とりあえずとっ捕まえて話を聞いてみれば簡単な事であった。
そもそもクリークの知識…原作の世界線において麦わらの一味はレッドラインの手前、シャボンディ諸島に到着し新世界に入る為の準備を行なっていたとの事。
元来レッドラインは世界を分かつ壁であり、それを越えてグランドラインの後半。、通称"新世界"に行く手段は上から行くか下から行くかの2つであり、一つは船を置いてレッドラインを登頂する方法。
最も専用エレベーターなどの手段があるとは言えこれらは世界政府や公的組織の使用しか認められていないので海賊が使用するのは不可能、偶に素手で登ろうとしたり壁に穴を開けて通ろうとする海賊もいるらしいが、これらは現実的では無いので割愛する。
そしてもう一つは海底に潜り魚人島を経由して"新世界"に行く方法であり、クリークとて魚人島に用事があった際にこの方法にて海底に向かったこともある。
だがこれには船に対して"コーティング"と呼ばれる特殊な技術が必要であり、いわば自身達の船を特殊な技術で一時的に潜水艦にする方法でシャボンディ諸島にはそれを行う"コーティング職人"達がいる為一味はそれぞれ手分けして準備を進めていた所それは起こった。
黒ひげ率いる"海賊連合"の襲撃である。
一瞬で大混乱へと陥ったシャボンディ諸島であったが、そこに海軍が介入した事で事態はより一層混迷を究めた。
元々新世界に行く為に上陸していた海賊と数が減ったとは言えヒューマンショップや人攫いなどシャボンディ諸島に潜む裏社会の面々、そしてそこに襲撃をかけてきた海賊同盟とそれらを受けて出動したシャボンディに駐屯していた海軍と本部から応援で到着した海兵達。
またこれらに加え一般の賞金稼ぎや新世界に入る事を諦めドロップアウトした海賊達が入り混じり、誰も彼も正しい状況が把握できておらずブルックも他と同じく仲間達と散り散りになって、何かあった時の合流先として指定されていた"サウザント・サニー号"の元へ向かっている時にその男は現れたらしい。
そして「旅行するなら何処へ行きたい?」との質問に答えた所、次に気づいた時にはこの島にいたとの事であった。
「いや〜びっくりしましたね、ロビンさんに教わってはいましたが何たって七武海ですよ七武海。
わたしびっくりして目玉が飛び出すかと…まぁ、わたし目無いんですけど!」
ヨホホホと笑う骸骨にクリークは少し思案する。
原作でも確かに同じ場面はあり、シャボンディ諸島にて麦わらのルフィが天竜人に手を出して黄猿率いる海軍が介入、その過程でとある目論見をもって"暴君"バーソロミュー・くまが介入、一味は世界中バラバラにくまの能力をもって散り散りとなり、そして我らが主人公である"モンキー・D・ルフィ"が兄を助ける為に白ひげ海賊団と海軍がぶつかり合う"2年前"において大トリを飾る"頂上戦争"へと事態は発展してちくのだが…この世界線では"頂上戦争"は起こり得ない。
くまの介入は聞いているし、何故ここに飛ばされてきたかは知らないが、ブルックが飛ばされている以上麦わらのルフィも同じく別の場所に飛ばされたのだろう。
だが原作と違って白ひげと海軍がぶつかり合う理由が無いのだ。
確かに先立って戦力漸減と称して白ひげとガープandゼファー 率いる海軍艦隊がぶつかりあったが、それも世界政府の目を誤魔化すための軽い小規模なものであり、何より頂上戦争の引き金となった"ポートガス・D・エース"が普通に七武海をやっており、黒ひげがエースを手土産にする必要も無い。
よしんば高額賞金首をぶら下げて黒ひげが交渉しようにも、"ちょっとした"誤解により黒ひげは"オハラにおける世界政府の役人襲撃"、フィッシャー・タイガーと並び"聖地襲撃における主犯"及び海賊を率いての"インペルダウン壊滅の主犯"とされているのだ。
そんな罪状を持ち、海軍からも世界政府からも目の敵とされている故に七武海に入る事は出来ず、エースを手土産にする事も出来ず、可能性としては何らかの手段を用いてのグラグラの実の能力の奪取であるが…"とある時"を境に病状が回復してきたあの元気溌剌爺さんが負ける姿が想像できないので一旦置いておく。
兎にも角にも原作において大きなターニングポイントとなった"頂上戦争"は起こり得ず、それに付随する諸々も発生し得ない。
一先ずブルックの身柄は十分にバックバンドとして通用するその腕前をウタが気に入ったらしいので彼女に任せ、そのままテゾーロの元へ。
手長族の所に飛ばされていたが…ロビンは橋の国だったな、居場所を確認すべきか…と考えつつ、そのまま田中さんを通して最上階のフロアへ向かう」
「シャボンディに関しては聞いたか?」
「あぁ、にしてもお前の知識とは随分と違った方向に進んでいるようだがな」
「さて大まかには決めていたが…どう動く?」
テゾーロはクリークの"知識"について知っている…正確にはクリークが未来予知の知識としてテゾーロに教え込んだものであるが、それ故にクリークとは別の視点で物事を把握出来るため2人は"共犯者"としてほぼ全てを話し合っている。
だが、未来予知と称したクリークの知識は麦わらのルフィとビッグマムがぶつかり合った"万国"の半ばまでであり、それ故に大きく変化したこの世界がどうなるか、この世界へどう挑むか。
"今までに起こした、起こった変化"を踏まえてこの先どう動くかについてテゾーロと確認すべく口火を切ったのだった。
頂上戦争起こらないよ!(エースが白ひげ海賊団に加入していない)
エースくんは捕まってないよ!(エースが黒ひげに捕まっていない)
白ひげは回復済みだよ!(海のヘソでの主人公の迂闊な願いによる副産物)
黒ひげは七武海になれないよ!(誰かが名前を騙って弩級の大犯罪を起こしている)
原作と同じく麦わら一味はバラバラとなれど、クリークの介入により原作との剥離がだんだんと大きくなっている模様。
獣の王の力を手に入れ変貌体となったクリーク、獣の王なのでミンク族の特殊な能力や劇場版ボスのような能力はありますか?
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高熱"劇場版ボス"
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エレクトロとスーロン
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エレクトロだけ。
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肉体や覇気の強化のみ。