僕には
彼女の名前は小比類巻香蓮。北海道出身で今はお嬢様大学に通っている自慢の彼女だ。
僕自身も身長には自信があったが彼女の方が数センチ高く、モデルの様にスラリと伸びた手足に、とても無駄のない女性的な肉付き。背中まで伸びた黒い艶やかな髪は彼女の魅力を1層引きたてている。
それだけではなく、彼女が忙しい時以外に毎日作ってくれる料理も、付き合い始めた頃に比べて格段に上手くなり僕はもう胃袋を掴まれたと言っても過言ではないだろう。
そんな彼女だが、僕のことを普段からところ構わず好意を向けてくれるから、一緒に外出するときはいつも周囲からバカップルを見る目を向けられる。
付き合い初めたころ、1度恥ずかしいから少し控えめにしてくれるように頼んだことがある、そうしたら彼女は。
「どうして?何を恥ずかしがることがあるの?私は○○のことがこの世で1番好きで、貴方は私の彼氏。○○に変な虫が着く間もないくらい見せつけてあげればいいんだよ。それとも、○○は私の事好きじゃ無くなっちゃたの・・・?」
涙目でこちらを見つめてくる彼女に僕はもう白旗を挙げるしかなかった。
まぁ、これに関しては僕自身も彼女のことを好きになってしまったから惚れた弱みということで今はもう受け入れている。
だけど1度僕が大学で同じゼミ内の女の子に飲みに誘われることがあった。
その女の子もとても魅力的ではあったが、香蓮の方がもっと魅力的であるため、彼女がいるからと断ったのだが、なかなか諦めては貰えず困っていた所に香蓮がたまたま通りかかった。
香蓮は僕と女の子を見ると、ニッコリと笑い女の子の手を掴んだ。
「痛っ、ちょっと!私は○○さんに用があるんですけどー。それにあんた誰?」
「そういう貴女こそ誰?何様のつもり?わたしの彼氏になんの用かな?」
この時点で香蓮は今すぐにでもこの生意気な虫を首を絞めて殺してやりたかったが、そんなことをしたら○○と一緒に居られなくなるため、理性で必死に堪えていた。
「ふーん、あんたが○○さんの彼女ー?顔はいいけど、私の方が可愛いわね。ねぇ、○○さ〜ん。彼女さんなんか放っておいて一緒に飲みに行きましょうよ〜。もしきてくれたらぁ私のこと好きにしたって・・・。」
そう言って女の子は手を掴まれていない手で胸元を少し開け僕に見せてくる。
その瞬間、香蓮は女の子の頬を平手でぶった。
───パチィン!
という音が響くと、女の子はいきなりぶたれたことに呆けてしまい、動けずにいた。
そうすると、香蓮は僕の手を引っ張り、僕と香蓮はその場から去った。
まぁ、これだけで終われば少し嫉妬深い女の子とその彼氏で終わったかもしれない。
だが、香蓮は僕を引っ張り、自分のマンションに連れ込むと、玄関で僕を押し倒した。
「○○。○○がいけないんだよ?私という彼女がいながら他の女とあんなに近くくっつくなんて・・・!今日は私も疲れてるし辞めておこうかなと思ったけどやっぱり予定変更。今日は寝かさない、他の女なんて目に映らないくらい私のことを○○に焼き付けるんだから!」
僕はその日、香蓮に言葉通り寝させられず、それどころかその次の日の昼まで搾り取られた。
結局その日は大学を休まざるを得なくなり、その日も彼女のマンションに泊まることになった。
他にもこんなことがあった。
香蓮の友人である篠原美優さんにであった時のこと。
僕が香蓮マンションに遊びに行くと、香蓮と僕が使う以外の女性物の靴があったことに少し驚きながらも中に入ると、香蓮程では無いものの、世間一般的に言えば美人の部類に入る女性が遊びに来ていた。
───えーと、初めまして。香蓮の彼氏の○○です。
「あ、初めまして〜。私はこひーのマブダチやってる篠原美優でーす。ふむふむ、顔は合格だねぇ。身長もこひーと同じくらいで良し。おぉ、少し前まで彼氏いない暦=年齢だったこひーがこんなにいい彼氏を見つけるなんてやるじゃないの〜。」
「もう、そういうのは辞めてってば。それに直ぐに男を見つけては別れてるみゆには言われたくないよ。○○もここに座りなよ。ずっと立ってるのは辛いでしょ?」
そう言われ、僕は香蓮の横に座ると、香蓮の継いでくれた飲み物に少し口をつける。
──篠原さんと香蓮はいつからの付き合いなんですか?
