283プロのプロデューサー「瀬戸遥」は自身の誕生日に質問される。
「283プロダクションに入る前に何をしていたのか」


これはスバリストの少女が283プロに入る少しだけ前の話。




注意!!
この物語は「アイドルマスターシャイニーカラーズ 銀色の革命者」の外伝です!
そのため「銀色の革命者」本編を見てから読むことをオススメします。



※この物語はフィクションであり、実在の人物、団体、出来事などとは一切関係ありません。
実際の車の運転では交通ルールを守り、安全運転を心掛けてください。
「100馬力のファミリーカーも800馬力の怪物マシンも公道を走る以上すべて凶器だ」by北見

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空を目指した少女と地上に煌めく六連星

7月2日。

ここは283プロダクション。

ここにいるアイドル達は皆ある人物を見ている。そして一斉に祝う。

「「「プロデューサー、誕生日おめでとう!!」」」

プロデューサーの瀬戸遥の誕生日だ。

「ありがとうございます……。こうやって皆さんに祝って貰えて嬉しいです」

照れくさそうに、しかし嬉しそうに話す遥。

 

 

アイドル達に祝われている中、果穂が遥に質問する。

「プロデューサーさんって、283プロに来る前って何をしてたんですかっ!?」

「確かに聞いた事がないね……」

「プロデューサーは何故ここに?」

アイドルが質問してくる。

「言われてみれば話した事がないですね……」

「じゃあ、長くなりますけど話しますね」

 


 

私、瀬戸遥は小さい頃は飛行機が好きでした。

両親がスバル党。今で言う「スバリスト」です。父がインプレッサを乗り継いでいました。母もR2やアルシオーネといった車に乗ってました。

当の私は最初は車が好きでなかったんです。

私の両親は航空自衛隊所属。その影響もあって私は飛行機が好きでした。

今でも4歳の頃に旅客機に初めて乗った時に空の上から見た雲海を今でも覚えています。

 

 

私は小さい頃「飛行機を操縦する」という夢を持っていました。

母と一緒に見た「マ○ロスプラス」が好きでした。主人公達が乗る飛行機型のロボットが空を飛び回るのに魅せられて。

私もこんな風に飛行機を操りたい、そう思いました。

幼稚園でたまたま飛行機が好きな男の子がいてその子とよく話していました。けどいつからか求めてるモノが違ってきて気がついたらその子とは話さなくなってました。

私は空を自由に飛び回りたい、けど相手はただ飛行機が好きなだけ。

飛行機をどう見てるかが違ったんです。

 

 

小学生になった私は「夢」を馬鹿にされてました。

飛行機のパイロットは男の物だと。女がやる事じゃないと。

幼稚園からの友達は私を庇ったりしてくれましたが、幼稚園からの付き合いではないクラスメイトからは私は異端児扱いされてました。

また、私の両親が自衛官である事をいいことに悪口を言ってきたりイジメられたりしました。

小さい頃から私は気が強いのでやり返す事もあったのですが、いつからかやり返そうとすると私の両親の事を脅しに使ってきました。

両親に迷惑をかけたくないのもあってやり返すのをやめると倍返しされました。

気がついたら学校に私の居場所がないと感じるようになっていたのです。

 

 

高学年になった時決定的な事件がありました。

いつものように私をいじめてくる男子達。私はされるがままになっていました。

毎日のようにイジメられてたのもあってもう抵抗する気も起きませんでした。

ですがその時だけ……何て言われたのか自分もよく覚えていませんが、私は怒って男子達のリーダー的存在の子に掴みかかったんです。

取っ組み合いになった末、私はその子を怪我させてしまったんです。

私はその時の事を覚えていませんが、周りで見ていた友達が言うには私は相手を突き飛ばした後にホウキで何回も叩いたそうです。当たりどころが悪かったらしく、頭から血が出ていました。

当然、私は担任に怒られました。さらに親も呼ばれて両親も怒られました。

相手の親に頭を下げる両親が記憶に残ってます。

帰り道に何があったかを聞かれました。私は自分の好きな事を馬鹿にされた事、両親の悪口を言う事、そしてこれがずっと続いていた事を言いました。

すると父は軽く笑いながら言いました。

「知ってたよ。遥が無理をしていると。言ってあげたかったけど遥は気が強いからね。そういう事を隠してしまうんだろう。無理にでも言ってやればよかった」

母も同じように言いました。

「遥は私達のために耐えていたのね。ごめんね、遥。でもね遥。辛い時は私達にも言って。一人ではどうしようもなくても私達が助けになるから。辛かったら泣いてもいいの」

両親は私を叱りませんでした。

母の言葉を聞いた時、私は涙が止まらなかったんです。

泣く私を母が「大丈夫だからね」と言って背中を撫でてくれたのを覚えています。

 

