Fate/Half of Queen【FGO】   作:8bit侍

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 感想来てた。

 クッソみたいな地の文しか書けなくて申し訳ない。
 後、まだ感想返してなくて申し訳ない。



第2話「真名」

 オルガマリー・アニムスフィアは、怯えていた。特異点に飛ばされた不安に。デミ・サーヴァントであるマシュの視線に。人理継続保証機関カルデアを請け負った責任に。そして何よりも、たった今行われている戦闘の行方に。

 

 

「本物のサーヴァントに防御特化のマシュが太刀打ちできるはずがないじゃない……!」

 

 

 眼に映るのは、堪え忍ぶことに必死になっているマシュ。そして、その後ろでマシュに寄り添う立香の姿だった。二人の表情は険しく、先程の穏和な雰囲気は一切ない。命のやり取りをしているのだから、当然のことである。だが、そんな状況に陥っている二人の姿に、オルガマリーにはどうしても腑に落ちない疑問があった。

 

 

「なんでよ……魔術の基礎も知らない癖に……補欠枠の一般人だった貴女に……!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「どうして、そんな顔(・ ・ ・ ・)が出来るのよ……!」

 

 

 オルガマリーの家系、アニムスフィア家は名門だ。遥かな昔から天体運動を研究し司る魔術師の一門。当主である彼女の時計塔における立ち位置は言わずもがなロードであり、魔術の腕も他の一流のロード達に引けをとらない。3年前に死去した父、マリスビリー・アニムスフィアの跡を継いだ彼女は、人理継続保証機関「フィニス・カルデア」の運用を任される。魔術回路も家柄も素養も十二分の彼女には順風満帆な魔術師生活が保証されるはずであった。

 

 だが、現実は想像を絶するほど過酷であった。それはオルガマリーがカルデアに着手してまもなくの頃に発覚する。

 

 

 

 

 ――彼女にはレイシフト適正がなかった。

 

 

 

 人理を見守る担い手のトップが、レイシフトできない。外部にこの情報が漏れればスキャンダルもいいところだ。様々な魔術機関から横やりが入ることはほぼ確実だろう。下手をすれば、カルデアの所長という役職の剥奪だって有り得る。彼女は司令塔として職務を全うすることで、この事実を秘匿した。そしてカルデアをなんとか誤魔化しつつも運用し、自らの研究を推し進めようとカルデアに関するデータを纏めようとしたときであった。

 

 

 

 

 ――前当主、マリスビリー・アニムスフィアが非人道的な研究を行っていたことが判明する。

 

 

 

 

 それは根源を目指す魔術師としては間違ってはいない。だが、良識を持ちつつも、魔術師として大成を成した父親を尊敬していた彼女にとって、その事実は何よりもショックだった。自分、そして親すらも信じられなくなった彼女は1ヶ月に及ぶ拒食症を引き起こし、誰も信じられなくなってしまう。良識的な父親という虚像を追い続けた道すがら、彼女の人格は魔術師にしては比較的人間らしいものへ成長していた。それが裏目に出たのだろう。いつしか、人の視線や評価を過剰に気にする小心者へと彼女は変貌してしまった。そして最後に、追い討ちをかけるような事態が起こる。

 

 

 

 

 ――カルデアスに異常が発生し、2016年の人類滅亡が証明され100年先の未来の保障がなくなった。

 

 

 

 

 それを受け、協会やスポンサーからの非難の声が山の様に届いたのは、想像に難くない。それからはもう必死だった。カルデアの総力をかけて、ラプラスとトリスメギストスを用い、過去2000年までの情報を洗い出した。その結果、2015年までの歴史には存在しなかった“観測できない領域”である過去の特異点事象を発見。それを破壊することで人理を正しいものへと修正する、謂わば人理修復とも呼べる作戦を始動したのだ。

 

 そして、初の作戦を敢行すべく、指揮を執った時だった。

 

 

 

 

「なんなのよ……本当に……」

 

 

 

 

 謎の爆発事故により、マスター候補生の大半が意識不明の重体。自身はレイシフト適正のない身にも関わらず、特異点F冬木に飛ばされる。そこにはデミ・サーヴァントとして戦うマシュと一般人にも関わらずマスターとして指揮を執る立香の姿。

 

 

「なんで、私が……私ばっかりこんな目に会わなくちゃいけないのよ!!?」

 

 

 限界だった。一体自分が何をしたというのか。前に進んでも、進んでも、待ち受けるのは無理難題ばかり。報われたことなんて一度もない。誰かに吐き出したい。誰かに投げ出したい。けれど、誰にも知られるわけにはいかない。彼女の慟哭は、彼女だけのものにしか成り得なかった。