「篠原さんなんて堅苦しい呼び方はしなくていいって。こひーと同じで、みゆって読んでよ。」
──分かりました美優さん。
「んー、まぁいいっか。んー、こひーとの付き合いかー、多分小学校のころだね。香蓮ってばその頃から身長高かったからねー。」
「むー、みゆ、本気じゃないことは知ってるけどあんまり言うとみゆでも怒るからね。正確には幼稚園は違ったけど近くに住んでたから良く遊んでたかな。」
──なるほど、そんなに長い付き合いだったとは・・・。
「はっはーん?もしかして嫉妬しちゃった?そうだよーこひーとの付き合いは○○さんよりも長いんだぜー。」
──いえ、嫉妬という訳ではなく香蓮にも親友と言える友達がいて嬉しいのですよ。
「な・・・。○○さん。もしかして心までイケてる感じ?ねぇねぇ。こひー、一日でいいから最近振られた私のためと思って○○さんを貸してくれない?ま、冗談だけd───「みゆ?」──ひえっ・・・」
「少し、向こうでお話しよっか。」
「い、いや。冗談、冗談だって。い、嫌だなーこひー私達親友だろ?冗談の1つや2つ───「しよっか。」──・・・・はい。」
「○○、少し待っててね。少し、この親友にお話しないといけないから。大丈夫、そんなにかからないから。」
そういうと、香蓮は美優さんを別室に連れていき、リビングには僕だけが残された。香蓮の顔は笑ってはいたが、目は全く笑ってはおらず、俗にいうハイライトが消えている、という状態だった。
後に香蓮式お話を聞かされた篠原美優ことフカ次郎はこう語った。
「いやー、もし、私がこひーの親友じゃなかったら今頃私はこひーに殺されて死んでいたね。正直言ってALOであの〈絶剣〉と対峙したときよりも怖かったわ。」
とまぁ、こんなふうに少し愛情表現が他人より少し変わっている僕の彼女だけど可愛い面も沢山ある。
あれはそう、僕と香蓮が付き合い初めて2ヶ月程たった頃の話だ。
僕は最近流行りのVRMMOに必要なアミュスフィアをお金をコツコツ溜めやっとの思いで買うことができたのである。最初は香蓮がお金を出そうとしていたが、流石に彼氏として彼女にそこまで甘える訳にはいかない、と断りを入れた。その時は少し不満げな顔をしていたので今度また別のことで頼らせてもらうと言ったら、機嫌が治ったので良かった。
その日はデビューということで、このVRゲームというジャンルを薦めてくれた大学の友人と一緒にやろうとしていたが、直前にその友人が急遽予定が入ったため、初プレイはまた今度ということになった。
「残念だったね○○、ずっと前から楽しみにしてたけど・・・。ごめんね、もし、私がやっていたら一緒にできたのに。」
──香蓮が謝ることは無いよ。それにゲームはいつだってできるさ。それよりもせっかく時間ができたんだ。良ければこれから一緒に食事に行かない?
「え!?本当に?嬉しいよ!」
──まぁ、予約も何もできていないし、お金もそこまであるわけじゃないから近くのファミレスとかになっちゃうかもしれないけど。
「ううん、大丈夫。それにお金なら私が出すよ。それを買う時に別のことで頼るって言ってくれたでしょ?ね?今回は私に任せて。」
──分かった、香蓮にそう言われると僕は何も言えないね。
「ふふ、ありがとう。ついでにお店も私が選んでいい?」
──もちろん。君の行きたいお店でいいよ。
「○○ありがとう!それじゃあ早速行こう♡」
そうして僕と香蓮は少しおしゃれをした後、香蓮が選んだお店に向かった。
「着いた、ここが私が○○と行きたかったお店だよ。」
そういう香蓮と僕の前にあるのは都内にあるそこそこ有名なレストランだった。高級レストランではないが、僕みたいな裕福ではない人間がなかなかくることのないお店だった。
──香蓮、ここってそこそこ高いレストランじゃないか?
