今回はチートキャラを作りました。
神様に転生させて貰ったチート野郎はどんな物語を繰り広げていくのか……それはお楽しみに。
なんか色々とふざけました。
オレの名前は『
しがない普通の人間……だった奴だ。
そんなオレは車で引かれて転生。神に会って特典として『膨大な魔力』と『人の常識を越えた身体能力』を貰った。
その時に魔力の使い方とか色々教えてもらった。どんな世界かは教えてくれなかったが、大丈夫だろう。
それとオレを異世界に送るときの目が哀れな人物を見るような目に見えたが、気のせいだろう。
「ここが異世界か……」
オレは目を開けると森の中に居た。
周りを見渡すが、一面森ばかり。上を見ると雲ひとつ無い晴れ晴れとした天気だった。
ここを探索すれば美少女に会えたりするか?そしてハーレムを……ぐへへ。
そんなことを考えていた時だ。オレの目の前の草むらが揺れた。
誰だ?美少女か、モンスターか……なんか怖いから攻撃する準備しよ。
「キッシャー!」
そんな鳴き声と共に姿を表したのはモンスターだった。
子供程の身長で鉄で出来た棍棒を手に持ち、時代劇で着てそうな鎧と兜を着ている。鎧の間に見える肌の色は緑色。
そう、奴の名は……
「ゴブリンか」
そう、よくある異世界系では最弱と言われるゴブリンである。
なんか装備がゴブリンにしては過剰な気がする。
某スレイヤーだと強キャラだからなぁ……あれだ、簡単に言うと強いと怖いな。
「キシャー!」
ゴブリンは鳴き声と共にジャンプし、棍棒をオレの頭に振ってきた。
は、速い!?オレは棍棒を目に捉えた頃には、棍棒は残り数センチにまで迫っていた。
オレは首を下の下げ、攻撃をかわした。
棍棒がオレの頭があった場所を通ると、その攻撃で風が起こり葉が揺れ、木々が折れる音が聞こえた。
あ、危ない……髪が切れたがなんとかかわせた。
こいつは……ここで倒さないと不味い!
オレは片方の手のひらに魔力を溜め始めた。魔力は手のひらを中心に、竜巻のように回転するように集まり始めた。
ゴブリンが空中で身動きが取れない内に、標準を合わせる。もう片方の手で、手首を掴みぶれないようにする。
「『最終奥義・DETAH』」
魔力が回転するようにビームへと形を変えた。
そのビームは木々をへし折り、ゴブリンごと空へ吹き飛ばして行った。
「はぁ……はぁ……」
オレは体の中の魔力を殆ど使い、その場に倒れた。
全力で走った後みたいに、疲れるなぁ。
それにしても、さっきのゴブリン強すぎないか?もしかしてこの世界で最強なのか?
速く村か何処かに向かうか。
そうして起き上がろうとしたときだった。先程と同じように草むらが揺れた。しかし、先程とは違うことがあった。
「…………」
お、おいおい……
草むらから姿を表したのはゴブリンだった。
これ以上はキツいってよ。
『テレポート』とか使えるが、魔力が切れた。
跳んで逃げるしかないのか?否、先回りされるから意味無いか。
は、ははは……せっかく転生して、チート特典まで貰えたのにまた死ぬのか。
「キッシャアァ-!」
ゴブリンは棍棒を持ってオレに攻撃してきた。
オレは目を閉じた。
……あれ?
いつまでもたっても攻撃が来ない。そんな違和感を感じて目を開けると、ゴブリンが吹っ飛んでいた。
そしてオレの近くには和服を着た少女が居た。
「大丈夫かしら?」
「あ、あぁ」
この少女が倒したのか?
だとしたらどんだけ強いんだよ。もしかしてこの少女がこの世界で最強なのか?
「貴方、ここでは見ない顔ね。何処からか来たの?」
「ここの常識も何も覚えてないんだ。悪いが教えてくれないか?」
こういうときは記憶が無いとか言って誤魔化した方が楽だ。
それと同時にこの世界と知れて、もしかしたら衣食住が確保出来……たら良いなぁ。
「しょうがないわね。この世界は『ああああ国』と言うのよ」
酷い名前だ。
それってゲームで適当に名前を付けたらなるやつだろ。
「そしてこの森は『初めての森』子供が良く遊びに来るのよ。たまにゴブリンが出たりするけど、子供と同等程度の力しかないけどね」
……え、あのゴブリンが子供と同等?
それに初めての森?もしかして……
「それより、私に着いてきなさい。村まで案内するわ」
「あ、はい」
この世界って、チート以上のチート世界なのか?
よし、これからは静かに過ごそう。ハーレムとかもういいや。モンスター怖いし。
そうしてオレは静かにこの世界で暮らそうと決めた。