どうも、錬金術師で女の子の友達が多い転生者です 作:シュリンプ1012
まぁそれは良いとして、第二章、始まるぞい。
自己紹介って考える時間を与えないで突然やらされる事が多い
「……ですので、新入生の皆さんもより良い学校生活を送って貰いたいと思っておりまして、そしてですね、えぇ……」
話長いなぁ、と心の中で呟く。
何でこんなに校長の話って長いのだろうか。朝会で校長の話が長くなるのは分かる(分かりたくないけど)。……でも、何で入学式でこんな長く話しちゃうかなぁ。もうちょい短く話してほしい。
「……という事なので、新入生の皆さん、これから
宜しくお願いしますねぇ。以上、校長でした」
校長の話が終わると、後ろの保護者席から拍手が送られてきた。それに釣られて新入生達も拍手を送る。
やっと終わった。は〜、話ずっと聴いてるのってマジで飽きる。中坊とかだったら誰か寝るね、確実に。
「校長先生、ありがとうございました。それでは最後に新入生の皆様で集合写真を撮りますので、皆様は前の方に来て下さい」
やっと終わったと思った矢先、司会の人が朗らかな顔で言った。その心が本当に晴れ晴れとしているのかは俺には分からないが。
てか、まだ何かやるのか。もう校長の話が長かったから帰りたいのですが。帰らせて(願望)。帰らせろ(命令)。
「えーっと、そこに座っている君?早く集合して下さいね」
俺が頑なに椅子に座っていると司会の人に注意された。周りがクスクスと笑い出す。
やめろ!プライバシーの侵害だ!何故写真なんぞ撮られなきゃいけないんだ! くそっ、俺は写真なんかに映りたくないんだよぉぉぉぉ!!
…………………
…………
……
…
そんなこんなで入学式は終わり、新入生達は各教室へと連れて行かれた。
俺の教室は1ー2。個人的にだけど、なんか偶数の教室って良いよね。(独断と偏見)
「はい!という事でね!今日から君達の担任になった、岡崎先生だ!みんな!よろしく!」
『はーい!!』
ジャージ姿の先生の自己紹介に元気よく応える新入生達。
ジャージ姿で入学式とは、これいかに()
てか、小説とかでよく担任の先生が筋肉質な感じなやつだ。その熱さでクラスを引っ張っていこうとする感じのやつだ。熱血系教師、万歳()
「因みにだが、俺は算数が得意だぞ!」
いや体育教師じゃないんかーい。アンタ、その体格で理系なんかーい。ルネッs(以下略
「早速だが、みんなには自己紹介をしてもらう!それじゃあ廊下側の君達から順番にしてって貰おうかな!」
筋肉先生……もとい、岡崎先生が笑顔で言った。
廊下側……?廊下側となると、出席番号が一番初めの人達という事になる。俺の苗字は光野、つまりはカ行なので、必然的に廊下側になる。そして列は女子男子で分かれているので、俺の自己紹介の順番が早く回ってくる事になる。
おっと、となるとちょっと急ぎ目に考えておかないと。えっとそうだなぁ、まずは……
「それじゃあ次!光野君!宜しく頼むよ!」
俺がああだこうだと考えていると、いつの間にやら
順番が回ってきていた。
え、早ァ!?そんな順番早く回るの!?前の奴らもうちょい長く話してくれよ。えっ、ちょっま、まだ考えてる途中……もういいや!アレでいこう!!
–––––– 俺は勢いよく立ち上がり、左腕を後ろに回す。そして、右手でグーの手を作り自分の心臓部分に置く。
その姿はまるで、自分の心臓を捧げる様だ。
言ってやる……!思ってる事全部……!
「花咲川幼稚園出身、光野 蓮司です!好きな食べ物は肉!朝食はパン派でぇす!!」
俺はハキハキと、みんなに分かるように自己紹介をする。
自己紹介をする時は好きな食べ物と、朝食はパンと米のどっち派か言った方が良いぞ☆ と、お母さんが言っていた。
フッ、どうだ俺の自己紹介。カッコイイだろう…!
『……』
「……あれ?」
だが、俺の思いとは裏腹に、教室は静寂に包まれてしまった。
なん、だと…!?やっぱり小学生に進撃の○人ネタは通用しないのか…!あと、お母さんの助言も通用しないのか……!
『…オォ…!!』
と、思っていたら、周りから突然拍手が起こった。
あれ?意外に好評な感じだった?
「良い自己紹介だ!光野!みんな!光野を見習えよー!!」
『はーい!!』
先生の呼びかけにまたも元気良く応える生徒達。
あれ?あれあれ?もしかして、もしかすると、まあまあ滑り出しは上々だったりしちゃう?お母さんの助言、まさかの大活躍?
……や っ た ぜ 。
……………………
…………
……
…
俺の自己紹介の後、クラスのみんなは士気が上がったのか、自己紹介は何故か盛り上がっていた。主に男子達だが。
自己紹介の後は、今後の説明を軽くして解散した。
クラスの殆どは、幼稚園で一緒だった子達と帰っていく。俺は、まあ幼稚園では友達が二人しか居なかったし、その二人は別の学校な為、一人で帰るしかないのだ。
はぁ、こんな事なら友達作っておけば良かった……。
「ねぇねぇ」
ふと、誰かに肩を叩かれた。声色的に女子の声である。
はて?大和ちゃん以外に女子の知り合いは居なかった筈だが。一体誰だろう。
振り返ってみると、そこにはポニーテールで髪を纏めている女子がいた。
「君ってパンが好きなの?」
「えっ?あ、まあ好きっちゃ好きだけど?」
彼女は突然、俺にパン好きかを尋ねてきた。
なんだこの子。急に話し掛けてきたと思ったら、
パン好きか?なんて。まさか、朝に食べるパンは何パン?なんて聞いてくるのだろうか。
俺、朝は食パンしか食わないんだけどなぁ。
「やっぱり!私のお家ね、パン屋さんなの!だから
パンが好きなら、私のお家知ってるかなぁって」
「へぇ、パン屋さんなんだ。えっと…」
やべぇ、この子の名前分かんねえ。名札確認しようにも、さっき先生に回収されちゃったからできないし。むぅ、こんな事なら自己紹介ちゃんと聞けばよかったかも…。
「……名前なんだっけ?」
「え!?もう忘れちゃったの?さっき言ってたのに〜」
ごめんよ。自分の自己紹介でもう疲れちゃってウトウトしてたから。もう寝そうになってたから。テヘッ☆
「私の名前は『やまぶき さあや』っていうの!ほら!」
そう言うと、やまぶきさんはランドセルをこちらに見せてきた。ランドセルの横には、何かヒラヒラした物が付いている。
……あ、これ名札だ。そっか、ランドセルにも付いてたんだった。どれどれ……?
「『山吹 沙綾』……」
「そう!可愛いでしょ?」
可愛いかは兎も角として。
山吹……なんか商店街でこんな名前のお店あったような……。なんだっけか。
「……あ!もうこんな時間!急がなきゃ!」
「え?あ……」
山吹さんが時計を見ると、何か急用を思い出したのか、すぐさま走って行ってしまった。
……まだお店の名前、聞いてないんですが。
まぁ、時計も三時を指していたので何か習い事でも
しているのだろうと心の中で思い、俺は自分の家へと帰って行くのであった……。
……一人で。寂しいなぁ……。
うーん、沙綾が沙綾してないような……ま、いっか(良くない)
あとですが、多分また投稿遅れるかもしれないです…。
ユルチテ
RASのメンバーを出したいと思っとるんだけど、誰が最初に見たい?
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