日記帳。   作:⚫︎物干竿⚫︎

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年単位で久しぶりとはワロタ。ワロタ………(白目


幼馴染。

j月U日

 

ユー君のお店に来るお客さんは殆ど魔物の人達になっちゃったけど、今日も普通に営業です。ていうか、魔物の人達が普通に村に居る状況に慣れている自分にちょっと驚いた。まあ、ユーリアが居る時点で今更だよね。

 

村自体も魔物の人達と交流するようになってから活気が付いてきた。お爺ちゃんが早くユー君に腹くくって村長になって欲しいって言ってたけど、無理だよね。すっごく楽しそうにしてるし。

 

基本的にお店に来る魔物の人達ってまともって言うか、下手な人間よりも理性的なんだけど、たまに本性むき出しで来るから困る。今日もサキュバスだっけ?男の人の、あ、アレで生きてるって言う女の人が来たけど、アリスとユーリアの笑顔の威圧でさっさと帰って行った。ありがとう2人とも。

 

その後に来たオークって言う魔物の男の人はなんていうか凄かった。

背が大きいって言うのもあったけど、外見がやっぱり特徴的だよね。でも、優しくて良い人だった。ていうか、ユー君酷いよー。女の子にとってはかなり大事なことなんだよ?

 

 

j月p日

 

 

今日はお店はお休み。理由はわかる。今日はユー君のお父さんが亡くなった日だから………

 

特に用事もなかったから今日はお爺ちゃんのお手伝いをしている。手伝いと言っても大した事じゃなくて頼まれたものを届けたりするだけで、そう難しいことはやっていない。本当ならお爺ちゃんが今やっていることは私のお父さんがしていないといけないのに、ずっと小さい頃に私をお爺ちゃんに預けてから、お母さん共々村に帰って来て居ない。

 

なんで?村が嫌いなの?

私はお父さんもお母さんも嫌い。もう、顔も声も思い出せないけどね。

 

 

「きゃ⁈」

 

「おっと、失礼」

 

そんなことを考えていたら人とぶつかってしまったけど、謝るよりも先にその人は走って行ってしまった。なんだったんだろう?

 

その後になぜか完全武装したアリス達にも会ったけど、理由はよく分からなかった。

 

 

j月q日

 

 

今日はちょっと時期外れと言うか、色々あって先送りになっていた収穫祭があった。皆、忘れていたみたいでちょっとおかしかった。

 

ユー君。ちょっと不謹慎じゃないかな?このお酒の量は。まあでも今年は色々あったし、皆も楽しそうだし別にいいよね。

 

お酒で盛り上がっていたのもあるんだろうけど、大工さんのところの男の子と宿屋の看板娘の子が結婚することになった。良いなあ。私もユー君と結婚したいなあ………

 

 

ちなみに結婚式は次期村長としてユー君が執り行うことになった。本当は教会の神父さんがやるものなんだろうけど、リーツ村には居ないからね。だから、ユー君文句言わない。

 

 

j月b日

 

 

冬も近付いて来て、外が少しずつ寒くなって来た。

そんなところでユー君が面白いものをお店に仕入れた。魔物の人達の間では一般的な温暖道具の温暖石と言うものらしい。

 

これ凄い。暖炉よりもよっぽど部屋が暖かくなるよ。ちょっとお値段はするけど、これなら誰でも買っちゃうよ。案の定飛ぶように売れたね。ユー君が驚いてるのを久しぶりに見た気がする。ただ、売れ過ぎるって言うのも困りものだね………

 

大量の追加発注品の山が凄いことになってるよ。まあ、すぐに無くなるんだけど、

 

 

j月x日

 

 

本格的に冬に入って、大分外が寒くなって来たけど、お店の中は温暖石のおかげでポカポカ。文明の利器ってすごいね!

 

「ほぇ〜あったかくて部屋から出たくなくなっちゃいますねぇ………ハッ⁈これは堕落の予感!」

 

ティエルちゃんが何か言ってるけど、たしかにコレは人をダメにしちゃいそうな暖かさだよねえ。

 

そんな風にちょっとダラけてユー君に怒られながらちらほらとやって来るお客さんの相手をしていたある日、ユーリアの側近の人がお店にやって来た。

 

あー、ユーリアのお婿さんかあ。最近忘れそうになってるけど、ユーリアって魔王なんだもんね。そこらへんは大変だよね………でも、なんでそこでユー君の名前が出るのかな?

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