 

帰り道に両親が乗ってきた父のインプレッサ。

父が語りました。

「この車……インプレッサは飛行機の魂を継いでいる車だ」

「どういう事……?」

私は父に聞き返しました。

「インプレッサを作ってるメーカー……SUBARU(スバル)。スバルは富士重工業の中での自動車のブランド名さ」

「スバルは元は民営の飛行機研究所だったんだ。中島飛行機がプリンス…今の日産の前にあたる所と一緒に解体されたのがルーツだ」

 

中島飛行機は日本軍の軍用機を制作してました。

陸軍航空部隊の歴代主力機となった九十一式戦闘機や一式戦闘機こと通称「隼」、四式戦闘機こと通称「疾風」などを開発していました。

父が太平洋戦争時の航空機が好きなのもあって私もその辺の機体が好きでした。

他には計画だけでしたがジェット戦闘爆撃機「火龍」などがありました。

また、作った機体の中に日本初のジェット戦闘攻撃機「橘花」があります。最もこれは中島は機体そのものを作ったんですが……。

世界初のドイツ製実用ジェット戦闘機「メッサーシュミット」の設計を参考にして考えられたそうです。

しかし実戦に投入される事はありませんでした。

戦争が終わる直前に中島飛行機は第一軍需工廠に指定されて事実上の国営企業になって敗戦を迎えたんです。

結局、戦争終結後にGHQによって航空機の生産や研究すら禁止されてしまい、トドメとばかりに軍需産業に進出できないようにされてしまい解体されてしまったんです。

でも、それがあった事で今のスバルが存在するんです。

中島の後身である富士重工業は中島時代からの航空機技術者ともども自動車産業に進出したのです。

 


 

 

「プロデューサーがあんなに生き生きしてるの初めて見た」

「え、そうですか?」

「飛行機……カッコいいですよね!」

果穂が目をキラキラさせている。

結華が大雑把にまとめる。

「つまりプロデューサーは熱心なスバルファンで飛行機が好きだと」

「はい……。多分これは父の遺伝です」

苦笑しながら答える遥。

「プロデューサーの車もスバルの車だし」

結華が外にあるインプレッサを見て言う。

「プロデューサーさんはそこから車が好きになったんですか?」

真乃が聞く。

「まあ……そうですね」

 


 

 

真乃さんの言う通りですね、大体は。

それまで見向きもしなかった父のインプレッサ()に興味を持ち、質問してました。

父から教えて貰ったのはこの車は世界中のあらゆる所で戦う車であると、この車のエンジンは特殊な構造で世界的に見ても搭載例が少ないのだと。

私は聞きました。

「世界で戦うってどういう事なの?」

父は答えました。

「WRC……世界ラリー選手権って言うんだけどね。世界中の悪路……雪原だとか街中をどれだけ速く走れるかを競い合う競技があるんだ。そこで戦うために作られた車なんだ」

「速く走れるか……?」

「そう。何が起きるかわからないコースを誰よりも速く、命を賭けて走る」

「命を賭ける……」

父の言ったことが最初は理解できませんでした。何故車に乗っている人が命を賭けるのか。

でも、よく考えてみれば飛行機も同じだと気づきました。

旅客機のパイロットは大勢の乗客の命を預かっているし、戦闘機のパイロットは撃墜されたら死ぬかもしれない。

競技であってもそうでなくても技術を発揮する人はリスク……死ぬかもしれないというリスクを常に抱えているのだと私は気づきました。

 

でも、やはりよくわかりませんでした。

そんな私を見て父はあるDVDを私と一緒に見ました。

流れ出した映像にはいろんな車が雪原の中を走ったり、砂埃を巻き上げながら車が横を向いて曲がっていく場面、そして車が大ジャンプする瞬間など、日常の中で車が絶対にしない動きで走る光景が。