 

 

 

 

「なるほどな、そりゃ御苦労さん」

 

 

 

 

 不意に声をかけられた。条件反射で振り向き、指先を突き付けた。魔術回路を駆動させ、最短で魔術を構築する。目標を視認したときには、既に魔術を放った後だった。

 

 

「うぉい!? いきなり撃つな! クロークが焦げたじゃないか!」

 

「あ、貴方!?」

 

 

 見覚えのある顔だった。というか、忘れるはずもない。フードの下から覗く機械的な顔が、オルガマリーの瞳に映し出される。相変わらず機械の癖に表情が豊かであることが、今の彼女には無性に腹正しかった。いちいち癇に触る反応を見せる英霊にオルガマリーの堪忍袋はついに限界を迎える。

 

 

「一体何処行っていたの!? マスターである彼女を放り出して……早く彼女達を助けなさいよ!」

 

 

 怒りをぶつけるも、その英霊は肩を竦める。助ける素振りも見せない。いよいよ意味が分からなかった。召喚時に、協力すると言ったのは偽りだったのか。そもそも本当に英霊なのか。糾弾を意味する言葉が次々と紡がれていく。

 

 

「なんなのよ……こんなに頑張っているのに……! どうして誰も……!!」

 

 

 それは、目の前の英霊に向けた言葉か、はたまた、この場にはいない不特定多数の人間に対してか。彼女が最後に綴ったのは、怒りでも憤りでもなかった。

 

 

「お願い……助けてよ……!」

 

 

 救済を求める懇願が、彼女の頬を伝う。

 

 それ以上は、何も出なかった。否、そもそもそれ以外になかったはずだった。自分以外を信用できない。そんな状況が、彼女の本心を押し潰した。強がりの裏側に弱さを隠すことしか赦されなかった。

 

 

「――なんだ、ちゃんと言えるんじゃないか」

 

 

 だがたった今、そんな強がりは全て引き剥がされた。何故なら、この場に居るのは自分とは関係のない、名も知らないただの英霊(たにん)。そんな奴に自分の心を吐露したところで、肯定も非難もない。ただ、客観的に事実を受け止め、気ままに判断されるだけだ。だからこそ、巣食った虚栄の全てを吐き出せた。だって、関係がないのだから。だが、最後だけは違う。それは人間らしいオルガマリーだからこそ持ち続けられた――。

 

 

「オーケー、助けよう。それがお前の望みならな」

 

 

 ――唯一の(ほんね)なのだから。

 

 

 

 

 

 ◇ ◇ ◇ 

 

 

 

「てなわけで、気持ち悪い曲芸をするソイツの腕を吹っ飛ばした次第だ。お分かり頂けたかマスター?」

 

「ちょ、ちょっと!? なに勝手に話してるのよ!?」

 

 

 いけしゃあしゃあと、今まで誰も打ち明けてこなかった内心を暴露され、赤面するオルガマリー。これに関しては、小心者とか関係なく誰でも焦る。それを聞いた立香とマシュは少し考えるものの、二人で彼女を宥めることにする。ロマニに至っては『うぅ……あのマリーがちゃんと本音を話すなんて……!』と我が子を見守る親のようなことを口に出していた。それだけならよかったのだが、『愛されてるじゃないか、弄られる程度には』と英霊(ヤツ)が茶化すものだから、再度オルガマリーにガンドをぶっ放されていた。

 

 察しているとは思うが、戦闘は既に終了している。黒い影が『何奴――』と振り向いた瞬間、ロボが眉間に銃弾を撃ち込み終了。なんとも呆気ない終幕だった。先程まで命の危機に晒されていた立香には勝利したという現実味が薄く、微妙な表情しかできなかった。

 

 一通りのやり取りを終え、とりあえず解消されていない疑問を立香はぶつける。

 

 

「……ていうか、いままで何処行ってたの?」

 

「ちょっとした探検だ。というか、敬語やめたのかマスター」

 

「ご不満?まあ、不満だったとしても変えないけど」

 

「……あれ? もしかして……いや、もしかしなくても怒ってる?」

 

 

 

 

 

「別に? ただ、勝手に動かれるなら私も勝手に動こうと思っただけですけど?」

 

「「「…………」」」

 

 

 

 

 

 

 え、なんか割とマジで怒ってる。

 

