由だ。俺は早くシュークリーム食べたいのだ。早く行かせてくれ。
「ゆ、友希姉の事が好き……なの?」
「……は?」
彼から予想外の質問を受けて、俺は素っ頓狂な声をあげた。
な、なんなんだ?この三人組、初対面の人に向かって変な事聞き過ぎじゃないか?いやまぁ、最初の銀髪少女は分かるよ?自分の唄声どう思われてるか聞くのはまだ分かる。行動力ハンパないけど。
でも後のこの二人は違う。聞き方は違うけど、質問の内容は殆ど同じだ。どっか似ているなぁとは思ってたけど、この二人絶対『姉弟』だろ。俺確固たる自信あるぞ?
「いや、そんな訳ないでしょ?俺ら初対面だし」
「そ、そうだよね……!…良かった〜……」
引き止めた理由に少しガッカリしつつ、俺が当たり前の回答をすると、彼はなぜか胸を撫で下ろした。
おっと?今ちょっと小声で良かった〜って聞こえたぞ?ん?ん?まさかまさか?もしかしてもしかしなくても、これがアオハルってやつですかあ?……コラそこ、お前も人の事言えないとか言うんじゃない。
ドドドドドドド……
「……ぬ?」
何だろう、後ろの方から馬鹿でかい足音が聞こえるのだが。あれ?どうしたトウマ君?めっちゃ青ざめた顔してるけど。
……レンジィィィイイイ!!!
……おっとぉ何だろうな?俺を呼ぶ声が聞こえたぞ〜?めっちゃ聞き覚えのある声が後ろから聞こえるぞ〜?
恐る恐る後ろを振り返る。するとそこには……
「見ったぞ蓮司ィィィィィィ!!」
「き、きーやん!?」
ズザザァッ!と音を立てながら現れたのは、俺の幼馴染みであるきーやんだった。
おっと、なんか後ろでトウマ君が泡吹いてる気がするぞ?白目ひん剥いてる気がするぞ?
「おい蓮司ィィィ!!」
「はい蓮司ィィィ!?」
急に肩を掴まれた。
おうおうめっちゃ痛ぇぞ、肩掴む力強いぞ?何々、何用?走ってきて何用だい?
「……すまねぇ!!」
「……おう?」
何かと思えば、初手に謝罪をしてきた。
あり?俺何かしちゃった?
「今度一緒に演奏会しようぜって、言ってただろ?」
「………………あーうん、言ってたね?」
「……お前絶対忘れてただろ」
「いや、全然覚えてたよ?」
お、覚えてるに決まってるじゃん?き、昨日した約束でしょ?……ごめん、実をいうと言われるまで忘れてた。この事はきーやんには内緒だぞ()
「それで?その約束と謝罪が何か関係g「出来なくなった」ん?」
「その……ほんっと申し訳ねぇけど……出来なくなっちったんだよ」
俺の肩を掴みながら、悲しそうな表情をして俺に重要な事を伝えてきた。
……おっと、マジですかい?
みんなも薄々気づいてると思うけど、オリキャラとして前々からリサの弟作ろうとしてたんよ……。前書きでも書いたけど今回のイベントで弟いるって分かった時マジビックリしたぜ……!
あ、あと活動報告にちょっとした報告があります。
この作品とはあまり関係はありませんが一応書いておきます。
RASのメンバーを出したいと思っとるんだけど、誰が最初に見たい?
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レイヤ
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ロック
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マスキング
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パレオ
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チュチュ