「これがラリーなんだ、遥」

父が言うと青い車が映りました。見間違える訳がない、父の車と同じインプレッサでした。

インプレッサが横を向いた時に大きく見える黄色い六つ星。

私はこの六連星に釘付けになっていました。

「この車は世界を目指した。その結果がこれさ」

次に映ったのはインプレッサの上に乗っているドライバーとコ・ドライバー。大勢の人に囲まれ何かを掛け合ってる様子。

「シャンパンファイトさ。優勝した時にお祝いするためにする事さ。これは総合優勝した時の光景だよ」

さらに父は言いました。

「この年にはドライバーズ・マニュファクチャラーズタイトル……簡単に言うとチームのポイントとは別にドライバー自身が獲得したポイントを争うランキングがあってね。それで1位になったんだ。その年から3連覇したんだよ」

「すごいんだね……」

私は父が語り、聞くだけでもすごい事をやっているスバルをカッコいいと思ってました。

 

 

 

中学生になった私は飛行機が好きなのは変わらなかったです。

ただ、前と違ったのはスバルのファンになってた事。

私はこの頃からスバリストでした。

この頃の私の楽しみは休日に父のインプレッサを一緒に整備したり洗車する事でした。

まあ、この時点で普通の女の子ではなかったけど。

成績は常に3番以内。クラスメイトに問題の解き方を教えたりもしました。

クラスメイトから私は「飛行機と車好きの天才」という覚えられ方をしてました。

 

 

ある日父がドライブに行こうと言いました。

その時は父は長期の出張から帰ってきた直後でした。

私は喜んでドライブに行きました。

東京を出て向かったのは栃木県。

ちょうど秋だったのもあり、紅葉がとても綺麗でした。

休憩のために立ち寄った駐車場にあった車。

「この車は……?」

父は答えました。

「三菱ランサーエボリューション。インプレッサの好敵手(ライバル)さ」

「ランサーエボリューション?」

「そう。WRCでインプレッサとよく争った物だ」

この時の私は三菱へのライバル心みたいな物はなかったです。

父は三菱の事を敵視する事はしてなかったです。寧ろ三菱を長い間共に世界で戦った「戦友」として見てました。

 

 

その日の夜いろは坂を下っていた時の事でした。

いきなり後ろから猛加速してきて父のインプレッサを追い抜いた車。

インプレッサのヘッドライトに照らされた車は日産のスカイラインGT-R。

「速い……!?」

驚く私を横目に父は言います。

「少し怖いかもしれないけど……。あの車を追いかけれる。大丈夫かい?」

「大丈夫だよ、お父さん」

私は答えました。

「なら、行くよ」

そう言うと父はインプレッサを加速させました。

EJ20(水平対向エンジン)特有の低く、響くエンジン音が意識のほとんどを満たしました。

速度を上げるインプレッサのフロントスクリーンに見えるガードレール。

見えたと思ったら体が真横にグッと動く感じがしました。

スキール音が鳴り響き、インプレッサは横を向いたんです。つまりドリフトです。

何回かドリフトを繰り返したら前のGT-Rに追いついていました。

今でこそわかったんですが、父は非常に高レベルな技術である4WDドリフトができたんです。

追いついたインプレッサは速度を落としたGT-Rを簡単に追い抜いてしまいました。

「すごい……!!」

父の技術にビックリしてる私に言います。

「いや、そんなに上手くないよ」

そう言う父からは青い光が見えました。多分、信じてくれないと思いますけど。

でも、父は謙虚な性格なんです。

 

 

父の走りが強く印象に残った私は初めての車をインプレッサにすると決めました。

そのためにお小遣いをちょっとずつ貯めて。コツコツと貯金を貯める私の事を両親は見てましたね。

たまにちょっと多めにお小遣いをくれたりと両親も応援していたんだと思います。

 

 

 

 

 

高校生になった私は車が好きな男子達のグループとよく行動してました。

スポーツカーのような車が好きな人はわずかでしたが。大体はトヨタのアルファードとかハイエースとかそういう車のドレスアップが好きで車が好きだと。

少し私は浮いてましたが、グループと一緒にいました。他の女子からは見向きもされてなかったんですが。

「瀬戸ー、これはどうよ」

「こういう感じってこの車に合うのでしょうか……?」

この頃からスバル以外のメーカーの車の知識もちょっと持つようになってました。

 

 