 全員がそう思った。まるでツーンという擬音が聞こえてきそうな程度には口を尖らせる立香。会話こそしているが、常にそっぽを向いて発言するあからさまな態度。今まで、特異点に飛ばされようが、所長に嫌味を言われようが、文句ひとつ吐かなかった、あの立香が怒りを顕にしている。これには全員が目を剥く。様子こそ稚拙であるものの、弁明など赦さない凄みがそこにはあった。

 

 だがまあ、サーヴァントととしてのマスターの護衛を疎かにする所か勝手に許可もとらずに出歩かれたのだ。そして 未然に防げたはずの命の危険にさらされた。しかも、反省している様子はない。それが不運が重なった結果だったとしても、オルガマリーやマシュに負担をかけたとなれば、流石の立香もキレざるを得なかった。

 

 

 

「あー、まぁ……その、機嫌直してくれ?」

 

「……(ムスー」

 

 

 

 

 

「えー、あー……ほら! 探検で分かったこともあるぞ! 聞きたいんじゃないか?」

 

「……(プイッ」

 

 

 

 

 

「…………だぁぁもぉぉーー!! 悪かった!俺が悪かったよ! 謝るから機嫌直してくれ!」

 

 

 割と直ぐに折れた。言葉選びだけで見れば、赤点もいいところな謝罪。だがまあ、今までの態度からすれば十分なのではないだろうか。立香自身もそう思えたのか、初めてロボの方へと向き直った。

 

 

「……ちゃんとこれからは相談する?」

 

「するする! なんなら賭けてもいい!」

 

「賭けはどうかと思うけど……はぁ、まあいっか。よし許す!」

 

 

 次の瞬間には、不満げな表情をした立香の姿は消え、いつも通りの立香が帰ってきていた。それをみてロボを胸を撫で下ろしたような表情をしていた。何度も言うようだが、ロボなのでそれの通りの意味合いを表しているかは不明である。

 

 

「あ、そうだ。許すついでに少しお願いがあるんだけど」

 

「もちろん聞くさ。言うだけなら何だってタダだからな」

 

「そっか。じゃあ言うね」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「――貴方の真名(なまえ)を教えて?」

 

 

 少し小首を傾げて、要望をだす立香の姿を、マシュは蠱惑的だったと後に表現する。

 

 だが、実際真名(そのこと)についてはこの場にいる全員の疑問であった。立香たちは、目の前に立つサーヴァントの情報をまったくと言っていいほど持ち合わせていない。故に、情報の開示を要求することは至極普通なことである。

 

 だが、このことにロマニとオルガマリーは息を飲んでいた。正直、真名さえ掴んでしまえば、出典から素性やスキル、宝具だって割り出せてしまう。英霊にとってはトップシークレット言っても過言ではない。それを立香はストレートに、何も(ぼか)すことなく聞いた。それは知ってのことか、はたまた偶然かは本人のみぞ知ることだ。

 

 だが、彼は召喚時に黙秘をすると公言している。英霊にとっての最も重要なことを、易々と口にするわけがない。交渉するにも立香が怒っていたという手札(カード)だけでは些か役不足だ。彼女の強かさには驚いたオルガマリーだったが、改めて置かれた状況を冷静に分析した結果、流石に強引すぎると判断を下し、溜め息をついた。

 

 

「そんなことか。いいぞ、別に」

 

(いいの!?)

 

 

 内心盛大にずっこけるものの、真名を聞く好機を逃すわけにもいかない。内情を悟られないよう、内心に押し止めるオルガマリー。どこから見ても完璧なポーカーフェイスを貫いた。口元がヒクついてる気もするが、きっと気のせいだろう。

 

 

「じゃ、改めて自己紹介だな。ちゃんと耳の中の掃除はしたか? 1回しか言わないから、よーく聞いてるんだぞ?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「俺の名は◼️◼️◼️◼️。ハンターヴァンガードの司令官だった男だ」

 

「……え?」

 

 

 立香は声を漏らす。

 

 聞き取れなかった。いや、聞き取れなかったのは一部だけだ。問題は、ソコが最も重要な部分だった事。だが、違和感がぬぐえない。いや、何となく理解できていた。私は聞き取れていたことを確信している。ただ、認識ができなかったのだ。その言葉は、正しい我々が普段連ねている言語であり、自身でも理解できるもののはずだった。だが……陳腐な物言いになるが、立香にはその言葉が分からなかった(・ ・ ・ ・ ・ ・ ・)のだ。

 

 

「所長、今のは……」

 

「……Dr.ロマニ、聞こえましたか?」

 

 

 レイシフトしている自分たちだけに干渉する認識阻害系の魔術の影響を示唆したオルガマリーが、ロマニに問いかけた。

 

 

