どうも、錬金術師で女の子の友達が多い転生者です   作:シュリンプ1012

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大変長らく(?)お待たせしましたァ!!
学校の行事がありまして、少し遅れた&文章量が少なめになって
しまいましタァ!!
それでもいい方は見てってくだせぇ!!


お腹空きすぎると、逆にお腹が空かなくなる時があるよね

 

 

 

「……んー、どうすっかなー。ハムッ」

 

 

パン屋での騒動の後、俺は商店街をブラブラと歩いていた。

メロンパン美味しい。

 

「五百円使ってないし……なんなら使いたいんだよなぁ。ハムッ」

 

メロンパンを片手に、俺は今後の予定を考えていた。

メロンパン美味しい。

商店街の道に設置された時計を見る。時計は十時半を指していた。つまり、まだあの騒動から三十分程しか経って……

 

 

あれ?

 

 

「まだお昼じゃない……?」

 

時刻は十時半。まだお昼の十二時まで、後一時間半も

あるのだ。俺は右手に持ったメロンパンを見る。メロンパンはあと半分程しか残っていなかった。

 

「……あ」

 

俺は自分が何をしているのか理解した。いや、理解してしまった。俺はメロンパンを半分まで食べてしまった。それによって俺の腹は満腹になっている。

 

一般的に見れば別にどうでもいいではないかとは思うだろう。だが俺は違う。こういった食事の時間に関しては俺は気にしてしまう体質なのだ。

お昼を抜かすなんて言語道断だ。そんなの許せない。

 

「……仕方ない、運動でもするか」

 

ここで出した答えは運動。運動をして、お腹を空かせる作戦だ。

ま、適度の運動は健康にもいいと聞くし丁度いいだろう。そうと決まれば何処でやるか決めなくては…。

 

「うーん……あ、そうだ、あそこが良いな」

 

思考を巡らすと、ある場所が思いついた。

と言っても、商店街に来るまでに見つけた場所なのだが。確か、俺が見かけた時はあまり人が居なかった筈。ますます丁度いい。()()()使()()()

 

俺はメロンパンを紙包みに包み込み、バッグに入れる。

 

そうと決まれば、いざ、出陣〜。

 

 

 

 

 

〜〜移動中〜〜

 

 

 

 

 

「……人は、流石にいるか」

 

俺は一人こっそりと呟く。

俺が向かったのは場所というのは公園。少なくとも商店街に近くて、運動が出来る場所と言われたらここしか思い付かなかった。……運動するんだったら、ランニングでもいいじゃないか!とか思った人。身体はまだ小学一年なんだ、体力持たないから。

 

……少し脱線してしまった。公園には、四、五人程の

女の子がブランコで遊んでいた。まあ、俺には関係無いが。

 

ところで、公園にはどんな遊具があるだろうか。

 

滑り台、ブランコ、下がバネのような形をしてユラユラゆれるスプリング遊具等……色々な遊具があるだろう。その中で一、二位を争う遊具……いや、()()()()()。其処が俺の第二の目的でもある。

 

「えーっと……お、あった」

 

()()()()は奥の方にあった。俺はその場所へ小走りで向かう。

()()()()は黒い柵で囲われていた。俺はその柵に取り付けられた扉を開け、中へと入っていく。

 

 

 

「……お、サラサラだ」

 

 

俺は中に敷き詰められた砂を触る。

そう、この場所は砂場。公園にはこの場所がないと

可笑しいと思える程に有名だ。……有名だよね?

 

 

閑話休題(それはそれとして)

 

 

俺が何故こんな所に来たのか。もちろん八割程運動するという目的があるが、残りの二割には別の目的があるのだ。

 

「他の人達が気づかないうちに……っと、あった」

 

俺はバッグの中にあった手帳を取り出す。

何故バッグの中に手帳があるのかは突っ込まないでほしい。……突っ込まn(以下略)

 

「えーっと、確かここら辺に描いて……あった」

 

手帳をペラペラとめくっていくと、そこには魔法陣–––もとい、『錬成陣』が描かれていた。

実は、もう既に幼稚園の年長さんの頃には原作の方は読み終わっており、マスタング大佐の使っている錬成陣は勿論、オリジナルの錬成陣も描いてあったのだ。

だが、実践してみるのは今回が初めてだから、心の中ではメチャクチャ緊張している。

 

俺はそこに描いてある錬成陣を砂場に描いていく。

……上手くいくかな?

 

「……よっ!」

 

どんな物を錬成したいかをイメージし、俺は錬成陣に触れる。すると、錬成陣の周りから青白い閃光が迸った。これが錬成開始の合図だ。

……って、めっちゃ眩し!?

 

「……うぇ、めっちゃ眩し……っておお!?」

 

あまりの眩しさに目を閉じてしまったが、その目を見開くと、そこにはそれはそれは美しく出来た砂の

お城が出来ていたではないか。

 

つまるところ……?

 

「よっしゃ!せいk「ねぇねぇ」う……?」

 

俺の感嘆の声を遮って、誰かが話しかけてきた。

 

……ん?()()()()()()()()

 

「ねぇってばぁ」

 

おっとりした声で話しかけられながら、肩を叩かれた。

……待て待て、まさか。まさかとは思うが。()()()()()()()()

俺は錆びついたロボットのように首をグギギッと動かす。そこには、先程別の場所で遊んでいた女の子五人組がいた。

 

俺に話しかけてきたのは、髪が白髪の少女。その後ろには、目を輝かせるピンク頭の女の子と、オドオドしている茶髪女子。後ろでポニーテールを作っている

スカーレット色の髪を持つ女子(?)、更にはその後ろに隠れている黒髪で目がルビー色の女子がいた。

 

……あ、これ完全に見られてたパターンですわ。

 

 

光野 蓮司、人生終了のお知らせ☆

 





ふう……と、いう訳で、申し訳ございません。
今回はちょいと少なめになってしまいました。今回は
あの幼馴染五人組が出てるのにィ!!ホンット作者って最低!!
……あ、俺やん。

RASのメンバーを出したいと思っとるんだけど、誰が最初に見たい?

  • レイヤ
  • ロック
  • マスキング
  • パレオ
  • チュチュ

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