高校3年生になった私は両親と一緒に車屋に行きました。

中学生になった時から貯金を貯め続けて6年。ついに私の車を買う事になりました。

インプレッサを買う。この瞬間を待っていましたね。

書類を書いて、手続きをした後にキーが渡された時は言葉にできないような嬉しさが込み上げてきました。

「これが私の(インプレッサ)……!!」

父のインプレッサやWRCで見たように私のインプレッサは青かった。

試しにエンジンを掛けてみました。

スターターを回してエンジンが掛かった瞬間、私は今まで感じた事のない感覚がしました。

私がインプレッサに乗ってるんだと実感したんです。

 


 

 

「これを聞くとプロデューサーって真面目そうに見えるだけかも」

「よく言われました。本当に真面目だったのは小学生の時だけだと思います」

「プロデューサーって真面目な所があるけど中途半端に抜けてる所があるし」

「え、そうですか?」

「そうでしょ、まみみん」

「だからいじりやすいんだよー」

「摩美々〜!プロデューサーをイジるの辞めるばい!」

「恋鐘も抜けてるじゃん」

「ええ〜!?」

賑やかになる部屋。

 

 

「プロデューサーっていつから走ってたんだい?」

咲耶が聞く。

「そうですね……。車持ったら直ぐにではなかったです」

「その辺の話はご飯食べてからにしましょうか」

 

 

 

 

 

ご飯を食べた後、遥は咲耶に話す。

「私は最初父に教えて貰ったんです。車のチューンとかを」

 

 


 

 

インプレッサを納車した私。

私は中学生の時に整備を手伝っていたのですが、自分の車をチューンするとなると話は違いました。

この組み合わせがこうなってだとか、この配線周りをこうするだとか、メーカーの純正品から社外品に変える時の苦労が絶えませんでした。

メーカーで決められている物から変えるという大変さ。社外品だと組み合わせが悪くてトラブルの元になるという事もありましたし。

父のアドバイスをもらいながら、時には父のインプレッサが過去に付けていたパーツを貰って取り付けたりなど、私が運転できるようにセッティングをずっとしてました。

一通りセッティングしたらいよいよ実走。父のインプレッサを追いかけて首都高へ。

父は元々首都高ランナー。その合間にジムカーナの練習をしてたとの事。

母とはジムカーナの大会中に会ったそうです。

 

 

首都高を走り慣れてる父のインプレッサの動きはスムーズな動きで一般車をかわしていきます。

一方の私はぎこちない動き。首都高初心者って事がバレバレの動き。

それでも父のインプレッサのテールランプを目指してついて行きました。

たまに父はペースダウンして私に合わせてくれましたが、ペースダウンしているのかと思うくらい速かったです。

今となれば父は本当にペースダウンしてたけど、当時の私は父のペースダウンすらまだ速いとなるような腕でしたね。

 

 

父と首都高を何回か走ったらいよいよ自分一人で走る事に。

前を走る父のインプレッサ(ペースカー)がいない状況で私は自分の腕を磨こうと努力しました。

しかしやはり苦戦。試行錯誤してる私の前に1台の黄色い車が物凄いスピードで駆け抜けて行きました。

 


 

 

「……なるほど」

「何かあったんですか?」

遥が咲耶に聞く。しかし咲耶は答えなかった。

「……続き話しますね」

 

 


 

 

 

その車は圧倒的に速く、しかし破錠を感じさせない走りでした。

呆気に取られてる私を置いていくように一瞬で消えてしまいました。

私はその車を夜空に流れる流れ星のようだと思いました。

 

 

首都高を走り始めてから1ヶ月くらいになって私はそれなりに走れるようになりました。

バトルするとなれば話は別でしたけど。

一通りマナーを守って走ってた私の前に黒い車がいました。

トランクには3つの菱形(スリーダイヤ)が。

 

 


 

 

 

「……それってもしかして」

「はい、咲耶さんですよ」

「気づかなかったよ」

「その時の咲耶さんはこちらに見向きもせずに何かを追いかけてましたよ」

「……追いかけてた」

咲耶の表情に僅かに変化が生じたが、遥は気が付かなかった。

 

 


 

 

黒い(エボⅨ)がスピードを上げて離れていき、私は追いました。

しかし実力の差は一目瞭然。差を縮める事も叶わずにエボⅨを見失いました。

 

 

この時の経験が元で、本格的にバトルをするようになりました。

最初はよく負けて車も壊れる事があったけど。

 