「うん、そうだよ。でも私が全部出すから気にしないでね。」
──そういう訳には・・・。
「もう、いいからいいから。」
そう言って香蓮は僕を無理やりお店の中に入れる。
中に入ると、店員さんが"いらっしゃいませー。"という声が聞こえ、今更ここから出ることがはばかられてしまった。
「2名様でよろしいでしょうか?」
「はい、大丈夫です。」
20代後半程の男性のスタッフがこちらを尋ねてきて、このような場に慣れておらず、緊張している僕の代わりに香蓮が答える。
「かしこまりました。ではこちらの席にどうぞ。」
そう言ってスタッフさんが席に案内してくれた場所は窓際の外の景色が見える場所だった。
香蓮と僕は席に座ると、メニューを見る。
「○○は何を頼むか決まった?」
──うん、僕はこのディナーセットAにしようかな?
僕が選んだのは比較的メニューの中で安いAセット。いくら香蓮からお金を出して貰えるとしても、ここだけは譲れなかった
「ふふ、もう少し高いのを頼んでもいいんだよ。まぁ、○○がそれにするなら私も同じものにしようかな。」
香蓮は席のテーブルの備えつけられているベルを鳴らす。そうすると10秒もしないうちに中からスタッフさんがこちらにくると、メモ用紙を取り出した。
「お待たせしました。ご注文はお決まりですか?」
「このディナーセットAを2つお願いします。」
「かしこまりました。」
そして、五分もしないうちに料理が運び込まれ。
僕と香蓮は少し早めのディナーをすることになった。
料理はこのレストランの中でも比較的安いものを選んだつもりだったのだが、想像以上に美味しかったく、今度は、お金を貯めて僕が香蓮にこのお店に連れてこようと心の中で決意した。
その後、レストランを後にした僕と香蓮は、香蓮のマンションに行くことになった。
「ただいま。」
──おじゃまします。
部屋の中に入ると香蓮はベッドに座ると、横に来いと言うように、横をぽんぽん叩いていた。
僕はそれに応え、香蓮の横に座ると香蓮はいきなり口づけをしてくる。
「ん、んむぅ、ん、んん。はぁ。」
──今日はいつもより激しいね。
「だって、ほんとなら今日○○はずっとゲームに入り浸って私のことを見てくれないって思ってたから・・・。」
──大丈夫、僕も君のことは第1に考えているから。香蓮が言ってくれればいつでも辞めたよ。
「それでも・・・。私は○○が男ならいいけど、他の女と一緒にいるって考えたら私、私、いても立っても居られなくて・・・。重い女ってのは美優からも言われてるから何となく理解できているつもりなんだけど。やっぱり○○が他の女の子と仲良くしているのをみると感情が抑えられなくなって、、だって、○○はこんなデカ女な私を受け入れて、抱きしめてくれた大切な人だから・・・。」
──香蓮。
「え?つぅっ!?」
俯いていた香蓮に優しく声を掛けてこちらを向いたところに軽くデコピンする。
──自分を卑下しないでっていつも言ってるよね。僕はそうやって泣いている香蓮よりも笑っている香蓮の方が好きだよ。僕も香蓮を泣かせてしまうことが無いように頑張るからさ、ね。笑って?
「っ〜〜〜もう///○○がそういうのなら分かったよ。・・・でもさ、やっぱり少し不安かな。だから、私を思いっきり抱きしめて。」
──分かった。
僕は香蓮にそう答え、腕を彼女の肩に回し、ぎゅっと抱きしめる。先程のキスに加え香蓮のとてもいい匂いが鼻をくすぐり、悲しいかな男の性が少し反応してしまったが何とか理性で押し留めた。
だが、香蓮はそれを見逃さなかった。
「○○、私に反応したくれたんだ。とっても嬉しいよ。」
彼女はそういうと抱きしめられた状態で僕をベッドに押し倒し、僕に覆いかぶさると、もう一度僕にキスをした。
今度はさっきのような激しいキスではなく。今度は軽く何度も啄むようなキス。
「しよっか。」
──香蓮が望むのなら。喜んで。
そのあとはどちらかが気絶するまでお互いを求めあった。いや、どちらか、と言うより結局僕が先に気絶倒れてしまった。それでも翌日の朝に安らかな顔で眠っている可愛い香蓮の顔を見れたことは良かったことだ。
もう一度言おう。
僕にはとても
好評だったら続く・・・。
一応GGO小説なのでSJ編をやるか、やらないかです!
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やるべき。私はGGOを見に来た
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やらなくていい、私はイチャラブを見に来た