『観測はできたよ……けど、ログを再生しても意味がない。何故なら、僕たちが認識できていない(・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・)

 

 

 当てが外れたことに舌打ちながらも、直ぐ様別の可能性を考察する。そんな状況に着いていけない立香は、何かやらかしてしまったのだろうかと、首を傾げていた。そんな最中――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……ん? なんだ? オイオイオイ、まるで俺がスベったみたいな空気じゃないか。言いたいことがあるならハッキリ言ってくれ」

 

 

 一気に全員が沈黙する中で、空気を読めないヤツが一人だけいた。名乗った張本人である。どうやら自分が原因だと本気で分かっていないらしい。これには、オルガマリーも思考中であった脳を、他人を罵倒する表現を引き出す辞書へと切り替えた。そしてありったけの苛立ちを言葉に乗せるべく、口を開いた。

 

 

「あの……スベったかどうかはわかりません。ですが、この状況を作り出した原因はほぼ間違いなく貴方にあるのではないかと、私は推測します」

 

 

 だが、最も早く口を出したのはオルガマリーではなく、彼の主である立香でもない。最も温厚そうなマシュだった。

 

 マシュは比較的大人しい性格であるものの、生真面目な側面が多い。だが、そこにあるのは前向きな善意だ。自身以外の人間は全員が先輩と公言しているだけはある。相手を立てることを忘れず、それでいて愚直なまでに真っ直ぐな言葉をロボに浴びせた。

 

 

「お、おぅ。以外と歯に衣着せないんだなガーディアン……」

 

 

 実際、純粋な視線や言葉が大人にとって致命の一撃に至るのはよくあることである。現に、饒舌だったロボは面食らい、ダメージを負っている。「慣れるまで時間がかかりそうだ……」とぶつぶつと呟いていた。

 

 

「最新の英霊……知名度のない所属(ハンターヴァンガード)……聞き取れない真名……もしかして貴方――」

 

 

 オルガマリーがハッとした表情で顔を上げた。流石にこれだけ情報が提示され、根源を目指す魔術師、延いては時計塔のロードたる人間が事実のひとつも見出だせない理由はない。純然たる可能性の一筋にその思考は至った。

 

 

「――未来の英霊なの?」

 

 

 英霊が英霊として世界意思によって登録される場所は「英霊の座」と呼ばれ、その場所は根源と通じていると推測されている。その場所に時間という概念は無い。それはどの軸に対しても同様と言える。故に、有りうるのだ。今現在から遠い未来の英雄が、英霊として迎えられ、現代に降り立つという奇跡が――。

 

 

『……! そうか、確かにそれならある程度辻褄が合うけど……でも、別の問題が浮上してくるんだよなぁ。未来の英霊ってだけで、真名が隠蔽されるような事態が起こるとも思えないし……いや、待てよ。むしろ彼が来たこと自体が……ブツブツ』

 

 

 それらの事実に納得、そして疑念を抱くロマニ。無理もない。導きだされた答えはひとつだけ。しかも未だ、仮定の域を出ない。立証するための根拠がないのだ。無論、それらすべての解を持っているのは本人だけ。結局のところ、あれこれ推測したところで本人が黙秘、もしくは「NO」と言われてしまったらほとんど振り出しに戻ってしまう。

 

 ただ、問答に確かな意味はある。少なくとも、まだ彼はこちら(カルデア)側であることは違いない。マスターを脅威から救ったことは紛れもない事実だ。彼らにとって正しく、至って善良な行為。それ故に、未だブラックボックスである彼の行動原理が恐ろしく映る。傍目から見ればただの、剽軽(ひょうきん)な英霊。但し、全貌どころか真理の片鱗すら見えない。その対比が彼らにとって、どうしようもなく恐ろしかった。

 

 

「……なによ。急に黙って……な、何か言いなさいよ」

 

 

 押し黙るロボにたいして口撃加えるオルガマリー。それは真意を問いただしたいという想いと刹那的な畏怖が強い口調へと転化したものだ。威嚇や侮蔑などではない。あくまで、真摯に目の前のロボに向き合おうと努める彼女なりの精一杯だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「――聞いておきたいことがある」

 

 

 

 

 

 

 静かだった。

 

 その様子を、立香はそう感じた。その声は慈しむ様で、それでいて残酷で、そして何より――

 

 

「それを知ってどうする。俺を……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「また、止めるのか――?」

 

 

 

 

 どこか悲しそうだと、そう感じた。

 

 

 




 戦闘シーンカット。アサシンが姿晒して戦った時点で負けだと思います。黒化してるからヒャッハー状態ってことでここはひとつ。



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