 

それでも回数をこなしていくうちに技術は向上。

父のインプレッサともいい勝負ができるようになるまで上達しました。

 

 

高校卒業を前に私は就職先を決めました。

就職(ソレ)に合わせて首都高を走るのも程々にすると決めました。実際は守れてないけど。

 


 

「それで283プロ(ここ)に?」

「ええ」

 

 

街を歩いてた私。

そこに社長が通りかかって私にプロデューサーにならないかと。

最初は胡散臭いって思ってたけど、社長はこう言いました。

「アイドル達と空を目指さないか」

この言葉を聞いた私は揺れました。

 

 

両親に相談した私。

「283プロっていうプロダクションのプロデューサーにならないかと言われたの。どう思う……?」

両親は変わらない笑顔で言いました。

「いいと思うよ。遥は空を飛びたいんだろう」

「遥はアイドル達と交流する。アイドルは一人一人個性があるの。もちろん遥だって個性があるわ。例えばスバリストで飛行機が好きだとかね」

「個性……」

「個性っていう色を遥が見つけるのよ」

父からは私の夢を再確認するきっかけを、母からは人が一人一人持つ個性という「色」を教えられました。

悩んだ末、私は求人票を出しました。

 

 

 


 

 

 

今年の春に高校卒業後283プロに入社。私が見たのは社長とはづきさん。

「あ……れ?人少なくないですか……」

「私はアルバイトですよ〜」

はづきさんが言ったことに衝撃を受けた私。

つまり、ここでの正社員は私1人だけ……。

 

 

私の初仕事はアイドルのスカウト。

街中を歩き回ってる私は公園に行きました。

……そこで私は真乃さんに出会いました。少し後に真乃さんは283プロに正式に所属しました。

真乃さんが私がスカウトした最初のアイドルです。

そこから数日かけて灯織さん、めぐるさんとスカウトしてイルミネーションスターズは結成されました。

 

 

 

イルミネ結成後に追加でユニットを結成する事になり、私は大忙し。

その中で私は咲耶さんに会ったんですよ。

 

 

「今でもたまにモデルだったと思う事ありますよ。振る舞いとか」

「ふふ、忘れないでいてくれて嬉しいよ」

 

 

 

 

テレビにはモータースポーツのニュースが流れてる。

「美世さんの第3戦岡山は彼女にとって不本意な結果に終わりました」

「雨の中のコースでペースを上げるのが難しく、いい成績を残せませんでした」

 

 

「おお……」

モータースポーツをしっかりチェックする遥。

「これを自分でもできるようにしたい、そう思っただろう」

「その通りですよ、咲耶さん」

 

 

その夜、駐車場から2台の車が発進する。

1台は三菱の槍騎兵(ランサーエボリューション)。もう1台はスバルの車。インプレッサ(それ)は乗り手遥が操縦する首都高という空を飛ぶ戦闘機。

 

 

ゴォアアアアアアアッ

 

 

今、戦闘機(インプレッサ)を駆るパイロット()は戦場に飛び立つ。




283プロのプロデューサー「瀬戸遥」の過去話でしたがどうでしたか?
私も航空機が好きで過去に「エースコンバット」とか「ウォーサンダー」をやっておりました。
ちなみに「エースコンバットインフィニティ」のキャンペーンで765ASのメンバーが描かれた機体を入手した事が私がアイマスを知ったきっかけの1つです。



ネタ解説です。
・遥の両親
自衛官で二人共スバリストという両親。遥もその影響を強く受けております。
父は歴代インプレッサに乗っており、過去には限定車「S203」にも乗ってた設定。
この物語中ではversionⅤのGC8(2ドア)に乗ってます。大体450馬力でそれなりに速いライトチューン仕様です。
母は普段はGRB型のインプレッサを通勤のアシに使ってます。
・車の呼び方
三菱を「スリーダイヤ」と表したりしてますがこれは「頭文字Dアーケードステージ」での称号が元ネタ。
例えばD8まででスバルの車を全てフルチューンした時に貰える称号が「地上にきらめく六連星」、三菱が「スリーダイヤの槍騎兵」と言ったふうに。




この物語で「銀色の革命者」や「疾走のR」に繋がる所がちょこちょこあります。
この機会に見直してみるのもいいと思います。
読んでいただきありがとうございました!

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